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2021.05.27

都市近郊の里山で自然観察

 

昨日は千葉シニア自然大学の自然調査で都市近郊の里山の自然観察に出かけてきました。

久しぶりに会う仲間との話題といえば「ワクチン打った?」
いま一番ホットな話題かも知れません。

 

 大きな住宅団地からほんの少し歩いただけで田舎に出会います

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計画的に造成された大規模な住宅団地の外周に設けられた幹線道路に面したバス停から歩いて15分ほどの場所が本日の目的地なんだけど、バス停からほんの数分歩いただけで静かな里山が現れるんだから驚きです。

 

 自然観察をしながら調査場所に向かいます

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目的の場所まで歩く道すがらも自然観察の舞台になっているので、ゆっくり歩いても15分で歩けるところを40分以上かかってしまいました。

 

 素敵なツリーハウスがお出迎え

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今回は、3回のコースで構成されている第1回目。
午前中は草本、午後から樹木の見分け方の実習です。

 

 みな時間を忘れるほど熱心に聞き入っていました

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次回は、同じ場所をお借りして定量調査を行う予定で、3回目は1回目、2回目の調査データをもとにデータの整理とまとめ。

 

ちょっとマニアックな話題ですが・・・。

ヘビイチゴとヤブヘビイチゴの実の見分け方。
ヘビイチゴの実には表面にシワシワがたくさんあります。
ルーペで見なくてはわからないけどね。

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一方、こちらはクサイチゴの実です。
別の山で撮ったものですが、ルーペで拡大して見るとヘビイチゴとの違いがよくわかります。

 

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私もいままで知らなかったけど、今回の観察でよくわかりました。

ふだん見慣れている草木も、じっくり観察してきちんと説明を受けると一本一本が愛おしく貴重なものに思えてくるから不思議ですね。

 

 

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2021.05.24

【千葉の不思議スポット】笠石と寂光不動を歩く

 

初めて寂光不動の建物を写真で見た時は、「へー、千葉にも秘境的な場所があるんだなー」って思ったものでした。
その近くに笠石という奇岩があるのも訪れてみたいという背中を押した理由かもしれません。

 

 展望台のピークから眺めた笹郷山(左)と八良塚(右)

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行くならヒルズ軍団の活動前がいいなあ、と思いつつ気がついたら早5月も下旬。
ヒルズの活動期間に入っているよ。
しかも今日はヒルズの大好きな雨上がりです。
雨露のたまった草むらは歩きたくない!

 

 この時期によく見られるマルバウツギの花

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ヒルズ軍団への反撃対策として、塩分15%溶液(ホントは20%で作りたかったけど塩が溶けなかった。)で一晩漬けこんだゲイターを装着しさらに補充の溶液をスプレーでたっぷり振りかけていざ出陣!
結論を先に言うと、ヒルズ軍団には遭遇しませんでした。
ホッ・・。

 

 ゲイターには塩が吹くほど高濃度の塩分溶液を振りかけました

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しかし、雨上がりの岩場はスリッピーでちょっと怖かった。
房総の尾根筋は標高に似合わず岩とヤセ尾根で覆われています。
躓いたら左右のどちらかの谷底に転落!!
転倒しないように慎重に歩を進めていたら思いのほか疲れてしまった。

 

 房総を低山だと舐めるとひどい目に遭います

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3月頃にこの辺りを歩いたらたぶん多くのスプリングエフェメラルに出会えるかも。
よし!次回はヒルのいない3月に訪れてみよう。

 

 苔むした山道を辿ります

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訪れた笠石も寂光不動も期待を裏切りませんでした。
房総でも山深い場所にあたるこの地になんとも不思議な形の岩があったり、巨大なオーバーハングの岩に寄り添うように佇む懸け造りのお堂。

 

 道が荒れているおかげで訪れる人も稀な笠石

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とりわけ寂光不動はひとりで訪れると畏怖の感じさえします。
今日は山中で一人も出会わず、懸け造りのお堂ではちょっと不気味な感じがして長居できませんでした。
江戸時代の安永年間の創建で過去二度にわたり再建、改修がなされてきたとのことですが、場所が場所だけにとても神秘的でした。

 

 寂光不動は千葉の不思議スポットだと思います

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コロナ禍のおかげでここ最近は千葉県内の山歩きばかりしていますが、千葉にも不思議な場所があるものだと改めて感じ入りました。

 

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2021.05.16

【千葉の里山】米沢の森で森林浴を楽しむ


時節柄、都県を跨いでの移動を差し控えているため、いまは近場のハイキングで我慢しています。

 米沢の森・御十八夜(162m)山頂にて

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というわけで、2週間ぶりに市原・米沢の森を訪れてみました。
ここは何度訪れても心が癒される森です。


 内田の森にある庚申塔は欠かせません

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今日は曇りがちながら薄日の射すまずまずのお天気。
スプリングエフェメラルはとっくに消えて、キンランやギンランも姿を消し、ちょうど森のお花の端境期でしょうかね。
里道では栽培種や外来の帰化植物が目につきました。


 ツバメシジミが飛んでいた

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お花に出会うことは少なかったけれど、行き交った人はたったの一人だけ。
人の気配は少ないのに森の中は野鳥の鳴き声が賑やかだったので寂しさは感じません。


 米沢の森のシンボルツリー

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こういうウォーキングも楽しいものです。

うぐいすラインを挟んで隣り合う、内田の森と米沢の森。
これら2つの森の整備をしてくれている皆さんのおかげでメインのルートはとても快適に歩くことができます。


 整備ボランティアの方が設置した素敵な道標

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花立野ひだまり広場では木陰で気持ちの良いランチタイムを過ごすことができたし、午前中限定ながらとても静かな森林浴を楽しめました。

たまにはこんな半日もいいかな。


 イノシシのヌタ場に遭遇しました

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2021.05.13

2年ぶりのシニア自然大学

昨年一年間、コロナ禍で休講を余儀なくされていた千葉シニア自然大学ですが、今年は感染対策を行った上で開講することになりました。


 第1回目の受講場所は谷津干潟自然観察センター

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一昨年は本科生だったんだけど、今年は専攻科生としてAコースの「ちばの自然講座」を受講することに。


 谷津干潟はちょうど干潮にあたっていました

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で、先日さっそく第1回目の講座があって受けてきたんだけど、一昨年の本科メンバーがたくさん受講されていてまさかの同窓会といった感じでとても楽しかった。


 この時期はシギやチドリが飛来しています

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とはいえ、みなマスクを着けて、かつ適度な距離をとりながらの受講で思いっきり楽しめないのは仕方ないとしてもちょっとさびしかったな。

一日も早くマスクなしで交流ができるようになりたいものですね。


 野鳥観察にとどまらず身近な自然を存分に体験します

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第1回目の講座は谷津干潟にある自然観察センターでの野鳥観察がメインでしたが、お招きした講師の博識がハンパなくて、野鳥にとどまらず、野草や樹木、さらには昆虫観察など多岐にわたり、まったく飽きることのない一日でした。


 ヤマボウシの花がとてもきれいに咲いていました

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次回は都市近郊の里山でのフィールドワーク。
いまから楽しみです。

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2021.05.10

ステイホームの贈り物

我が家の庭に植えてある白花のシャクヤクが今年は大豊作です。

この陽気で蕾がどんどん開いてしまい、制御不能の状態に。


 どんどん蕾が開いてくるシャクヤク

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リビングに飾ったり、トイレの中にも飾ったりしたんだけど、どんどん蕾が開いてくる。

ちょっともったいないけど、お隣さんにもらってもらうしかないなあ。


 リビングに飾るにしても限度があります

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今年は冬場からステイホーム状態が断続的に続いていて、ストレスフルなんだけど、庭のお花たちが少しでも心を慰めてくれるのはありがたい。

ちなみに白いシャクヤクの花言葉を調べたら、「幸せな結婚」だそうです。


 トイレの中も良い香り

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2021.05.08

百均のマクロレンズおそるべし

山に行かない日の休日。

暇つぶしに、すこし前にダイソーで購入したままになっていたスマホ用のマクロレンズを庭のお花で試し撮りしてみた。

 クリップ式になっているので取り付けは簡単

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このレンズ、マクロだけじゃなくて広角レンズと魚眼レンズの3点セットで110円なんだけど、興味があるのはマクロだけなので35円位で買えればもっといいのになあ。(笑)

さて、試し撮りの結果は?
いやいや、これホントに110円なんですか?

 スマホのカメラではここまでしか寄れませんでした

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自分が持ってるまともなデジカメのマクロ機能よりもよっぽど優れているよ。

庭に咲いていたカタバミ(たぶん)の花を撮ってみたんだけど、直径5,6mm位の小さな花が驚くほど鮮明にクローズアップされていた。

 百均レンズを取り付けるとご覧のとおり!

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お花の撮影に関してはスマホを持ち歩くだけで問題ないみたいですね。

ちなみに、売り場は「電気小物」のコーナーにありました。

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2021.05.05

トキソウ全開!関東ふれあいの道 千葉#7 成東・東金食虫植物群落

いま、トキソウが見頃だというので、「成東・東金食虫植物群落」を訪れてみました。
「成東・東金食虫植物群落」なんて、ネーミングに全然ロマンが感じられないので、私は「千葉の小尾瀬」と勝手に呼んでいます。(笑)

 千葉の小尾瀬?

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ここを初めておとずれたのは2年前のこと。
まさか千葉県内に湿原があるとは思わなかったなー。

 トキソウの群落

クリックすると画像が拡大します

しかも、食虫植物の宝庫だという。
今回もイシモチソウやモウセンゴケが出そろっていましたよ。

 食虫植物の代表格モウセンゴケ

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ここだけ訪れるのは少々物足りないので、ここを含む関東ふれあいの道 千葉県#7 のコース全体を通して歩いてきました。
結構歩きでがあったけど、なかなか変化に富んでいて歩いていても面白かった。

 イシモチソウもモウセンゴケの仲間です

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本日のお目当てのトキソウは以前、東北の月山・弥陀ヶ原で見かけたことがあるけど、まさか標高6mの低地で群落があるとはオドロキでした。

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コロナ禍で今は千葉県外の山に行ってないけど、県内でも結構楽しめる場所があるんですよね。
今日は千葉県再認識の日でした。

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2021.05.02

【千葉の里山】内田の森/大日山、高星山と石仏めぐり

コロナ禍で東京都に緊急事態宣言発令という状況下ではお隣の千葉県に住んでいても遠出は難しいです。

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変異株は感染力が強いらしいので、「マスク」「手洗い」、「三密(密集、密接、密閉)」を避けるといった、3つの基本を取り入れた生活様式をつねに意識し実践することを肝に銘じなければね。

 十一面観音像(元禄三年の銘あり)

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ということで、感染防御を念頭に置いて自宅からほど近い市原・内田の森で大日山、勢至菩薩、高星山と歩いてきました。

今回歩いたコースは、今では廃れてしまったものの江戸時代には多くの村人たちが行き交った里道を地元のボランティアさんたちが整備しなおしているトレイルです。

 二十三夜塔(宝永年間の銘あり)

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それにしても里道に佇む石仏や祠のなんと多いことか。

昔の村人たちの信仰心の篤さをとても強く感じるトレイルでした。

 疱瘡神(コロナ収束を願ってきました)

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このエリアの整備を無償で行ってくれているumisuki23さん(ハンドルネーム)が作成してくれたマップと要所に付けられているピンテのおかげでほとんど迷うことなく歩くことができました。

勢至菩薩像への登り口がわからずにウロウロしていたら、なんと!登山道整備中のumisuki23さんご本人にお会いすることができ、登り口まで案内していただきました。

 小さなお社が佇む高星山山頂

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山中ではもちろん誰にも出会いませんでした。

出会ったのは春から初夏にかけてのお花たちと野鳥の鳴き声のみ。

 勢至菩薩像(とても優しいお顔でした)

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お花もキンランやササバギンランなどもまだ残っていてくれてうれしかった。

 キンラン

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 ササバギンラン

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今日歩いたコースの先を尾根伝いに進めば笠森観音にいたります。

まだまだトレイルは整備中で藪漕ぎ必至のルートですが、いつかは笠森観音までつなげて歩いてみたいものです。

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