酷暑の鋸山で猫とハートに癒される
登山関係のSNSで「猫丁場」のことを知った。
天気予報からもこの日の暑さは半端ないとわかっていたんだけど、鋸山の猫ちゃんをどうしても見たくて大汗かいて行ってきた。
猫丁場という名前の付いた房州石の石切り場跡にその猫はいた。
赤い手鞠と赤い首輪がとても印象的だった。
誰がいつ彫ったんだろう。
つらい作業の手慰みで彫ったのだろうか。
名もなき人の素朴な彫り物だけど、妙に引き込まれる猫だニャー。
登山関係のSNSで「猫丁場」のことを知った。
天気予報からもこの日の暑さは半端ないとわかっていたんだけど、鋸山の猫ちゃんをどうしても見たくて大汗かいて行ってきた。
猫丁場という名前の付いた房州石の石切り場跡にその猫はいた。
赤い手鞠と赤い首輪がとても印象的だった。
誰がいつ彫ったんだろう。
つらい作業の手慰みで彫ったのだろうか。
名もなき人の素朴な彫り物だけど、妙に引き込まれる猫だニャー。
当初は奥多摩に出かける予定で準備してたんだけど、コロナ感染が急拡大して電車を使っての県またぎの移動はちょっとなあ、てことになり急きょ予定を変更して自家用車で県内の山を歩くことにした。
ワクチンも2回接種したし、山歩き自体は感染リスクはきわめて少ないんだけど、この時期に公共交通機関を使っての移動はやはりためらってしまう。
でも家に引きこもっていると脚力がどんどん落ちるので、山には行きたい。
まあ、そんな妥協の産物が房総の高宕山ってことかな。
高尾山や奥多摩の山とちがって房総の低山はお花が少ないけど、それでも一所懸命咲いている小さなお花たちを眺めることができて良かった。
しばらくは車を使っての山歩きにするしかないかなあ。
東北自動車道を北に向い、宇都宮を過ぎると日光連山にかわって現れるのが高原山です。
火山らしい広大な裾野をもつなかなか立派な山だけど、なぜかこれまで登る機会に恵まれなかった。
日光連山と那須連峰にはさまれた位置にあるので、展望は良いよね。と思い登ってみたものの、夏の水蒸気ムンムンの空気が支配していて山頂からの展望はNo Goodでした。
しかも、鶏頂山への急な登りと稜線上のアップダウンも半端じゃないし、年寄りにはこたえる山です。
それならばせめてお花ぐらいは咲いているだろうと期待したものの、これまたサッパリのお山でした。
これほど花影の薄い山も珍しい。(笑)
この山を訪れるなら、春のツツジの時期か秋の紅葉なんでしょうね。
紅葉はかなり期待できそうです。
その意味で訪れる季節を完全に間違えてしまいました。
でも、これで終わったんじゃ悔しくて帰れないので、翌日に同じ栃木県北部にある笹平湿地を訪れました。
ここは以前から一度は訪れてみたかった場所です。
たしかこの時期はサギソウが見頃のはず・・・。
『いいもの見せてあげるから騙されたと思ってついてきなよ。』と誘った奥さんもサギソウを見て感激していました。
自然の造形美とはまさにこの花のことを言うのでしょうね。
サギソウは栽培が比較的容易なせいか鉢植えでよく見かけるけど、やはり自生しているものは格別ですね。
とても生き生きとしています。
将来にわたっていつまでも大切に守っていきたいお花です。
『高宕山の周辺でヒナノシャクジョウが見頃ですよ。』と君津市のムツゴロウさんからメールをいただいたので、見つかるかどうかわからなかったけど、とりあえず行ってみました。
この花は、千葉県では絶滅危惧I類に指定されているそうで、咲いている場所は公言禁止ということなので、私もヒントしか与えてもらえませんでした。
たぶん、この辺りかなあ??
と目星をつけて探してみたのですが、ぜんぜん見つかりません。
やっぱり甘かったか。とあきらめかけた時、足元にそっと咲いていました。
いやいや、花の直径10mm程度で、しかも枯葉に隠れているのですぐに見つかるワケないよ。
でも、ひとつ見つかると、目が慣れてきてその周辺で次々に見つかりました。
その数全部で10株くらい?
ヒナノシャクジョウはギンリョウソウと同じく腐生植物の仲間で、葉緑素をもたないため光合成を行わず、そのかわりに有機物を吸収して生活する植物です。
だからその姿も真っ白け。
ヒナノシャクジョウ(雛の錫杖)のそばにはもっと希少なホンゴウソウ(本郷草)が咲いているそうです。
こちらも10mm程度のとても小さな花。
目を皿のようにして探しましたが見つかりませんでした。
残念!
標高300mの低山なので暑さはハンパないし、再度探しにくる気分にはどうしてもなれないなあ。
それにしても暑かった。標高差も小さく距離も歩いてないのに汗だくのバテバテでした。
この時期の房総の山は過酷です。
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