2012.05.16

お散歩気分で三ツ峠

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ブログの更新が遅くなってしまいましたが、先日の「富士山麓同窓会」の続編です。

初日は各自思い思いの楽しみ方で過ごしましたが、翌日はとりあえずみんなで軽いハイキングでもやろうよ、ということで三ツ峠に出かけました。

4人のうち一人はぎっくり腰でお留守番。こういうところが還暦同窓会の情けないところです。

三ツ峠といえば関東屈指のクライミング練習の場でもあります。
クライミングをやっていた頃は年に2~3回は練習に出かけていました。
裏三ツ峠から屏風岩に至る道は、いわばクライミング練習のための「通学路」みたいなものでした。

ところが年に2,3回出かけていても山頂に立ったことはありません。
今回山頂に立てば高校1年生のとき以来、じつに45年ぶりの快挙となります。(笑)

    河口湖北岸からの富士と河口湖大橋
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河口湖から御坂峠方面に車で走ります。
御坂トンネルの手前で右折し、裏三ツ峠登山口を目指しました。
途中で御坂峠を越えてきたローディと遭遇。いいなあ、近いうちに御坂峠越えもやりたいなあ。

新緑と残雪の富士山の景色を愛でながらの道中は楽しいですね。
着いた登山口には車がぎっしり停まっていました。

    新緑が最高に美しかったです
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ぎっくり腰の友人に車を預けていざ出発。
ここまで車で上れば歩きは1時間ちょっとです。
お散歩気分で山頂直下の山小屋に到着。目の前には屏風岩がそびえ、クライマーのコールが聞こえてくるかのようでした。
うーん、今でも登れるだろうか???

さて、小屋から山頂まではわずかな距離です。
ラジオやテレビの?アンテナが林立している山頂に無事に立ちました。
展望は広大。眼前の富士山は言うに及ばず、御坂山塊、奥秩父、南アルプスに八ヶ岳連峰、さらに遠く北アルプスと360度のパノラマが広がっていました。

    山頂からの南アルプス・白峰三山
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    御坂山塊と南アルプスです(手前には二つの山小屋が見えますね)
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やっぱり山は良いです。
ほんのお散歩気分のハイキングでしたが、自転車よりもやっぱり楽しいです。

同行の仲間たちも山の魅力を再認識したようです。
次回の「同窓会」は秋の箱根ということで、意見が一致しました。
さて、そうなると初日は椿ラインから大観山をヒルクライムかな?

    今度は秋の箱根に集まろう
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2011.09.20

那須・朝日岳から隠居倉、三斗小屋温泉周回

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表那須の山々をちょこっと歩いてきました。

Asahimapこの夏は、ヒルクライムの練習に二度ほど自転車で峠の茶屋駐車場まで上がりましたが、その先を歩いたのは久しぶりです。

諸々の事情で、私に与えられた時間は早朝から午前10時頃までの数時間しかありません。

その中で山歩きの気分を満足させてくれるコースは、ここしかないだろうなあ、と考えたのが・・・
峠の茶屋駐車場~峰の茶屋跡~朝日岳~隠居倉~三斗小屋温泉~峰の茶屋跡~峠の茶屋駐車場の周回コースです。

未明に峠の茶屋駐車場まで車で上がり、明るくなるのを待ちました。
夜半は濃いガスと雨にたたられて、「天候の回復は遅くなるかも。」と心配しましたが、夜明けとともに厚い雲が去り、空が茜色から黄金色に染まって美しい日の出を迎えることができました。

    鬼面山にかかる朝焼け(茜色から黄金色へ)
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おにぎり2個の簡単な朝食をとった後、5:20に駐車場を出発しました。
周りの山肌はまだモルゲンロートに染まっていて山腹に纏わりついている雲が速い流れで去っていきます。
なかなか見られない景観にしばし歩くのも忘れました。

茶臼岳の山腹をトラバース気味に緩やかに登る道をたどり、右手に朝日岳東南稜の鋭い稜線を仰ぎながら火山礫の登山道をゆっくりペースで歩きました。
やがて剣が峰が大きく迫り、避難小屋が近づいてくると峰の茶屋のコルに着きました。

    峰の茶屋のコルをめざして
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「峠の茶屋」と「峰の茶屋」。
紛らわしいですが、「峰の茶屋」の方が歴史はずっと古く、昔は掘っ建て小屋の残骸があるばかりでしたが、冬山遭難事故を機に立派な避難小屋が建設されたと聞いています。

ここから朝日岳へは剣が峰の東側をトラバース気味に登っていきます。
トラバース道にはエゾリンドウの紫色の花がいくつも咲いていました。花の寂しいこの時期にあって山歩きを楽しませてくれる貴重な花ですね。

    秋の代表的な花「エゾリンドウ」
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剣が峰を巻き終わると鎖場なども現れる道に変わります。
雪のない今の時期は問題ありませんが、12月から3月頃にかけてはアイゼンによる引っかけなどの転倒に注意がいる箇所です。

    ボリューム感満点の茶臼岳
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振り返ると文字通り臼を逆さにした形の茶臼岳がどっしりと聳えています。
山麓は厚い雲海にびっしりと覆われています。
ボリューム感のある雲海の模様はなかなかのものでした。
このあたりから眺める朝日岳東南稜も鋸歯状の稜線を連ねていて結構迫力があります。
数年前の冬、山の仲間と3人で会心のクライミングをしたのが思い出されます。

    逆光に輝く鋸歯状の朝日岳東南稜
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やがて、朝日岳の肩に立ち、山頂を目指しました。
ここから頂上までは指呼の間です。
ハイマツやガンコウランといった高山性の低木に覆われた尾根をたどり朝日岳山頂に立ちました。
眼前の茶臼岳をはじめ、南会津に属す奥那須の大倉山、三倉山、それに三本槍岳、赤崩山など那須主脈の山々が一望に眺められました。

    朝日岳から赤崩山(旭岳)を望む
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    見事な雲海が広がっていました
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静かな山頂で展望を楽しんだ後、隠居倉方面に向けて歩き出します。
森林限界を超えているので展望も良く、那須の雄大な山容を十分に楽しみながらの稜線歩きです。
主脈と隠居倉を分ける分岐点は「熊見曽根」と呼ばれていますが、この辺りに来ると早くもガスがわき始めました。

隠居倉に至る稜線上では、エゾリンドウやトリカブトなど紫色系の花々が目を楽しませてくれました。
いったん下って登り返すと隠居倉のピークです。
去来するガスの合間に三本槍岳や歩いてきた朝日岳などが浮かんで見えました。

    ガスの去来する三本槍岳(隠居倉にて)
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    同じく朝日岳から熊見曽根を振り返る
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隠居倉で一休みの後、三斗小屋温泉に向けて下ります。
この下りは結構急で膝にダメージがかかります。
雨の後なので道も滑りやすく、注意のいる箇所でした。

急坂が一段落するとゆるやかな道に変わり、硫黄の臭いが立ちこめてきて源泉が近いことを教えてくれます。
水蒸気の噴出する源泉を過ぎてさらにひと下りで温泉神社に至り、石段を下れば2軒の宿からなる三斗小屋温泉です。
登山者を送り出したばかりの宿はひっそりと静まりかえっていました。

    静かな雰囲気の三斗小屋温泉

ここからはほぼ平坦な道を進みます。
20分ほど歩くと沼原分岐に着きました。当初はこの分岐を右折して姥ヶ平を経由して峰の茶屋に向かう予定でしたが、時間短縮のために直進します。

延命水を過ぎ、やがて登り傾斜が出てくると那須岳避難小屋です。
小屋の背後には牛ヶ首から剣が峰にかけての稜線が意外な高さで迫っています。
小屋を通り過ぎると峰の茶屋コルに続く火山礫の急な道に変わりました。

ひと登りで、早朝に通過した峰の茶屋コルに到着。
小屋の陰で風を避けながら行動食をとってから下山を開始しました。

久しぶりの山歩きで靴擦れが起き、それをかばう影響で膝まで痛くなってしまいました。
いやはや、自転車よりもハイキングの方が身体にはきついですね。
痛い右膝を引きずるようにして出発地点である峠の茶屋駐車場に下り立ちました。

【コースタイム】
峠の茶屋駐車場5:20・・・峰の茶屋コル(5:54)・・・朝日岳(6:33~36)・・・隠居倉(7:05~10)・・・三斗小屋温泉(7:46)・・・沼ッ原分岐(8:10)・・・延命水(8:18~20)・・・峰の茶屋コル(8:57~9:07)・・・峠の茶屋駐車場(9:45)

【感想】
久しぶりの山歩きでした。
実働4時間程度の軽いハイキングながら、結構足(太ももと膝)にきました。トレーニング不足を痛感します。
今回は自転車同様に心拍をモニタリングするトランスミッタを付けて歩いてみました。
結果は下図(クリックで拡大します)のとおりです。

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心拍数の増加はヒルクライムよりもはるかに低く、最もきつい箇所でも最大心拍数の75パーセント程度の心拍数で登ることができました。
ヒマラヤ級の高峰はさておき、普通の山歩きでは心肺能力よりも、急激に変化する坂道にフレキシブルに対応できる足腰の筋力の方がより必要とされるみたいです。

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2011.05.02

箱根外輪山周回コースを歩く

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山の仲間たちと久しぶりにハイキングを楽しんできました。
場所は箱根の外輪山をなす三国山周辺です。
高校時代から山に親しんできた私ですが、箱根のハイキングは初めてです。
箱根というと、どうしても「温泉観光地」「ドライブ」という印象が強くて、登山やハイキングの対象として見たことはありませんでしたが、実際に歩いてみるとなかなか良い山だという印象を持ちました。
ただし、車や観光客との接点が多く「静かな山」を求める向きにはおすすめできませんが。
それでも、この季節にふさわしい山野草が咲きほこり楽しいハイキングでした。

朝8:30発のバスで小田原から桃源台へ。
箱根駅伝の山登りコースは車の渋滞でなかなか進みません。山登りの自転車乗りたちも結構いましたが、路肩も狭くちょっとあぶない感じです。車の混雑している休日は避けたいですね。
1時間以上かかって芦ノ湖畔の桃源台に到着。身支度を済ませて駐車場の脇からさっそく歩き始めました。(9:44)
北岸を回り込みながら水平歩道を湖尻水門、深良水門と歩を進めます。
深良水門からはいよいよ外輪山の登りにかかります。とはいえ石畳のゆるやかな道であっという間に稜線上の湖尻峠に到着しました。

    湖尻峠からの展望
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南西方向の風が強い中を三国山に向けて南下する道は、背丈の高い篠竹が防風林の役目をしてくれるので体力的には助かりますが、展望は犠牲になってしまうので善し悪しかな。
また、登山道と並行して走る芦ノ湖スカイラインからの車(特にオートバイ)の騒音が気になります。これさえなければ箱根の山も好きになるのに…。
進行方向左手(東側)には樹林越しに芦ノ湖が眼下に広がります。高度が高まるにつれ今度は西側に富士山が見えてきますがあいにく下り坂の天気を暗示してか山頂部は雲に覆われていました。

    ブナの巨木帯
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体感的には結構長く感じられる三国山の登りですが、周囲にブナの巨木が現れるようになると山頂は間近です。残念ながらブナの新緑はもう少し先。
たどりついた頂上からの展望はありませんがコバイケイソウの群落が目を和ませてくれました。花の時期にはさぞ美しいことでしょう。
三国山頂で昼食休憩。(11:21)
ヨーコさん持参のご馳走にHINAさん共々ご相伴させてもらいました。
ハイキングに豪華昼食、これはもう最高です。

    三国山頂はコバイケイソウの群落
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外輪山周回コースはきつい登りはないけれどなかなか長いコースです。そういう意味で歩き応えのあるコースと言えます。
登山道を歩いていると、ヤマザクラやミツバツツジなどの樹木やミヤマカタバミやスミレ、ルリソウなど春の山野草がたくさん咲いていました。
これはうれしい誤算でした。時々立ち止まってはカメラにパチリ。箱根は花が豊富です。

    ルリソウがたくさん咲いていました
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    ミヤマカタバミ
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山伏峠にはドライブインがあり、良い休憩スポットになっていました。
芦ノ湖をはさんで対岸には神山から駒ヶ岳にかけての中央火口丘の山々が眼前に眺められ、展望もなかなか広大でした。

さらになだらかな上り下りを繰り返しながら海ノ平を経て道の駅「箱根峠」まで下っていきました。
途中、火山らしい雄大な山並みも見られ、奥多摩や丹沢とは違った明るい山容に箱根の山の魅力を感じることができました。
道の駅から箱根旧街道を経て箱根町のバスターミナルまでは下り基調の歩きやすい道を残すのみ。
無事にバスターミナルに下り立ちました。(14:47)

首都圏からほど近いアプローチの良さと、四通八達している観光道路のせいで山屋にとってはいささか訪れにくい山域ですが、山の持つ良さもたっぷりあるので季節を見極めてまた訪れてみようと思いました。

    山伏峠から芦ノ湖方面の展望
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2011.02.20

日光・茶ノ木平スノーシューイング

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本当に久しぶりに冬用登山靴に足を入れました。
冬靴を履くと身も心もピリッと引き締まります。
ということで、2年ぶりの雪山見参。目的地はお気軽モードで日光の茶ノ木平です。

同行のパートナーはHINAさんです。
二人とも山登りはご無沙汰です。
日帰りで日光の中禅寺湖南岸の低山を楽しもうと、早朝に千葉を出発し9時前には中禅寺湖畔に到着。
適当な駐車場所がなかったので、レークサイドホテルさんにお願いして駐車させてもらいました。

駐車場で身支度を終えて9時22分出発。明智第二トンネル入口を目指します。
ここのところ自転車三昧だったので雪山用の装備に対する勘が鈍ったのか、身につけたウェアはどう見ても八ヶ岳の冬期バリエーションルートでも通用するような出で立ちになってしまいました。(笑)
標高1600m程度の低山雪山ハイクに出かけるにはかなりのオーバースペックで、歩き出してすぐに暑さでうんざりしました。

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トンネル入口脇にある送電線巡視路沿いに登ります。
雪が深いのですぐにスノーシューを装着。トレースはまったくないので適当に送電線沿いに登高しました。
急な雪の斜面にジグザグを切りながら徐々に高度を上げて行き、振り返れば眼下に中禅寺湖とそれを取り囲む周囲の山々が迎えてくれました。
雲一つ無い快晴の下に広がる景色は絶景そのもの。
この時点で今日スノーシュー山行に出かけて本当に良かったと大満足でした。

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やがて目印の送電線鉄塔に到着。
さて、実はここで大きな勘違いをしてしまいました。
くわしくは下の地図をクリックしてください。

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地図にある赤い丸印の地点が自分たちが今いる位置だと誤認してしまったのです。
赤丸印から明智平の山頂駅までは指呼の間。「ちょっと行ってみようか」ということになって、下り始めました。
「あれ、おかしいなあ。こんなに遠いはずないんだけど。」と立ち止まり、地図を確認するも、現在位置に「絶対的な自信」があったので結局わからずじまい。
帰宅後に軌跡を地図に落としてみてわかりました。
目標にしていた鉄塔の一つ手前の尾根に鉄塔が建っており、その場所を目標の鉄塔と誤認していたのです。
いやはや、山登りから離れてしまうと、地図勘もガクッとなくなることにショックでした。

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そういうおバカなミスもありましたが、結果オーライで無事に細尾峠の分岐にたどり着きました。
ここからは夏道があります。
中禅寺湖側から登ってきたと思われるトレースも残されており、それを辿って茶ノ木平を目指しました。
このあたりは標高1,600m前後の高原状になっています。雪の林間をスノーシューを駆使して快適に進んでいけます。

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やがて電波塔周辺に広がる大雪原に到着。夏には草原か笹原になっているのでしょうか。
雪原を横切ってなおも進むと展望台の分岐に到着。
せっかくなので展望台を往復してみました。
眼下には八丁出島が眺められ、中禅寺湖南岸の半月山から社山にかけての稜線が墨絵のように穏やかに連なっています。
いつか雪のある時期に歩いてみたいね、と二人で語り合いました。

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展望台から引き返してしばらく進むと男体山の巨大な姿が眼前に迫ります。
これはすごい迫力です。
男体山、女峰山、そして中禅寺湖の頭上には前白根を前衛に従えた奥白根山がその雄大な山容を雲一つない晴天の下に惜しげもなく見せてくれています。
いやー、山って本当に良いもんですね。(笑)
この大展望をおかずに昼食休憩。
20分足らずでしたが、静けさの中を贅沢な時間を楽しみました。(11:54~12:14)

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下りは北に延びる尾根を男体山に向かって下るだけ。
ただしスノーシューは急な下りが苦手なので、途中支尾根に回り込みながらなるべく緩い斜面を選んで下降します。
下り着いた場所は、朝スタートしたレークサイドホテルの真ん前でした。(13:12着)

快く駐車をさせていただいたホテルのご厚意に応えるべく日帰り温泉に入浴。
硫黄泉のいかにも温泉らしい湯船に手足を思う存分伸ばして半日のスノーハイクの疲れを癒しました。

結局誰にも会わず、二人だけの静かな山行を楽しむことができました。
アプローチも短い茶ノ木平周辺は手軽な雪山ハイキングにオススメのエリアだと思います。

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2010.08.13

森の妖精

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今夏の暑さはハンパじゃありませんね。
おかげで8月に入ってからは自転車はお休みしています。
この時期は、今までなら沢登り=ウォータークライミングの季節だったのですが、さすがにトレーニング不足で足が向きません。

そこで、東京の奥座敷、御岳山に出かけてきました。
お目当ては、もちろんレンゲショウマ。
この時期に御岳山の北側斜面一帯にいっせいに咲きほこります。

あでやかさからは縁遠く、日陰にひっそりと咲く風情がなんともいえません。
うすくガスが広がる中、可憐に咲くこの花を目当てに多くのカメラマンが押しかけます。
かくいう私もその一人ですが、そっと控えめに咲く姿に昔の日本女性の姿を重ね合わせるのは私だけかなあ?

ブログの右サイドバーに「森の妖精」としてアルバムにしましたのでお急ぎでない方はぜひご覧ください。

あ、ハイキングの方ですが、今日は撮影が目的。
下りは大塚山を経て古里の駅に下山しました。
緑の濃いなかなかさわやかな尾根道でした。

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2010.06.21

会津磐梯山と駒止湿原を訪ねる

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いよいよ梅雨本番です。
雨が降ると自転車には乗れません。ていうか、乗らない方が身のためです。
そこで、別の遊びを考える。
私の場合、そんなに器用じゃないので別の遊びは山歩きになります。

山は良いですね。
雨が降っても雨具を着ればどこへでも歩いて行けます。
6月のこの時期は、新緑が雨に濡れて輝きを増す季節でもあります。高山植物もたくさん咲き出してきて、山々は原色の世界に彩られます。

6月19日(土) 雨のち曇り
Aidu06錦少年に誘われて、霊峰のひとつである会津・磐梯山を訪れました。
磐梯山は、作家の故・立松和平さんの「百霊峰巡礼」に掲載されている一峰です。
以前、家族登山で登りましたが、雨の中を厳粛な気持ちで登ってみるのもいいかなと思い、早朝に横浜、千葉を経由して登山口である猫魔・八方台まで車で入りました。
メンバーは、錦少年とその友人のTさん、Nobの3名です。

予報どおり小雨が降る中を雨具を着込んで歩き出しました。
しばらくは整備された道をなだらかに登ります。
木々の新緑が雨に濡れて鮮やかさを取り戻しているように見えます。
30分ほど歩くと、あたりが開けて中ノ湯に着きます。硫黄の臭いが鼻を刺激します。
中ノ湯は古い湯治場のようですが、すでに廃屋と化していました。最盛期はさぞやと思わせるような建物の連なりが往時の賑わいを想像させてくれます。

Aidu05中ノ湯からしばらく進むとミツガシワの群落が迎えてくれました。湿地帯が続いておりコイワカガミなども可憐な花を咲かせてくれています。
高度の方はなかなか上がらず、しばらく緩やかな登りが続きます。
いささか単調な登りが続き、やや飽きてくるころ、勾配が徐々に増していきお花畑と弘法清水の分岐に飛び出しました。
雨も本降りになってきたのでお花畑経由は諦めて、小屋のある弘法清水を目指しました。
分岐からひと登りで着いた弘法清水の小屋の前にはたくさんの登山者が休んでいます。すでに山頂まで往復してきたのでしょう。

ここまでかなりゆっくりとしたペースで登ってきたので、休まずにそのまま山頂を目指しました。
山頂までの傾斜はやや急になります。
ずっと降り続いていた雨がようやく上がり、ガスの間から山頂らしき頂が見え隠れしています。火口壁の急斜面がガスに見え隠れしています。
Aidu11時刻は14時近くになりました。
ガスがすーっと薄くなった頃、ひょっこりと磐梯山頂に到着。周囲は何も見えなかったけど、やっぱり山頂に立つ喜びはひとしおです。
山名表示板の前で記念撮影後、すぐに退散しました。

復路は往路を忠実に戻りました。
膝に故障をかかえるTさんのペースに合わせてゆっくり下ります。
かくいう私も右足の「魚の目」の痛みがひどくなり、スローダウンは大歓迎です。
雨は上がりましたが、登山道はぬかるみが続きます。滑らないように慎重に下りました。
往路とほぼ同じ位の時間をかけて八方台の駐車場に戻り着きました。

今夜の泊まり場所は南会津なので、ここからは120kmほど離れています。
休む間もなく車を走らせました。
Aidu10夜は、南会津館岩村にある前沢曲家集落で夕飯をご馳走になりました。
Tさんの知人の実家だそうです。
この地方独特の茅葺き曲家住宅で山の幸、十割蕎麦の大歓迎を受けました。
特に、お蕎麦はあの立松和平氏をして「日本一の蕎麦」と賞賛をうけた地元では有名なおばあちゃんの手打ち蕎麦。これには大感激です。本当に美味しかったー。

【コースタイム】
猫魔八方台(11:35)---中ノ湯(12:01)---弘法清水(13:25)---磐梯山頂(13:57~14:20)---弘法清水(14:48)---中ノ湯(16:02)---猫魔八方台(16:27)


6月20日(日) 曇り時々晴れ
さて、翌日は予想外に晴れ間が出ていたので、予定を変えて駒止湿原散策を計画しました。
南会津町と昭和村に囲まれた奥会津にある駒止湿原。
面積は尾瀬ほど広大ではありませんが、すぐ近くまで車で入れるので、中高年者とりわけ高齢のハイカーに人気の湿原です。
口の悪い錦少年に言わせれば「ここは後期高齢者向きの尾瀬ですね。」(笑)

Aidu09この時期は、ワタスゲが見頃とあって、人生の大先輩とおぼしきハイカーがたくさん訪れていました。入口にある駐車場が料金無料というのがうれしいです。
駐車場の整理や案内にあたる村(町?)の皆さんには頭が下がります。

入口からは高低差もなくすぐに湿原に導かれました。木道は狭いので一方通行になっています。
レンゲツツジの鮮やかなオレンジ色が出迎えてくれました。
湿原の奥に入っていくと、「おおー!」一面の綿帽子です。白、白、白、、
ワタスゲの群落がずっと先まで広がっていました。これほどのワタスゲの大群落はなかなかお目にかかれないと思います。
Aidu07その他にも、山裾の縁にはズミの白い花が見頃でした。まだ数は少ないですがコバイケイソウやニッコウキスゲもしっかりと咲いていました。
今度は足元を見ると、ヒメイチゲやタテヤマリンドウの可憐な花々が・・・。
いやー、なかなかやりますよ。この湿原は。

時間の関係で、南会津町側の「大谷地エリア」しか回れませんでしたが、この先にも「白樺谷地」や「水無谷地」といった湿原が続いているようです。
もっと時間がとれればゆっくりとお花の観賞をしたいところです。

2日にわたった会津の山旅。
急ぎ足でしたが、会津中心部と南会津、奥会津の旅情にも触れることができました。
今度は秋に再訪したいものです。

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2010.03.22

奥多摩・サルギ尾根から鍋割山北尾根を歩く

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毎月一回は山歩きを続けていきたいと願っています。
3月は早春の奥多摩を歩いてみました。

養沢神社からサルギ尾根を経て鍋割山へ。
奥の院の隣にそびえる鍋割山からは北に続く尾根筋を大楢峠まで辿り、鳩ノ巣か古里へ下りるコースです。
登りも下りも静寂の尾根歩きが期待できます。

登山口である大岳鍾乳洞入口バス停に降り立ったのは私たちの他に4,5人。
バス停すぐにある養沢神社で身支度をすませて出発しました。
登り始めから木の枝に掴まりながらの急登が続きます。
やがて勾配も安定してくると踏み跡もしっかりしてきて歩きやすくなりました。

樹林帯の登りが続くため、残念ながら周囲の展望はありません。
樹林越しに馬頭刈尾根や日の出山方面の尾根が望める程度です。
時折、露岩まじりのヤセ尾根の通過なども織り交ぜながら徐々に高度を上げていくと高岩山に着きました。
樹林の中の静かな山頂で一休み。
養沢川をへだてた対岸には御岳山の社殿が望めます。

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高岩山からはいったん下り、登り返しますが、なかなか急な尾根道が続きました。
落ち葉で足下が滑り、けっこう疲れます。
やがて展望台の鉄柱が見えてくると「高岩山園地」と呼ばれる展望台に着きました。
屋根付きの展望台からは遠く奥日光や上州武尊山と思われる白い峰々までがうっすらと望見でき、感激しました。

ここからは一般コースなので道も歩きやすく快適に進むことができます。
御岳山方面の道を右に分け、さらに進めば芥場峠。ここで、鍋割山方面の尾根道に入り、しばらく登ると鍋割山の山頂に着きました。
静かな好ましい雰囲気の山頂です。

鍋割山からは北尾根にルートを取りますが、一部踏み跡が不明瞭なのでコンパスと地図で進路を確認しながら下りました。
1,2箇所わかりにくい箇所もありましたが、無事に大楢峠に降り立つことができました。
当初計画では城山を経由して鳩ノ巣に下りるつもりでしたが、今日は十分に?歩いたので巻き道をのんびり辿ることに。
途中にある東屋で最後の展望を楽しんだあと、古里駅方面に下りました。
春まだ浅い奥多摩の低山歩きでしたが、桜のつぼみもふくらんで、春本番の気配を感じさせてくれる心地よい山行でした。

【コースタイム】
武蔵五日市駅(8:20)===大岳鍾乳洞入口BS(8:45~55)---高岩山(10:25~40)---高岩山園地展望台(11:10~20)---芥場峠(11:40)---鍋割山(11:53~12:05)---大楢峠(13:00~06)---古里駅(14:52)


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2010.02.14

樹氷が満開! 丹沢・鍋割山稜

Nabewari03

Google Map で表示する

大陸から寒気が南下している状態で、本州の南岸を低気圧が通過すると関東地方が大雪に見舞われることは、皆さんご存じの気象知識です。
一昨日の金曜日がちょうどこのような状態だったので、翌日の土曜日に表丹沢に出かけることを思い立ちました。

久しぶりにヨーコさんに連絡すると、二つ返事でOKとのこと。
それでは出かけることにするか、と地図を広げるまでもなく、この時期のお気に入り山域である鍋割山稜の計画を立て、実行に移しました。

ところが、低気圧の通過とともに回復するはずのお天気が回復しないで朝から寒々しい空模様です。
未明の千葉でも雪がちらほら・・・
当てが外れてしまいましたが、雪の中を歩くのも良いかなあと思い直し、予定どおり出発しました。

Nabewari04ヨーコさんとの集合場所である渋沢駅では霙(みぞれ)が降っていました。
こんなお天気にもかかわらず、大倉行きのバスには登山者たちが続々と乗り込んできます。
大倉バス停に着く頃には霙が雪に変わっていました。
この雪、下山するまでずっと降り続いていました。

バス停で装備を整えますが、雪山ハイキングとしてはほぼ完全な装備を持って出発です。(8:45)
とはいえ、標高1,300m程度のハイキングなので気は楽ですが・・

大倉尾根には多くの登山者が歩いていました。
この尾根の人気ぶりに改めて感心しました。
登山道が整備され、要所要所にはこの時期でも茶店や山小屋が営業しているので、安心感があるからでしょう。
意外だったのは、雪の量が少ないことです。
金曜日の夜にずいぶん積もったのでは?と期待していたのですが、ほとんど降らなかったようです。
一昨年の同じ時期(2008年2月)に訪れたときには、稜線上で50cm位あったのを思えばちょっぴり残念でした。

多くの登山者たちと抜きつ抜かれつしながら、ようやく堀山の家に到着。(10:50)
まだまだ雪は少ないですが、歩きやすさを考えてアイゼンを着けました。
相変わらず湿った雪が降り続いています。

植林帯を抜けて明るい尾根歩きになると、樹氷が楽しめるようになりました。
表丹沢の樹氷は昔から有名です。ここ2,3日の降雪と低温で樹氷の発達は最高です。
小枝一本一本にびっしりと氷が付着しているので、お天気であればきらきらと眩しいくらいに輝くはずです。

Nabewari07尾根道が急になると花立の登りに差しかかるのがわかります。
ここは一歩一歩がまんの歩きです。
ようやく登り切ったところにある花立山荘で一休み。(11:51~12:00)
残念ながら展望無し。横なぐりの雪が降るのみ。さぶいー!

大倉尾根もこの辺りまで登ると雪もしっかりついて歩きやすくなりました。
金冷シ手前の痩せ尾根付近の樹氷は文句なしの美しさ。
思わず見とれてしまいました。

塔ノ岳分岐では迷わず左手の鍋割山稜方面に進みました。(12:20)
ヨーコさんも私も塔ノ岳には数え切れないほど登頂しているし、この天気では何も見えません。よって山頂はパスしました。

踏み入れた鍋割山稜は大倉尾根の喧噪とは打って変わって静寂感が支配しています。
この空間が大好きで、こんな日にもかかわらず登ってきたのです。
手軽に入れる表丹沢にあって、このエリアは本当に貴重な空間だと思います。
ブナの巨木にも雪氷がまとわりついて幻想的な世界を演出してくれています。

Nabewari12大丸を過ぎてしばらくはブナの樹林帯歩きを楽しみながらゆるやかに上下を繰り返します。
ここで失敗をしでかしてしまいました。
低木が雪の重みで垂れ下がり、二俣分岐の指導標が見えづらくなったのを気づかずに、先行者のトレースのみを辿った結果、二俣方面への尾根(訓練所尾根)に迷い込んでしまったのです。
普段なら迷いようのない分岐なのですが、視界がなく、下ばかりを向いて歩いていたために犯した失敗でした。
ヨーコさんのGPSマップで位置を確認したら、それほど下降してはいなかったので登り返すことに。
こんな初歩的なミスをするから、なかなか若葉マークが取れないのですよねえ。(苦笑)

元のルートに復帰してからは順調に進みました。
やがて鍋割山頂に到着。(13:52)
名物の鍋焼きうどん(980円)は次回のお楽しみにして、下山にかかります。

Nabewari15後沢乗越までは急な下りの連続で嫌になります。
雪が薄くかぶっているために慎重に下りました。
時間が押しているので、後沢乗越はそのまま通過して、薄暗い植林帯の中を二俣目指して下りました。

車道に出たところでアイゼンを外し、あとは大倉までの単調な林道歩きが続きます。
こういう時、連れがあるとおしゃべりしながら歩けるので時間の経過が気になりません。
二人でおしゃべりしながら夕闇の迫る林道を大倉まで歩きました。
大倉バス停着は16:40。
終日、雪の舞う中を歩いたせいか時間がかかってしまいました。
あいにくのお天気でしたが、久しぶりに雪山気分を満喫することができました。
同行してくれたヨーコさん、ありがとうございました。

【コースタイム】
大倉BS(8:45)・・・堀山の家(10:50~57)・・・花立山荘(11:51~12:00)・・・金冷シ(12:20)・・・鍋割山(13:52~14:10)・・・後沢乗越(14:48)・・・二俣(15:35)・・・大倉BS(16:40)

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2010.01.03

今年の登り始めは陣馬山で

Jinba02

ここ数年は三が日のうちに低山ハイキングを楽しんでいます。
さて、今年はどこへ?
昨年の1月3日同様に陣馬山を訪れました。
ただし、下山路を明王峠から相模湖にしてみました。

Jinba01陣馬高原下行きのバスはちょうど座席がハイカーで埋まる程度です。
もちろん中高年ハイカーが多数を占めていますが、中には若いカップルなども見られ、最近の若い女性によるハイキングブームを感じさせています。

バス停からはしばらく和田峠に上がる車道を進みます。
ここが多くの自転車乗り達にとって目標の一つである「表和田」の登り道。
反対側の藤野方面の林道は「裏和田」と言うそうな。
北面の表和田よりも南面の裏和田の方が、表和田らしいのですが、ここはやはり登りの厳しさから東京側が「表」になるのでしょうね。

Jinba03さて、歩き始めて20分弱で新コース分岐に着きます。
ここは迷わず山道である新コースに入ります。
しばらく案下川沿いに進みますが、やがて沢から離れてなだらかな尾根上を歩くようになります。
右手正面には陣馬山から和田峠に続く尾根筋が見られます。

枯れ葉の積もる尾根道を歩くのは本当に気持ちが良いものです。
カサカサと落ち葉をかき分けて進めば、やがて陣馬山頂への最後の登りに差しかかりました。
空はどこまでも青く、落ち葉のつもる尾根道は山頂まで続いていました。

Jinba04一汗かいてたどり着いた山頂からは、快晴ならば眼前に富士山、そして南アルプスの荒川岳、赤石岳といった高峰が眺められます。
今日は残念ながら展望はお預け。
このところ続いている晴天のせいか、霞がかかる生憎の空模様でした。
それでも、北都留の山々や笹尾根、大菩薩連嶺、丹沢、奥多摩といった近場の山々ははっきりと眺められます。
風もなくおだやかな山頂で一服しました。

一段下がった場所に茶店が開いていたので甘酒(200円)を所望。
熱々の甘酒を飲みながら山座同定を行いました。

下山路は明王峠から与瀬神社経由で相模湖駅までです。
陣馬山や高尾周辺は何回となく歩いていますが、何故かこのコースは歩いていません。
短いコースで降りるのがもったいないからかも知れません。
大抵は高尾山方面か反対側の生藤山方面に縦走するのが普通でしたから。
陽の短いこの時期は、早めの下山も芸のうち、とばかりに相模湖方面の道を初めて歩いた次第。

Jinba05明王峠までは裏高尾縦走路を行きます。
トレランの若者達が風を切って走ってくるのにすれ違いました。
このトレランだけは理解できません。
せっかくの山歩きなんだからのんびり静かにいきたいものです。

茶店(閉店中)のある明王峠は樹間越に展望も開けています。
あいにく富士山は雲の中でしたが、晴れていればなかなかの景色かも知れません。
峠からはゆるやかに南に下ります。
ゆるやかな下り道のため、なかなか高度を下げてくれません。
杉の植林帯のなかを下るので日も差さず肌寒く、展望もまったくありません。

Jinba06少しずつ高度を下げながらやがて中央道を通行する車の騒音が目立ち始める頃、与瀬神社の境内に導かれました。
お正月ということで社務所には神官もいて、なかなか由緒のある神社のようでした。

神社からはかなり急な石段を慎重に下れば、中央自動車道の横断橋です。
上り車線(小仏トンネル方面)は大渋滞のようでした。
平行して走っている20号線の渋滞を横目で見ながら、お昼前に相模湖駅に到着できました。
半日の軽い行程でしたが、ポピュラーな割に静かなハイキングを満喫することができました。

↓歩いてきたコースです。
100103_jinbasan_map

【タイム】
陣馬高原下バス停(8:22)---新コース分岐(8:39)---陣馬山(9:27~55)---明王峠(10:22~25)---矢ノ音(10:38)---与瀬神社(11:27~30)---相模湖駅(11:41)

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2009.12.30

一年の登り納めは高川山で

Imgp1409rs


今年最後の山歩きは、中央沿線にある高川山を訪れました。
このところ自転車に熱中していたので、歩きの山行は本当に久しぶりです。

今年の山行を数えたら、今回の高川山で23回目。
秋山シーズンの9月、10月は一度も山に入りませんでした。
今から考えると少しもったいない気がしますが、10月中旬の「ツールドちば」にむけて自転車の練習に励んでいたので納得。

Imgp1430sさて、落ち葉を踏みしめての日だまりハイキングはいつも楽しいものです。
初狩駅からスタートして、山頂を経て東北東に延びる大月駅までの長い尾根歩きは今回で二度目ですが、なかなか歩き甲斐があって充実しています。

お目当ての富士山には山頂でかろうじてご対面できました。
少し遅れて到着していたら雲の中に隠れてしまうところでした。

親しい仲間、久しぶりに会う仲間との気兼ねのないハイキングで今年一年の垢を洗い流すことができました。
来年も山歩きの楽しさを忘れずに、新しい趣味である自転車とうまく折り合いをつけながら、仕事でのストレス解消をはかっていきたいと思っています。

歩いたコースです↓(クリックすると拡大できます)
091229_takagawas

【タイム】
初狩駅(9:02)---女坂分岐(9:40)---高川山(10:22~10:57)---天神峠(11:43)---(13:21~13:35)---大月駅(14:02)

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