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2017.11.26

紅葉残照 陣馬山から高尾山までを歩く

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当初、平日に出かける予定だったこのコース。

23日に放映されたニュースで高尾山の紅葉が紹介されていて、まだ見頃が続いているのを確認。
ならば、ということで翌24日に出かける予定でした。
ところが、孫守り用務が急に入ってしまい仕方なく土曜日に出かけました。

 陣馬山頂直下の紅葉です
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休日に高尾山周辺に出かければどういうことになるのかは、長年の山歩きの経験上よくわかっています。
ほとんど真夏の湘南海岸状態なんですよね。
覚悟を決めて歩いてきたものの、やっぱりスゴイ人出でしたよ。

そもそも、早朝の高尾駅北口の陣馬高原下行きバス乗り場も大行列です。
臨時の増発便が出てくれたおかげで事なきを得ましたが、これでは先が思いやられます。
そうはいっても、陣馬山周辺はまだまだ人出は少ない方。
山道に入ってしまえば、丹沢の大倉尾根程度の人口密度かな?

 山の中に入れば比較的静かな山歩きが楽しめました
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バス停から皆さんかなりのハイペース。
どうしてこんなに速いんだろ?若い子が多いせいかな。
おかげでこちらもペースを乱されてしまいました。

 陣馬山からなら丹沢山塊も指呼の間に望めます
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たどり着いた陣馬山の山頂から眺める雪の富士山は格別です。
あいにく南アルプス方面は雪雲に閉ざされていましたが、それ以外は360度の大展望を得られました。
陣馬から眺める富士の姿は均整が取れていてとても好きです。
一頭地を抜く高さで周りの山々を見下ろしています。
前の週に歩いた道志山塊・赤鞍ヶ岳もよく見えていてうれしかった。

 陣馬山頂から望む道志山塊と富士山
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さあ、ここから高尾山までの縦走が始まります。
道はとても歩きやすいので、のんびり歩けます。

この道はトレランの人たちが多いので、それだけが要注意かな。
狭い道でのすれ違いに気を使いますが、最近は彼らのマナーも向上して無理な追い抜きは少なくなりましたね。
つい先日もトレランレース中に山道を滑落して死亡したニュースが流れていたけど、楽しみで命を無くすようなことのないようにしなくてはと改めて思います。

 コース前半はこのような植林帯の道が多いかな?
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コースのほぼ中間にある景信山。
ここでゆっくり休憩を取りました。
山頂にある茶店名物の山菜天ぷらとナメコ汁を注文。
先日の鍋割山の鍋焼きうどんじゃないけど、最近は名物や下山後の温泉はなるべく楽しむことにしています。

 これでビールがあれば最高なんですが・・
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揚げたての天ぷらを塩でいただきました。
熱々のナメコ汁もグッド。
これで合わせて550円は年金生活者でもなんとかなるお値段。

食後はテルモスのお湯でコーヒータイム。
紅葉の下で至福のひとときを過ごすことができました。

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このあと、小仏峠、城山と歩を進めます。
縦走コースも高尾山に近づくのに比例して人出が多くなってきました。
中国語や英語なんかの会話も普通に聞こえてきます。

 城山あたりまで来ると人出がぐっと多くなります
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城山で2回目のコーヒータイム。
今日は普段よりも多めに休憩をとりながら歩きました。

高尾山に近づくほど紅葉の樹々も目立ってきます。
紅葉(もみじ)台周辺は文字通りモミジやカエデの紅葉で彩られていました。
本当に綺麗です。これじゃ人出が多いのも当然ですね。

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そして最後の坂を登りきると高尾山の展望台に到着。
周りは人、人、人、、、
紅葉もきれいだけど、人も半端なく多いです。

 今日の富士山は最後までよく見えました
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下山は稲荷山コースを選択しました。
長い尾根道なので人が少ないかな?と思ったのですが、とんでもない!
下からどんどん登ってきます。

 13時時点でこの行列です。これじゃ、歩いて登った方が早い?
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下山してその理由がわかりました。ケーブル乗車までの時間が50分待ちなので歩いた方が良いということなんでしょうね。
いやはや、もう二度と休日の高尾山には足を踏み入れないことを誓って高尾山口を後にしました。

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2017.11.16

静寂の道志山塊 赤鞍ヶ岳から菜畑山へ

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道志の山々は丹沢山塊の隣にありながら不遇な山域です。
かくいう私も、山塊の盟主である御正体山以外は登ったことがありません。

仕事をリタイアして身軽になったことだし、たまには訪れてみますか。
ということで、選んだ山は道志主脈に連なる赤鞍ヶ岳から菜畑山(なばたけうら)にかけての山並みです。

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公共交通機関を使うとなると電車とバスの乗り継ぎになります。しかもバス便はすこぶる不便なので自家用車を利用することになります。

雨の後の好天を狙って出かけたものの、予報は見事に裏切られて終日曇天の空模様に泣きました。
稜線上にはウバガ岩という富士山の好展望台があるにもかかわらず、とうとう最後まで富士山はお隠れになったままでした。
前週に歩いた丹沢がお天気良すぎたのでこれでイーブンかな。

 菜畑山から眺める西丹沢の大室山と加入道山
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道志の山はあまり歩かれていません。
したがって登山道も踏み跡程度で落ち葉に隠れてしまいます。
また、小ピークがたくさんあって小さなアップダウンの繰り返しを強いられるため、歩行距離の割にタフな山道が続きます。

 静寂でシブイ山歩きが楽しめます
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とはいえ、休日でも人影がまばらな山域なので、平日に訪れると他の誰にも会わずに山歩きを楽しめます。
そこが最大のメリットかもしれません。
今回も同行した山友以外には誰もいない静寂の中を歩くことができました。

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稜線上の紅葉はすっかり落ちてしまっていましたが、道志川沿いや山腹の紅葉はまだ輝きを残していて、展望に恵まれなかった分の慰めになってくれました。

 画面右手に小さく写る3本目の鉄塔が登りに使った尾根です
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稜線上から眺めた西丹沢・大界木山や鳥ノ胸山、そして道志・今倉山方面の山容がとても印象的だったので、機会をとらえて歩いてみたいと思いました。
歩き着いたピークから彼方の未踏のピークに新たな目標を定める。
○○百名山をリストにしたがって片っ端から登り尽くすのもいいけど、こういう地味な山の選び方が私には似合っています。

 道志川沿いの紅葉(紅椿の湯にて)
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さて、今回は愛用のデジカメを家に置き忘れてしまい、行動中の写真はすべてスマホのカメラ機能を使いましたが、やはりというか紅葉の微妙なグラディエーションの表現などまったく期待できない冴えない写真ばかりでした。(涙)
ごめんなさい。


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2017.11.08

晩秋の丹沢・塔ノ岳から鍋割山稜を歩く

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7月以来の丹沢です。
目的地の塔ノ岳、鍋割山周辺は表丹沢のメインストリート。
春秋の休日に出かけようものなら行列登山を余儀なくされます。
ということで平日に訪れました。

 大倉尾根から樹林越しに三ノ塔を眺める
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でも、平日だと思って侮ってはいけません。
昨今の登山ブームのせいかどうか、大倉尾根も塔ノ岳や鍋割山山頂は結構な賑わいでした。
空いていたのは、鍋割山稜くらいかなあ。
やっぱり、ユーシン側から登るんだったなあ。

 ユーシン渓谷方面は紅葉が見ごろのようでした。
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丹沢の紅葉は稜線はすでにお終いでした。
紅葉の見頃は、山腹やユーシン渓谷など谷あいに移っている感じです。
それでも、見頃は過ぎても色鮮やかな樹木もあったりして晩秋の表丹沢を満喫できました。

 檜洞丸とその先には南アルプス北部の山々が・・・
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塔ノ岳からの展望は最高でした。
私も何度となくこの山頂に立ちましたが、ここまですっきりと見える日は数少ないです。
11月のこの時期に富士山や南アルプスに雪がまったく見られないのはちょっと寂しかったですけど。

 秋らしい透明感あふれる富士山の展望
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 鍋割山稜にもカラマツ林があるのですね
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今回は平日の人の少ない時期を見計らって、鍋割山の鍋焼きうどんを食すのもミッションの一つに加えました。
休日はボランティアの助けを借りるほどの盛況らしいのですが、昨日は小屋主の草野さんが一人で切り盛りしてました。
鍋割山には何度も訪れていますが、鍋焼きうどんを食べるのは初めてです。

 鍋割山到着まであとわずか
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お味の方はどうかといえば、出汁があまり効いてなくて薄味。
ワタシ的にはちょっとガッカリでしたが、具はたくさん載っていて、山の中でこれだけのものが1,000円で食べられるのならアリかなと思います。
それにしても注文する人の多いこと!
平日でこの数なら、休日はどんだけ出るんだろう?

 鍋割山の名物といえば鍋焼きうどんです!
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大倉から大倉尾根を登り、塔ノ岳、鍋割山稜、鍋割山、後沢乗越、二俣、西山林道とたどって再び大倉に戻る約18kmの道のりは、私にとっては地形図を見ないでも歩ける数少ないルートです。
そんな歩き慣れたコースであるにもかかわらず、帰りしな二俣まであと少しという地点で脚がもつれて思わず転倒。

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危険な箇所ではなかったので大事には至らなかったのは幸いでしたが、脚がもつれたという事実にショックを受けました。
しかもストックを2本持っていてですからね。
自分では「まだやれる」と思っているつもりでも、着実に衰えが進行しているんだなあと改めて感じました。
最近は単独行も多いので、何事もなく安全に帰還するという基本を肝に銘じて山を楽しみたいと思います。


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2017.11.03

晩秋の日光・半月山をハイクリングで訪れる

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ちょうど1週間前に歩いてきた足尾の中倉山から眺めた半月山方面の山並みがなぜか印象に残っていて、他の予定があったのですがそれをキャンセルして訪れてみました。

山へのアプローチは先月の日向山同様に自転車を使います。
ハイキング&サイクリング=ハイクリングです。(笑)
自転車を使うと半月山までの往復コースに限定されてしまいますが致し方ありません。

 神橋に立ち寄ってからスタート!
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この時期の日光は、休日は大変な混雑なので平日に訪れましたが、それでも車は多かった。
東武日光駅で自転車を組み立ててスタート。
いろは坂は何度か上っているのでペースは熟知しています。
つづら折れのカーブのおかげで勾配が減じられていて自転車にとっては上るのに優しいコースです。

 いろは坂の紅葉はかろうじて残っていました
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11月ともなるとさすがに紅葉は盛りを過ぎていますね。
10月が雨ばかりで最悪だったので、紅葉の最盛期を山で過ごした人は少なかったんじゃないかな。
いろは坂の紅葉も散り始め状態でした。

 第二いろは坂の黒髪平で一休み
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黒髪平、明智平を経て長いトンネルを通過すれば中禅寺湖畔に到着です。
ここから県道250号線を半月山方面に上っていきます。
この道は初めての道でしたが、路面状態もよく周囲の展望も垣間見られてなかなか楽しいルートでした。

 県道250号線の道すがら、眼下に広がる中禅寺湖をパチリ
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やがて中禅寺駐車場に到着。駐車場からの中禅寺湖の展望もグッドです。
この先、道路終点にある半月山展望台駐車場まで走ってから登っても良いのですが、それだと歩く距離がかなり短くなるので、ここで自転車をデポしてから歩き始めました。

 たどり着いた中禅寺駐車場がハイキングのスタート地点
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トレイルは茶ノ木平からの遊歩道の延長ですが、「遊歩道」というよりは完全な登山道ですね。
後で知ったのですが、ここまで路線バスが季節運行しているので観光客も普通に訪れることができ、当然、軽装のまま山に入る人も出てきます。

 遊歩道と呼ぶにはちと苦しいかな。登山道ですよね。
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短い道のりとはいえ、そういう人は止めたほうが無難な山道です。
私が歩いていると、高齢の親に付き添っている50代位の娘さんから道の状況を尋ねられたのですが、足元がおぼつかない歩き方だったので、注意箇所を詳しく教えてあげたけど無事に下りられたかなあ。

 半月山(1753m)の山頂は静かな場所
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さて、スタート地点から30分弱で半月山頂に到着。
樹林に覆われた展望のない静かな山頂でした。
この先5分ほど歩くと、有名な半月山展望台があるので当然そこまで足をのばします。

 展望台からは眼下の中禅寺湖がきれいに見えます
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 社山(正面)から錫ヶ岳(右奥)にかけての稜線
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 奥白根山は冠雪していました
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 1週間前に歩いた足尾・中倉山方面の展望
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着いた展望台からは目の前に並び立つ奥日光の山々はもちろん、遠く富士山まで眺めることができました。
そしてお目当ての景色は、眼下に見える八丁出島の景観でしょうか。
紅葉の盛りは過ぎていましたが、色とりどりのパッチワーク模様には感激しました。
最盛期にはさぞ美しいだろうなあと、頭のなかで思いを巡らせてみます。

 八丁出島のパッチワーク模様は一見の価値あり
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いつまでも見飽きることのない美しい景色でしたが、先もあるので下山開始。
辿ってきた道を引き返すだけなので気楽ですね。
駐車場に下り立ち、この先の行程を思案します。
一応予定では小田代ヶ原から弓折峠を経て中禅寺湖西岸まで走る予定ですが、紅葉が期待できないなあ。

 中禅寺湖畔の美しい紅葉(バックの山が半月山)
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中禅寺湖畔まで戻り、とりあえず湖畔沿いに竜頭の滝をめざしました。
湖畔の紅葉はそれなりに残っていましたが、到着した竜頭の滝の紅葉はすっかり落ちてしまっていました。
うーん、この先、戦場ヶ原方面に上がっても仕方ないので、やや物足りないけどここから引き返します。
やっぱり奥日光は10月に来ないとね。

 この先、紅葉が期待できないので引き返しました
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いろは坂の下りの紅葉を愛でながら日光市街へ。
紅葉の見頃は東照宮周辺に移っていました。
相変わらず混雑している街中を抜けて、東武日光駅に無事に到着。
ハイキングもサイクリングも両方ともやや物足りなさの残る一日でした。

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