9月に続いて日光市に用事ができたので再び鬼怒川方面に出かける機会を得ました。
前回に引き続き、電車&サイクリングでと考えたんだけど台風19号の影響で東武日光線の新鹿沼~下今市間が不通になっています。(10月24日から開通とのこと。)
仕方なく車で行くことにしました。
となると奥さんも一緒に行きたいということになって、用事を終えてから川俣ダムまで足を運ぶことになった次第です。
川俣ダムは現在周辺岩盤の補強工事中で、テレビや新聞でも紹介されている工事用の巨大足場が設置されています。
高さ100m以上の足場なんてなかなか見ることはできないので是非行ってみたいと思っていました。
前回同様に五十里ダム、川治ダムを経て鬼怒川本流をさらに遡ります。
車窓から見る鬼怒川は水嵩を増し茶色く濁った濁流となっていました。
台風19号の影響が今なお続いていて、道路の両脇には土砂や岩がごろごろしていました。
たぶん道路に水が溢れて周辺の土砂を巻き込みながら路面を流れ下ったのだと思います。
自転車で走らないで良かったかも。
川俣ダムの見学マップ。吊橋まではたっぷり歩きます。
川治ダムから約22kmで川俣ダムに到着しました。
学生時代、そのさらに奥にある奥鬼怒温泉郷から鬼怒沼を経て尾瀬まで歩いたことがあるけど、その頃に比べたらずいぶん開けてきた感じがします。
とはいえ栃木県最深部エリアの一角ではあるので鄙びた感じはたっぷりあります。
紅葉の見ごろは月末から11月上旬だと思います
さて、ダムの駐車場から管理所まではすぐかなと思ったらこれが結構歩かされました。
工事用の足場がよく見える吊り橋(瀬戸合峡「渡らっしゃい吊橋」)までは往復40~50分かかるということで行くのを諦める方もいました。
たしかに足の弱い高齢者にはちょっと難儀な道でした。
出たー!巨大工事足場です。一見の価値あり。
それにしてもダム堤体右岸に設置された巨大足場はさすがに一見の価値ありでした。
頭上にはケーブルクレーンが設置されていて、典型的なダム工事現場といった感じでうれしかった。
できれば工事が行われている平日に来たかったです。
縦長のデザインがユニークなダムカード
川俣ダムはダム堤長131mに比して堤高が117mもあり、日本一の縦長ダムだそうです。
そのせいかダムカードも横長が普通なのに縦長のデザインでユニークでした。
ダム下流側から始まる瀬戸合峡の大峡谷も必見です。
紅葉には少し早かったものの色づき始めた木々と200mはある絶壁との対比が素晴らしい。
瀬戸合峡の絶壁は必見です
往復40~50分かかるけど、「渡らっしゃい吊橋」には是非立ってほしいです。
橋の上から見下ろす大峡谷と迫力あるダム堤体、見上げる高さにそびえる日光女峰山は最高の景色でした。
「渡らっしゃい吊橋」までがんばって歩きましょう
これで鬼怒川上流4ダムのうち3ダムを訪れたことになるので次回は湯西川ダムかな。
手打ち蕎麦に舌鼓を打ちました(栗山郷にて)
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