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2018.08.31

猛暑の丹沢・三ノ塔尾根から塔ノ岳をめざす

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依然として衰えを知らない今夏の猛暑。
下界では35℃という予報が出ている中、よりによって表丹沢を歩いてきました。
出かける直前まで山歩きにしようかサイクリングにしようか迷ったのですが、山歩きを選んで失敗だった?

 ゲンノショウコ(三ノ塔山頂付近にて)Cimg7350_r

単調な大倉尾根を塔ノ岳まで往復するのはさすがに辛いので、変化を求めて三ノ塔尾根を選んだのが間違いのもと。
暑いし、長いし、ヒルに血を吸われるし、熱中症の恐怖を感じたりして散々でした。

水分は2リットルのボトルに600ccのペットボトルと200ccのエネルギーチャージを凍らせて持参。
合計2.8リットルとほぼ完ぺきな補給体制で臨んだものの、表尾根での照りつけるような日差しに参りました。

 フジアザミ(表尾根にて)
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三ノ塔から先、塔ノ岳までの長い稜線歩きでついにレスト。
途中、後ろから快調に飛ばしてきて追い越された登山者の横顔を見ると50歳代とおぼしき単独の女性です。
いやはや、とうとう中年女性に追い抜かれるまで堕ちたか。
いやいや、平日で人影の少ない丹沢を単独で歩く女性ですからなかなかの手練れ。
ワタシなんぞ歯が立たないです。

 木陰の道ではホッとします(新大日付近にて)
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それにしても、このバテは何が原因だったのだろう。
歩行ペース?
水分の持ち過ぎ?
老化現象?

いずれにしても山歩きでバテたのはショックでした。
水分もハイドレーションで適宜摂っていたし、登高ペースも速くないし、荷物も10kg以下だし・・。
最近、筋トレはやってるけど心肺トレーニングをおろそかにしてるからか。
単純な結論になりますが、「無理はしないし、してはダメ」なんですね。

 大倉尾根、花立に下る道にて
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とまあ、ネガティブな感想ばかりで恐縮ですが、山自体はなかなか良かったです。
三ノ塔尾根から烏尾山までは誰にも会わなかったし、表尾根を歩く登山者自体ほんの数えるほどで静かな山歩きを堪能できました。

8月も終わり近くになり山野草も少ないのかな、と懸念していましたが注意して見ると色とりどりの草花が咲いていて目を楽しませてくれたし。
今回も初めて出会う野草にも恵まれて楽しかった。

久しぶりに辛い目にあった山行でしたが、また歩きたくなるのが表丹沢なんですね。

くわしい山の記録はこちら

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2018.08.18

ご近所ポタなのに気分は軽井沢高原ポタ

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7月10日以来の自転車遊びです。
ま、それだけ暑かったってことですね。
でも、きょうは違います。

朝から抜けるような青空とさわやかな風。
昨日までのべたべたした嫌らしい南風とは大違いです。
これなら久しぶりに自転車でポタリングできます。

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というわけで、いつものご近所ポタに行ってまいりました。
コースは、支川都川から平和公園を通って泉自然公園へ。
ここでキツネノカミソリを鑑賞してから若葉ルートを使って鹿島川沿いの田園風景を楽しんだあとは、一路佐倉ふるさと広場をめざします。
帰路は新川&花見川沿いにポタポタしながら帰ってくるおよそ90kmの道のり。

今日はさわやかな涼風が肌に心地よく、千葉にいながらまるで軽井沢の高原を走っている感じのお得感でした。

 泉自然公園内に咲くキツネノカミソリ
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お目当てのキツネノカミソリですが、さすがに見頃は過ぎていました。
でもオレンジの花が森の斜面にいっぱい咲いている様はなかなかのもの。
今日は高原にいると思って、ニッコウキスゲを思い浮かべながら鑑賞させてもらいました。

 気分は高原のニッコウキスゲを連想しましょう
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さて、若葉ルート(千葉市指定のサイクリングコース)に入ると、刈り取り目前の稲穂が目に飛び込んできました。
谷津田の緑と黄金色の稲穂、それに抜けるような青空が美しいコントラストを見せてくれています。
この美しい田園風景の中をのんびり走る喜びはなかなかのもの。

 若葉ルートの田園風景もなかなかのもの
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寺崎城址の丘の上に立てば、鹿島川沿岸の田園地帯が大きく広がっていて見事です。
この辺りは千葉県有数の穀倉地帯。今年も豊作の予感がします。

 寺崎城址の丘の上から眺める鹿島川沿岸の田園地帯
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佐倉の市街に入るとお腹も空いたので、お店を物色。
お目当てのお店は行列状態だったのでパス。
裏道に入ると一軒の古びたお店に暖簾がかかっていたので予備知識なしで入店しました。
お店に入ると昼時なのに誰もいない・・。
ありゃ、失敗だったかな。
でも女将さんと目が合っちゃったので仕方なくカウンターに座って壁にあるメニューから天丼を注文。
一応、「天ぷらの店」とあったのでね。

「これから火をかけるからちょっと待っててね。」との女将さんの声に、こりゃ期待できないな。

そして待つことしばし。
出てきた一品に驚愕しました。
こ、こ、これはなに!?

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聳えるような天ぷらの山が目の前にありました。
どうやって食べるんだろう?って思案していたら、女将さんが取り皿を一枚持ってきてくれました。
ふむふむ、この皿に天ぷらを一時避難させてから徐々に食べる訳ね。なるほどなあ。
この後は天ぷらとの格闘が始まりました。
その数推定10品。
いやはや食べ疲れました。お椀に入ったしじみ汁が本当に有り難かった。
これでお値段は864円也。
年金生活者には有難い一品でした。

超満腹で武家屋敷の激坂(18パーセント)は本当に辛かったけどなんとかクリアして、最後の訪問地ふるさと広場へ。
ヒマワリがたくさん咲いているかと思ったけど、数本しかなくてちょっとがっかり。
でも青空とヒマワリと風車の3点セットはなかなかきれい。

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最後までお腹はきついままで帰宅。
久しぶりのサイクリングでスリム化を図ったものの見事に目論見が外れた一日でした。
 
 西印旛沼沿いに帰りました
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DATA
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DATE : 2018.8.18
距離 : 92.96 km
累積標高 : 328 m
移動時間 : 4:05:18
経過時間 : 5:39:54
平均速度 : 16.4 km/h
平均移動速度 : 22.7 km/h

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2018.08.17

奥多摩の奥入瀬とレンゲショウマの御岳山

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世間がお盆休みの後、16日の木曜日に奥多摩の御岳山を訪れました。
この時期の御岳山といえばお目当てはレンゲショウマの群落です。

くわしい山の記録はこちら

いつもは青梅線の沿線駅から歩き始めるのですが、今回は趣向を変えて武蔵五日市駅からバスで上養沢まで入り、沢沿いの林道をアプローチにとりました。

 渓流とタマアジサイ
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上養沢行きバスで終点の上養沢に下り立ったのは私だけ。
こちら側からの登山者は少ないですね。
おかげで静かな山歩きを楽しめました。

林道歩きは長いけど、木陰もあって時折涼風が吹き抜けるのでなかなか快適です。
けっこう奥まで林道が走っていて、林道終点から岩石園のハイキングコースまでは20分足らずの道のりでした。

 林道歩きは長いけど沢沿いで涼しかった
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そして岩石園(ロックガーデン)の入口にある七代の滝に到着。
小ぶりながら水量もまずまずで私の好きな滝です。

 七代の滝は私の好きな滝の一つです。
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ここから先は階段登りの急坂が続くのでゆっくり歩を進めます。
フシグロセンノウやヒカゲミツバなどがひっそりと咲いています。

ロックガーデンはいつ訪れても飽きません。
苔むした岩と小滝の絶妙なコラボが何とも言えないのです。
「奥多摩の奥入瀬」とはよく名付けたものです。

 まさに奥多摩の奥入瀬
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沢沿いなので当然涼しいし、夏の奥多摩は歩きたくなくてもここだけは別天地ですね。
しかもだれでも歩けるし。

ロックガーデンのフィナーレは綾広の滝。
水量豊かな直瀑で人気もあります。

 綾広の滝は立派な滝です
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ここを過ぎればやがて水平歩道に合流。
左に行けば大岳山に登れるけど、今日はレンゲショウマが目当てなので右に向かいます。

御嶽神社を経て富士峰園地へ向かいますが、結構登り下りがあって疲れました。
そうしてひと登りでレンゲショウマの咲く富士峰園地に着きました。

 森の妖精たち
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お盆の頃に見頃を迎える森の妖精たちは大の人気者。
たくさんのハイカーや写真家がシャッターを押していましたよ。

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正直何回も撮影に訪れているけど、ポスターになるような傑作を撮れた試しがありません。
やっぱ腕前かなあ。いや、カメラが安いからか?

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ここまでが前半戦。
ここから先は、定番の日の出山経由でつるつる温泉ドボンです。

つるつる温泉はアルカリ泉でお肌がつるつるになります。
この温泉に限らず、奥多摩・大菩薩方面の立ち寄り湯の多くはアルカリ泉なんじゃないかな。

 日の出山山頂からの展望
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途中にある日の出山で最初で最後の展望を楽しんだ後は、温泉ビール、温泉ビールの呪文を唱えながらの下山です。
山頂から1時間足らずで待望のつるつる温泉に到着。

バスの出発までの小一時間でしたが、たっぷり温泉に浸かり疲れを洗い流しました。

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2018.08.04

苗場山 ~天空の楽園に湯ったりと遊ぶ~

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一度は登ってみたかった苗場山をようやく訪れることができました。

上信越の山々から周囲の展望を楽しむとき、すぐにそれとわかる山容を有しているのが苗場山。
遠くから見るとまるで航空母艦が浮かんでいるような山頂湿原は4km四方に及ぶ圧巻の景色を形作っています。

でも、遠いんですよねー。
この山は・・。

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もちろん山頂往復なら割と簡単に登れるものの、せっかく訪れるなら山頂の山小屋で一泊して山向こうの秋山郷に下るのが良いにきまってます。
でもそうなると車は使えず、公共交通機関に頼ることになります。
今回、往復新幹線&タクシー&路線バス2回乗り継ぎという豪華な?山旅を敢行してきました。

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山頂の山小屋も静かで良かったなあ。
泊り客は14,5人。
おひとり様2メートル四方のスペースを与えられカーテンで仕切られほぼ個室状態でゆっくりできました。

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山小屋から50mほど離れた展望デッキで、広大な湿原を眺めながらビールとウィスキー三昧も格別でした。
大空を眺めているだけで幸せな気分に浸れます。
だってほとんど誰もいないんだもの。

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数えきれないくらい多い池塘群。
水辺には、イワイチョウ、キンコウカ、ワタスゲなどがたくさん咲いています。
池塘に青空と白い雲が映る様は何とも言えない美しさ。
いにしえの人々がこれらの景観を「天上の苗代」に見立て、豊穣を祈るために巡礼登山を重ねてきた歴史がよく理解できます。

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山頂の一夜はご来光で明け、いよいよ秋山郷に下ります。
広々とした高層湿原の中を一筋の木道を頼りに歩み始めると、目の前には槍穂高から白馬連峰まで北アルプスの峰々がくっきりとその姿を現してくれていました。

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岩菅山や黒姫、妙高の山々もこんにちは!
眼前には鳥甲山の荒々しい山容が手に取るように眺められます。

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いつまでもとどまっていたい気持ちを振り切るのがつらいトレイルでした。
青々とした草原に黄色のキンコウカの群落がよく映えます。
イワショウブやモウセンゴケも目立ちます。

山頂湿原を後にして、急な坂道をグングン下っていくと、辺りはブナ林となり登山口に下り立ちました。
ゴールの小赤沢集落まではさらに1時間半ほどの道のりが待っています。
大瀬ノ滝の見事な瀑布に感動し、さらに小一時間歩くとようやく小赤沢温泉に到着。

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酸化鉄の影響で赤い温泉の浴槽はレトロ感いっぱい。
湯ったりとつかり、疲れた体にやさしいお湯でした。

帰りのバスは印象に残りました。
狭い国道をスリリングな運転で右に左にとカーブを切りながら走るので生ビールの酔いもいっぺんに吹き飛びました。

それにしても秋山郷の山深さにびっくり。
いくつもの集落が点在していますが、どれも秘境感満点。
さすがは日本秘境100選にリストアップされているはずです。

秋山郷の人々にとって、苗場山と谷を隔てて向かい合う鳥甲山は特別の山のようです。
できればこの地を再訪して鳥甲山に登ってみたいと強く思いました。

くわしい山の記録はこちら


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