二人日和
45年間連れ添ってきた神官の装束を作る職人の夫と難病に冒された妻のラブストーリーです。
舞台は京都です。朝の街の清々しさや鴨川のゆったりとした流れを見ていると、本当にゆっくりと時間が進んでいく街なんだなあと感じました。
今風の愛情表現はいっさいできない不器用な夫を栗塚旭が、病魔に冒されつつも凛とした気丈さを失わない妻を藤村志保が演じていました。
不器用な夫ではあるけれど、彼流の妻を励ます姿にはホロリときます。
普段の何気ない所作にも夫婦を結ぶ絆がとても強く感じられ、「ああ、こういう関係っていいな。」って思わずにはいられない作品でした。
日常の忙しなさや人間関係の煩わしさから解放され、ひとときをゆったりとした時間の中に身を置いてみたい人は必見です。
映画が終わって立ち上がろうとしたら主演の藤村志保さんが舞台の袖で突然の挨拶。
間近で主演女優を見たのは初めてでしたが、とても気品ある女優さんという印象でした。
岩波ホールにて2月10日(金)まで




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