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2019.10.29

富士の展望と秋の花に彩られた丹沢表尾根

奥多摩も奥秩父も、そしてまさかの高尾山周辺も台風の被害が出ているようなのでなかなか足が向きません。
そこで比較的被害の報告が少ない表丹沢を好天が期待できる26日に歩いてきました。

 冠雪した富士山を今シーズン初めて見ました

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とはいえ、前日の25日は私の住む千葉県のほぼ全域で想像をはるかに超える豪雨に見舞われ、さすがにその翌日に山に行く気は失せていました。
朝から夕方まで間断なく豪雨が続くという経験は過去にありません。
怖さを感じるほどの雨量でしたが、とりあえず子や孫たちの安否を確認したら全員無事とのこと。
先ずはホッとしました。

 今日のお目当ての花です

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また幸いにも私の住む最寄り駅からの電車も平常ダイヤで動いているのが確認できたので、気が重かったけど思い切って山歩きにでかけてきました。

今回のハイキングのお目当ては各地で報告があるセンブリやリンドウなど秋の花々に出会うことです。
長年山歩きをしていますがセンブリ(千振)にはまだ出会っていません。
というか見かけていても気づかなかったんだと思います。
山野草に興味が向いてきたのがつい最近のことなので。

 リンドウは今が見頃のようです

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うまく見つけることができるかな?
と思いつつ山道を歩いていたら道の脇にごく普通に咲いているではありませんか。
ちょっと小ぶりなので見つけづらい感はあるけど、かなり広範囲に咲いていてうれしかった。

 道端にたくさん咲いていました

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花の感じは9月に初対面したアケボノソウに似てるけど背丈は大違い。
小さく可憐な感じがしていっぺんで好きになりました。

 秋の山歩きも楽しいです

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 凛としたたたずまいが素敵な花です

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表尾根も稜線に近づくとセンブリに加えてリンドウの花が見頃を迎えていました。
青いリンドウと白いリュウノウギクが目を楽しませてくれます。
青紫色のヤマトリカブトなんかも咲いていて、晩秋の花数の少なくなってくる頃、その年の最後を飾ってくれる花々に出会えてラッキーでした。

 二ノ塔尾根の菩提峠分岐からの富士山

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二ノ塔尾根の上部からは今シーズン初冠雪の富士山にも会えたしまあいいかな。
出発も少し遅かったし、塔ノ岳に向かう元気もないので今日は烏尾尾根を下ることにしました。
この尾根を下るのは若い頃に新茅ノ沢の沢登りで歩いて以来です。

 嫌われ者のヤマトリカブトですがきれいですね

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 紅葉にはもう少し早いようです

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急な尾根道に巧みにつづら折れの道が付けられていて膝に優しい下山道でした。
尾根から車道に飛び出してからは長い長い林道歩きを経て大倉のバス停に向かいました。

くわしい山の記録はこちら

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2019.10.22

川俣ダムの巨大工事足場を見学

9月に続いて日光市に用事ができたので再び鬼怒川方面に出かける機会を得ました。

前回に引き続き、電車&サイクリングでと考えたんだけど台風19号の影響で東武日光線の新鹿沼~下今市間が不通になっています。(10月24日から開通とのこと。)
仕方なく車で行くことにしました。
となると奥さんも一緒に行きたいということになって、用事を終えてから川俣ダムまで足を運ぶことになった次第です。

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川俣ダムは現在周辺岩盤の補強工事中で、テレビや新聞でも紹介されている工事用の巨大足場が設置されています。
高さ100m以上の足場なんてなかなか見ることはできないので是非行ってみたいと思っていました。

前回同様に五十里ダム、川治ダムを経て鬼怒川本流をさらに遡ります。
車窓から見る鬼怒川は水嵩を増し茶色く濁った濁流となっていました。
台風19号の影響が今なお続いていて、道路の両脇には土砂や岩がごろごろしていました。
たぶん道路に水が溢れて周辺の土砂を巻き込みながら路面を流れ下ったのだと思います。
自転車で走らないで良かったかも。

 川俣ダムの見学マップ。吊橋まではたっぷり歩きます。

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川治ダムから約22kmで川俣ダムに到着しました。
学生時代、そのさらに奥にある奥鬼怒温泉郷から鬼怒沼を経て尾瀬まで歩いたことがあるけど、その頃に比べたらずいぶん開けてきた感じがします。
とはいえ栃木県最深部エリアの一角ではあるので鄙びた感じはたっぷりあります。

 紅葉の見ごろは月末から11月上旬だと思います

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さて、ダムの駐車場から管理所まではすぐかなと思ったらこれが結構歩かされました。
工事用の足場がよく見える吊り橋(瀬戸合峡「渡らっしゃい吊橋」)までは往復40~50分かかるということで行くのを諦める方もいました。
たしかに足の弱い高齢者にはちょっと難儀な道でした。

 出たー!巨大工事足場です。一見の価値あり。

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それにしてもダム堤体右岸に設置された巨大足場はさすがに一見の価値ありでした。
頭上にはケーブルクレーンが設置されていて、典型的なダム工事現場といった感じでうれしかった。
できれば工事が行われている平日に来たかったです。

 縦長のデザインがユニークなダムカード

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川俣ダムはダム堤長131mに比して堤高が117mもあり、日本一の縦長ダムだそうです。
そのせいかダムカードも横長が普通なのに縦長のデザインでユニークでした。

ダム下流側から始まる瀬戸合峡の大峡谷も必見です。
紅葉には少し早かったものの色づき始めた木々と200mはある絶壁との対比が素晴らしい。

 瀬戸合峡の絶壁は必見です

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往復40~50分かかるけど、「渡らっしゃい吊橋」には是非立ってほしいです。
橋の上から見下ろす大峡谷と迫力あるダム堤体、見上げる高さにそびえる日光女峰山は最高の景色でした。

 「渡らっしゃい吊橋」までがんばって歩きましょう

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これで鬼怒川上流4ダムのうち3ダムを訪れたことになるので次回は湯西川ダムかな。

 手打ち蕎麦に舌鼓を打ちました(栗山郷にて)

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2019.10.19

雨の中、奥庭と青木ヶ原樹海を散策する

久しぶりにシニア自然大学の記事です。
相変わらず毎週木曜日に受講しています。

17日は秋の富士山ツアーということで、五合目の手前にある奥庭と山麓の青木ヶ原樹海の自然観察でした。

 雨の中を熱心に受講しています

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ところがあいにくの雨。それも氷雨。
久しぶりに雨具を取り出して歩いたけど、やっぱり山は晴れた日に歩きたいな。

 ハイイロキゴケ

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雨に加えてガスも立ち込めていたので奥庭からの富士山頂の絶景は望めません。
まあでも、今回の観察対象は地衣類(つまり苔)が主体なので雨でしっとりと濡れた苔を観察することができて良かったかも。

 溶岩の上にしっかりと根付いたヒメコマツ

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奥庭は富士山の森林限界の少し下に位置しています。
シラビソやカラマツ、それにヒメコマツなんかが生えているんだけど、自然環境が厳しいためにどれも背が低くて文字通り風雪に耐えながら生き延びている感じが伝わってきます。

 ハナゴケだと思います

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荒れ地に最初にイタドリやオンタデが定着し、次にミヤマヤナギやミヤマハンノキが生え、さらにはカラマツやダケカンバが育ってくる遷移の過程が実物を前にしてよく理解できました。

カラマツの小さな実生がミヤマヤナギに守られて成長していくさなかを目の当たりにしてちょっと感動しました。

 ミヤマヤナギに守られながら育つカラマツ

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奥庭から青木ヶ原に移動すると、樹相は大きく変わります。
ツガやヒノキの針葉樹たちが溶岩地形の表土が数センチしかない場所で大森林を形成していく過程を学ぶことができます。
わずか2,3センチしかないヒノキの実生が溶岩にへばりつきながら成長していく場面を観察していると生命のたくましさを強く感じます。

 小さなヒノキの実生がしっかりと根付いています

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 こんな感じで溶岩の上に根を張っていくのです

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同じ溶岩地形でも3000年前の古い溶岩に覆われている場所ではブナなどの落葉広葉樹が、1000年程度の新しい溶岩エリアでは針葉樹が生育しているのもよくわかります。

 美しいブナ林が広がっていました

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 美しいヒノキゴケ

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ふだん、山野草には目を向けても足元の岩や間近の木々にまで目を向けていないことが多いので気づきませんでした。
たまにはこうしたエコツアーに参加することで山の持つ様々な魅力を深掘りするのもいいですね。

 ほうとう鍋が美味しかった(奥庭荘にて)

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2019.10.14

10月13日、横浜の夜は歓喜の渦に包まれた

心の底から感動しました。

スタジアムに出かける前までは、台風19号の被害とかが気になったのと、格上の相手に本当に勝てるのだろうか、という疑念もあって足が重かった。

でもスタジアムのゲートを通過したら気持ちが一気に高揚してきました。
台風被害で日本中が沈んでいる今だからこそ勝ってほしい。
そして日本中を勇気づけてほしいと・・。

序盤開始早々に相手にトライを奪われたけど、観客には不思議と焦りとか落胆の雰囲気はなかったです。
それだけ日本チームは落ち着いてプレーしているように見えました。

 7万人近い観客で埋めつくされました

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そしてすぐに同点のトライを決めると、後は日本の連続攻撃で一気に点差を開く展開に。
場内の興奮は最高潮に達しました。

得点を挙げるたびに周りの見知らぬ観客たちとハイタッチを交わす風景は生で観るものたちの特権ですね。

ゲーム後半はスコットランドの猛反撃に遭い、苦しい時間が続きました。
一時は同点になるのを覚悟しかけたこともあった。
最後の10分間は本当に長く感じました。

そしてノーサイド。
その瞬間、7万人近くを詰め込んだ会場全体で地鳴りのような歓声が響き渡りました。
その現場に立ち会えて心からうれしかった。
甚大な損害を次々と残していった特大台風の余波が残る中、多くの尊敬を集めた感動の場面でした。

 思い出に残るチケットになりそうです

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国際試合でずっと勝てなかった弱い日本を知っている者にとっては感無量の夜でした。
今まで弱かったチームが人々の想像を超える努力をして、遂に世界に通じるまでの強さを持つことができたことを目撃したこの日の夜を忘れられないと思います。

 

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2019.10.11

第9回 宇都宮ギョウザツアー with CBCC

時系列的に那須岳と順序が逆になってしまいましたが、今年も宇都宮ギョウザツアーに仲間とともに参加してきました。

 いざ出発!(道の駅やちよにて)

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今年のツーリングは暑かったー。
10月に入ってからも気温30℃超えってやっぱり異常ですよ。

集合場所である千葉市内のコンビニを7:10に出発し、ゴールの宇都宮市内の来らっせに着いたのが17:28.
途中、スーパー銭湯で汗を流したとはいえ10時間約150kmのサイクリングでした。

 快調に走ります

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今回は11名が参加。新人さんも1名参加してくれました。
私の場合、日頃ソロでのサイクリングが多いのですが、クラブの仲間と走るサイクリングの方が断然楽しいです。
特にランチは一人よりも仲間と食べる方が楽しいですよね。
最近は山歩きの方に傾き気味の私にとっては自転車に関する情報を得る大切な機会となります。

 パンクはみんなで直すので安心です

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今回は暑かったけどお天気に恵まれたため筑波山をずっと眺めながらのサイクリングとなり気分は最高でした。

 筑波山をつねに右に見ながら走ります

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宇都宮市街に入る手前でスーパー銭湯(コール 宇都宮の湯)に立ち寄りまったりした後、さっぱりと着替えてから「来らっせ」に向かいます。
ここも年々混んできているようで今年も行列に並びました。

 来らっせに到着!

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ここまでぐっと我慢していた生ビールで乾杯!
いやー、今年も楽しいツーリングでした。
来年も精進してぜひ参加したいものです。

 みんみんの名物餃子

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DATA
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DATE : 2019.10.5
距離 : 148.82 km
累積標高 : 297 m
移動時間 : 6:40:33
経過時間 : 10:51:38
平均速度 : 13.7 km/h
平均移動速度 : 22.3 km/h

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2019.10.10

那須岳(茶臼岳)と紅葉が見頃の姥ヶ平を周遊

ちょうど2か月ぶりの那須です。
前回は盛夏の頃。たった2ヶ月で錦秋の山に変貌していました。
下界ではまだまだ夏の名残りの暑さがあるのに山は確実に季節が移ろっていることを実感しました。

 ひょうたん池と紅葉の茶臼岳

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今回は2日間は晴れるとの予報を知り急に思い立っての山行。
いつもは車で行く那須の山に電車&バスで出かけてみました。

平日だからガラガラかと思いきや、バスは行き帰りともに満員で立ちっぱなしでした。
那須の山は高気圧が張り出してくると必ずといっていいほど強風に悩まされるけど、今回もかなりの風が吹いていて、ロープウェイは運転休止中でした。

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登り始めてしばらく進むと上から続々とハイカーが下りてきます。
たぶんあまりの風の強さに登山をあきらめて下りてきたのでしょう。
那須の風の強さに慣れていない人には厳しいコンディションだと思いました。

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風に抗い峰の茶屋跡のコルに立つと強風はピークに。
コルから那須岳避難小屋に向かう下り斜面はちょうど風を真正面に受けるので体が煽られてしまいそうになります。

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ずっと以前の12月末にここを通過した時は、一瞬息が止まるほどの強風に遭遇しました。
わずか50m位の区間ですが、恐怖の時間でした。
それに比べれば今回は大したことはなかったけど、

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那須岳避難小屋まで下りると風の影響はまったく感じられずじつに穏やかなものでした。
この極端な違いも那須の山の面白いところですね。

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お目当ての姥ヶ平の紅葉は今がちょうど見頃。三斗小屋周辺などその他のエリアはまだこれからといった感じでした。
ただ気になるのは、紅葉の発色がイマイチだなあということ。
鮮やかさに欠けるというか、くすんでいるというか。

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夏場の高温が影響しているのは間違いありません。
ヤマレコで他の山の記録を見ても同じような感想が寄せられていました。
全国的な現象なんだろうけど、これからはこれが普通の現象になるのならこんな悲しいことはないです。

 シラタマノキ

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まあそれでも今シーズン初の紅葉狩りを楽しめました。
これから12月初めまで、紅葉に染まった各地の山々をめぐってみたいものです。

くわしい山の記録はこちら

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