2019.01.14

2019年の初山行は竜ヶ岳へ

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穏やかに晴れあがった14日。
2019年の初山行は、富士山麓にある竜ヶ岳を訪れました。

竜ヶ岳と言えばダイヤモンド富士が有名ですね。
元旦の朝も500人以上の人達が山頂に詰めかけたとか。

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竜ヶ岳で見られる冬のダイヤモンド富士は12月3日~1月9日頃なので、それを外した14日はたぶん空いているのでは?と予想。
予想どおり、休日にもかかわらずとても静かなハイキングを楽しむことができました。

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初めて訪れた竜ヶ岳ですが、眼前の富士山の大展望はもちろんですが、甲斐駒から聖岳まで南アルプスのオールスターズが一堂に勢ぞろいした様は思わず見とれてしまいます。

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さらには青木ヶ原の樹海越しに立ちはだかる御坂山塊の山襞とその奥に連なる八ヶ岳連峰と奥秩父の山並み。
2019年の幕開けにふさわしい豪華な展望を思う存分満喫できました。

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これで甲州百名山は44座目の登頂となりました。
今年も自分が興味の持てる山やルートを季節を選んでのんびりと歩いて行きたいと思っています。

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2018.12.19

久しぶりに三ッ峠を歩く

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天気が下り坂を告げていた日曜日。
A君のガイド登山に同行して久しぶりに三ッ峠山を訪れました。

お客のUさんとは昨年の大菩薩山行以来です。
年間70日以上山に出かけているお客さんの方がガイド役のわれわれよりも山に行ってるんだから困ったものです。(笑)

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今回歩いたコースは、高校時代にA君と一緒に歩いた思い出深いルートです。
当時は、夜行日帰り登山の全盛期で、三ッ峠登山も大菩薩峠や乾徳山などと同様に、新宿を23時55分の夜行列車で出発し、未明からヘッデン頼りに歩きはじめて山頂付近で朝を迎えるパターンの登山でした。

 八十八大師
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というわけで半世紀ぶりのコースとはいえ、前回は夜道の歩きだったので道中はまったく記憶にありません。
達磨石から始まって、愛染明王とか八十八大師とか宗教色の強い史跡をたどる変化に富んだルートに期待が高まります。

途中の「股のぞき」からは松の幹の間から富士山が眺められ、なかなかの絶景でした。
ヤマレコユーザーのコメントで知ったのですが、この時期の富士山にはクマの雪形が見られるそうです。
よく見るとたしかにクマが左手を上げている絵が浮かび上がってきます。
なるほどなあ。

 クマさんが左手を上げている雪形、わかりますか?
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標高も上がり凍結箇所も出てきたので慎重に進みます。
でっかいツララも印象的でした。
そして、山頂が近づくと屏風岩が行く手に迫ってきました。

 やっぱり冬なんだなあ
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登山道は屏風岩の基部を回り込むように続いています。
この岩場には何度となく通ったので懐かしいですねえ。
ポピュラーなルートはおおむね登っているので登攀ルートを目で追っていくのも楽しいものです。
冬季登攀のトレーニングに来ているパーティーが一組だけ登っていました。

 屏風岩の基部を回り込みます
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屏風岩から直上して休業中の山小屋の陰で昼食休憩。
テルモスのお湯で淹れたコーヒーが美味しかった。

三ッ峠の主峰開運山まではよく整備された登山道を伝って約12分。
山頂には誰もいません。われわれ3人の貸切状態でした。

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眼前の御坂山塊をはじめ、同志山塊、遠く奥秩父、八ヶ岳連峰など雲が多いもののなかなかの展望に恵まれました。
目の前の富士山はちょっと雲が湧いてきたけど、途中で十分堪能できたので良しとしましょう。

下山ルートは母の白滝コースをとりました。
葉がすっかり落ちたカラマツ林と笹原の中を歩き、霜柱が解けだした山道の斜面を慎重に下ります。
あ、しまった!
と叫んだ時はすでに手遅れ。
霜で足を取られてスッテンコロリンやっちゃった。

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林道を横切り、さらに下るとやがて沢に近づきました。
半世紀ぶりに見る母の白滝でしたが記憶に残っていました。
落差は大きくないものの、白滝の名のごとく水流が細かく注ぐようで良い滝です。

 富士山が午後の陽光に輝いていた
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やがて河口浅間神社の大きな社が見えてきたらバス停は指呼の間です。
短い距離のハイキングでしたが変化に富んだ好ルートでした。

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2018.11.25

晩秋の奥多摩を歩く

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世間的には三連休の人が多いけれど、リタイア生活にはあまり関係ないです。
たまたまお天気が続いているので、土曜日に奥多摩のハイキングに出かけました。

登った山は奥多摩主脈の大岳山です。
標高こそ低い(1266m)ものの、特徴ある山容で広く親しまれている山です。

とはいえ、私が登ったのは50年も昔のこと。
高校2年生以来の再訪になりました。

スタートは御岳山のケーブル駅。
ここからケーブルには乗らないで表参道を歩きます。
じつはこの参道は私の好きな道で、何度も歩いています。
とにかく杉木立の道のりが素敵なのです。

 御嶽神社の表参道にて
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東京にこんな立派な杉の並木があるなんて、もっと多くの人に知ってもらいたいし、元気な人はケーブルに乗らないでぜひ歩いてほしい。(帰りはケーブルでゆっくりお帰り下さい。(笑))

さすがに紅葉は終わりかけてましたが、一週間前ならさぞや美しかったと思います。
低山は落葉樹の種類が多いせいか、色彩が多様で眺めていても飽きません。

 御嶽神社の本殿は一見の価値あり
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御嶽神社に立ち寄り山行の無事をお願いしてから山道に入ります。
時々、ハッとするような紅葉の木々を楽しみながらの登りは楽しいものです。

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やがて、御岳山の山域から離れて大岳山に近づくと、あたりは岩々してきました。
鎖場なども現れてきますが、適度な緊張が心地よいです。

 紅葉の木々とバックに高岩山(サルギ尾根)
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大岳神社を経てひと登りで待望の山頂に到着。
50年前はガスで何も見えなかった山頂でしたが、今日は快晴の空が待っていてくれました。

 ススキと富士山(大岳山頂にて)
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お隣の御前山、三頭山、石尾根や大菩薩、丹沢の山々など多くのピークが迎えてくれました。
富士山もしっかり顔を見せてくれてます。
この時期、やはり雪をまとった富士山を眺めるのが低山ハイキングの醍醐味です。

 奥多摩主脈の山々と中央奥に大菩薩連嶺
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連休の真ん中なのでそれなりにハイカーの数も多いものの、丹沢・塔ノ岳のような賑やかさがないのもうれしいです。
山頂ではテルモスの湯で淹れたコーヒーをゆっくりと味わいました。

さて、ゆっくりできたので下山の途につきますか。
下りは奥多摩駅に向かう長い尾根道をたどります。

 石尾根上の六ツ石山が印象的でした
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鋸山まではなだらかな道が続き、その先からは鋸尾根の名前のとおり小さな岩場が連続する変化に富んだ道でした。
愛宕神社で山行の無事に感謝をし、名物の石段を一歩一歩下って奥多摩駅を目指しました。

 奥多摩駅前ではヤマメの串焼きが・・・
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駅前にはヤマメの串焼きが良い匂いを振りまいていて思わず食べたくなったけど、ぐっと我慢をして入ってきた電車に飛び乗りました。
やっぱり電車を一本遅らせても食べていけば良かった。(笑)

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2018.10.11

紅葉を求めて谷川岳へ

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10月に入ってからもお天気はイマイチで、すっきりした秋らしい好天の日は少ないですね。
3連休みたいな人出の多い日はなるべく遠出はしたくないんだけど、我慢しきれずに山の紅葉を求めて谷川岳を訪れてきました。

予定コースは、西黒尾根から登って天神尾根に下るというオーソドックスなものです。
上毛高原駅を8時少し前に出発したバスは連休最終日ということもあり満員でした。

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終点の谷川岳ロープウェイ駅に下り立った登山者の大半がロープウェイに乗って天神尾根から登るのに対して、西黒尾根に向かう登山者は私を含めてわずか2,3人。
ちょっと寂しいけど、それだけ静かな山歩きができるのでラッキーです。

登山口付近ではまだまだの紅葉でしたが、送電線鉄塔を過ぎた頃から徐々に色づき始め、ラクダの背(コブ)が近づく頃には見ごろを迎えていましたよ。

最後に西黒尾根を歩いたのは2008年の4月です。(谷川岳自体は2016年12月に登ってますが・・)
この尾根を歩くのはほとんどが雪のある時期。山の記録を振り返ってみても私の場合は12月とか4月とかが多いです。
尾根上部の岩場帯が雪に覆われるため、雪のない時期よりも却って登りやすく感じます。

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というわけで、10月に登るのは初めてのこと。
予想どおり、ラクダのコブから上の岩場帯は結構いやらしかったな。
とくにザンゲ岩の下に広がるスラブ状の一枚岩はクサリもないし、傾斜は緩いんだけど滑りやすくてちょっとやばかった。

あいにく山頂付近はガスに覆われていて展望はイマイチ。
一瞬でしたが、ガスが切れて周囲の展望が垣間見えたときはうれしかった。

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ともあれ、紅葉に彩られた静かな尾根歩きが楽しめて良かったです。
山頂直下で天神尾根に合流しますが、あちらは登山者でぎっしり満員の大盛況。
「いやー、この人ごみの中を下るなんて無理!」
ということで、予定を急きょ変更して上りと同じ西黒尾根を下ることにしました。

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下りは下りで、例の一枚岩のスラブの通過がいやらしかったのは言うまでもありません。
歳をとるとバランスが要求される下り斜面の歩き方が下手になりますね。
情けないけど現実は受け入れなくては・・。

結局、山頂往復の山歩きでしたが、西黒尾根自体が変化に富んでいるので飽きませんでした。
やっぱり良い尾根です。

くわしい山の記録と写真は、ヤマレコでご覧ください。

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2018.09.20

やっぱり尾瀬はイイ!

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8月に苗場山に登り、憧れだった山上の湿原にはじめて立ったとき「素晴らしい!もう尾瀬になんか行かなくてもいいや!」と快哉を叫んだものでした。

しかし、あの快哉の有効期限はわずか2か月余りでおしまい。
季節の端境期にあたる9月の平日。
閑散とした鳩待峠から川上川沿いに山ノ鼻に至り、尾瀬ヶ原の入口に立った瞬間、あまりの美しさに言葉を失いました。

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整い過ぎた美しさではあるけれど、透き通るような青空の下に広がる広大な湿原と点在する池塘群。
すくっと際立つ燧岳と相対する優美な至仏山の対照の妙。
写真で何回も見飽きた光景ながら実際にそこに立つとやはり感動を覚えてしまう尾瀬の景色です。

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若い頃には、世の山好きがそうだったように何度も通っていた尾瀬ですが、1977年を最後にご無沙汰でした。
今回、41年ぶりに訪れた理由は、登山ガイドA君のガイド下見山行のためです。
今でも毎年のように尾瀬を訪れているA君のガイディングなので、今日はお気楽な山行です。

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今日の目的は至仏山登山だけど、少しでも初秋の尾瀬ヶ原を満喫しようということで、見晴方面に少しだけ散策しました。
木道の傍らにはエゾリンドウの紫色やアキノキリンソウの黄色、ウメバチソウの白色などが目立ちます。
草紅葉も始まっていて、紅葉最盛期の鮮やかさには到底及ばないものの、夏の名残りと秋の気配の両方を満喫できる貴重な一日でした。

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至仏山は41年前の山行でカミさんと登った山です。
前回登ったのは10月で、全山紅葉の中を鳩待峠から入山し、至仏山を登って山ノ鼻に下り、尾瀬ヶ原を横断して尾瀬沼に出て大清水に下山しました。
途中、東電小屋に一泊しましたが、まだ結婚前だったのでカミさんの両親に会って許しを得てからのお泊り山行だったなあ。(笑)
東電小屋ではなぜか宿泊者がわれわれ二人だけで、大きな広間に布団をピタッと二人分並べて敷かれてあったのを思い出すと今でもニヤリとしてしまいます。

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まあ昔話はともかく、久しぶりの至仏山です。
前回下りに使ったルートは現在では植生保護のため登り専用になっています。
つまり一方通行になっているため、鳩待峠からの周回コースをとる場合は、山ノ鼻経由でなければ登れない仕組みになっています。
そのせいか、日帰りで至仏山をめざす登山者の多くは鳩待峠からオヤマ沢田代経由の往復コースを選んでいるようで、山ノ鼻コースは静けさが保たれているみたいですね。

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今日は最高の登山日和。
登りついた山頂からは、上信越の名だたる名峰たちが目白押しといった感じで眺めることができました。
とりわけ、利根川源流を囲む山々から越後三山にかけての山並みは印象的だったなあ。
あ、そうそう、先月訪れた苗場山もしっかり見えていてうれしかった。

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下山は小至仏山経由で鳩待峠に戻ります。
途中、笠ヶ岳や上州武尊山の広がりのある山容が迫ってきて楽しくなってきます。
二つの峰にもそれぞれ楽しい思い出が詰まっています。

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樹林帯に入る手前、オヤマ沢田代では草紅葉がいっそう進んでいて、秋本番を予感させてくれました。
ゆるやかに下っていき、15時を少し回った頃、無事に鳩待峠に到着。
下界よりも一足早く秋の訪れを感じる充実したハイキングを楽しむことができました。
やっぱり尾瀬はイイ!

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2018.08.31

猛暑の丹沢・三ノ塔尾根から塔ノ岳をめざす

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依然として衰えを知らない今夏の猛暑。
下界では35℃という予報が出ている中、よりによって表丹沢を歩いてきました。
出かける直前まで山歩きにしようかサイクリングにしようか迷ったのですが、山歩きを選んで失敗だった?

 ゲンノショウコ(三ノ塔山頂付近にて)Cimg7350_r

単調な大倉尾根を塔ノ岳まで往復するのはさすがに辛いので、変化を求めて三ノ塔尾根を選んだのが間違いのもと。
暑いし、長いし、ヒルに血を吸われるし、熱中症の恐怖を感じたりして散々でした。

水分は2リットルのボトルに600ccのペットボトルと200ccのエネルギーチャージを凍らせて持参。
合計2.8リットルとほぼ完ぺきな補給体制で臨んだものの、表尾根での照りつけるような日差しに参りました。

 フジアザミ(表尾根にて)
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三ノ塔から先、塔ノ岳までの長い稜線歩きでついにレスト。
途中、後ろから快調に飛ばしてきて追い越された登山者の横顔を見ると50歳代とおぼしき単独の女性です。
いやはや、とうとう中年女性に追い抜かれるまで堕ちたか。
いやいや、平日で人影の少ない丹沢を単独で歩く女性ですからなかなかの手練れ。
ワタシなんぞ歯が立たないです。

 木陰の道ではホッとします(新大日付近にて)
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それにしても、このバテは何が原因だったのだろう。
歩行ペース?
水分の持ち過ぎ?
老化現象?

いずれにしても山歩きでバテたのはショックでした。
水分もハイドレーションで適宜摂っていたし、登高ペースも速くないし、荷物も10kg以下だし・・。
最近、筋トレはやってるけど心肺トレーニングをおろそかにしてるからか。
単純な結論になりますが、「無理はしないし、してはダメ」なんですね。

 大倉尾根、花立に下る道にて
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とまあ、ネガティブな感想ばかりで恐縮ですが、山自体はなかなか良かったです。
三ノ塔尾根から烏尾山までは誰にも会わなかったし、表尾根を歩く登山者自体ほんの数えるほどで静かな山歩きを堪能できました。

8月も終わり近くになり山野草も少ないのかな、と懸念していましたが注意して見ると色とりどりの草花が咲いていて目を楽しませてくれたし。
今回も初めて出会う野草にも恵まれて楽しかった。

久しぶりに辛い目にあった山行でしたが、また歩きたくなるのが表丹沢なんですね。

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2018.08.17

奥多摩の奥入瀬とレンゲショウマの御岳山

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世間がお盆休みの後、16日の木曜日に奥多摩の御岳山を訪れました。
この時期の御岳山といえばお目当てはレンゲショウマの群落です。

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いつもは青梅線の沿線駅から歩き始めるのですが、今回は趣向を変えて武蔵五日市駅からバスで上養沢まで入り、沢沿いの林道をアプローチにとりました。

 渓流とタマアジサイ
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上養沢行きバスで終点の上養沢に下り立ったのは私だけ。
こちら側からの登山者は少ないですね。
おかげで静かな山歩きを楽しめました。

林道歩きは長いけど、木陰もあって時折涼風が吹き抜けるのでなかなか快適です。
けっこう奥まで林道が走っていて、林道終点から岩石園のハイキングコースまでは20分足らずの道のりでした。

 林道歩きは長いけど沢沿いで涼しかった
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そして岩石園(ロックガーデン)の入口にある七代の滝に到着。
小ぶりながら水量もまずまずで私の好きな滝です。

 七代の滝は私の好きな滝の一つです。
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ここから先は階段登りの急坂が続くのでゆっくり歩を進めます。
フシグロセンノウやヒカゲミツバなどがひっそりと咲いています。

ロックガーデンはいつ訪れても飽きません。
苔むした岩と小滝の絶妙なコラボが何とも言えないのです。
「奥多摩の奥入瀬」とはよく名付けたものです。

 まさに奥多摩の奥入瀬
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沢沿いなので当然涼しいし、夏の奥多摩は歩きたくなくてもここだけは別天地ですね。
しかもだれでも歩けるし。

ロックガーデンのフィナーレは綾広の滝。
水量豊かな直瀑で人気もあります。

 綾広の滝は立派な滝です
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ここを過ぎればやがて水平歩道に合流。
左に行けば大岳山に登れるけど、今日はレンゲショウマが目当てなので右に向かいます。

御嶽神社を経て富士峰園地へ向かいますが、結構登り下りがあって疲れました。
そうしてひと登りでレンゲショウマの咲く富士峰園地に着きました。

 森の妖精たち
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お盆の頃に見頃を迎える森の妖精たちは大の人気者。
たくさんのハイカーや写真家がシャッターを押していましたよ。

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正直何回も撮影に訪れているけど、ポスターになるような傑作を撮れた試しがありません。
やっぱ腕前かなあ。いや、カメラが安いからか?

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ここまでが前半戦。
ここから先は、定番の日の出山経由でつるつる温泉ドボンです。

つるつる温泉はアルカリ泉でお肌がつるつるになります。
この温泉に限らず、奥多摩・大菩薩方面の立ち寄り湯の多くはアルカリ泉なんじゃないかな。

 日の出山山頂からの展望
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途中にある日の出山で最初で最後の展望を楽しんだ後は、温泉ビール、温泉ビールの呪文を唱えながらの下山です。
山頂から1時間足らずで待望のつるつる温泉に到着。

バスの出発までの小一時間でしたが、たっぷり温泉に浸かり疲れを洗い流しました。

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2018.08.04

苗場山 ~天空の楽園に湯ったりと遊ぶ~

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一度は登ってみたかった苗場山をようやく訪れることができました。

上信越の山々から周囲の展望を楽しむとき、すぐにそれとわかる山容を有しているのが苗場山。
遠くから見るとまるで航空母艦が浮かんでいるような山頂湿原は4km四方に及ぶ圧巻の景色を形作っています。

でも、遠いんですよねー。
この山は・・。

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もちろん山頂往復なら割と簡単に登れるものの、せっかく訪れるなら山頂の山小屋で一泊して山向こうの秋山郷に下るのが良いにきまってます。
でもそうなると車は使えず、公共交通機関に頼ることになります。
今回、往復新幹線&タクシー&路線バス2回乗り継ぎという豪華な?山旅を敢行してきました。

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山頂の山小屋も静かで良かったなあ。
泊り客は14,5人。
おひとり様2メートル四方のスペースを与えられカーテンで仕切られほぼ個室状態でゆっくりできました。

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山小屋から50mほど離れた展望デッキで、広大な湿原を眺めながらビールとウィスキー三昧も格別でした。
大空を眺めているだけで幸せな気分に浸れます。
だってほとんど誰もいないんだもの。

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数えきれないくらい多い池塘群。
水辺には、イワイチョウ、キンコウカ、ワタスゲなどがたくさん咲いています。
池塘に青空と白い雲が映る様は何とも言えない美しさ。
いにしえの人々がこれらの景観を「天上の苗代」に見立て、豊穣を祈るために巡礼登山を重ねてきた歴史がよく理解できます。

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山頂の一夜はご来光で明け、いよいよ秋山郷に下ります。
広々とした高層湿原の中を一筋の木道を頼りに歩み始めると、目の前には槍穂高から白馬連峰まで北アルプスの峰々がくっきりとその姿を現してくれていました。

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岩菅山や黒姫、妙高の山々もこんにちは!
眼前には鳥甲山の荒々しい山容が手に取るように眺められます。

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いつまでもとどまっていたい気持ちを振り切るのがつらいトレイルでした。
青々とした草原に黄色のキンコウカの群落がよく映えます。
イワショウブやモウセンゴケも目立ちます。

山頂湿原を後にして、急な坂道をグングン下っていくと、辺りはブナ林となり登山口に下り立ちました。
ゴールの小赤沢集落まではさらに1時間半ほどの道のりが待っています。
大瀬ノ滝の見事な瀑布に感動し、さらに小一時間歩くとようやく小赤沢温泉に到着。

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酸化鉄の影響で赤い温泉の浴槽はレトロ感いっぱい。
湯ったりとつかり、疲れた体にやさしいお湯でした。

帰りのバスは印象に残りました。
狭い国道をスリリングな運転で右に左にとカーブを切りながら走るので生ビールの酔いもいっぺんに吹き飛びました。

それにしても秋山郷の山深さにびっくり。
いくつもの集落が点在していますが、どれも秘境感満点。
さすがは日本秘境100選にリストアップされているはずです。

秋山郷の人々にとって、苗場山と谷を隔てて向かい合う鳥甲山は特別の山のようです。
できればこの地を再訪して鳥甲山に登ってみたいと強く思いました。

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2018.07.21

蓼科山 ~深い森と神秘的な池、そして草原の頂~

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連日うだるような暑さ。
というような生易しい表現では言い尽くせない異常な暑さが続いていますね。

暑くて山も自転車もお休み中でしたが、暑さ逃れで高原台地を散策してきました。
場所は北八ツの北端に位置する蓼科山。
標高2093mの大河原峠を起終点にする周回コースです。

 スタート地点が2000m超なので涼しさ格別です
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コース中ほとんどが標高2000m以上の高所のため下界に比べれば10℃から12℃位は低いはずです。
とはいえ、照りつける日射の激しさは半端なくやっぱり暑かったー。

ガイド山行の下見を兼ねている登山ガイドのA君とは女乃神茶屋で別れて、さらにスカイラインを30分ほど走り大河原峠の駐車場に到着。
車を降りるとさすがに涼風が吹き抜けます。
やっぱり訪れて良かった。

 赤い屋根がメルヘン的な大河原ヒュッテ
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A君とは蓼科山の山頂で合流の予定でK君と二人で登り始めました。
大河原峠はずっと以前に冬の蓼科山登山の際に立ち寄った記憶がある程度でほとんど初めてと同じです。
さわやかな高原に赤い屋根のヒュッテが建っていました。

 縞枯れ現象の枯木の間から眺める蓼科山
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登り始めから北八ツ特有の深い原生樹林が続きイイ感じです。
最初の急坂をしのげばあとはなだらかな高原台地の上を行くような感じで登ります。
北八ツには普通に見られる縞枯れ現象の枯木の間からは最初の目標である蓼科山が大きく迫ってきました。
ほぼ独立峰的な山なので登り甲斐はあります。

 南八ヶ岳も見えてきましたよ
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樹木の間からは南八ヶ岳の山々も垣間見られゴキゲンです。
やがて将軍平に到着。
蓼科山荘が建つここからは岩々した急斜面の登りが続きます。
ここを一気に登りきれば蓼科山頂ヒュッテです。ここまで来れば山頂まではあとわずか。
女乃神茶屋コースと合流して程なくで標高2530mの山頂に到着。

 月面のクレーターか、はたまた火星の表面?
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無雪期の山頂は初めてだったので岩石累々の風景が珍しかった。
何となく火口を思わせる浅い窪地が広がっていて三角点の反対側には方位盤が据えられていました。
A君と合流するまでに時間があったので方位盤まで行ってみましたが、残念ながら盤面は撤去されていて役立たずの状態でした。

山頂に着いたのが11時近かったため雲が湧きあがってきて、一瞬でしたが御嶽山や南アの千丈ヶ岳が見えた程度で北アルプスなどの展望はおあずけでした。
その代わり南八ヶ岳連峰は、南西端の西岳から始まって北端の天狗岳までしっかりとその姿を現してくれました。
蓼科山から眺める八ヶ岳が一番カッコよく見えると思います。

 でも、南八ヶ岳のオールスターズが見えて大満足でした
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やがてA君とも無事に合流し下山開始。
将軍平で昼食をとり、いよいよ深い森と神秘の池をめぐるトレッキングの開始です。

不安定な岩だらけの道を下りきったところに広がる天祥寺原。
ここからは一転してなだらかなトレイルが続きます。
草原から森の中に入り、しばしの歩みで亀甲池に到着。
思いのほか水位が高くて池の畔までは近づけないものの湖面に周囲の樹林が映り込む様はまるで東山魁夷の世界。

 亀甲池の湖面に映る樹木が美しかった
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亀甲池から再び深い樹林帯のなかをさ迷い歩き小さなコルを越えて下ると、今度は亀甲池よりも大きな双子池(雌池)のほとりに着きました。
こちらも静寂に包まれていて湖面に映る周囲の樹林が何ともいえずに美しいです。
オレンジ色のテントが一張あったけど、こんな静かな湖畔で一夜を過ごせる贅沢がうらやましいな。

 双子池も静かで美しい湖畔が広がっていました
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雌池を半周するとお隣の雄池との間に建つ双子池ヒュッテに到着しました。
ここで一休みしてから、いよいよ双子山への最後の登りに入ります。
さすがにだいぶ疲れが溜まってきて3人の足取りも遅くなりました。

最後のひと頑張りで双子山の広々とした山頂の一角に立つことができました。
目の前には午後の陽に輝く蓼科山が大きく聳えています。
辺り一面広大な草原となっている山頂台地をのんびり歩きました。

 午後の日差しに輝く蓼科山
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 夏の入道雲が印象的でした 
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振り返れば、夏の入道雲が天高く湧き上がっていて印象的でした。
山頂の標識でタイマーで記念写真を撮ったあとはゆったりとした足取りで大河原峠をめざしました。

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【感想】
蓼科山なんて何十年ぶりだろうか。
過去に二度ほど訪れた筈ですがいずれも雪を踏みしめた冬の時期でした。
大河原峠に車をデポすればとても変化のある山歩きが楽しめるなんて、ヤマレコの記録を検索しなければ気づきませんでした。
このコースを教えてくれた先達の方に感謝です。

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2018.06.27

お花畑に大満足の平標山・仙ノ倉山

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登山ガイドをしているA君から「平標山の下見に付き合って。」とのヘルプメールがあり、急きょ出発することに。
平標山なんて何十年ぶりだろう?
(調べてみたら42年前でした。しかも奥さんと。)

コースは、42年前と同じく元橋から松手山を経て山頂へ。お隣の仙ノ倉山を往復した後、平標山の家を経て平元新道を使い元橋に戻る周回のコースです。

 ゴゼンタチバナとは久しぶりの再会
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お天気は晴れているんだか曇っているんだかよくわからないモヤっとした空模様です。
これじゃ展望は期待できないなあ。

さて、スタート地点の元橋からはいきなりの急登が続きます。
標高1411m付近にある送電線鉄塔までは樹林帯の中を急な登りに閉口しました。

 松手山から平標山方面を眺める
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鉄塔で一息入れて、ここから先は緩やかな登りに変わります。
割とあっけなく松手山山頂に到着。
ここから先は森林限界を越えて、笹とハイマツの世界になります。

 アカモノはたくさん咲いていましたよ
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お目当ての高山植物たちも徐々に姿を見せてくれるようになりました。
お、ハクサンチドリだ、うん、ヨツバシオガマも、むむ、コバイケイソウも咲いてる!
てな感じで、なかなか前に進めません。
そして、ハクサンイチゲが現れるころになると辺り一面お花畑の中に突入といった感じに。

 いよいよハクサンイチゲの登場
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後を振り返れば越えてきた小ピークが見下ろせるようになります。
視界はイマイチですが達成感は湧き上がってきます。

スタートしてから約3時間で平標山頂に到着しました。
平日とはいえ花が見頃のこの時期は登山者も少なくありません。
皆さん出発が早くて、すでに仙ノ倉山を往復してきた人たちもいました。

 仙ノ倉山頂をめざして出発
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山頂ではこの時期特有の虫にまとわりつかれながら急いで行動食を平らげ、仙ノ倉山を目指します。
平標山と仙ノ倉山の鞍部を「平仙鞍部」(ひらせんあんぶ)と称していて、高山植物の宝庫になっています。
今回はじめて訪れましたが、期待にたがわず白やピンク、黄色、紫色といった美しい高山植物たちが大群落の広がりを見せてくれていました。

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ただ、残念なことに花の時期が少し遅かった。
今年は春の高温で雪解けが異常に早く、下界の花同様に高山植物の開花時期も前倒ししている感じです。
夏山の代名詞であるチングルマもすでにチゴグルマ状態になっているのがほとんどでちょっとびっくり。
とはいえ、ハクサンイチゲもハクサンコザクラもイワカガミもしっかり咲きそろっていてわれわれの目を楽しませてくれました。

 ハクサンイチゲは清楚な雰囲気が大好きです
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小広い仙ノ倉山頂でゆっくりした後は往路を引き返します。
平標山までの間はなだらかな笹原が広がっていて本当にのんびり歩けます。
いつまでも留まっていたい気持ちに襲われますが、帰りの道も長いので後ろ髪を引かれる思いで山頂を後にしました。

戻ってきた平標山からは平標山の家を経て平元新道を下ります。
山頂から山小屋までの間もお花畑に彩られていて楽しい道のりです。
下りしな湿原が現れてワタスゲやイワイチョウが見られたのはうれしかった。

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着いた平標山の家も絶好の立地条件をそなえた山小屋です。
振り返ると平標山から仙ノ倉山にかけての稜線が手に取るようでした。
こんな山小屋で泊まりたいな。
それから、「平仙清水」と名付けられた湧き水の美味しかったことと言ったら。
ひさしぶりに甘い水(まさに甘露水)を飲みました。

 ぜひ一度泊まってみたい山小屋です
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楽しい山歩きも終盤に入ります。
山の家からは急な樹林帯下の下り道。
いい加減膝がガクガクしそうになる頃林道に飛び出しました。
ここからは単調な林道歩きを経てスタート地点の元橋駐車場に戻りました。

 ベニサラサドウダンはどれも満開状態でした。
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【感想】
平標山のお花畑は有名ですが、今回訪れてみてよくわかりました。
ただ、今年に限っては6月の上旬に訪れたかったです。
おそらく見事な花畑が広がっていたことと思います。

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