2018.10.11

紅葉を求めて谷川岳へ

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10月に入ってからもお天気はイマイチで、すっきりした秋らしい好天の日は少ないですね。
3連休みたいな人出の多い日はなるべく遠出はしたくないんだけど、我慢しきれずに山の紅葉を求めて谷川岳を訪れてきました。

予定コースは、西黒尾根から登って天神尾根に下るというオーソドックスなものです。
上毛高原駅を8時少し前に出発したバスは連休最終日ということもあり満員でした。

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終点の谷川岳ロープウェイ駅に下り立った登山者の大半がロープウェイに乗って天神尾根から登るのに対して、西黒尾根に向かう登山者は私を含めてわずか2,3人。
ちょっと寂しいけど、それだけ静かな山歩きができるのでラッキーです。

登山口付近ではまだまだの紅葉でしたが、送電線鉄塔を過ぎた頃から徐々に色づき始め、ラクダの背(コブ)が近づく頃には見ごろを迎えていましたよ。

最後に西黒尾根を歩いたのは2008年の4月です。(谷川岳自体は2016年12月に登ってますが・・)
この尾根を歩くのはほとんどが雪のある時期。山の記録を振り返ってみても私の場合は12月とか4月とかが多いです。
尾根上部の岩場帯が雪に覆われるため、雪のない時期よりも却って登りやすく感じます。

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というわけで、10月に登るのは初めてのこと。
予想どおり、ラクダのコブから上の岩場帯は結構いやらしかったな。
とくにザンゲ岩の下に広がるスラブ状の一枚岩はクサリもないし、傾斜は緩いんだけど滑りやすくてちょっとやばかった。

あいにく山頂付近はガスに覆われていて展望はイマイチ。
一瞬でしたが、ガスが切れて周囲の展望が垣間見えたときはうれしかった。

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ともあれ、紅葉に彩られた静かな尾根歩きが楽しめて良かったです。
山頂直下で天神尾根に合流しますが、あちらは登山者でぎっしり満員の大盛況。
「いやー、この人ごみの中を下るなんて無理!」
ということで、予定を急きょ変更して上りと同じ西黒尾根を下ることにしました。

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下りは下りで、例の一枚岩のスラブの通過がいやらしかったのは言うまでもありません。
歳をとるとバランスが要求される下り斜面の歩き方が下手になりますね。
情けないけど現実は受け入れなくては・・。

結局、山頂往復の山歩きでしたが、西黒尾根自体が変化に富んでいるので飽きませんでした。
やっぱり良い尾根です。

くわしい山の記録と写真は、ヤマレコでご覧ください。

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2018.09.20

やっぱり尾瀬はイイ!

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8月に苗場山に登り、憧れだった山上の湿原にはじめて立ったとき「素晴らしい!もう尾瀬になんか行かなくてもいいや!」と快哉を叫んだものでした。

しかし、あの快哉の有効期限はわずか2か月余りでおしまい。
季節の端境期にあたる9月の平日。
閑散とした鳩待峠から川上川沿いに山ノ鼻に至り、尾瀬ヶ原の入口に立った瞬間、あまりの美しさに言葉を失いました。

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整い過ぎた美しさではあるけれど、透き通るような青空の下に広がる広大な湿原と点在する池塘群。
すくっと際立つ燧岳と相対する優美な至仏山の対照の妙。
写真で何回も見飽きた光景ながら実際にそこに立つとやはり感動を覚えてしまう尾瀬の景色です。

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若い頃には、世の山好きがそうだったように何度も通っていた尾瀬ですが、1977年を最後にご無沙汰でした。
今回、41年ぶりに訪れた理由は、登山ガイドA君のガイド下見山行のためです。
今でも毎年のように尾瀬を訪れているA君のガイディングなので、今日はお気楽な山行です。

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今日の目的は至仏山登山だけど、少しでも初秋の尾瀬ヶ原を満喫しようということで、見晴方面に少しだけ散策しました。
木道の傍らにはエゾリンドウの紫色やアキノキリンソウの黄色、ウメバチソウの白色などが目立ちます。
草紅葉も始まっていて、紅葉最盛期の鮮やかさには到底及ばないものの、夏の名残りと秋の気配の両方を満喫できる貴重な一日でした。

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至仏山は41年前の山行でカミさんと登った山です。
前回登ったのは10月で、全山紅葉の中を鳩待峠から入山し、至仏山を登って山ノ鼻に下り、尾瀬ヶ原を横断して尾瀬沼に出て大清水に下山しました。
途中、東電小屋に一泊しましたが、まだ結婚前だったのでカミさんの両親に会って許しを得てからのお泊り山行だったなあ。(笑)
東電小屋ではなぜか宿泊者がわれわれ二人だけで、大きな広間に布団をピタッと二人分並べて敷かれてあったのを思い出すと今でもニヤリとしてしまいます。

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まあ昔話はともかく、久しぶりの至仏山です。
前回下りに使ったルートは現在では植生保護のため登り専用になっています。
つまり一方通行になっているため、鳩待峠からの周回コースをとる場合は、山ノ鼻経由でなければ登れない仕組みになっています。
そのせいか、日帰りで至仏山をめざす登山者の多くは鳩待峠からオヤマ沢田代経由の往復コースを選んでいるようで、山ノ鼻コースは静けさが保たれているみたいですね。

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今日は最高の登山日和。
登りついた山頂からは、上信越の名だたる名峰たちが目白押しといった感じで眺めることができました。
とりわけ、利根川源流を囲む山々から越後三山にかけての山並みは印象的だったなあ。
あ、そうそう、先月訪れた苗場山もしっかり見えていてうれしかった。

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下山は小至仏山経由で鳩待峠に戻ります。
途中、笠ヶ岳や上州武尊山の広がりのある山容が迫ってきて楽しくなってきます。
二つの峰にもそれぞれ楽しい思い出が詰まっています。

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樹林帯に入る手前、オヤマ沢田代では草紅葉がいっそう進んでいて、秋本番を予感させてくれました。
ゆるやかに下っていき、15時を少し回った頃、無事に鳩待峠に到着。
下界よりも一足早く秋の訪れを感じる充実したハイキングを楽しむことができました。
やっぱり尾瀬はイイ!

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2018.08.31

猛暑の丹沢・三ノ塔尾根から塔ノ岳をめざす

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依然として衰えを知らない今夏の猛暑。
下界では35℃という予報が出ている中、よりによって表丹沢を歩いてきました。
出かける直前まで山歩きにしようかサイクリングにしようか迷ったのですが、山歩きを選んで失敗だった?

 ゲンノショウコ(三ノ塔山頂付近にて)Cimg7350_r

単調な大倉尾根を塔ノ岳まで往復するのはさすがに辛いので、変化を求めて三ノ塔尾根を選んだのが間違いのもと。
暑いし、長いし、ヒルに血を吸われるし、熱中症の恐怖を感じたりして散々でした。

水分は2リットルのボトルに600ccのペットボトルと200ccのエネルギーチャージを凍らせて持参。
合計2.8リットルとほぼ完ぺきな補給体制で臨んだものの、表尾根での照りつけるような日差しに参りました。

 フジアザミ(表尾根にて)
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三ノ塔から先、塔ノ岳までの長い稜線歩きでついにレスト。
途中、後ろから快調に飛ばしてきて追い越された登山者の横顔を見ると50歳代とおぼしき単独の女性です。
いやはや、とうとう中年女性に追い抜かれるまで堕ちたか。
いやいや、平日で人影の少ない丹沢を単独で歩く女性ですからなかなかの手練れ。
ワタシなんぞ歯が立たないです。

 木陰の道ではホッとします(新大日付近にて)
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それにしても、このバテは何が原因だったのだろう。
歩行ペース?
水分の持ち過ぎ?
老化現象?

いずれにしても山歩きでバテたのはショックでした。
水分もハイドレーションで適宜摂っていたし、登高ペースも速くないし、荷物も10kg以下だし・・。
最近、筋トレはやってるけど心肺トレーニングをおろそかにしてるからか。
単純な結論になりますが、「無理はしないし、してはダメ」なんですね。

 大倉尾根、花立に下る道にて
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とまあ、ネガティブな感想ばかりで恐縮ですが、山自体はなかなか良かったです。
三ノ塔尾根から烏尾山までは誰にも会わなかったし、表尾根を歩く登山者自体ほんの数えるほどで静かな山歩きを堪能できました。

8月も終わり近くになり山野草も少ないのかな、と懸念していましたが注意して見ると色とりどりの草花が咲いていて目を楽しませてくれたし。
今回も初めて出会う野草にも恵まれて楽しかった。

久しぶりに辛い目にあった山行でしたが、また歩きたくなるのが表丹沢なんですね。

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2018.08.17

奥多摩の奥入瀬とレンゲショウマの御岳山

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世間がお盆休みの後、16日の木曜日に奥多摩の御岳山を訪れました。
この時期の御岳山といえばお目当てはレンゲショウマの群落です。

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いつもは青梅線の沿線駅から歩き始めるのですが、今回は趣向を変えて武蔵五日市駅からバスで上養沢まで入り、沢沿いの林道をアプローチにとりました。

 渓流とタマアジサイ
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上養沢行きバスで終点の上養沢に下り立ったのは私だけ。
こちら側からの登山者は少ないですね。
おかげで静かな山歩きを楽しめました。

林道歩きは長いけど、木陰もあって時折涼風が吹き抜けるのでなかなか快適です。
けっこう奥まで林道が走っていて、林道終点から岩石園のハイキングコースまでは20分足らずの道のりでした。

 林道歩きは長いけど沢沿いで涼しかった
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そして岩石園(ロックガーデン)の入口にある七代の滝に到着。
小ぶりながら水量もまずまずで私の好きな滝です。

 七代の滝は私の好きな滝の一つです。
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ここから先は階段登りの急坂が続くのでゆっくり歩を進めます。
フシグロセンノウやヒカゲミツバなどがひっそりと咲いています。

ロックガーデンはいつ訪れても飽きません。
苔むした岩と小滝の絶妙なコラボが何とも言えないのです。
「奥多摩の奥入瀬」とはよく名付けたものです。

 まさに奥多摩の奥入瀬
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沢沿いなので当然涼しいし、夏の奥多摩は歩きたくなくてもここだけは別天地ですね。
しかもだれでも歩けるし。

ロックガーデンのフィナーレは綾広の滝。
水量豊かな直瀑で人気もあります。

 綾広の滝は立派な滝です
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ここを過ぎればやがて水平歩道に合流。
左に行けば大岳山に登れるけど、今日はレンゲショウマが目当てなので右に向かいます。

御嶽神社を経て富士峰園地へ向かいますが、結構登り下りがあって疲れました。
そうしてひと登りでレンゲショウマの咲く富士峰園地に着きました。

 森の妖精たち
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お盆の頃に見頃を迎える森の妖精たちは大の人気者。
たくさんのハイカーや写真家がシャッターを押していましたよ。

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正直何回も撮影に訪れているけど、ポスターになるような傑作を撮れた試しがありません。
やっぱ腕前かなあ。いや、カメラが安いからか?

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ここまでが前半戦。
ここから先は、定番の日の出山経由でつるつる温泉ドボンです。

つるつる温泉はアルカリ泉でお肌がつるつるになります。
この温泉に限らず、奥多摩・大菩薩方面の立ち寄り湯の多くはアルカリ泉なんじゃないかな。

 日の出山山頂からの展望
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途中にある日の出山で最初で最後の展望を楽しんだ後は、温泉ビール、温泉ビールの呪文を唱えながらの下山です。
山頂から1時間足らずで待望のつるつる温泉に到着。

バスの出発までの小一時間でしたが、たっぷり温泉に浸かり疲れを洗い流しました。

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2018.08.04

苗場山 ~天空の楽園に湯ったりと遊ぶ~

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一度は登ってみたかった苗場山をようやく訪れることができました。

上信越の山々から周囲の展望を楽しむとき、すぐにそれとわかる山容を有しているのが苗場山。
遠くから見るとまるで航空母艦が浮かんでいるような山頂湿原は4km四方に及ぶ圧巻の景色を形作っています。

でも、遠いんですよねー。
この山は・・。

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もちろん山頂往復なら割と簡単に登れるものの、せっかく訪れるなら山頂の山小屋で一泊して山向こうの秋山郷に下るのが良いにきまってます。
でもそうなると車は使えず、公共交通機関に頼ることになります。
今回、往復新幹線&タクシー&路線バス2回乗り継ぎという豪華な?山旅を敢行してきました。

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山頂の山小屋も静かで良かったなあ。
泊り客は14,5人。
おひとり様2メートル四方のスペースを与えられカーテンで仕切られほぼ個室状態でゆっくりできました。

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山小屋から50mほど離れた展望デッキで、広大な湿原を眺めながらビールとウィスキー三昧も格別でした。
大空を眺めているだけで幸せな気分に浸れます。
だってほとんど誰もいないんだもの。

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数えきれないくらい多い池塘群。
水辺には、イワイチョウ、キンコウカ、ワタスゲなどがたくさん咲いています。
池塘に青空と白い雲が映る様は何とも言えない美しさ。
いにしえの人々がこれらの景観を「天上の苗代」に見立て、豊穣を祈るために巡礼登山を重ねてきた歴史がよく理解できます。

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山頂の一夜はご来光で明け、いよいよ秋山郷に下ります。
広々とした高層湿原の中を一筋の木道を頼りに歩み始めると、目の前には槍穂高から白馬連峰まで北アルプスの峰々がくっきりとその姿を現してくれていました。

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岩菅山や黒姫、妙高の山々もこんにちは!
眼前には鳥甲山の荒々しい山容が手に取るように眺められます。

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いつまでもとどまっていたい気持ちを振り切るのがつらいトレイルでした。
青々とした草原に黄色のキンコウカの群落がよく映えます。
イワショウブやモウセンゴケも目立ちます。

山頂湿原を後にして、急な坂道をグングン下っていくと、辺りはブナ林となり登山口に下り立ちました。
ゴールの小赤沢集落まではさらに1時間半ほどの道のりが待っています。
大瀬ノ滝の見事な瀑布に感動し、さらに小一時間歩くとようやく小赤沢温泉に到着。

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酸化鉄の影響で赤い温泉の浴槽はレトロ感いっぱい。
湯ったりとつかり、疲れた体にやさしいお湯でした。

帰りのバスは印象に残りました。
狭い国道をスリリングな運転で右に左にとカーブを切りながら走るので生ビールの酔いもいっぺんに吹き飛びました。

それにしても秋山郷の山深さにびっくり。
いくつもの集落が点在していますが、どれも秘境感満点。
さすがは日本秘境100選にリストアップされているはずです。

秋山郷の人々にとって、苗場山と谷を隔てて向かい合う鳥甲山は特別の山のようです。
できればこの地を再訪して鳥甲山に登ってみたいと強く思いました。

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2018.07.21

蓼科山 ~深い森と神秘的な池、そして草原の頂~

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連日うだるような暑さ。
というような生易しい表現では言い尽くせない異常な暑さが続いていますね。

暑くて山も自転車もお休み中でしたが、暑さ逃れで高原台地を散策してきました。
場所は北八ツの北端に位置する蓼科山。
標高2093mの大河原峠を起終点にする周回コースです。

 スタート地点が2000m超なので涼しさ格別です
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コース中ほとんどが標高2000m以上の高所のため下界に比べれば10℃から12℃位は低いはずです。
とはいえ、照りつける日射の激しさは半端なくやっぱり暑かったー。

ガイド山行の下見を兼ねている登山ガイドのA君とは女乃神茶屋で別れて、さらにスカイラインを30分ほど走り大河原峠の駐車場に到着。
車を降りるとさすがに涼風が吹き抜けます。
やっぱり訪れて良かった。

 赤い屋根がメルヘン的な大河原ヒュッテ
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A君とは蓼科山の山頂で合流の予定でK君と二人で登り始めました。
大河原峠はずっと以前に冬の蓼科山登山の際に立ち寄った記憶がある程度でほとんど初めてと同じです。
さわやかな高原に赤い屋根のヒュッテが建っていました。

 縞枯れ現象の枯木の間から眺める蓼科山
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登り始めから北八ツ特有の深い原生樹林が続きイイ感じです。
最初の急坂をしのげばあとはなだらかな高原台地の上を行くような感じで登ります。
北八ツには普通に見られる縞枯れ現象の枯木の間からは最初の目標である蓼科山が大きく迫ってきました。
ほぼ独立峰的な山なので登り甲斐はあります。

 南八ヶ岳も見えてきましたよ
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樹木の間からは南八ヶ岳の山々も垣間見られゴキゲンです。
やがて将軍平に到着。
蓼科山荘が建つここからは岩々した急斜面の登りが続きます。
ここを一気に登りきれば蓼科山頂ヒュッテです。ここまで来れば山頂まではあとわずか。
女乃神茶屋コースと合流して程なくで標高2530mの山頂に到着。

 月面のクレーターか、はたまた火星の表面?
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無雪期の山頂は初めてだったので岩石累々の風景が珍しかった。
何となく火口を思わせる浅い窪地が広がっていて三角点の反対側には方位盤が据えられていました。
A君と合流するまでに時間があったので方位盤まで行ってみましたが、残念ながら盤面は撤去されていて役立たずの状態でした。

山頂に着いたのが11時近かったため雲が湧きあがってきて、一瞬でしたが御嶽山や南アの千丈ヶ岳が見えた程度で北アルプスなどの展望はおあずけでした。
その代わり南八ヶ岳連峰は、南西端の西岳から始まって北端の天狗岳までしっかりとその姿を現してくれました。
蓼科山から眺める八ヶ岳が一番カッコよく見えると思います。

 でも、南八ヶ岳のオールスターズが見えて大満足でした
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やがてA君とも無事に合流し下山開始。
将軍平で昼食をとり、いよいよ深い森と神秘の池をめぐるトレッキングの開始です。

不安定な岩だらけの道を下りきったところに広がる天祥寺原。
ここからは一転してなだらかなトレイルが続きます。
草原から森の中に入り、しばしの歩みで亀甲池に到着。
思いのほか水位が高くて池の畔までは近づけないものの湖面に周囲の樹林が映り込む様はまるで東山魁夷の世界。

 亀甲池の湖面に映る樹木が美しかった
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亀甲池から再び深い樹林帯のなかをさ迷い歩き小さなコルを越えて下ると、今度は亀甲池よりも大きな双子池(雌池)のほとりに着きました。
こちらも静寂に包まれていて湖面に映る周囲の樹林が何ともいえずに美しいです。
オレンジ色のテントが一張あったけど、こんな静かな湖畔で一夜を過ごせる贅沢がうらやましいな。

 双子池も静かで美しい湖畔が広がっていました
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雌池を半周するとお隣の雄池との間に建つ双子池ヒュッテに到着しました。
ここで一休みしてから、いよいよ双子山への最後の登りに入ります。
さすがにだいぶ疲れが溜まってきて3人の足取りも遅くなりました。

最後のひと頑張りで双子山の広々とした山頂の一角に立つことができました。
目の前には午後の陽に輝く蓼科山が大きく聳えています。
辺り一面広大な草原となっている山頂台地をのんびり歩きました。

 午後の日差しに輝く蓼科山
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 夏の入道雲が印象的でした 
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振り返れば、夏の入道雲が天高く湧き上がっていて印象的でした。
山頂の標識でタイマーで記念写真を撮ったあとはゆったりとした足取りで大河原峠をめざしました。

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【感想】
蓼科山なんて何十年ぶりだろうか。
過去に二度ほど訪れた筈ですがいずれも雪を踏みしめた冬の時期でした。
大河原峠に車をデポすればとても変化のある山歩きが楽しめるなんて、ヤマレコの記録を検索しなければ気づきませんでした。
このコースを教えてくれた先達の方に感謝です。

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2018.06.27

お花畑に大満足の平標山・仙ノ倉山

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登山ガイドをしているA君から「平標山の下見に付き合って。」とのヘルプメールがあり、急きょ出発することに。
平標山なんて何十年ぶりだろう?
(調べてみたら42年前でした。しかも奥さんと。)

コースは、42年前と同じく元橋から松手山を経て山頂へ。お隣の仙ノ倉山を往復した後、平標山の家を経て平元新道を使い元橋に戻る周回のコースです。

 ゴゼンタチバナとは久しぶりの再会
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お天気は晴れているんだか曇っているんだかよくわからないモヤっとした空模様です。
これじゃ展望は期待できないなあ。

さて、スタート地点の元橋からはいきなりの急登が続きます。
標高1411m付近にある送電線鉄塔までは樹林帯の中を急な登りに閉口しました。

 松手山から平標山方面を眺める
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鉄塔で一息入れて、ここから先は緩やかな登りに変わります。
割とあっけなく松手山山頂に到着。
ここから先は森林限界を越えて、笹とハイマツの世界になります。

 アカモノはたくさん咲いていましたよ
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お目当ての高山植物たちも徐々に姿を見せてくれるようになりました。
お、ハクサンチドリだ、うん、ヨツバシオガマも、むむ、コバイケイソウも咲いてる!
てな感じで、なかなか前に進めません。
そして、ハクサンイチゲが現れるころになると辺り一面お花畑の中に突入といった感じに。

 いよいよハクサンイチゲの登場
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後を振り返れば越えてきた小ピークが見下ろせるようになります。
視界はイマイチですが達成感は湧き上がってきます。

スタートしてから約3時間で平標山頂に到着しました。
平日とはいえ花が見頃のこの時期は登山者も少なくありません。
皆さん出発が早くて、すでに仙ノ倉山を往復してきた人たちもいました。

 仙ノ倉山頂をめざして出発
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山頂ではこの時期特有の虫にまとわりつかれながら急いで行動食を平らげ、仙ノ倉山を目指します。
平標山と仙ノ倉山の鞍部を「平仙鞍部」(ひらせんあんぶ)と称していて、高山植物の宝庫になっています。
今回はじめて訪れましたが、期待にたがわず白やピンク、黄色、紫色といった美しい高山植物たちが大群落の広がりを見せてくれていました。

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ただ、残念なことに花の時期が少し遅かった。
今年は春の高温で雪解けが異常に早く、下界の花同様に高山植物の開花時期も前倒ししている感じです。
夏山の代名詞であるチングルマもすでにチゴグルマ状態になっているのがほとんどでちょっとびっくり。
とはいえ、ハクサンイチゲもハクサンコザクラもイワカガミもしっかり咲きそろっていてわれわれの目を楽しませてくれました。

 ハクサンイチゲは清楚な雰囲気が大好きです
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小広い仙ノ倉山頂でゆっくりした後は往路を引き返します。
平標山までの間はなだらかな笹原が広がっていて本当にのんびり歩けます。
いつまでも留まっていたい気持ちに襲われますが、帰りの道も長いので後ろ髪を引かれる思いで山頂を後にしました。

戻ってきた平標山からは平標山の家を経て平元新道を下ります。
山頂から山小屋までの間もお花畑に彩られていて楽しい道のりです。
下りしな湿原が現れてワタスゲやイワイチョウが見られたのはうれしかった。

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着いた平標山の家も絶好の立地条件をそなえた山小屋です。
振り返ると平標山から仙ノ倉山にかけての稜線が手に取るようでした。
こんな山小屋で泊まりたいな。
それから、「平仙清水」と名付けられた湧き水の美味しかったことと言ったら。
ひさしぶりに甘い水(まさに甘露水)を飲みました。

 ぜひ一度泊まってみたい山小屋です
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楽しい山歩きも終盤に入ります。
山の家からは急な樹林帯下の下り道。
いい加減膝がガクガクしそうになる頃林道に飛び出しました。
ここからは単調な林道歩きを経てスタート地点の元橋駐車場に戻りました。

 ベニサラサドウダンはどれも満開状態でした。
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【感想】
平標山のお花畑は有名ですが、今回訪れてみてよくわかりました。
ただ、今年に限っては6月の上旬に訪れたかったです。
おそらく見事な花畑が広がっていたことと思います。

山行記録と高山植物の写真はこちら

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2018.05.19

深紅と純白の競演 ツツジの花咲く檜洞丸

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西丹沢の檜洞丸を石棚山稜から訪れました。
この時期の西丹沢はシロヤシオの見頃にあたるので花見ハイキングで賑わいます。
それを見越して平日に訪れました。

 石棚山稜はプロムナード風の道が続きます
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初めて歩く石棚山稜は想像以上に素晴らしい尾根みちでした。
特に等高線が緩くなる上部は、なだらかな尾根が広がり、辺り一面トウゴクミツバツツジとシロヤシオの木々に埋めつくされているという感じです。

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びっしりと埋めつくすように深紅と純白の花々に彩られています。
足元に目をやるとクワガタソウやツルキンバイの山野草もたくさん見られ、まさに楽園状態でした。

 ツルキンバイの群落が広がります
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 イワニガナ 〜 初めて出会ったような
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石棚山稜はお隣のつつじ新道に比べるとアプローチが長いためか訪れる人は少なく静かな山歩きが楽しめました。
それにしても、まるで手入れの行き届いた庭園のように美しい尾根です。
自然の造形の妙を深く感じます。

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標高が上がると木々の間から富士山も顔を見せてくれました。
高曇りの空でしたが、雲海の上にすくっと立ち上がる富士山は見飽きることはないですね。
シロヤシオやミツバツツジの枝越しに眺める残雪の富士も格別です。
今日の日を選んで山を訪れた幸福を感じました。

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深紅と純白の競演はまだまだ続きます。
何度も何度も立ち止まりながら歩いているうちに自然と山頂に導かれました。
飽きることのない登りでした。

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山頂では恒例のコーヒータイムでくつろぎます。
富士山を眺めながらの贅沢なひとときを過ごしました。

 手前から右に権現山、畔ヶ丸、御正体山と続く山並み
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このあと予定では犬越路まで歩く計画でしたが、早めに下山して温泉で汗を流したくなったのでつつじ新道を下山することにしました。
つつじ新道のシロヤシオも見てみたいという願望もあったので。

 コバイケイソウの群落地を通過
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 東丹沢の塔ノ岳から鍋割山稜にかけての山並み
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予想どおりつつじ新道上部のツツジも素晴らしかった。
シロヤシオももちろん素晴らしいですが、深紅のトウゴクミツバツツジの鮮やかさには脱帽でした。

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長い下りを終えて西丹沢ビジターセンターに無事ゴール。
たっぷりとかいた汗を流しに中川温泉ぶなの湯へ。
温泉でひと風呂浴びたあとは、丹沢湖記念館に立ち寄り三保ダムのカードをゲット。
早起きは大変でしたが、それなりに充実したハイキングを楽しめました。

 昨年の5月に訪れた大室山
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【感想】
山から帰ったら週刊ヤマケイというメルマガが配信されていました。
何気なく読んでいると奇しくも私たちよりも5日前に登った檜洞丸の記録が掲載されていて、「青ヶ岳山荘の方の話では、石棚山稜がここ数年で一番の花付き」との内容が書かれていました。
本当に良い時期に登ったことがわかりました。
千葉から西丹沢を訪れるのはなかなか大変ですが、東丹沢にはない魅力がたくさんあるのでこれからも機会を見つけて通うことになりそうです。

山行記録はこちら

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2018.05.06

滝子山・寂ショウ尾根 ー 満開のコイワカガミに大感激 ー

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5日は好天が予想されていたので久しぶりに山に出かけました。
目的地は南大菩薩の滝子山。
まだトレースしたことのない寂ショウ尾根から登ることにします。
どうやら寂ショウ尾根の上部にはコイワカガミの群生地があるらしいので。

 新緑のシャワーの下を歩く幸せ
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連休中の山はどこも混雑するのは仕方ないですね。
滝子山も例外ではないので、なるべく人気の薄い南稜(寂ショウ尾根)を選んだ次第。

 尾根の中腹にはヤマツツジが・・・
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寂ショウ尾根は山頂まで一気に突き上げている尾根なので、取付きから急登が続きます。
メインコースに比べたらハイカーの数は格段に少ないものの、そこそこの人が入山していました。

 尾根の上部ではミツバツツジが盛りを迎えていました
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5月の上旬は新緑の季節でもあります。
尾根を覆う広葉樹林の下を歩くと、まるで新緑のシャワーの下にいるような感じになります。
おかげで急坂の苦しさを十分に慰めてくれました。

 岩尾根になるとコイワカガミの群落があちこちに現れます
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尾根も上部に差し掛かると、岩々しくなってきて岩混じりのヤセ尾根が続きます。
同時に、目を下に移すと至るところに濃いピンク色の可憐な花々が咲き誇っていました。
コイワカガミの群落がヤセた尾根筋の広範囲にわたって広がっています。
これはスゴイ。
思わず見惚れてしまいます。

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どうしてこんなに咲いているんだろう。
よくよく調べたら、アカバナヒメイワカガミというらしい。
これほどの群生地は初めてです。
見頃の時期にどんぴしゃりで訪れることのできた幸運に感謝です。

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 キリがないのでもうおしまい
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十分に鑑賞したあとは山頂を目指しましょう。
群生地から程なくで主稜線との合流地点に到着しました。
ここからは一般道なのでのんびり歩けます。
小ピークを二つほど越えた先が滝子山山頂でした。

 まさに秀麗富嶽そのものです
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山頂では先着組が思い思いに休んでいます。
まずは富士山の展望を満喫しましょう。
南アルプスもほとんどすべて眺められましたが、霞みがかかっていてちょっと残念。

 目を凝らしてみると白峰三山の姿も・・・
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私も他の登山者に混じってテルモスのお湯でスープとコーヒーを作って少し早い昼食休憩。
この山頂には最近では一昨年の6月に湯ノ丸峠からの縦走の途次に訪れたっけ。
まだまだトレースしていないルートがあるので今度は秋に訪れてみようかな。

 久しぶりにギンリョウソウともご対面
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下山は、藤沢集落を経由して初狩駅に向かいました。
麓に下り立った時間が早かったので、寄り道して日の出鉱泉で汗を流すことにします。

初めて訪れた日の出鉱泉。
なんだか全然商売っ気のない感じで少々びっくり。
連休中だというのにお客はワタシ一人だけ。
お風呂も女湯しか沸かしてないのでそちらを案内されました。

 狭いけど一人だったので広々と使わせてもらいました
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ガラス戸を開けると、なんと脱衣所と洗い場と湯船がワンルームになっていました。(笑)
狭いながらも非常に開放感のある造りに思わず笑っちゃいました。

で、その湯船のお湯の熱いことといったら・・・
下洗いして、さて入るかと足を入れた途端、「あっちー!!!」

ゆうに50℃以上はありましたよ。
仕方ないので草津の湯もみよろしく水を入れながら板でお湯をかき回してやっと入りました。
入ってみるといい湯でした。

 湯上りビールセット500円也
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で、お風呂上りはやっぱりビールでしょ。
「すいません、ビール一本お願いします。」って頼んだら、出てきたのは大ビン1本とお通し3皿。
これで500円は安いです。
入浴料と合わせても1,000円ポッキリで湯上りのほろ酔い加減が楽しめたのは収穫でした。
そのかわり、ほろ酔い加減で歩く初狩駅までの15分がつらかったー。

山行記録はこちら


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2018.04.10

スプリング・エフェメラルを求めて筑波山へ

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春は芽吹く命のエネルギーが満ち満ちています。
このところの初夏のような陽気のおかげで、エネルギーの放出がかなり早まっている感じがします。

そんな中、友人のK君から裏筑波の沢沿いのコースでカタクリの群落に出会った話を聞いたので5日遅れで訪れてみました。

 つくばりんりんロードの藤沢駅跡にて
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筑波山に行くならアプローチはいつも自転車にしています。
大谷クンにあやかってサイクリングとハイキングの二刀流です。
しかし、これが結構きついのです。
両方の支度をしなくてはいけないので面倒くさいし疲れます。
だんだん億劫になってきたけど、筑波山ならやるっきゃない。

 ソメイヨシノから八重桜にバトンタッチしています
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例によって土浦駅まで輪行。
駅前からつくばりんりんロード(自転車専用道路)を利用して山麓の平沢官衙遺跡へ。
ここで一休みした後は不動峠、風返し峠、つつじヶ丘までのヒルクライム。
この変化に富んだ約28kmに及ぶサイクリングコースは最高です。
少しずつ近づいてくる筑波山の双耳峰を前に登高意欲も高まります。

 平沢官衙遺跡からの筑波山
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つつじヶ丘駐車場に着いたら、ハイキング支度を整えて歩き出しましょう。
歩き始めたらすぐにニリンソウやスミレが至るところに咲いていました。
カタクリの花もちらほら。

 ニリンソウの群落は至るところに
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筑波高原キャンプ場までのトレイルはほとんど出会う人はいない静かな道のりです。
筑波山の裏側をトラバース気味に歩き、やがてキャンプ場に着きました。
平日でも車が数台駐車しています。

今回はキャンプ場をそのまま通過して林道をさらに下ります。
めざす沢沿いのコースに出会いました。

 一歩沢の中に入るとお花畑が広がります
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沢に一歩入ると、淡い新緑の芽吹きにおおわれた樹々が迎えてくれました。
しばらく進むと、ニリンソウやカタクリの花々が咲き乱れていました。
沢全体がお花畑になっています。スゲー。

 きらきら光って本当に美しい景色が広がっています
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聞こえてくるのは野鳥のさえずりと沢の水音のみ。
平日のバリハイルートなので誰にも会いません。
静寂な空間に身をゆだねる心地よさ。
休む私のまわりにはお花畑が広がっています。

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ヤバいです。ここは。
K君が「ヒミツの花園」と言っていた意味がわかりました。
ただひとつだけ残念だったのは、カタクリの花が盛りを過ぎていたこと。
4,5日前ならスゴイ景色が広がっていたことでしょう。

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 苔むした岩におおわれた源頭部
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沢に沿って遡って行くほどにニリンソウの群落が広がっています。
源頭に近づくと苔むした岩と淡い新緑、それにカタクリ、ニリンソウのお花畑が絶妙のコラボで目の前に展開していました。
こんな美しい景色を独り占めにしてしまい申し訳ありません。

 キクザキイチゲも咲き始めていました
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十分に堪能したところで、ひょっこり一般登山道に合流しました。
しばらく歩くと男体山、女体山を結ぶ稜線上の道に立つことができました。
ハイカーたちで賑わっているトレイルをひと登りで女体山頂に到着。

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山頂は相変わらずの大賑わい。
休みもそこそこにつつじヶ丘駐車場に向けて下山を開始しました。
ゴツゴツした岩畳みの道を慎重に足を運びながら下ります。
奇岩を眺めながらの下り道はそれなりに変化に富んでいて飽きません。

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駐車場に着いたら、再びサイクリング支度をして爽快なダウンヒルの開始です。
下りきった後は南風が強まり、後半は向かい風に苦しみました。

 また来るよー 筑波山!
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ヘロヘロになってなんとか土浦駅に到着。
帰りの道のりは約32kmでしたが意外に長く感じました。

 帰路の前半は爽快なダウンヒルが続きました
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【感想】
筑波山の裏側でカタクリやニリンソウ、スミレ、キクザキイチゲなど代表的なスプリング・エフェメラルに出会えて良かった。
来年はカタクリがどんぴしゃりの時期に再訪したいものです。

DATA
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DATE : 2018.4.09
距離 : 60.55 km
累積標高 : 769 m
移動時間 : 3:01:47
経過時間 : 3:16:30
平均速度 : 18.5 km/h
平均移動速度 : 20.0 km/h

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