2007.11.20

今どきのザック

ハイキングを始めた娘に付き合って久しぶりに登山ショップに出かけました。

今までは親父のお古を使っていたのですが、「臭いから自分のザックがほしい」などとは誠に失礼な言いぐさです。
まあ、私の小型ザックはほとんどがクライミング用に考えられているもので、ハイキングとしての使い勝手はイマイチなのは確かです。
ここらで自分専用のザックを買ってもらいましょう。

Lena25_2いろいろと背負ってみましたが、最終的に選んだのがmt.daxの25Lザックでした。
日帰りハイキングに特化されていて背負いやすく、かつオマケも魅力でした。
オマケとは?
ザック底面にレインカバーが収納されています。
雨が降ってきたら底面のジッパーを開けてカバーをスルスルと取り出せるという優れモノです。
さらには、ストックの収納カバーとストック専用サポートも付いていました。
まあこちらの方は余分な気もしないではないですが・・(笑)

オマケが内蔵されているせいか他の25Lザックに比べると実質的な内容量がやや少ない感じもしますが、日帰りなら不足はしないでしょう。

いずれにしても、初心者ハイカーが最初に購入するには好適なモデルだと感じました。
モデルの名はたしか「レナ25」だったと思います。

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2007.09.30

ウィンチの威力におどろく

070930rescue01救助隊による「救助用具の講習会」の日でしたが、あいにく朝から本降りでした。

「雨のため本日の講習会は中止します。」という知らせを内心期待していたのですが、そこは天下の救助隊です。
そうは問屋が卸してくれません。

「救助に雨も晴れもない!」といわれればそのとおりです。
内心はともかく、メンバーのだれひとり愚痴もこぼさずに時間どおり講習場所に集合したのは立派でした。

さて、レスキュー用ウィンチの存在はもちろん知っていましたが、今回見るのさわるのも初めての経験です。
まずは外観のシンプルさと予想外の軽さ(約10kgとか)におどろきました。
ウィンチの本体部分はボート用のものを転用しているとのこと。
070930rescue02それに、ブロッカー(ストッパー)とプーリー(滑車)の組み合わせで大小2とおりのギア比による引き上げ力が発生されるようになっています。

本体部分にロープを3回巻いてからハンドルを回すだけで200kg近い重量を大人一人で引き上げることができます。
チームレスキューには欠かせない最新兵器ですね。
こんなすごい装備がわが救助隊にあるとは知りませんでした。
これなら故障モチの私でも左手一本あれば助け上げることができます。(笑)

そのほか、レスキューハーネスの装着や1/4引き上げ法などの実演が行われました。
レスキューには覚えなければならないシステムや技術が目白押しです。

070930rescue03ひとつひとつやってみて感じることは、「事故はけっして起こしてはいけない」ということですね。
事故者もつらいでしょうが救助者も本当に大変です。

事故を少しでも減らすためには予防第一。
そして、万が一事故に遭ったときはセルフレスキューでどこまで安全圏に戻れるか。

できるだけ早期にチームレスキューにバトンタッチできる体制をつね日頃から意識しておく姿勢が必要だと強く感じました。

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2007.09.16

レスキューザックを使ってみる

グレゴリー社のレスキューザックを実地で使う機会がありましたので簡単に報告します。
場所は奥武蔵の天覧の岩場。
県連救助隊の持ち物です。

P1030206s以前、会の例会(室内)の時に組み立てたことがありましたが、その時の印象はとっても悪いものでした。
まず付属している取説がわかりづらいのです。
さらには付いているテープ類やバックル類が多くて、どこにどう接続していいものやらさっぱりでした。
ザックをばらして、負傷者を搬出できる状態にもっていくまでに10数分かかった記憶があります。

そこで実地訓練の今回もあまり期待していなかったのですが、意外にも組み立てが簡単という印象に大きく変わりました。
最初は10分近くかかったものの、2回目には5分以内で、そして3回目以降には4分以内で負傷者を搬出できる状態にまでもっていくことができました。
2,3度実地で経験してみればすぐに慣れます。

骨折など自力歩行が困難な傷病者を救急車両の入れる山麓まで搬出する際の大きな武器になりそうです。
チームレスキューの現場では重宝しそうですね。

数10kgの体重のある人間を背負うので、ザックのつくりは頑丈になっています。
通常は50Lのザックとして普通に使えるそうですが、実際50Lも入るかなあ?という感じは持ちました。
持った感じでは同サイズのザックよりも重いという感じを受けましたが、調べてみたら2,300gしかありません。
50Lザックとしてはけっして重い方ではないと思います。

セルフレスキューの現場では普段使っているザックを搬出用に工夫して使いますが、背負った感じはぜんぜん違います。
背負い搬出用としては格段に性能が上なので、山岳会の共同装備として1個あっても良いかもしれませんね。
このザックで山行をするメンバーには共同装備を少しだけ軽くしてあげれば良いだけですから。

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2007.06.30

リユースかな?

決算セールとかボーナスセールとかで、登山ショップで買い物したときによくもらうのが布製の簡易バッグです。
軽くて強いのでテント泊などの私物入れやロープバッグなどに利用しています。

しかし、何十年も山の店を巡っていると、この手のバッグもたくさんたまってきます。
当然タンスの肥やしになっているものもあって、処分に困ってしまいます。

P1020976sそこで、ちょっと工夫して新しい使い方を考えてみました。
「工夫」といっても大したことではありません。
電気掃除機の本体を簡易バッグにすっぽり入れて、排気口と電源コードのところに孔を開けただけです。

バックには背負い紐がついているので、掃除機をそのまま背負って掃除をすることができます。
なにが便利かというと、階段の掃除やタンスの上のホコリを吸い込むときなど非常に楽なのです。
あちこち散らかし放題の部屋でも、本体が邪魔にならないのでスイスイ仕事がはかどります。

P1020974_filtereds最初はバカにしていたカミサンも、最近ではお掃除バッグの威力を認めてくれて、私を「主任掃除士」に任命してくれました。
(苦笑)

これって、「3R」のうちのリユースにあたるのでしょうか?

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2007.01.07

アイゼンの爪を研ぐ

070107eizen01登山雑誌「岳人」は毎号タイムリーな企画を掲載してくれます。

創刊60周年を迎える今年、一年間のキーワードは「スタンダード」だとか。
「岳人」が示す「スタンダード」には大いに興味がありますが、あんまり高い<標準>だと困るなあ。(笑)
ところで、1月号のテーマは「冬山スタンダード」でした。
このブログの読者の皆さんはすでにお読みですよね。
岳人冬山スタンダードに挙げられた10のルートはいずれも1本でお腹がいっぱいになりそうなものばかり。
厳冬期にこれらのルートをすべて登りきれば、どこに出しても恥ずかしくない立派な登山者なんでしょうね。

070107eizen02さて、それはともかく、今回のブログのテーマは「アイゼン研ぎ」です。
おなじく「岳人」1月号のブルーページ(MOUNTAINEERING SEMINAR)に今月号からはじまった山岸尚将氏の「教科書になかった登山」という連載記事です。

以前、このブログでもアイゼン研ぎのことを書いたことがありました。
その時は、登山ショップに爪研ぎを依頼した時のお話しでしたが、今回は自分で研ぐお話しです。

アイゼンの爪研ぎははっきり言って面倒くさいですね。
今まではあまり気にしていませんでしたが、昨年からアイスクライミングを始めてからは「爪研ぎ」の重要性に目覚めてあれこれとヤスリを物色していました。
ところが、こういうメンテに関する教本がなかなか見つからなくて、ついついさぼっていたのが本音です。

070107eizen03今月号の連載記事を読んで、恥ずかしながらはじめて「甲丸ヤスリ」が良いということがわかりました。
そこで、近所のホームセンターでヤスリを購入し、さっそく研いでみました。
テーブルの上にバネ式の万力でアイゼンを固定して、前爪の4ポイントを中心に研ぐわけですが、研ぐ爪によって力を入れる方向が変わるため、そのたびに万力を固定し直さなければならず確かに時間がかかります。

記事でも触れていましたが、時間を無駄にできないサラリーマンなら「禁断の工具」であるディスクグラインダーを使う(自己責任で)のも一方法だと思いました。
電動工具を不用意に使うと鋼の性質を変化させてしまい逆効果になるそうですが、時間短縮という甘い誘いには勝てそうにありません。
しかし、価格が6~7000円もします。アイゼンの爪研ぎ以外、他に使い道が見あたらないのでカミサンに隠れて買うしかありませんね。
トホホ、、

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2006.12.24

量り売り

Nikwaxs以前このブログでもNIKWAXのことを取り上げたことがありますが、今回は量り売りのお話しです。

当会のm3nbさんから「ヨシキスポーツではNIKWAXを量り売りにしてくれるよ」という耳寄りな話を聞いていたので、お休みを利用して買ってきました。

お店をのぞいたらたしかに大きなポリタンクにたっぷりと入っています。
で、さっそく購入。

通常のボトル入りよりも2/3程度の価格で購入できるのはありがたいですね。
ヨシキスポーツによれば、「全国でもウチだけでは?」と胸を張っていました。
残念なことは、スプレーONタイプのWAXがないこと。
洗濯機に直接入れるダイレクトWASHINタイプのWAXと洗剤(テックウォッシュ)のみがラインアップされています。

ペットボトルをお店に持っていって量り売りで購入するところなど、昔のお酒や醤油の量り売りを思い出しますね。
余分なゴミを出さないし、環境にも優しいすぐれた販売方法だと思いました。

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2006.08.20

プルージックロープ

060820_rope02エーデルワイス(EDELWEISS)社のプルージックロープを買ってみました。

径7mmのこのロープは、プルージック専用につくられたものです。
このロープでつくったプルージックは、しなやかでループの上下動が円滑に進む利点があるそうです。

普通メインロープ径との差が大きいほど制動がよく効くと言われているプルージック結びですが、今回9mm径のメインロープに対して3:1の引き上げシステムをつくり試してみたところ、7mm径でも十分に効くことがわかりました。

060820_rope01通常使われる6mm径に比べてロープ強度が増すので、セルフレスキューの現場では頼りになりそうです。

7mm径ということと、スリングの結び目をプルージックの結び目に持ってくる「ブリッジプルージック」結びのおかげで、プルージックの欠点である効き過ぎによる締まりすぎ現象もありませんでした。

締まりやすく動かしやすい、とても使いやすいロープだと思います。

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2006.02.22

わが愛しのアイテム(その9) ストレッチポール

strechpole右肩が痛み始めてもう3年近くになります。
原因は室内壁のクライミングで自分の歳を考えずにランジっぽいムーブをしたことからです。
もう治らないのかなあ、と半ばあきらめつつも、文字どおり藁をも掴む一心で、あちらの整形外科へ、こちらの整体治療院に、はたまた鍼灸マッサージなど、ずいぶんお金をつかいました。
その結果、毎年今ごろになると医療費の確定申告をするほど肩痛のための散財をしています。

もう一度整形外科でちゃんとした診断をうけようと思い立ちました。
医師と理学療法士のアドバイスを採り入れて購入したのがストレッチポール(写真)です。
ネットで「ストレッチポール」を検索したら、あるある!

これって、気の利いたスポーツジムにも置いてあり、私も以前から存在は知っていましたが、使うのは今回が初めてでした。

病院のリハビリルームにある正規品は7~8000円もするので、近所のホームセンターにある1980円の海賊版を購入しました。

使い始めてすでに1ヶ月以上が経ちます。
直径15cm、長さ1mの何の変哲もないポールなんですが、これを床に置いて、この上に仰向けに転がるだけで仕事の疲れがすーっととれていくから不思議です。
最近ようやく効用が出てきて、肩周りの筋肉がかなり柔らかくなってきました。
いま病院で定期的に腕を背中に回したときの高さを測っていますが、最初は左右の高さの差が10cm以上あったのですが、いまでは5cm弱までに縮まりました。
肩こりもだいぶ楽になってきています。

ただ悩みもあります。海賊版のせいか、中の「発泡スチロール」がへこみはじめてきているのです。
本物は「発泡ポリエチレン」なんだそうです。
ううむ、やっぱり本物志向でいくかなあ?

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2006.01.08

アイゼンのお手入れ

eizen01古い自分の記事にトラックバックを設定するのも何だか変ですが、このアイゼンのことを書くのはこれで3回目になります。
市販のアンチスノープレート(ASP)の代わりとして、2シーズン前に張り替えた2mm厚のゴムシートがさすがにボロボロになってしまいました。
痛んだ部分に布製のガムテープなどを貼って使用していたのですが、今回思い切って付け替えてみました。

eizen02ゴムシートは耐寒性においては良くても耐久性において懲りたので、こんどは1mm厚のプラスチックプレートにしてみました。ホームセンターで材料を物色したらマイナス20度対応で加工が簡単なものが見つかりました。
しかし、1.0mmという厚さはやはり不安の残る厚さです。1.5mm厚になると俄然丈夫になるのですが、今度はハサミやカッターでの加工ができません。まさに帯に短しタスキに長しです。

eizen03φ4mm×10のネジセットを取り付けて完了しました。
型をとっておいたので、これからは摩耗したら何回でも作り直すことができます。
材料費は500円位ですみました。が、ネットショップなどでASPの値段を調べたら、買っても1000円位の品物なんですねー。(^^;
まあ、PCの組み立てと同様に値段の比較じゃなくて「こだわり」の問題なんだなあと自ら納得の小屋番子でした。

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2005.12.28

良いショップとは・・

eizen01爪を研ぎに出していたアイゼンが戻ってきました。
前爪の4本は一番使うので消耗度が大きく、まん丸くなっていたのです。
考えてみれば購入して10年以上経っています。その間、メンテらしいメンテはしていませんでした。
よく行く近所のショップで前爪の研ぎ出しを頼んだら二つ返事でOKとのこと。思わず「やったー!」でした。
なぜなら、自分で研ぐとなると、単目のごっついヤスリとアイゼンを台に固定するための万力、それにしっかりとした作業台等が必要になります。そして最大の課題は「時間」です。とにかく時間がかかります。
このショップではスキーも主力製品なので作業スペースや道具は揃っています。店員さんも丁寧に仕事をしてくれるので安心して任せました。
eizen02かえってきたアイゼンの前爪4本はしっかりと研ぎ澄まされていました。あまり研ぎ過ぎると尖端がすぐに摩耗してしまうのでほどほどが良いのです。
また、グラインダーで手早くやろうとすると焼き戻しの作用でせっかくの鋼が劣化してしまうので、丁寧に手作業でやる他はないとのこと。
これで作業賃1200円は安いと思いました。

良いショップとは、製品を購入した後もなにかとサポート、バックアップを惜しまずにやってくれるお店です。
そしてもう一つ、製品の正しい使い方をきちんと丁寧に教えてくれるスタッフが揃っていること。
その二つの要素が備わっていれば十分なのです。
お店のスタッフにプロガイドなみの登山力量は不要です。なまじ山にうるさい店員は自分のこだわりの道具を売ろうとするのでかえってうざったいからです。
私のよく行くお店(ヨシキスポーツ)はそんな良いショップの数少ない一つだと思っています。

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2005.12.18

落ち穂拾い?

051217-01

冬枯れの公園で捜し物をしている初老の夫婦。
何捜してるんだろう?

ふふふ、じつは当会の集会風景の一コマです。
毎月1回の定例集会の時間を利用して集会場近くの公園でアパランチビーコンの捜索実習をしている竜少年さんとヨーコさんでした。

051217-02ビーコンの発信する電波はおおむね50m前後から受信できます。
電波誘導法と直角法を組み合わせて発信源までたどり着ける時間を競い合いましたが、5分以内に捜し当てるのはなかなか至難の技です。
実際の場では雪崩発生から捜索、発見、救出まで15分以内で完了させなければなりません。
本当に難しいものです。

ビーコン、プローブ(ゾンデ棒)、スコップは雪崩捜索の3種の神器です。どれか一つでも欠ければ捜索時間は極端に長引くことになります。
ちょっとした時間を有効に活用して、これらのギアを冷静に使いこなすスキルを身につけたいものですね。

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2005.12.17

パーカーのお手入れ

nikwax02

私が持っているマウンテンパーカーはM社のゴアテックス2レイヤー製品です。寒がりなので身頃にシンサレートという保温材が縫いつけられています。
購入してからすでに10年が経過しています。
いまの会にお世話になってから、冬季のクライミングなんぞをやり始めたわけですが、とても暖かく大変重宝しています。
ところが!
さすがに最近では表地の撥水性能が落ちてしまい、上越国境などで湿雪に降られるとびしょびしょになってしまいます。
そこで例のニクワックスの登場となるわけですが、裏地が付いているために通常の洗濯機にドボンのお手軽溶剤タイプは使えません。
仕方なくやや高価なスプレー式を使うわけですが、これがたいへん使いづらいのです。
なぜかというと、洗濯がおわったら濡れたままの状態でスプレーしなければならないからです。
1階の洗濯機から2階のベランダまで床を濡らさないようにしながら移動して素早くスプレーしなければなりません。
1階には恐怖のカミサンが居座っていて、監視しています。
困ったなー。
そこで考えたのが45L入りのゴミ袋。
すすぎ終わったパーカーを素早くゴミ袋にいれて2階のベランダまで運びます。ボタボタ滴が垂れる状態で素早くニクワックスを噴霧したまでは良かったのですが、下にいた犬が時ならぬ「雨」に驚き吠えてしまい、カミサンの知るところとなりました。(^^;
アンタネー!他の洗濯物もあるんだからビショビショにしないでよ!

というわけで、(レイヤリングの問題は置いといても)メンテ面を考えるなら3レイヤーのパーカーをお勧めする小屋番Nobでありました。

nikwax05

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2005.10.19

不思議なTシャツ

RIMG0048R-s6月下旬から週に一回のペースですが室内壁での練習を再開しました。
再開して3ヶ月余でイレブンのルートが登れるまで復帰できたまでは良かったのですが、登るルートのグレードが上がるにしたがい。肩の痛みがひどくなってきました。
クライミングは足で登るのが基本だと言っても、上半身もしっかり使って登るのが現実です。痛みがやわらぐまで室内壁はしばらくお休みです。

少しでも痛みを緩和したいと思い、いろいろなエクササイズやストレッチなどに励んでいますが、先日ユニクロで購入したドライコンプレッションTシャツもそのひとつ。
「溺れる者藁をも掴む」
シャツの表面に縫いつけてあるテーピングが運動するときに筋肉や関節を安定させ、姿勢を整えるとともに体軸のブレを抑制する効果をもたらすそうです。
まあ話半分としても試してみる価値がありそうなので、ここ数日着用してみました。

うん。なかなかいいです。
肩痛が背中全体に広がり勤務中など肩こりで悩んでいますが、着用したときはこれが緩和されます。
最初はピタッとした着用感から息苦しさもありましたが、すぐに慣れました。

種類はTシャツ、スパッツ、タイツの3種類で、お値段はすべて2990円。
他社のタイツが1万円前後することを考えると安いと思いました。

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2005.10.13

飛び道具?

RIMG0018-s

45年の登山経験を数える竜少年さんの口癖は「ザイルに血が通いあうまで練習しよう。」です。
「ザイルに血が通いあう」
うーん。なかなかクラシックで良い表現ですね。

さて、竜少年さんをはじめとして昔の岳人諸兄が見たら嘆き悲しむであろう道具が今回紹介する無線機です。
MIKIさんがトップと交信している無線機はケンウッド製の特定小電力トランシーバです。
この無線機で驚いたのはPTTボタンを押さなくても交信できることでした。
(写真のMIKIさんは大事な確保側の右手で無線機を持ってますが、これはいけませんね。よい子は真似しないように!)

音声を発すれば自動的に相手先に届きます。つまり、両手を離したままで交信できるので、風やルートの屈曲でコールが届かないときには大きな威力を発揮してくれます。

もちろん、こんな飛び道具に頼らずにロープの延びる感じや引きの気配でパートナーの動きを把握できるようにするのがベターだということは常識ですが、そうは言ってもないよりはあった方がいい場合もあります。
緊急時や何かトラブルが発生してパートナーがパニックになってしまった時などは心強い味方になってくれると思います。

長い時間をかけてコンパスと地図を自在に使いこなせるようになった時、本当にうれしかった自分ですが、新たに登場したハンディGPS機を使った途端、「いままでの苦労はなんだったんだー!」と悔しい思いをしたのも事実です。
ハンズフリーのトランシーバ機の登場は、同じような思いを抱かせるかも知れません。

ところがこの無線機、いささかクセがあるようです。
女性のMIKIさんの声はよく通るのですが、私や錦少年の声はほとんど届きません。
試しにヨーデルみたいな裏声で呼んでみたら面白いように通じました。ところが今度は受け手のMIKIさんが私の裏声に笑いころげて肝心の話が通りません。
うーむ。この機械はレディスオンリー?

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2005.09.06

不思議なカラビナ

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先日の救助訓練の時、C会のY氏が持参していたのがこのカラビナでした。
彼はこれをプーリー(滑車)代わりに使っていました。

うーん、これは使える!
さっそくDMMのサイトで商品名を調べてみました。
名称は「Revolver」
うん、まさに回転軸です。

30% OF ENERGY GENERATED THROUGHOUT THE WORLD IS SPENT ON FRICTION.
(世界中で発生する30%のエネルギーは摩擦に費やされます。)
これはこの製品に書かれている説明文の冒頭コピーです。
なるほど。

たしかに登山用具、とりわけクライミングギアの世界では、摩擦力の存在を無視することはできません。
摩擦力はプラス面にも働いてくれているし逆にマイナス面にも働いています。
プラス面の代表格は墜落時のショック軽減や靴底のフリクションでしょうか。
反対にマイナス面としては、ギア類の摩耗やレスキュー時の力のロスなどが考えられます。

説明文によれば、このカラビナはロープの摩耗を最小限に抑えるために考案されたもののようです。
たしかにトップロープの支点として使えばロープの痛みは劇的に緩和されるはずですね。

しかし、そういう使い方の他に、前述のY氏のようにプーリー(滑車)としての使い方も十分にできるように感じました。
3人パーティーで一人1個ずつこのカラビナを持っていれば、いざレスキューが必要になったとき、負傷者引き上げ時の摩擦力による力のロスはかなり軽減できると思いました。

ただし、このカラビナをロープ側にではなく、ハーケン、ボルト側に使用することのないようにしたいですね。
墜落時のショックで回転軸が壊れちゃうかもしれませんから。(^^;

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2005.08.21

シュラフの洗濯

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恥ずかしながらこの歳になるまで羽毛のシュラフが普通に洗濯できることを知りませんでした。
岳人の9月号にやり方が出ていたので休日にさっそく挑戦してみました。

私が愛用している夏用シュラフは実はカミサンのものです。
カミサンが社会人になった時に記念に買ったものらしいのです。
以来20数年間のほとんどを私が独占的に使用しています。
で、その間一度も洗ったことがありません。当然汗臭くてかないません。

洗濯は簡単。
洗濯機に入れる前にメッシュの袋にシュラフを入れて、「ソフト洗い」モードにするだけ。
洗剤は普通の中性洗剤で良い。
陰干しして、乾いたら手で左右からたたいて羽毛をよくほぐす。

以上の過程をほぼ忠実に実行してみました。
「ほぼ」というのは、脱水をしちゃいけないところを、無視して脱水してしまったから。
でも洗濯機で脱水1回してもメッシュの袋に入っているためかとくに問題はありませんでした。
ただ、問題点がひとつだけありました。
それは洗剤がうまく溶けてくれなかったことです。
粉が粒状に残ってしまいました。
洗剤は液体のものが良いようです。

風が強い日だったので、陰干しでもすぐに乾いてくれました。
心配していた羽毛の偏りもなくふわっとした仕上がりになりました。
汗臭さがなくなったのは言うまでもありません。

次回は冬用シュラフに挑戦です。

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2005.04.29

わが愛しのアイテム(その8) NIKWAXを使う

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先日、新人クンがNIKWAXを使ってくたびれた雨具を新品同様にしたと自慢気に話していました。
彼は登山用具とそのメンテナンス法に滅法強くて、当会の頭の固いオジサン連中に重宝されています。

私も以前NIKWAXは使ったことがあります。しかし、その時は洗剤とセットで使う撥水液がスプレー式のもので、これがずいぶんと使いづらかったのです。
いまでもこのタイプは販売されています。
何が使いづらいかと言うと、洗剤で洗ったばかりの水が滴る状態で速やかにスプレーしなければならないのです。
しかし、実際にやってみるとわかるのですが、洗濯機から雨具を取り出してボタボタ水が床に落ちている状態のまま急いでベランダに直行し、ハンガーに吊してからスプレーするという技はなかなかむずかしいものです。
床には水滴がポタポタ落ちているのでカミサンからは叱られるし、もう大変なのです。
しかも、スプレーから出る霧は白いニカワ状のもので、均一に塗れないで白い染みが出たりします。
これに懲りて、ずっと使っていなかったのですが、最近は「撥水液の方も洗濯機の水槽に溶かして使うタイプになったんスよ。」との新人クンのお話しで、再度トライする気になりました。

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で、使ってみたらこれが簡単!
洗濯機に雨具上下セットを1着とゴアジャケット上下1着、それにロングスパッツ、オーバー手袋まで入れて、専用洗剤で洗濯します。
終わったら、今度は洗濯1回、すすぎ1回の設定にしてから件の撥水液をドボドボ入れるだけでした。
スプレー式とはちがってまんべんなく均一に撥水液が塗布されるので、染みができる心配もなく仕上がりは最高でした。(^^)
乾かした後、仕上げにアイロンがけして出来上がりです。新品同様とまではいきませんが、かなりいい感じでした。

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ただし、20年以上も前の厚手のゴアジャケットの方は、内側の目止めシールがほとんど全て剥がれてしまいました。
洗剤の「使用上の注意」をよく見ると「ジャケット等古くなるとシームテープがはがれる場合がありますので、テープ剥離の恐れが有るものにはご使用できません。」・・・とありました。(^^;

あ、それから、悪口ばかり言ったスプレー式撥水液ですが、内側にシンサレートなどの吸湿性の布地が付いている場合には、こちらの方を使うしかなさそうですね。

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2005.03.12

わが愛しのアイテム(その7) GPS

黄色の愛機 eTrex

ハンディGPSを使い始めたのが昨年の5月下旬。
会の仲間が春の北アルプスで道迷い&滑落事故に遭い、それを機に購入に踏み切りました。
値段は1万7千円位でしたか。
夏場はあまり出番はありませんでしたが、最近は雪山のお供に必ず持参するようになりました。
冬場は夏場と違い木の葉が落ちているためか、山麓でもGPS衛星の受信状況がよく軌跡ログもほとんど途切れることなく取得できるようです。

GPS(Global Positioning System)は全地球測位システムと訳されるとおり、人工衛星を利用して自分がどこにいるのかを正確に割り出すシステムです。
カーナビはもとより最近では徘徊老人対策や子供の防犯対策にも使われています。

私が持っているタイプは最廉価版のeTrexという機種。地図も電子コンパスも内蔵されていないとてもシンプルな機種です。
とはいえ、測位の精度そのものは上級タイプと遜色ありませんので登山用途としてはそれほど不足は感じません。(ただし残念ながら今話題のWAASには未対応です)

ハンディGPSの利点として取り上げられる一つに「GOTO機能」「ルートナビ」機能といった便利な機能があります。
いずれもある目的地を設定するとそこに向かって方向と距離が刻々と表示される機能です。(カーナビと同じ原理ですね)
ところが、最近になってちょっとがっかりしたことがあります。
これらの便利機能はGPSがある程度の速度(歩く速さ程度)以上で移動していることが前提となっているのです。
立ち止まったりしたら正しい方向は表示してくれないのです。

ところが雪山登山で使用するときは、歩くスピードも遅くなり、実際にGPSを見るのは立ち止まった状態がほとんどです。
電子コンパスが内蔵された上位機種では問題ないのですが、内蔵されていないeTrexなどの機種では目的地までの方向表示はある程度の速度で移動中のみ有効になるのです。
これじゃ「ルートナビ」は雪山では使えないなあ。とがっかりして、購入した代理店に相談してみました。
するといいアドバイスをもらえました。
「GPSでは現在地点から目的地までの方位角は常に正しく計算できていますから、立ち止まったときや非常に遅いときはこの角度を磁石で確認すれば、上級機種と同じ事が出来ますよ。」と。
なるほど!
目的地を設定すると、画面切り替えで常にその目的地までの方位角が表示される(bearing)ので、表示された方位角度を読みとってコンパスのリングを回して、磁針を合わせれば行きたい方角を示すことに気づきました。これなら正確な行き先がわかります。
ただし、コンパスに合わせてGPSの設定も磁方位(マグネット方位)にすることが前提となりますが。
だいぶ使い慣れてきたGPSですが、まだまだ使いこなしきれていないようです。

さて、完全に使いこなせるようになったらGPSの使用を封印する。これが私の究極の目標です。(^^;
核保有国の言い訳ではありませんが、装備はするけど使用はしない。
GPSはすこぶる便利で安全登山の友なのですが、あまりに安易過ぎる気がします。人間が生まれつき備わっている方向感覚や危険予知感覚を鈍らせるような気がするのです。アナログ世代には毒ですねえ。

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2005.02.22

わが愛しのアイテム(その6) ペットボトル活用術

ペットボトル2個使い

2リットル入りお茶のペットボトルはどこの家庭でも一つや二つは転がっていますよね。我が家でもゴロゴロ転がっています。
車で山に行くときは美味しい清水を汲むのに持っていきますが、ふだんはそれ以外の用途は特になく、資源ゴミの収集日に片づけられてしまいます。
この2リットル入りボトルを2個輪切りにして重ねると大きさ自在の便利容器に早変わりします。この優れワザを教えてくれたのはハイキングクラブの古い友人です。

バナナやブドウ、それに生卵、パンなど形が崩れては困る食べ物をザックに詰めるのにとても重宝します。件の友人は500ml入りの小型ペットボトルの「作品」も作っていて、救急薬品入れに使っていました。
長所はもちろん、安くて軽いこと。型くずれしにくいし、壊れても惜しくはありません。
反対に短所は、すこし開けづらいこと。これもボトルの一方を少しへこませれば簡単に開けられます。
まあ、材質が弱いので長く使うわけにはいきませんが、すぐに作り直せるし、材料は潤沢にあるので問題ありません。
こういう小技を知っている点ではハイカーの皆さんには敵いません。クライマーの利用法はハサミで切り抜いてアイゼンのスノーシャットを作る位かな?

ちなみに、輪切りにした上の部分はキャップを外して「簡易じょうろ」にもなることを覚えておきましょう。テルモスにお湯を注ぐときに便利ですよ。(^^)

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2005.02.15

わが愛しのアイテム(その5) PIEPS457 opti4

PIEPS_opti4清水の舞台から飛び降りる気持ちで?雪崩ビーコンを購入した。
雪崩に遭わないようにすることこそが肝要だが、不幸にして遭遇した際のレスキュー対策用として雪山の必携ツールになりつつあるのも事実だ。

購入した機種はPIEPS457。2000年から発売されており、アナログ式の廉価品ながら評価が比較的高いので購入した。会からは5000円の補助が出るので実質17500円でゲット。(^^)

しかし、時代の流れはデジタル表示式らしい。この手の最強機種は同じ会社から出しているアンテナ3本内蔵の機種だが、いかんせん5万円近い値段にちょっとどころかかなり引いてしまう。

さて、大事な点は機械ならすべてに言えることだけど、性能の限界を知ることだと思う。
万能な機械などどこにもないので、性能の限界やクセを見極めたうえで活用することが大事なことだと思う。
そこで、今回購入した機種で不明な点があったので輸入販売元にメールで問い合わせてみた。
質問は私。回答は販売会社のものである。参考になれば幸いである。

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Q1.説明書には、送信時間約300時間、受信時間約50時間とありますが、これ
   はどのような温度下での時間なのでしょうか?
   また、単3アルカリ電池は低温下では極端に性能が低下しますが、通常の冬山
  (気温マイナス10度前後、雪温零度)においても上記の送受信時間が保証され
   るのでしょうか。

A1.非常に返答しにくい部分です。
   PIEPSを製造販売しているスチュバイ社に一度聞いたことがあるのですが、
   明確なものはなく0度を基準に出しているものの実際に身につけていれば当然
   外気温よりも高いですし、捜索時の風速により体感温度も変化しますので、あ
   くまで参考程度のデータでしかありません。
   当然低温時には電池の消耗も増えますし、ビーコンの反応(音の大きさ、感度)
   も落ちます。
   それはデジカメ、携帯等と同様明確に基準がなく、気象条件、使用状況で変化
   するので送受信時間は保証することはできないのが現状です。
   やはり予備電池を多少余裕をもって携行する以外ないのが現状です。(他のビ
   ーコンも同様です)

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Q2.説明書には「アルカリ乾電池」の使用を勧めていますが、単3型のリチウム乾
   電池(富士写真フイルム製)の使用は動作保証外なのでしょうか?

A2.もちろんリチウム電池も使用できますし、寿命も長いと思います。
   ただリチウム電池の場合アルカリ電池と違い急激に電力が落ちます。(例えば
   ヘッドランプでアルカリは徐々に光が弱くなりますが、リチウムは急に光が弱
   くなります)アルカリ乾電池の場合はビーコンの反応がだんだん悪くなるため
   電池交換を早め早めにできますが、リチウムですと急激に反応が悪くなるため
   電池の減りがわからず、いざという時に電池切れになってしまう可能性があり
   ます。
   リチウムも使用できますが、以上の点でアルカリのほうが安全ではないかと思
   います。

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Q3.同説明書2ページに「本体(特にスピーカー)は濡らさないようにご注意」と
   ありますが、雪中に埋没した場合の問題はないのですか?

A3.濡らしてしまうとスピーカーの音が鈍くなる可能性があるのでこのように明記
   してありますが、濡れて使えなくなることはないので、埋没してもきちんと電
   波は送信されますのでご安心下さい。

雪崩ビーコンの特性、操作法を知るなら、下記のサイトがくわしい。
http://www.hey.org/nadare/nadare.html
アナログ式だろうとデジタル表示式だろうと、使いこなせなければただの箱なのでこれからはフィールドへ持って行くたびに練習をしようと思っている。

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2004.12.26

わが愛しのアイテム(その4)  「つめかえ君」初体験

これが「つめかえ君」以前、会の集会で容量の減ったガスカートリッジに安価な家庭用のガスを封入する「つめかえ君」のことが話題になった。
「へえ、そんな便利なものがあるんだあ」と思いつつも可燃物を取り扱う危うさが気になってなかなか手がでなかった。
先日、ホームセンターに出かけてみて家庭用ガスカートリッジの安さにビックリ。なんと3本で250円~350円程度で買えるじゃないか。登山用のカートリッジなら1本で350円前後はするから、約1/3のコストで済む。
で、さっそくネットで購入してみた。
くわしい体験報告はこちら

作業中にガス漏れなどあるかなあ、といささか心配だったがそんなこともなくあっという間に無事終了。封入量が100cc以下と少なかったこともあり、ものの2~3分で満タンの9割程度まで復活できた。
「つめかえ君」の原理は液化ガスの温度差による容積変動をうまく利用したものである。原理もわかりやすく構造も実にシンプル。
これ、使えるなあ。(^^)

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2004.04.12

わが愛しのアイテム(その3)

10年前、それまでいた会からいまの岳樺クラブに移籍する際、山の先輩からはなむけにいただいたのがこのロックハンマーである。

最近までメーカー名さえも知らなかった。よく見ると「シャルレモザー」の刻印と「made in France」の文字が見える。裏面には「ヤニック・セニョール」モデルと読める。
写真:シャルレのハンマー
錆びも出ていているしハンマーの打撃面も長方形とあまり機能的でない。さらには中途半端なアイスピックが気に入らなかったりして、いただいた当初はぜんぜん見向きもしなかった。

でも、改めて買い換えるのももったいないのでしばらく使ってみた。すると、そのうちに手に馴染んできたのか、今ではすっかりお気に入りのギアの仲間入りをしているから不思議なものである。
パートナーの竜少年さんや錦少年さんなどは今風のしゃれたロックハンマーを持っている。それらに比べればなんとも重くてダサイのだが、振り下ろした時の打撃力が大きくて非力な私には強い味方になってくれている。

岩登りを始めた当初、自分がロックハンマーを持ってハーケンやボルトを打つことなど考えてもみなかった。私が行くような本チャンルートにはたいてい残置の支点があるからだ。
最初はハンマーなんか持っていても無駄だなあ、なんて浅はかな考えを抱いていた。
しかし、残置支点の強度の弱さ、脆さを体感していくうちに自分の考えがなんと恐ろしいことかと実感するようになった。
以来、本チャンルートに出かける時は、このシャルレのハンマーを忘れずにぶら下げていく。登りながら残置支点をハンマーで叩いてチェックし、不安なら打ち足していく。
重たくて無骨者だけどとても頼りになるヤツである。

贈ってくれた山の先輩は、残念ながらいまはもういない。
この4月9日午前9時、永眠。 今日は告別式。
棺には愛用していたザイルを入れてあげた。

いまは先輩の形見となってしまったこのハンマー。
これからも私を見守っていてほしい。

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2004.03.21

わが愛しのアイテム(その2)

今日はいいお天気だった。
こんないいお天気は滅多にない。それを察していたのどうかは知らぬが、みんな山に行っている。
私の身近な山仲間だけでも、北ア唐松岳、北ア鹿島槍荒沢奥壁北稜、吾妻連峰西大巓山スキー、北八ツ天狗岳~硫黄岳などなど・・・。
それにひきかえ、我が身は貴重な休日ではあったが涙の出勤。この落差の大きいことよ。

肩や膝の痛みはすぐには良くはならないが、雪山ピークハントならば何とか歩けそうだ。
そこで、空いた時間を利用してアイゼンのメンテを行った。
メンテといっても、冬用の革靴から残雪期用のプラブーツにサイズを合わせ直すのと自作スノーシャットの補修くらいか。

メーカー製のスノーシャットは表面がギザギザに傷つくとすぐに雪が付着してしまうため、昨年2mm程度の薄いゴムシートを接着剤で直接アイゼンに貼り合わせてみた。
使ってみてとても具合がいいのだが、傷みやすいのが欠点か。今回は穴があいた部分をガムテープで貼り付けてみた。

わが愛しのアイテム「カジタックス12」

このアイゼン、カジタの縦走用12本爪である。購入してちょうど10年になる。アイスクライミングをするわけでもないのであまり研ぐ機会はない。さすがに爪は甘くなっている。
古いタイプのワンタッチ式なので靴先部にコバがついていないタイプの靴にはセットできない。しかし、10年も使っていると愛着は湧いてくるもので、雪の季節になると頻繁にケースから出してはネジの締まり具合やらスノーシャットのメンテは欠かさない。

雪山用の靴が2足あるので本当はもう1セットほしいのだが、経済状態が許してくれないので当分はこのアイゼンを大事に使っていこうと思っている。

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2004.01.25

わが愛しのアイテム(その1)

はじめてオリエンテーリングの競技会に出たのが高校生の時だったからもう35年以上も前になる。
場所は田園都市線の青葉台駅周辺。

青葉台といえば今でこそ多摩ニュータウンの中核であり高級住宅街のイメージが強いけれど、当時はニュータウン開発が緒についたばかりで、賑やかなのは駅の周辺だけ。少し歩くと雑木林や草原がゆるやかに広がっていたのを思い出す。まさにオリエンテーリングにぴったりの地形だった。

大会参加チームは各チーム毎にSILVAコンパス1個が貸与され、これに持参の2万5千図にあらかじめ設定されているポイントを書き写したらスタート。指定された全ポイントを回りスピードを競うものだった。
われら3人の高校生チームは初出場ながら参加108チーム中の6位入賞でトロフィーをいただいた。うれしかった。
オリエンテーリング大会の出場はこれが最初で最後になってしまったが、この出場が「コンパスを使って行き先(方向)を決める」という行為に深い興味をもつきっかけになった。

高校、大学を通じて山歩きを続けてくが、大学では測量学も学んだりして、地図とは自然にお友達になっていく。

写真:わが愛しのアイテム「silvaコンパス」

写真は10年ほど前にアメリカ旅行に行った際、サンフランシスコ郊外のオークランドにあるREIのショップで購入したものである。
それまで持っていたSILVAは安物で磁針がいつもブルブル震えていて方向を決めづらかった。
こちらはオイルが封入されており磁針は安定しているし、全体サイズはコンパクトながら磁針表示部は大きく見やすい。小さなポーチにも難なく収まり今ではお気に入りの一つになっている。

ところで、日本の中部山岳地帯では6°から7°ほど磁北が西に偏っている。この西偏の修正が自らの位置とこれから向かう方向を決める際に微妙に影響してくるわけだが、せっかく地図やコンパスを持っていてもこの西偏修正を知らない登山者が意外と多いらしい。

ま、それはさておき、仕事が忙しくて山に行かれないときなど、地図とコンパスを引っ張り出してきて図上登山をしゃれ込むのも面白いものだ。地図上で意外な発見をするのもこんなとき。
コンパスなんてハイキングコースを歩いていればほとんど出すこともないけど、これを忘れると本当に不安になってくるから不思議なものである。

これから、ヒマなときに少しずつ「わが愛しのアイテム」たちを紹介していくつもりだ。

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