なつかしの「山と仲間」
「大型連休」といっても遠出は混むのでキホンは家の中です。
職場の若い人たちは仕事に出ているので、おおぴっらにレジャーの話もできないし・・
で、家の中を整理してたら、昔の山の雑誌が大量に出土しました。
その中の一冊が写真の「山と仲間」です。
労山(日本勤労者山岳連盟)発行の月刊誌です。
当時(70’~80年代)はヤマケイやガクジンと覇を競うように書店でも買えました。
何かの縁で、当時の編集部の人たちと仲良くなって、よく一緒に山登りも行きました。
だから、この雑誌には結構頻繁にモデルとして登場していたものです。
すると、「掲載誌」と称して無料で送られてくる。
山で一緒に遊んで、オマケに雑誌がタダで送られてくるのですから、なかなか良い感じでした。(笑)
おっと、お話が脇道にそれてしまいましたね。
表紙が印象的なので、写真で紹介しました。(写真をクリックすると画像が拡大します。)
この駅はたぶんJRの新宿駅なのでしょう。
あ、当時はJRじゃなくて国鉄でしたね。
待っている電車はむろん「2355」(ニーサンゴーゴー)でしょう。たぶん。
23時55分、新宿発の松本行き普通電車のことです。
私が山を始めた60年代後半から70年代にかけて、中央本線沿線の山に出かける際は、きまってこの電車でした。
北アルプス方面へは少し奮発して急行アルプスを使いましたが、八ヶ岳まではほとんどの登山者が「2355」でした。
だから週末の車内は大混雑です。
どっか別のホームに並ばせられて、そこから順番に発車ホームまで案内されました。
みんなまじめに列を乱さないで車掌さんの後からついていったけ。
それにしても、この表紙に写っている人たちの表情も良いですねえ。
暗い表情の人って一人もいないもん。
時刻表を説明している車掌さんの足下には石油ストーブなんか置いてあったりして・・・。
霜降りのニッカーをはいたお兄さん。
ピッケル持ってどこの山に行くんだろう。
5月号の表紙だから、八ヶ岳や北アルプスなんだろうな。
ああ、おれも自転車なんかで遊んでいる場合じゃないぞ。
やっぱ連休は春山でしょう!
標高3,000メートルの雪稜にトレースを刻んで一歩一歩歩んでいく。
やっぱり山はいいなあ。
行きたいよ~~~!
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