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2017.06.17

残されたピースを埋めに西岳へ

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八ヶ岳という名前の由来は、八つの峰からできているためとも、数多くの高峰が連なる山という意味であるとも言われているようです。

どれが正解かはわからないけれど、八ヶ岳といったとき、それは主に天狗岳、硫黄岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳、権現岳、編笠山、そして西岳(2,398m)の八峰を指すものだと自分的には思っています。

天狗岳は北八ツになるけど、山麓から見ると八つの峰に含ませたいので入れてます。
(ちなみに深田久弥は日本百名山の中で、天狗岳(2,646m)ではなく峰の松目(2,568m)を加えて八峰としています。)

 この山に登りました。(編笠山からの西岳)
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八ヶ岳へは何回も足を運んでいますが、実は南西端にひかえる西岳のピークを踏んだことはありません。
というわけで、今回は残されたピースを埋め込みに西岳を訪れました。
例によって、詳しい山行記録はヤマレコ上にアップしているので、ここではつれづれに書き記しましょう。

メンバーは気心の知れた昔の山仲間。
前夜、道の駅こぶちざわで車中泊をし、翌朝早く登山口である富士見高原リゾートに移動しました。

高原の朝は誠に清々しいです。
至るところから野鳥の鳴き声が聞こえてきて、足元をよく見れば色とりどりの山野草が咲いています。
まだまだ新緑の鮮やかさが残る高原のトレイルをたどる足も自然と軽やかになります。

 この美しい花はツマトリソウです
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豊かな湧き水に喉を潤しながら、久しぶりに会う仲間同士、近況報告で時間が経つのが早いですね。
それにしても西岳へはほぼ真っすぐの登りが続きます。
標高差もあるので結構くたびれました・・・。

 不動清水の湧き水のそばにはクリンソウが咲き誇っていました。
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 これはイカリソウ。たくさん咲いていました。
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今は梅雨の最中ではあるものの、今のところ晴れ間が続いています。
さすがにこの日は低気圧の通過で関東など曇りや雨の予報が出ていたのですが、低気圧が通過した八ヶ岳方面はまずまずのお天気です。
とはいえ、富士山や南アルプスは厚い雲海に呑み込まれてしまい、どうやら晴れ間が出ているのはここらへんだけみたい。

 雲海に呑まれる寸前の北岳です。
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スタートから約3時間10分。シラビソの原生林を抜け出たたところにある西岳山頂にようやく着きました。
平日のせいか山頂には誰もいません。
静かな山頂からは眼前の編笠山と樹林越しに赤岳、阿弥陀岳のピークが見え隠れしています。
楽しみにしていた南アルプスと富士山の展望は、湧き上がってきた雲にとうとう隠れてしまいました。残念!

 樹林越しに望む赤岳。天狗尾根の鋭角ラインが印象的でした。
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ここで地形図を確認。
これから辿るトレイルは、ほとんどアップダウンのない緩やかな道が続くようです。
コメツガ、シラビソの苔むした森の中をたどる道もまた楽し。

再び水場に遭遇。
「乙女の水」とありました。とっても冷たくて美味しい湧き水です。
稜線の近くにこんなに豊富な水量の水場があるなんて最高。

水場から10分ほどで青年小屋に到着しました。
「遠い飲み屋」の赤ちょうちんがウケますね。

 「遠い飲み屋」の赤ちょうちん
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その昔、積雪期に訪れた時は、冬季開放で小屋の中にテントを張らせてもらいましたが、それでもすき間風が身にしみて超寒かったのを思い出します。
今度はちゃんと小屋番さんがいる時に泊まってみたい。

 山頂へは大岩ゴロゴロ地帯を歩きます
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小屋から編笠山頂までは大岩が累々と重なり合っている中を歩きますが、岩の上を飛びながら歩くのは3人とも苦手です。
それでも振り返れば小屋の屋根が小さくなって周囲の山々が大きく広がってくる様はうれしいですね。

 周囲の山々がせり上がってきましたよ
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編笠山頂には30分足らずで到着しました。
平日とはいえ、さすがに何人かの登山者が先着しています。
眼下には八ヶ岳山麓が大きく広がっていますが、その上の南アルプスは雲の中。

 八ヶ岳オールスターズの揃い踏みですね
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それでも、振り返ると八ヶ岳の主峰群が目の前に飛び込んできました。
遠く北端の蓼科山から眼前の権現岳まで八ヶ岳オールスターズのお出迎えに大感激。
梅雨の時期で、これだけ見えれば文句を言っちゃいけませんね。

 中でも赤岳と阿弥陀岳は迫力満点!
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3人で思い思いに記念写真など撮り合ってしばしの休息タイム。
先ほどまで滞在していた西岳もちょこんと鎮座しています。こうして見ると八ヶ岳八座の一員としてはイマイチかなあ。
同じく目の前に聳える三ツ頭(2,580m)の方がずっと立派だったりして。

さて、編笠山でゆっくりしたら後は下るだけ。
この下りも、大岩ゴロゴロ地帯の通過では難渋しましたよ。
若い頃と違って、こういうアクロバチックな下りは苦手になってきました。
バランス良くヒョイヒョイと岩から岩へ飛び移るのが億劫になったなあ。もっと足腰を鍛えなければね。

 林間のプロムナードは楽しいですね。
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大岩ゴロゴロ地帯を過ぎ、だんだん勾配もゆるくなってくると、森の中の本当に美しいプロムナードが続きます。
ここは良かったなあ。
ずっと続いてほしかった。
登山口に近づく頃にはレンゲツツジの群落などもあって目を楽しませてくれました。

 立派なレンゲツツジですねえ。
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うーん。
さすがは八ヶ岳連峰。相変わらずやるなあ。
また来るよー!

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