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2019.05.05

初めて歩いた南高尾山稜

当初の予定では御坂山塊の山に出かけるつもりで山支度を終えていたのですが、出発の朝になって登山天気アプリを見たら、まさかの雷雨予報が出ているではないですか。

 豊かな樹林帯がひろがっています

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地上の気温と上空の気温差が大きく大気が不安定な状態が続いているみたいです。

こういう時はお目当ての富士山も昼前から雲に隠れることが多いので、御坂山塊は早々とあきらめて早めに下りられる山を探します。

 色鮮やかなラショウモンカズラ

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というわけで前回に引き続き高尾山周辺の低山ハイキングを楽しんできた次第。

南高尾山稜は、高尾山の南につらなる標高300mから500m足らずの低山です。

地図を眺めると、城山から大垂水峠を経て高尾駅まで尾根がずっと続いています。

 黄色があざやかなヤマブキソウ

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山野草が多いので知られている以外は予備知識なしで出かけました。

特にガイドブックを持ってないので、スマホの登山地図が頼りです。

駅から30分ほど歩くと前方に人だかりがしているので近寄ってみたら、なんとクマガイソウの群落があるではないですか。

 蛇塚のクマガイソウ群落

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クマガイソウなんて自然公園や植物園でしかお目にかかったことがないのでびっくり。

見事に咲き誇っています。

蛇塚のクマガイソウ群生地ということで古くから保全されているみたいです。

 登山道の脇にはお花がいっぱい

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さらに沢沿いに進むとだんだん山深くなってきて、ニリンソウやヤマブキソウの群落があちこちに広がっています。

うーん、南高尾侮れないなあ。

ひと登りで稜線に出てからも、山野草が途切れることなく咲いています。

ヒノキやスギの植林帯もあるけど雑木林も広がっているので林相が豊かな感じがします。

のんびり歩いていたら、日を浴びて鮮やかな黄色にかがやいている小さな花を発見。

よく見たら、キンランでした。初めて生で見ることができましたよ。

 あこがれのキンランに初対面

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かつてはよく見かける花のようでしたが、今では絶滅危惧II類(環境省)に指定されています。

受講しているシニア自然大学で、キンランは「外菌根菌」に依存している種なので栽培は困難、といった内容の話を聞いたばかりなのでじっくり観察しちゃいました。

盗掘も多いらしいですが、栽培は難しいので絶対にやめてほしい。

ところで、私が歩いた尾根みちは樹林でおおわれていて展望はほとんで期待できません。

 セリバヒエンソウらしい

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それゆえに山野草が咲いていなければ魅力は激減します。

これからもこの豊かな自然をずっと守っていきたいものです。

8時過ぎから歩きはじめて12時前には下山できました。

この山域も午後3時頃から雷雨に見舞われたようです。

短いハイキングに変更して大正解でした。

くわしい山の記録はこちら

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