2019.03.21

早春の陣馬山と花の高尾山

陣馬山から高尾山にかけての山桜を目当てにした募集ハイキングということで、A君のガイド山行の下見に同行しました。
小仏城山から一丁平にかけては山桜の並木があって花の季節にはなかなかのお花見が楽しめるようです。
ガイド山行の本番には参加しない代わりに下見に付き合った次第。
 陣馬山頂からの富士山は春霞の中でした
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それにしても今日は暑かった。
早春というより初夏に近い陽気でした。
そのせいか、せっかくの富士山の展望も春霞ですっきりとはいきません。
陣馬山からの展望は楽しみだったのでちょっと残念でした。
一丁平周辺の桜並木はたしかに楽しめそうです。
4月の上旬頃はお花見のハイカー達で賑わうことでしょう。
そういう時は遠慮したいな。
さて、陣馬山から高尾山までの尾根筋には目ぼしい山野草の姿が見られずがっかりでしたが、高尾山から6号路に入ったとたん春の山野草たちが迎えてくれました。
 ヤマルリソウ
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さすがプロガイドのA君は高尾山に咲く花の図鑑を持参しています。
図鑑を片手に山野草を確認しながらノンビリ下りました。
オオイヌノフグリが咲いてるよ、っと思って図鑑を見たらヤマルリソウでした。花弁の数が違いますね。
アオイスミレ、ヨゴレノネコノメ、ミヤマカタバミなどは初めて目にしました。
 ヨゴレネコノメって面白い名前ですね
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代表的なスプリング・エフェメラルであるニリンソウもたくさん咲いています。
そして、春の高尾山での一番人気?ハナネコノメも小さな花々にも出会うことができて満足。
 ニリンソウは春の代表的な野草ですね
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 ハナネコノメには初めて出会いました
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標高600mに届かない高尾山ですが、多様で豊かな自然に恵まれた山だと改めて感じました。
この山だけを目当てにじっくり歩くのもアリですね。
さすがはミシュランガイドで★★★の山だけあります。

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2019.03.14

スプリング・エフェメラルを探しに三毳山へ

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東北自動車道の佐野サービスエリアで休憩をとると目の前の小高い山に自然と目がいきます。
その山こそ、三毳山(みかもやま)です。

三毳山といえば春先のカタクリの群生が有名ですが、山全体が「みかも山公園」になっていて里山の自然がよく保たれています。
カタクリの時期にはまだ少し早いのですが、雪割草が見頃を迎えているらしいので、行ってみることにしました。

 一輪だけ残っていたセツブンソウに感激しました
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アプローチは圧倒的に車利用が便利ですが、年金生活者にとって一人で車を利用するなんて贅沢なのでなんとか公共交通機関の利用を検討します。

そこで考えたのが、駅からサイクリング。
我が家から費用的にも割安な私鉄利用を考えて、東武線の静和駅まで輪行し、そこから三毳山の麓までサイクリングで向かいます。

 ザゼンソウに出会ったのは久しぶりでした
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帰りは、三毳山を後にして渡良瀬遊水池を経てJR線の古河駅までサイクリング。
古河駅からは途中の久喜から東武線を利用すれば割安で帰宅できます。

 白花のミスミソウが一番多かったけど清楚で良かった
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さて、初めて訪れた三毳山は前述したとおり、山全体が大きな自然公園になっているので、トレイルや指導標も完備されていて不安なく歩くことができました。

 尾根上からの展望も低山とは思えないほどでした
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また、標高300m足らずの低山であるにもかかわらず、自然豊かなハイキングが楽しめるし、関東平野から北関東の山々の展望も得られ、お買い得な山でしたよ。

 薄紫色のミスミソウもありました
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お目当てのスプリング・エフェメラルたちですが、セツブンソウや雪割草(ミスミソウ)に初めて出会うことができて満足でした。
とりわけ、色とりどりのミスミソウの花には感激しました。

 これはサンシュユ(山茱萸)の花。初めて会いました。
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スプリング・エフェメラルの「エフェメラル」は「はかない」とか「つかの間の」を意味する英語の形容詞なので、「はかない春の植物たち」ということなんでしょうが、俗称の「春の妖精」がしっくり似合っていると思います。

3月も後半になると三毳山だけでなくいろいろな里山でカタクリやニリンソウ、イワウチワといった春の妖精たちが花の見頃を迎えます。
サイクリング&ハイキングでどこか出かけましょうかね。

 帰路、渡良瀬遊水池で一休み
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2019.03.09

表丹沢 つかの間の雪山ハイキング

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10年ぶり位で新しい登山靴を買い替えました。
今まで使っていた靴は何度履いても何度調整しても靴ずれが直らないのでとうとうオークションに出品。

 山麓の河津桜と稜線の雪化粧との対比が印象的でした
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そうしたら意外な高値がついて新しい靴の資金の一助になりました。
しかし、この歳になると靴を新調しても何年履けることやら・・。
いや、これを機会に山に行かねば、という動機付けになるかなあ。

 樹氷が白梅に見えました。梅林越しの富士山?
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ということで、靴の履き慣らしを兼ねて丹沢の鍋割山から塔ノ岳方面を歩いてきました。
前日の雨が山では雪になったようで、標高1000mから上の稜線では思わぬ雪山ハイキングを楽しむことができました。

 月見に加えて雪見の鍋焼きうどんです
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訪れた鍋割山では鍋割山荘名物の鍋焼きうどんに舌鼓を打ちました。
真っ白に雪化粧をした富士山の眼前でいただく鍋焼きうどんも格別です。
ウィークデイに訪れたにもかかわらず、うどんを求めて行列ができていました。
いやはや何とも・・・。

 蛭ヶ岳から丹沢山にかけての丹沢主稜
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若い頃は雪の丹沢には何度も訪れていますが、最近はご無沙汰でした。
稜線で樹氷に出会えたのも本当に久しぶりのこと。

 丹沢で樹氷見物なんて珍しい?
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ブナの樹林に囲まれた鍋割山稜を経て塔ノ岳の山頂に立ちます。
塔の山頂でも360度の大展望に恵まれました。
一休みの後は大倉尾根を下ります。

午後になると春の雪はあっという間に解けだして花立山荘を通過する頃には地肌も露わに泥んこ状態になっていました。

 塔ノ岳山頂から眺めた鍋割山稜と雪化粧の富士山
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さらに下ると雪はすっかり消えてしまい、靴に着けたロングスパッツが不自然に見えるほどに。
ほんのつかの間の雪山ハイキングだったけど久しぶりの雪の感触に大満足の一日でした。

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2019.02.11

お天気外れの中伊豆三山を歩く

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駿河湾越しの富士山の絶景を眺めに中伊豆三山の山歩きに出かけました。
ところが、結果は天気予報が外れてドン曇り(涙)

とはいえ、久しぶりに伊豆の山々を楽しんできました。
もし、お天気が良ければ最高の展望を得られるスポットだということもよくわかりました。
次回は快晴の中を歩いてみたいものです。

 葛城山の山頂からは富士山が見えるのですが・・
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三山の内、葛城山は山頂までロープウェイが通じているので観光地なみの盛況ぶりですが、他の二峰はまったく静かで山頂を独り占めさせてもらいましたよ。

特に最初のピークである発端丈山の山頂はカヤトの草原状になっていて360度の展望が楽しめます。
お天気なら眼前の富士山をはじめ南アルプスの峰々がズラッと眺められるのに何とも残念でした。

 発端丈山の山頂は開放的でイイ感じ
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そして、三山の最後に訪れた城山はクライミングのメッカ。
南壁を登るクライマーのコールも聞こえてきます。
もう15年以上前になりますが、私も数回クライミングで訪れています。

 城山の山頂には初めて立ちました
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壁の途中から見下ろした大仁の街並みの絶景は忘れられません。
今回、山頂からの景色も良かったけど、なぜか壁の途中から見下ろした景色の方がずっと高度感があったように思います。

 山頂からは大仁の街並みが見下ろせます
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三山のハイキングから下山して迎えてくれたのは満開の河津桜。
これはスゴイ。
びっしりと濃いピンクの花を付けた姿は圧巻でした。

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電車を途中下車して韮山の里山に眠る山友のお墓参りをすませてから帰途につきました。

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2019.01.30

房総の郡界尾根を歩く

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久しぶりに房総の山を歩きました。
目的地は鋸山の裏手にある東の肩から郡界尾根をたどり嵯峨山までつなぐハイキング。
ハイキングというよりもプチ縦走登山といった感じでした。
今まで歩いた房総の山々の中で一番手ごわい山だったけど変化に富んでいてとっても面白かった。

 郡界尾根から眺める御殿山(中央奥)と伊予ヶ岳(右)
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特に小鋸山の周辺は、尾根が切り立ち岩々していてスリル満点の歩きが楽しめます。
結構ヒヤヒヤしながらたどり着いた小さな岩のピークからは薄っすらと富士山も眺められ大満足。

 小鋸山のピークから鋸山方面を眺めたところ
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鋸山から始まる郡界尾根は遠く清澄山まで続いているらしいけど、今回歩いた部分はたぶん一番歩きごたえがあるかのかも知れません。

 ボルダリングの真似事です(笑)
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小鋸山から下ると一転して広々とした採石場の跡地に下り立ちます。
白狐峠がある場所ですが、この景観にはちょっと驚きました。まさに房総のグランドキャニオンです。
まったく人の気配がない荒涼とした光景はちょっと異様な感じがするけど、すごい景色です。

 房総グランドキャニオン??
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 人工的な景観とはいえ、すごい迫力でした
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鋸山東の肩から眺めた時には遥か遠くに見えていた嵯峨山も間近になってくると今回のハイキングも終盤に入ります。
小保田峠からは一転して歩きやすい登山道になりひと登りで石碑の立つスイセンピークに到着。
あいにく名前負けしていて水仙の姿はなし。
そこからさらに一投足で樹林の中の嵯峨山山頂に到着しました。

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下りは小保田峠に引き返し、小保田に下山。
麓に下り立つと、名残りの水仙や白梅、菜の花が咲いていて無事の下山を祝ってくれました。

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せっかくだからとタクシーでばんやに直行。
海鮮料理で下山祝いを楽しんだのは言うまでもありません。

それにしても房総の山も侮れません。
低山ばかりで若い頃は見向きもしなかった山域ですが、この歳になってようやくその魅力がわかってきました。

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2019.01.14

2019年の初山行は竜ヶ岳へ

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穏やかに晴れあがった14日。
2019年の初山行は、富士山麓にある竜ヶ岳を訪れました。

竜ヶ岳と言えばダイヤモンド富士が有名ですね。
元旦の朝も500人以上の人達が山頂に詰めかけたとか。

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竜ヶ岳で見られる冬のダイヤモンド富士は12月3日~1月9日頃なので、それを外した14日はたぶん空いているのでは?と予想。
予想どおり、休日にもかかわらずとても静かなハイキングを楽しむことができました。

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初めて訪れた竜ヶ岳ですが、眼前の富士山の大展望はもちろんですが、甲斐駒から聖岳まで南アルプスのオールスターズが一堂に勢ぞろいした様は思わず見とれてしまいます。

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さらには青木ヶ原の樹海越しに立ちはだかる御坂山塊の山襞とその奥に連なる八ヶ岳連峰と奥秩父の山並み。
2019年の幕開けにふさわしい豪華な展望を思う存分満喫できました。

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これで甲州百名山は44座目の登頂となりました。
今年も自分が興味の持てる山やルートを季節を選んでのんびりと歩いて行きたいと思っています。

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2018.12.19

久しぶりに三ッ峠を歩く

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天気が下り坂を告げていた日曜日。
A君のガイド登山に同行して久しぶりに三ッ峠山を訪れました。

お客のUさんとは昨年の大菩薩山行以来です。
年間70日以上山に出かけているお客さんの方がガイド役のわれわれよりも山に行ってるんだから困ったものです。(笑)

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今回歩いたコースは、高校時代にA君と一緒に歩いた思い出深いルートです。
当時は、夜行日帰り登山の全盛期で、三ッ峠登山も大菩薩峠や乾徳山などと同様に、新宿を23時55分の夜行列車で出発し、未明からヘッデン頼りに歩きはじめて山頂付近で朝を迎えるパターンの登山でした。

 八十八大師
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というわけで半世紀ぶりのコースとはいえ、前回は夜道の歩きだったので道中はまったく記憶にありません。
達磨石から始まって、愛染明王とか八十八大師とか宗教色の強い史跡をたどる変化に富んだルートに期待が高まります。

途中の「股のぞき」からは松の幹の間から富士山が眺められ、なかなかの絶景でした。
ヤマレコユーザーのコメントで知ったのですが、この時期の富士山にはクマの雪形が見られるそうです。
よく見るとたしかにクマが左手を上げている絵が浮かび上がってきます。
なるほどなあ。

 クマさんが左手を上げている雪形、わかりますか?
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標高も上がり凍結箇所も出てきたので慎重に進みます。
でっかいツララも印象的でした。
そして、山頂が近づくと屏風岩が行く手に迫ってきました。

 やっぱり冬なんだなあ
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登山道は屏風岩の基部を回り込むように続いています。
この岩場には何度となく通ったので懐かしいですねえ。
ポピュラーなルートはおおむね登っているので登攀ルートを目で追っていくのも楽しいものです。
冬季登攀のトレーニングに来ているパーティーが一組だけ登っていました。

 屏風岩の基部を回り込みます
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屏風岩から直上して休業中の山小屋の陰で昼食休憩。
テルモスのお湯で淹れたコーヒーが美味しかった。

三ッ峠の主峰開運山まではよく整備された登山道を伝って約12分。
山頂には誰もいません。われわれ3人の貸切状態でした。

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眼前の御坂山塊をはじめ、同志山塊、遠く奥秩父、八ヶ岳連峰など雲が多いもののなかなかの展望に恵まれました。
目の前の富士山はちょっと雲が湧いてきたけど、途中で十分堪能できたので良しとしましょう。

下山ルートは母の白滝コースをとりました。
葉がすっかり落ちたカラマツ林と笹原の中を歩き、霜柱が解けだした山道の斜面を慎重に下ります。
あ、しまった!
と叫んだ時はすでに手遅れ。
霜で足を取られてスッテンコロリンやっちゃった。

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林道を横切り、さらに下るとやがて沢に近づきました。
半世紀ぶりに見る母の白滝でしたが記憶に残っていました。
落差は大きくないものの、白滝の名のごとく水流が細かく注ぐようで良い滝です。

 富士山が午後の陽光に輝いていた
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やがて河口浅間神社の大きな社が見えてきたらバス停は指呼の間です。
短い距離のハイキングでしたが変化に富んだ好ルートでした。

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2018.11.25

晩秋の奥多摩を歩く

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世間的には三連休の人が多いけれど、リタイア生活にはあまり関係ないです。
たまたまお天気が続いているので、土曜日に奥多摩のハイキングに出かけました。

登った山は奥多摩主脈の大岳山です。
標高こそ低い(1266m)ものの、特徴ある山容で広く親しまれている山です。

とはいえ、私が登ったのは50年も昔のこと。
高校2年生以来の再訪になりました。

スタートは御岳山のケーブル駅。
ここからケーブルには乗らないで表参道を歩きます。
じつはこの参道は私の好きな道で、何度も歩いています。
とにかく杉木立の道のりが素敵なのです。

 御嶽神社の表参道にて
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東京にこんな立派な杉の並木があるなんて、もっと多くの人に知ってもらいたいし、元気な人はケーブルに乗らないでぜひ歩いてほしい。(帰りはケーブルでゆっくりお帰り下さい。(笑))

さすがに紅葉は終わりかけてましたが、一週間前ならさぞや美しかったと思います。
低山は落葉樹の種類が多いせいか、色彩が多様で眺めていても飽きません。

 御嶽神社の本殿は一見の価値あり
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御嶽神社に立ち寄り山行の無事をお願いしてから山道に入ります。
時々、ハッとするような紅葉の木々を楽しみながらの登りは楽しいものです。

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やがて、御岳山の山域から離れて大岳山に近づくと、あたりは岩々してきました。
鎖場なども現れてきますが、適度な緊張が心地よいです。

 紅葉の木々とバックに高岩山(サルギ尾根)
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大岳神社を経てひと登りで待望の山頂に到着。
50年前はガスで何も見えなかった山頂でしたが、今日は快晴の空が待っていてくれました。

 ススキと富士山(大岳山頂にて)
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お隣の御前山、三頭山、石尾根や大菩薩、丹沢の山々など多くのピークが迎えてくれました。
富士山もしっかり顔を見せてくれてます。
この時期、やはり雪をまとった富士山を眺めるのが低山ハイキングの醍醐味です。

 奥多摩主脈の山々と中央奥に大菩薩連嶺
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連休の真ん中なのでそれなりにハイカーの数も多いものの、丹沢・塔ノ岳のような賑やかさがないのもうれしいです。
山頂ではテルモスの湯で淹れたコーヒーをゆっくりと味わいました。

さて、ゆっくりできたので下山の途につきますか。
下りは奥多摩駅に向かう長い尾根道をたどります。

 石尾根上の六ツ石山が印象的でした
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鋸山まではなだらかな道が続き、その先からは鋸尾根の名前のとおり小さな岩場が連続する変化に富んだ道でした。
愛宕神社で山行の無事に感謝をし、名物の石段を一歩一歩下って奥多摩駅を目指しました。

 奥多摩駅前ではヤマメの串焼きが・・・
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駅前にはヤマメの串焼きが良い匂いを振りまいていて思わず食べたくなったけど、ぐっと我慢をして入ってきた電車に飛び乗りました。
やっぱり電車を一本遅らせても食べていけば良かった。(笑)

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2018.10.11

紅葉を求めて谷川岳へ

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10月に入ってからもお天気はイマイチで、すっきりした秋らしい好天の日は少ないですね。
3連休みたいな人出の多い日はなるべく遠出はしたくないんだけど、我慢しきれずに山の紅葉を求めて谷川岳を訪れてきました。

予定コースは、西黒尾根から登って天神尾根に下るというオーソドックスなものです。
上毛高原駅を8時少し前に出発したバスは連休最終日ということもあり満員でした。

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終点の谷川岳ロープウェイ駅に下り立った登山者の大半がロープウェイに乗って天神尾根から登るのに対して、西黒尾根に向かう登山者は私を含めてわずか2,3人。
ちょっと寂しいけど、それだけ静かな山歩きができるのでラッキーです。

登山口付近ではまだまだの紅葉でしたが、送電線鉄塔を過ぎた頃から徐々に色づき始め、ラクダの背(コブ)が近づく頃には見ごろを迎えていましたよ。

最後に西黒尾根を歩いたのは2008年の4月です。(谷川岳自体は2016年12月に登ってますが・・)
この尾根を歩くのはほとんどが雪のある時期。山の記録を振り返ってみても私の場合は12月とか4月とかが多いです。
尾根上部の岩場帯が雪に覆われるため、雪のない時期よりも却って登りやすく感じます。

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というわけで、10月に登るのは初めてのこと。
予想どおり、ラクダのコブから上の岩場帯は結構いやらしかったな。
とくにザンゲ岩の下に広がるスラブ状の一枚岩はクサリもないし、傾斜は緩いんだけど滑りやすくてちょっとやばかった。

あいにく山頂付近はガスに覆われていて展望はイマイチ。
一瞬でしたが、ガスが切れて周囲の展望が垣間見えたときはうれしかった。

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ともあれ、紅葉に彩られた静かな尾根歩きが楽しめて良かったです。
山頂直下で天神尾根に合流しますが、あちらは登山者でぎっしり満員の大盛況。
「いやー、この人ごみの中を下るなんて無理!」
ということで、予定を急きょ変更して上りと同じ西黒尾根を下ることにしました。

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下りは下りで、例の一枚岩のスラブの通過がいやらしかったのは言うまでもありません。
歳をとるとバランスが要求される下り斜面の歩き方が下手になりますね。
情けないけど現実は受け入れなくては・・。

結局、山頂往復の山歩きでしたが、西黒尾根自体が変化に富んでいるので飽きませんでした。
やっぱり良い尾根です。

くわしい山の記録と写真は、ヤマレコでご覧ください。

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2018.09.20

やっぱり尾瀬はイイ!

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8月に苗場山に登り、憧れだった山上の湿原にはじめて立ったとき「素晴らしい!もう尾瀬になんか行かなくてもいいや!」と快哉を叫んだものでした。

しかし、あの快哉の有効期限はわずか2か月余りでおしまい。
季節の端境期にあたる9月の平日。
閑散とした鳩待峠から川上川沿いに山ノ鼻に至り、尾瀬ヶ原の入口に立った瞬間、あまりの美しさに言葉を失いました。

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整い過ぎた美しさではあるけれど、透き通るような青空の下に広がる広大な湿原と点在する池塘群。
すくっと際立つ燧岳と相対する優美な至仏山の対照の妙。
写真で何回も見飽きた光景ながら実際にそこに立つとやはり感動を覚えてしまう尾瀬の景色です。

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若い頃には、世の山好きがそうだったように何度も通っていた尾瀬ですが、1977年を最後にご無沙汰でした。
今回、41年ぶりに訪れた理由は、登山ガイドA君のガイド下見山行のためです。
今でも毎年のように尾瀬を訪れているA君のガイディングなので、今日はお気楽な山行です。

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今日の目的は至仏山登山だけど、少しでも初秋の尾瀬ヶ原を満喫しようということで、見晴方面に少しだけ散策しました。
木道の傍らにはエゾリンドウの紫色やアキノキリンソウの黄色、ウメバチソウの白色などが目立ちます。
草紅葉も始まっていて、紅葉最盛期の鮮やかさには到底及ばないものの、夏の名残りと秋の気配の両方を満喫できる貴重な一日でした。

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至仏山は41年前の山行でカミさんと登った山です。
前回登ったのは10月で、全山紅葉の中を鳩待峠から入山し、至仏山を登って山ノ鼻に下り、尾瀬ヶ原を横断して尾瀬沼に出て大清水に下山しました。
途中、東電小屋に一泊しましたが、まだ結婚前だったのでカミさんの両親に会って許しを得てからのお泊り山行だったなあ。(笑)
東電小屋ではなぜか宿泊者がわれわれ二人だけで、大きな広間に布団をピタッと二人分並べて敷かれてあったのを思い出すと今でもニヤリとしてしまいます。

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まあ昔話はともかく、久しぶりの至仏山です。
前回下りに使ったルートは現在では植生保護のため登り専用になっています。
つまり一方通行になっているため、鳩待峠からの周回コースをとる場合は、山ノ鼻経由でなければ登れない仕組みになっています。
そのせいか、日帰りで至仏山をめざす登山者の多くは鳩待峠からオヤマ沢田代経由の往復コースを選んでいるようで、山ノ鼻コースは静けさが保たれているみたいですね。

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今日は最高の登山日和。
登りついた山頂からは、上信越の名だたる名峰たちが目白押しといった感じで眺めることができました。
とりわけ、利根川源流を囲む山々から越後三山にかけての山並みは印象的だったなあ。
あ、そうそう、先月訪れた苗場山もしっかり見えていてうれしかった。

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下山は小至仏山経由で鳩待峠に戻ります。
途中、笠ヶ岳や上州武尊山の広がりのある山容が迫ってきて楽しくなってきます。
二つの峰にもそれぞれ楽しい思い出が詰まっています。

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樹林帯に入る手前、オヤマ沢田代では草紅葉がいっそう進んでいて、秋本番を予感させてくれました。
ゆるやかに下っていき、15時を少し回った頃、無事に鳩待峠に到着。
下界よりも一足早く秋の訪れを感じる充実したハイキングを楽しむことができました。
やっぱり尾瀬はイイ!

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