2017.12.22

今年の登り納めは秀麗富嶽の山々で

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今年から本格的に登山ガイドを始めた私の山友A君のガイド山行にお付き合いしてのハイキング第2弾です。
今回は、若い頃に山が好きで南アルプス北岳や北アルプスの剱岳にも登った経験のあるお母さんとその娘さんがお客さま。
4人で初冬の低山歩きを楽しんできました。

目的の山は、中央沿線の扇山と百蔵山です。
私にとってはかなり久しぶりの山々ですが、今回で3回目位の訪問になります。

陽が短い季節なので、時間短縮のためにタクシーを利用しました。
私一人なら節約のために当然駅から歩きますが、お客様連れなのでラクしちゃいます。

 登り始めは薄暗い植林帯の下を歩きました
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平日のハイキングは人気も少なく静かで最高です。
出発前に簡単なミーティングとストレッチング。
靴ひもの結び方の指導なんかもあって、ガイド山行もなかなか大変です。

序盤は植林帯の下を歩きますがやや単調ですね。
しばらくして豊かな湧水の水場に到着。
甘露な湧き水に笑みがこぼれます。

 ビューポイントからの富士山はきれいでした
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水場から20分ほど登ると富士山のビューポイントに着きました。
雪をまとった富士山が大きく眺められる様に二人とも感激した様子。
いやー、晴れていて良かったです。

 もう少しで尾根に飛び出します
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 扇山へはなだらかな尾根すじをゆったり進みました
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やがて樹相が雑木林に変化すると明るい雰囲気に変わり稜線が近づいてきました。
百蔵山に続く稜線に飛び出し、10分足らずで待望の扇山山頂に到着。
芝生が広がる広々とした山頂の先には富士山が輝いていました。

 秀麗富嶽十二景の六番山頂が扇山です
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ここでランチ&コーヒータイムを取ります。
お客様には温かいスープとコーヒーがふるまわれます。
富士山を眺めながらの憩いのひとときは格別ですね。

 晴天下でのランチ&コーヒータイムは格別ですね
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ゆったりとした時間をとった後、百蔵山に向けて出発しました。
はじめのうちはなだらかな山稜でしたが、最低鞍部に向けての急降下が始まります。
積もった落ち葉の下には凍った斜面もあったりして気は抜けません。
山慣れないお客さん達をサポートしながら歩きました。

 なかなか気を抜けない下り斜面
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登り返しの急坂もなかなかのもの。
樹林の間からは先ほどまでいた扇山が大きく眺められます。

 樹林の間から眺める扇山
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そして扇山から2時間と少しで百蔵山山頂に到着。
ここからの富士山も逆光に輝く美しい姿を見せてくれました。

 百蔵山からの富士山と左下に見えるのは鹿留山
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今日は寒さはやや厳しいものの風も弱く、絶好のハイキング日和です。
こういう日にガイド山行ができたことは本当にラッキーでした。

百蔵山からの下山路はあまり険しくなくて助かりました。
猿橋駅までのやや長い車道歩きにお客さん達は疲れを見せていましたが、振り返ると歩いてきた扇山と百蔵山の全貌が見渡すことができとても満足そうな表情でした。
お疲れさまでした。

 猿橋駅近くから振り返る扇山(右)と百蔵山(左)
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【感想】
ガイド山行のお付き合いはこれで二度目ですが、なかなか大変だなというのが正直な感想です。
今回のハイキングは初心者向きのコースですが、それでもA君が用意してきた装備はロープ、カラビナをはじめとして万が一に備えた装備類で40リットルザックはほぼ満杯状態でした。
それに引き換え、気ままに逍遥するハイキングのなんと気楽なことか。

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2017.12.12

忘年ハイキングは丹沢の低山で

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最近よく出かける3人で忘年ハイキングをやろうと企画したのが丹沢の高松山。
鍋割山からの尾根続きの低山ですが、富士山の展望には定評があります。
私にとっては初めての山。
好展望を期待して山に向かいました。

 高松山頂からの富士山です。ススキがいい感じでした。
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3人のうち一人は体調不良のため不参加となり、結局二人だけのハイキングとなったため山頂での宴会と下山後の入浴はなし。
なんだ、それじゃいつもの平凡なハイキングじゃないか。(笑)

 真鶴半島、初島の向こうには利島の島影も見えます。
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高松山山頂からの展望は期待どおりでした。
丹沢でもやや西寄りに位置しているせいか富士山の姿はかなり大きく見応えのあるものになっています。
富士山麓の南側には愛鷹連峰が特徴のある優美なラインを見せてくれていました。

 いつの日にか縦走してみたい愛鷹連峰
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相模湾方面の展望も広々としていて、真鶴半島や初島、そして遠く伊豆大島や利島の島影も見渡すことができました。
それにしても草原の山頂の広々とした感じは最高に気持ちいいです。
ベンチやテーブルなどもあって、忘年会をやるには絶好の場所ですよ。

 山頂は開放感たっぷりの場所でした。
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案の定と言うか、今日は月曜日にもかかわらず私たちと同年代(かそれ以上)の先客が3,4組もいて宴会モードに突入していました。
皆さん考えることは一緒なんですね。

 下山時に樹林の間から眺めた大山と表尾根の峰々
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そういうわけで、総勢2名の宴会ではちょっと寂しいので早々に切り上げて下山の途につきました。

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2017.12.04

初冬の大菩薩峠 小菅大菩薩道から小菅の湯へ

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久しぶりに小菅大菩薩道を歩いてきました。

今回は、今年から本格的に登山ガイドを始めた私の山友A君のガイド山行に同行してのハイキングです。
もちろんガイド料金無料の特典で参加させてもらいました。(笑)

甲斐大和駅発の上日川峠行きバスは12月第2日曜日までなのでこれを利用。
標高1,584mの上日川峠まで労せずして上がれるのは本当にありがたいことです。
以前、この峠まで自転車で上ったことがあるけど、ホント辛かったのを思い出します。

バスを下りたら目の前には南アルプスの白峰三山が雲上に浮かんで見えました。
今日はムチャクチャ寒いけどお天気は上々です。

 上日川峠から福ちゃん荘への道を行く
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福ちゃん荘までは林道を歩かずに樹林帯の中を進みます。
カラマツの下を歩くこの道はなかなか好ましい道で私の好きな道。

福ちゃん荘に着いたら大菩薩嶺を目指すために唐松尾根に入りました。
しばらくは樹林下の緩やかな登りが続きます。
やがて、周囲が開けてくると夏はお花畑が広がる草原地帯になります。

 眼下には甲府盆地がクリアに広がって見えます
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振り返れば甲府盆地の上に南アルプスが広がって見えます。さらにはたっぷりの雪を戴いた富士山が美しい姿で顔を見せてくれています。

草原地帯をひと登りで雷岩に到着。
そのまま大菩薩嶺まで往復した後、再び雷岩に戻って大展望を楽しみました。

 南アルプス・白峰三山の雄姿です
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 こちらは同じく荒川岳、赤石岳方面です
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今日は大陸から強い寒気が入った影響でかなり寒いです。
今シーズン初めて防寒帽とネックウォーマーを使用しました。
ハイドレーションの吸口が凍ってしまい、水が吸えない状態になったのも初めてです。
晴れてはいるものの、強い寒気の影響かひっきりなしに雲が流れていました。

 雷岩から大菩薩峠にかけての尾根歩きがハイライトです
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雷岩から大菩薩峠までの尾根道が今回のハイライトです。
前方から右手にかけて広がる富士山や南アルプスの展望をほしいままにしながらのハイキングは最高の贅沢ですね。

 何度見ても見飽きませんね。この景色は。
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たどり着いた大菩薩峠で軽く食事と暖かい飲み物を補給して、いよいよ東面のトレイルに足を踏み入れました。
フルコンパまでは深い原生樹林帯の中を進みますが、大菩薩峠付近の喧騒が嘘のような静寂が辺りを包み込みます。

 大菩薩峠からは画面向かって左側の深い森を歩きました。
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フルコンパ小屋跡で道は二分され、左の尾根通しに丹波大菩薩道、右に下っていくのが小菅大菩薩道となりますが、今回は小菅大菩薩道を選びました。
私は両方の道とも過去に歩いていますが、どちらもとにかく長いという記憶しか残ってないなあ。

 すっかり葉の落ちた広葉樹林帯の中を下りました
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小菅大菩薩道は水源林の巡視道も兼ねているせいなのか、とてもよく手入れされていました。
勾配もゆるやかでとても歩きやすい道が続いています。
葉がすっかり落ちて日当たりの良い山腹の道をのんびり下りました。

 ようやく林道が見えてきました。ここから長い車道歩きが・・・
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やがて沢の音が聞こえてくると林道出会いが近づきます。
落ち葉の積もるフカフカの道をカサカサ音を立てながら下りきって林道に無事に到着。
ここから長い長い車道歩きが始まります。

単調な車道歩きに変化を与えてくれたのが白糸の滝でした。
車道から片道5分とあったので期待しないで見物に向かいました。
滝までの道はとてもよく整備されていて小菅村のやる気が感じられます。

 白糸の滝は一見の価値ありです。
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そして、眼前にいきなり現れた一筋の糸を引く大滝に驚きと同時に感動しました。
これはスゴイです。
とても美しい滝です。一見の価値大アリですね。
村が大掛かりに整備するのも頷けますよ。
もしも、あと1ヶ月早ければ錦の紅葉の中で見物することができたのにとても残念でした。

 紅葉の最盛期ならさぞや美しかったことでしょう
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再び車道に戻り少し歩くと立派な公衆トイレと駐車場が整備されていました。
なるほど、ここまで車で入れれば誰でもこの美しい滝を安全に見物することができます。
小菅村やるねえ。

 橋立集落は印象的な美しい山村集落でした。
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というわけで白糸の滝見物を終えてもまだまだ車道歩きが続きます。
橋立の美しい山村風景に心が癒やされても、まだまだ単調な車道歩きが続いて、ようやく村役場に到着。
しかし、ゴールの小菅の湯までは車道をさらに30分ほど歩いてやっと到着しました。
いやはや、約2時間の車道歩きは結構きつかったなあ。
これが紅葉の全盛期なら良かったのに。残念!

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【感想】
ずいぶん前に歩いた時は小菅川本谷の沢登りの時だったので、ルート自体の印象はあまり残っていません。

大菩薩峠付近はマイカー利用の登山者で相変わらずの賑わいでしたが、峠から東面のトレイルに一歩踏み入れたとたん、静寂があたりを支配しています。
歩く時期があと1ヶ月早かったら、見事な紅葉に彩られたコースだったんじゃないかな。後半の単調な車道歩きも癒やされたことでしょう。
帰路のついでに立ち寄った白糸の滝も想像以上の美しさでした。紅葉の時期に一見の価値ありです。

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2017.11.26

紅葉残照 陣馬山から高尾山までを歩く

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当初、平日に出かける予定だったこのコース。

23日に放映されたニュースで高尾山の紅葉が紹介されていて、まだ見頃が続いているのを確認。
ならば、ということで翌24日に出かける予定でした。
ところが、孫守り用務が急に入ってしまい仕方なく土曜日に出かけました。

 陣馬山頂直下の紅葉です
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休日に高尾山周辺に出かければどういうことになるのかは、長年の山歩きの経験上よくわかっています。
ほとんど真夏の湘南海岸状態なんですよね。
覚悟を決めて歩いてきたものの、やっぱりスゴイ人出でしたよ。

そもそも、早朝の高尾駅北口の陣馬高原下行きバス乗り場も大行列です。
臨時の増発便が出てくれたおかげで事なきを得ましたが、これでは先が思いやられます。
そうはいっても、陣馬山周辺はまだまだ人出は少ない方。
山道に入ってしまえば、丹沢の大倉尾根程度の人口密度かな?

 山の中に入れば比較的静かな山歩きが楽しめました
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バス停から皆さんかなりのハイペース。
どうしてこんなに速いんだろ?若い子が多いせいかな。
おかげでこちらもペースを乱されてしまいました。

 陣馬山からなら丹沢山塊も指呼の間に望めます
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たどり着いた陣馬山の山頂から眺める雪の富士山は格別です。
あいにく南アルプス方面は雪雲に閉ざされていましたが、それ以外は360度の大展望を得られました。
陣馬から眺める富士の姿は均整が取れていてとても好きです。
一頭地を抜く高さで周りの山々を見下ろしています。
前の週に歩いた道志山塊・赤鞍ヶ岳もよく見えていてうれしかった。

 陣馬山頂から望む道志山塊と富士山
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さあ、ここから高尾山までの縦走が始まります。
道はとても歩きやすいので、のんびり歩けます。

この道はトレランの人たちが多いので、それだけが要注意かな。
狭い道でのすれ違いに気を使いますが、最近は彼らのマナーも向上して無理な追い抜きは少なくなりましたね。
つい先日もトレランレース中に山道を滑落して死亡したニュースが流れていたけど、楽しみで命を無くすようなことのないようにしなくてはと改めて思います。

 コース前半はこのような植林帯の道が多いかな?
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コースのほぼ中間にある景信山。
ここでゆっくり休憩を取りました。
山頂にある茶店名物の山菜天ぷらとナメコ汁を注文。
先日の鍋割山の鍋焼きうどんじゃないけど、最近は名物や下山後の温泉はなるべく楽しむことにしています。

 これでビールがあれば最高なんですが・・
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揚げたての天ぷらを塩でいただきました。
熱々のナメコ汁もグッド。
これで合わせて550円は年金生活者でもなんとかなるお値段。

食後はテルモスのお湯でコーヒータイム。
紅葉の下で至福のひとときを過ごすことができました。

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このあと、小仏峠、城山と歩を進めます。
縦走コースも高尾山に近づくのに比例して人出が多くなってきました。
中国語や英語なんかの会話も普通に聞こえてきます。

 城山あたりまで来ると人出がぐっと多くなります
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城山で2回目のコーヒータイム。
今日は普段よりも多めに休憩をとりながら歩きました。

高尾山に近づくほど紅葉の樹々も目立ってきます。
紅葉(もみじ)台周辺は文字通りモミジやカエデの紅葉で彩られていました。
本当に綺麗です。これじゃ人出が多いのも当然ですね。

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そして最後の坂を登りきると高尾山の展望台に到着。
周りは人、人、人、、、
紅葉もきれいだけど、人も半端なく多いです。

 今日の富士山は最後までよく見えました
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下山は稲荷山コースを選択しました。
長い尾根道なので人が少ないかな?と思ったのですが、とんでもない!
下からどんどん登ってきます。

 13時時点でこの行列です。これじゃ、歩いて登った方が早い?
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下山してその理由がわかりました。ケーブル乗車までの時間が50分待ちなので歩いた方が良いということなんでしょうね。
いやはや、もう二度と休日の高尾山には足を踏み入れないことを誓って高尾山口を後にしました。

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2017.11.16

静寂の道志山塊 赤鞍ヶ岳から菜畑山へ

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道志の山々は丹沢山塊の隣にありながら不遇な山域です。
かくいう私も、山塊の盟主である御正体山以外は登ったことがありません。

仕事をリタイアして身軽になったことだし、たまには訪れてみますか。
ということで、選んだ山は道志主脈に連なる赤鞍ヶ岳から菜畑山(なばたけうら)にかけての山並みです。

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公共交通機関を使うとなると電車とバスの乗り継ぎになります。しかもバス便はすこぶる不便なので自家用車を利用することになります。

雨の後の好天を狙って出かけたものの、予報は見事に裏切られて終日曇天の空模様に泣きました。
稜線上にはウバガ岩という富士山の好展望台があるにもかかわらず、とうとう最後まで富士山はお隠れになったままでした。
前週に歩いた丹沢がお天気良すぎたのでこれでイーブンかな。

 菜畑山から眺める西丹沢の大室山と加入道山
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道志の山はあまり歩かれていません。
したがって登山道も踏み跡程度で落ち葉に隠れてしまいます。
また、小ピークがたくさんあって小さなアップダウンの繰り返しを強いられるため、歩行距離の割にタフな山道が続きます。

 静寂でシブイ山歩きが楽しめます
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とはいえ、休日でも人影がまばらな山域なので、平日に訪れると他の誰にも会わずに山歩きを楽しめます。
そこが最大のメリットかもしれません。
今回も同行した山友以外には誰もいない静寂の中を歩くことができました。

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稜線上の紅葉はすっかり落ちてしまっていましたが、道志川沿いや山腹の紅葉はまだ輝きを残していて、展望に恵まれなかった分の慰めになってくれました。

 画面右手に小さく写る3本目の鉄塔が登りに使った尾根です
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稜線上から眺めた西丹沢・大界木山や鳥ノ胸山、そして道志・今倉山方面の山容がとても印象的だったので、機会をとらえて歩いてみたいと思いました。
歩き着いたピークから彼方の未踏のピークに新たな目標を定める。
○○百名山をリストにしたがって片っ端から登り尽くすのもいいけど、こういう地味な山の選び方が私には似合っています。

 道志川沿いの紅葉(紅椿の湯にて)
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さて、今回は愛用のデジカメを家に置き忘れてしまい、行動中の写真はすべてスマホのカメラ機能を使いましたが、やはりというか紅葉の微妙なグラディエーションの表現などまったく期待できない冴えない写真ばかりでした。(涙)
ごめんなさい。


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2017.11.08

晩秋の丹沢・塔ノ岳から鍋割山稜を歩く

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7月以来の丹沢です。
目的地の塔ノ岳、鍋割山周辺は表丹沢のメインストリート。
春秋の休日に出かけようものなら行列登山を余儀なくされます。
ということで平日に訪れました。

 大倉尾根から樹林越しに三ノ塔を眺める
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でも、平日だと思って侮ってはいけません。
昨今の登山ブームのせいかどうか、大倉尾根も塔ノ岳や鍋割山山頂は結構な賑わいでした。
空いていたのは、鍋割山稜くらいかなあ。
やっぱり、ユーシン側から登るんだったなあ。

 ユーシン渓谷方面は紅葉が見ごろのようでした。
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丹沢の紅葉は稜線はすでにお終いでした。
紅葉の見頃は、山腹やユーシン渓谷など谷あいに移っている感じです。
それでも、見頃は過ぎても色鮮やかな樹木もあったりして晩秋の表丹沢を満喫できました。

 檜洞丸とその先には南アルプス北部の山々が・・・
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塔ノ岳からの展望は最高でした。
私も何度となくこの山頂に立ちましたが、ここまですっきりと見える日は数少ないです。
11月のこの時期に富士山や南アルプスに雪がまったく見られないのはちょっと寂しかったですけど。

 秋らしい透明感あふれる富士山の展望
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 鍋割山稜にもカラマツ林があるのですね
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今回は平日の人の少ない時期を見計らって、鍋割山の鍋焼きうどんを食すのもミッションの一つに加えました。
休日はボランティアの助けを借りるほどの盛況らしいのですが、昨日は小屋主の草野さんが一人で切り盛りしてました。
鍋割山には何度も訪れていますが、鍋焼きうどんを食べるのは初めてです。

 鍋割山到着まであとわずか
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お味の方はどうかといえば、出汁があまり効いてなくて薄味。
ワタシ的にはちょっとガッカリでしたが、具はたくさん載っていて、山の中でこれだけのものが1,000円で食べられるのならアリかなと思います。
それにしても注文する人の多いこと!
平日でこの数なら、休日はどんだけ出るんだろう?

 鍋割山の名物といえば鍋焼きうどんです!
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大倉から大倉尾根を登り、塔ノ岳、鍋割山稜、鍋割山、後沢乗越、二俣、西山林道とたどって再び大倉に戻る約18kmの道のりは、私にとっては地形図を見ないでも歩ける数少ないルートです。
そんな歩き慣れたコースであるにもかかわらず、帰りしな二俣まであと少しという地点で脚がもつれて思わず転倒。

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危険な箇所ではなかったので大事には至らなかったのは幸いでしたが、脚がもつれたという事実にショックを受けました。
しかもストックを2本持っていてですからね。
自分では「まだやれる」と思っているつもりでも、着実に衰えが進行しているんだなあと改めて感じました。
最近は単独行も多いので、何事もなく安全に帰還するという基本を肝に銘じて山を楽しみたいと思います。


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2017.10.28

孤高のブナに感動の中倉山

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足尾アルプスの異名を持つ中倉山から沢入山にかけての稜線を歩いてきました。
私たちが山に入った木曜日は前日までの雨模様がウソのような絶好の登山日和。
東京を早朝に出発して、登山起点である銅(あかがね)親水公園に着いたのは8時前でした。

 清冽な流れの久蔵沢を渡ります(正面奥は大平山)
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駐車場に車をデポしてさっそく歩き始めます。
駐車場からはこれから目指す中倉山がちょこっと顔を見せていました。
清冽な久蔵沢、松木沢の流れを渡り、林道を上流に向かって歩きます。

やがて、カーブミラーのあるヘアピンカーブのところから尾根に取り付きました。
道はないので、ヤブの薄い箇所を選んで適当に登ります。こういう山歩きも久しぶりですが楽しいね。

 井戸沢右岸尾根は踏み跡の薄いバリハイルートです
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なんとか尾根筋に出れば、あとは尾根を外さないように登っていくだけ。
それにしてもガレキ状の不安定な斜面が続きます。これも鉱毒の影響なのかなあ。

ぐんぐん登っていく程に周囲の展望は開け、日光連山の半月山、社山の向こうには男体山がどっしりと聳えていました。
目の前の井戸沢対岸の尾根は崩壊の激しい岩尾根で、見るからに不安定ながらなぜかトレースしてみたくなる尾根です。
足尾の山々は崩壊と緑が混在している不思議な景観を見せてくれます。

 次回、機会があればこちらの尾根をトレースしたい
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遠くに見えていたローソク岩が眼前に近づくと尾根幅は広くなり薄い踏み跡が錯綜するようになりました。

 ローソクというよりもクマさんの横顔?
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なるべく尾根に近い踏み跡をたどれば、ぽっかりと青空が開けて緑の笹原がのびやかに広がるように頂上稜線に飛び出しました。

 一般ルートに合流した後、頂上稜線の一角に飛び出しました
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たおやかな稜線を歩いていくと中倉山山頂に導かれます。
360度の展望が広がる中をのんびり歩く贅沢さ。
私たち以外誰もいない山頂で広大な展望を独占させてもらいました。

 私たち以外には誰もいない中倉山山頂
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さて、今日のお目当てはもう一つあります。
孤高の一本ブナと呼ばれているブナの木に会うことです。
足尾の鉱毒被害を乗り越えて、稜線上に奇跡的に生き残ったブナの木だそうです。

 のびやかに広がる稜線
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中倉山頂からすこし下ったところに孤高のブナはありました。
残念ながら葉は半分ほど落ちていましたが、圧倒的な存在感に感動しました。
少し早い時間でしたが、ここでお昼にします。
いつまでもこの場所に留まりたい気持ちにさせてくれるパワーをもった木です。

 孤高のブナの存在感に圧倒されました
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ここまで来ればもう引き返しても十分だったのですが、目の前に聳えている波平ピークまでは足をのばそうということで、昼食後に出発。

 あそこのピークまでは行きましょう
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20分弱で到着したピークからは、冠雪したばかりの奥白根山や皇海山などが眺められます。
波平の由来となったユニークな枯れ木が山頂の良きアクセントになっていました。
誰が名付けたのか知らないけど、確かに「波平ピーク」ですね。

 波平ピークの名の由来はもちろんこの枯れ木
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この先、沢入(そうり)山まではほんの一投足なのですが、早く下山して温泉に入りたい欲求に勝てず、ここから引き返しました。
崩壊の進んだ尾根筋を慎重に歩いて中倉山に戻ります。

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中倉山からはいわゆる一般ルートを下山コースに選びました。
こちらはしっかりした踏み跡が付けられています。
ただし、指導標の類は一切ありません。

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黄葉の美しい樹林帯の中を急降下して林道に飛び出しました。
林道からは朝歩いた道をたんたんと歩いて親水公園駐車場に戻ります。
今日は12km足らずの短い道のりでしたが、とても変化に富んだ楽しいコースでした。
足尾アルプス・中倉山、良い山です。

くわしい山の記録はヤマレコでどうぞ

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【感想】
山友のHINAさんからその存在を教えてもらった足尾の中倉山。
お天気に恵まれて想像以上に素晴らしいハイキングを楽しむことができました。
足尾の鉱毒被害とそれを復旧する治山事業が今も進められていて、それらの状況がよくわかります。
鉱毒の影響で山容がアルペン的になったのは皮肉な結果ですが、被害を乗り越えてしっかりと根づいている一本のブナにはとても感動しました。

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2017.10.09

駅からサイクリングで日向山へ

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南アルプス前衛の山、日向山は標高約1660メートルながら山頂付近の雁ヶ原では、夏でも雪のように真っ白な景色が広がっていて独特の景観が人気を呼んでいます。
この真っ白な砂の正体は、花崗岩が風化したことによってできた白い砂。
登山口まで車を使えば1時間半程度で山頂に立てるので、登山初心者やファミリーに人気の山です。

そんなお買い得の日向山ですが、まだ一度も訪れたことがありません。
千葉から遠い割には歩行時間が短くてコスパが悪すぎるから。(笑)

若葉マーク付きハイカーを自認するNobですが、さすがに登り1時間半では短すぎます。
電車で4時間以上もかかるんですからね。もう少し歩きを楽しみたいものです。

そこで考えたのはアプローチに自転車を使うこと。
出発駅の長坂駅から登山口までは約15km。下り部分もあるので実質的なヒルクライム区間は約10kmです。
平均勾配6パーセントは相手にとって不足なし。

帰りは、基本下りなので韮崎駅まで走れば電車賃の節約にもなります。
こちらは約27kmくらいかな。
よし、ではその線で行きましょう!

 日野春駅のホームから眺める甲斐駒ヶ岳
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朝の中央本線は南アルプスの景観をほしいままにする展望路線ですね。
とくに日野春駅付近からの甲斐駒や鳳凰三山の山容は本当に美しいです。見ていて飽きません。
そして、最寄り駅から約4時間15分後にようやく下車駅である長坂駅に到着。
ふー、さすがに疲れました。

 同じくホーム上からの鳳凰三山の山並みです
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駅前で自転車を組み立てていざ出発。
しばらく走ると右手には黄金色の田んぼを前景に甲斐駒ヶ岳がゆったりと聳えているではありませんか。
これぞ「ニッポンの秋」そのものの景観に感激です。
こういう景色は地元千葉では見ることができません。山梨に移住したいなあ。

 これぞ「ニッポンの秋」って感じしませんか?
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いったん釜無川と尾白川との合流点付近まで下ってから、いよいよ登山口までのヒルクライムが始まります。
距離10km、標高差約600mの上りです。
国道20号に出て、道の駅はくしゅうを左折すれば後は登山口までほぼ一本道が続きます。
最近アルバイトに追われてきちんと走っていないので久しぶりの坂道は息が切れました。

 久しぶりのヒルクライムは疲れる~~
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エッチラオッチラ上体がブレ気味の情けないフォームで上がります。背中のザックが重たいなあ。
汗びっしょりなのは仕方ないけど、車に追い越される度に車道脇に寄せつつ徐行するのは情けないです。
狭い箇所ではこちらが停止して車をやり過ごしますが、あいつらが徐行してもいいのに・・・。
登山道に入ったら追い抜かしてやろうっと。(笑)

 狭い駐車場は車で溢れかえっていました
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勾配に慣れたらマイペースを取り戻してなかなか良いペースで登山口に到着。
すでに狭い駐車場は車であふれかえっていて、路肩駐車もたくさんいます。
困ったもんだ。

ハイキング仕様の身支度に整えていざスタート。
有名なハイキングコースとあって、道は整備され案内標識も完備しているのでファミリー登山にぴったりの山ですね。
現に子連れハイカーがたくさん登っていました。

 山の中に入ったら気分爽快です
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樹相が広葉樹から針葉樹に変わり、しばらくで三角点に到着。さらにほんの数分で展望広大な雁ヶ原に出ました。

風化した花崗岩が奇妙な造形美を作り出していて、ちょうど北アルプスの燕岳のような景観を形作っています。
眼前に聳えている筈の甲斐駒ヶ岳や八ヶ岳連峰は、残念ながら湧き出した雲の中に隠れていて姿を見せず。
紅葉もまだまだなので、山水画的な風景には出会えませんでした。

 山頂ではちょっと異次元の景観が広がっていました
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とはいえ、基本的には晴れているので気持の良い景色の中を持ってきた行動食を頬張りながら一休み。
ここまで登山口から1時間強。
たしかに近くて人気が出るはずですね。

 風化花崗岩が独特の造形美を形作っています
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下りは約45分で無事に登山口に到着しました。
ここからは再びサイクリングモードに変更して韮崎駅をめざします。
序盤は平均12パーセントの急な下り区間もあるので慎重運転に徹しました。路面はウェット、部分的に苔むしていて怖い怖い。

往路の途中を右折して農道区間に変わると楽しいダウンヒルに変わりました。
やがて、甲斐駒ヶ岳広域農道に出合い、この道で韮崎をめざします。
国道20号にほぼ並行して走る農道ですが、道は広いし交通量は少なく、おまけに周囲の展望をほしいままにしているゴキゲンの道でした。

 甲斐駒ヶ岳広域農道は走りやすい道(前方は茅ヶ岳)
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 おサルさんたちをたくさん見かけました
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若干のアップダウンはあるものの基本は下り道なので走っていて楽しかった。
前方に雲の上から顔を出した富士山を眺めながらのんびりと韮崎駅を目指しました。
14時24分に駅到着。
時刻表を見ると14時31分発の電車があったので慌てて輪行支度を終えてドアが閉まる寸前の電車に飛び乗り帰宅しました。
(じつは電車が5分遅れで到着したので何とかセーフでした。)

Hinatayama30

【感想】
ハイキングもサイクリングも両方楽しむという「ハイクリング」ですが、だんだん敷居が高くなってきました。
やはり両方の支度をしなければならないのがネックです。
特に秋冬時期はハイキング装備もしっかり用意しないと不安なので荷物も重くなりがちです。
50歳代なら問題ないけど、60歳代も後半になるとやっぱり簡単ではありません。
解決策としては、今回のように登る山のグレードを落として装備を軽くする。時期を春夏に絞る。なんてことが考えられるかな。
できればこれからも続けていきたいから。

DATA
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DATE : 2017.10.8
距離 : 42.04 km
累積標高 : 826 m
移動時間 : 2:25:36
経過時間 : 5:10:57(登山時間含む)
平均速度 : 8.1 km/h
平均移動速度 : 17.3 km/h

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2017.09.22

初秋の金峰山をマイナーな表参道から登る

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以前、テレビで金峰山の表参道を整備している話が放映されたことがあり、それを観ていつか辿ってみたいと思っていました。
正確には山麓の金櫻神社から始まっているいにしえの道ですが、中高年のわれわれには表参道全部を日帰りで登るのは難しいので、大弛峠の5.5km程手前にあるアコウ平からの上半部のみの道のりを歩いてみました。

今ではマイナーな道ですが、かつて江戸時代には大いに賑わったコースということで山岳宗教の名残りの濃い変化に富んだ好ルートでした。
今回は初秋の時期に訪れましたが、紅葉の最盛期に歩けば最高だろうなあ。

 今日の富士山は少し眠い感じですね。
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前夜遅く道の駅花かげの郷まきおかに到着。
この道の駅には昔からお世話になっています。

翌早朝、スタート地点のアコウ平に移動し、7時前に出発しました。
はじめのうちは山腹に沿った旧森林軌道上の歩きやすい水平な道が続きます。
やがて荒川の渡渉地点に着き、渡るポイントを思案。
古びた固定ロープのある場所がもっとも濡れが少ないと判断してそこを横断しました。

 荒川渡渉地点はフィックスロープを使いました
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この先、事前の情報収集によれば一部迷いやすい箇所もある由でしたが、赤やピンクのテープが大売り出し状態だったので、その心配は杞憂に終わりました。
とはいえ、踏み跡は一部で薄いところもあって慎重に進みます。

水晶峠への分岐(K.K分岐点)を過ぎ、ひと登りで御室小屋跡に到着。
かつて江戸時代にはここで入山料を取っていたという記録が残されているそうな。
営業小屋としての御室小屋はいつまで続いていたのでしょうか。

 かつての賑わいは今いずこ・・
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そして、小屋跡を過ぎてしばらくで、本日の最初にして最後の難所である鶏冠岩の岩場に出会いました。
小川山の廻り目平周辺の岩場にありそうな外傾した一枚岩のスラブです。

 外傾した一枚岩のスラブが鶏冠岩です。
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 写真で見るよりは怖いかな?
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ここには鎖がフィックスされていて安全に通過できます。
が、苔むしている箇所もあり濡れていると非常に滑りやすいと思います。鎖をしっかり持っていないと怖いだろうなあ。
今回は幸いに岩が乾いていたので気持ちよく通過できました。

 鶏冠岩の向こうには富士山がこんにちは!
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この岩場を境にして後半は岩混じりの変化に富んだルートが続きます。
弁慶の片手回し岩と名付けられた奇岩のはるか先にはゴールの五丈岩が屹立していました。

 肩手回し岩の先にはゴールの五丈岩が・・
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登るにつれて、樹木の背丈が低くなり高山の雰囲気が色濃くなってきました。
やがて、ハイマツとシャクナゲに彩られた高山帯に入ると、頭上には五丈岩が大きく迫ってきます。
いやー、本当に変化に富んで楽しいコースです。

 五丈岩までもうすぐです
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踏み跡は露岩とハイマツ、シャクナゲの中を巧みに縫って続いていますが、踏み跡を見失うとハイマツに行く手を遮られてしまうのでルートファインディングは慎重に行います。
また、それが楽しいコースでもあります。

 やったー、五丈岩に到着!(古い石垣が見えます)
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出発してから約3時間かけて待望の五丈岩に到着しました。
金峰山にはこれで5回目くらいの登山ですが、初めて五丈岩の反対側(正式にはこちらが正面だと思います。)の様子を知ることができました。

だいぶ昔に築いたと思われる石垣が残されていますが、おそらく遥拝所だったのではないかな?
ここからの富士山の大展望、そしてご来光を遙拝するには最適の場所に見えました。
そして、岩の基部には金櫻神社の奥宮が鎮座していて、古き時代から大切に守られてきたことがうかがえる神聖な場所のようです。

 五丈岩の基部には奥宮が鎮座していました
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一休みした後、五丈岩の裏側(つまり山頂側)に回り込むと、10人前後の登山者が思い思いに休んでいました。
風も穏やかでお天気も良い登山日和に恵まれたことを感謝です。

ふと足元を見ると、ブルーベリーを一回り小さくしたコケモモの実がたくさんなっていました。
さっそく2,3粒口に入れてみます。
少し酸っぱいけど甘い!
この先にもたくさんあると思って程々にしておいたのが失敗で、この先もコケモモはあるものの熟している実はなくて赤い酸っぱいヤツばかり。
こんなことならもっと食べておけば良かった。

 熟して食べごろのコケモモの実
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 酸っぱいけどまあまあのコケモモの実
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たっぷりと休憩をとった後は大弛峠方面に下山するだけです。
心地よい秋の風を受けながら、のんびりと下ります。
はるか先には国師ヶ岳の先に三宝山、甲武信岳の山並みが眺められます。いつかは大弛峠から甲武信岳への道のりをつなげたいと思っているのですがだんだん体力的に厳しくなってきました。
でも、歩いてみたいものです。
 
 瑞牆山と大日岩
クリックすると画像が拡大します

 廻り目平の岩峰群
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 いつかは歩きたい奥秩父主脈縦走路
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徐々に高度を下げていき、スタートから5時間半ほどで大弛峠に到着。
平日にもかかわらず相変わらずの車の多さに驚きますね。
せっかくだから、山友を夢の庭園まで案内して、辿ってきた山並みを振り返ってもらいました。

 越えてきし山々
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そして最後に5.5kmの車道歩きが待っていました。
車内に余裕があるなら、自転車を載せて大弛峠にデポしておけば、帰りはルンルンで下れるなあ、なんてことを考えながらトボトボとアコウ平めざして歩きました。

Kinpu50

【感想】
いつか辿ってみたかった金峰山表参道。
その上半部のみでしたが、いにしえの登山道は山岳宗教の雰囲気が十分に感じられる好ルートでした。
大弛峠まで車で入れば、金峰山頂までは楽な道のりなので、今では大弛峠からのコースがメインストリートになっていますが、山慣れた人なら一度は表参道コースを歩いてみてください。
きっと新たな発見があると思いますよ。

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2017.07.16

忍耐のみち? 真夏の丹沢(塔、丹、塔、鍋)を歩く

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「暑いだろうなあ」とは思っていたけど、まさに想像どおりの暑さの中、東丹沢の主要部を歩いてきました。

このところ、軟弱なハイキングしかやってないので耐久力はかなり落ちてます。
そこで心機一転、20km超の歩き甲斐のあるコースを選んだら東丹沢になっちゃった。

東丹沢なら交通費及び行動食などコミコミで3,000円以内で行って帰ってこられます。
まさに年金生活者向けのコースです。

例によって最寄り駅を始発の電車で出発します。
スタート地点の大倉バス停には7時15分頃に到着。今日も暑いです。

 今日も暑さが予感される大倉尾根
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今日は熱中症対策として水分2.5リットルを準備しました。
その内0.5リットルは凍らせて持参。これが良かった。
結果的には、ゴール地点に戻るころには2リットル以上消費したので、2.5リットルはベストな選択でした。

歩いたコースは、大倉~塔ノ岳~丹沢山~塔ノ岳~鍋割山~二股~大倉の約23km。
詳細な記録はヤマレコにアップしてあるのでここでは触れません。
これまでにも真夏の丹沢には十数回訪れていますが、それらはすべて沢登りでのこと。
尾根歩きが目的というのはたぶん今回が初めてかなあ。

 5月に歩いた檜洞丸や大室山が見えて嬉しかった
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たしかに暑いことは暑かったけど、稜線に立ってしまえば吹き抜ける風はさわやかで心地よいものです。
山野草も結構咲いているし、歩いていて飽きることはないのですが、ひとたび登りが始まると体中の汗がどっとほとばしってきます。

 これから向かう塔ノ岳から鍋割山稜の山々
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帽子からは大粒の汗がポタポタとひっきりなしに落ちてきます。
体中が汗臭くなり、自分でもそれがわかるほどの不快感に悩まされました。
下山後は脇目も振らずに着替えましたが、それでもザックからの異臭は防ぎようもなく、今日の発汗の異常さを再認識しました。

 暑さはこたえますが山野草も豊富に咲いています
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夏の丹沢は忍耐力を試す良いエリアです。
ひと夏に一度は、十分な準備のもとで訪れてもいいですね。
春秋シーズンと比べて明らかにハイカーの数も少なく、反比例するようにトレラン愛好者の数が目立ちました。
ミニマム装備で短時間で山野を駆け抜ける方がかえって暑さ対策になるのかなあ。
私にはできないけど、なんとなく理解できる感じもしました。

今回、比較的長い距離をなんとか歩けたので、夏の北アルプスを訪れる資格はあるかなあ。

 鍋割山稜は樹林に囲まれて涼しかった
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