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2017.06.28

花のトレッキング in 秋田駒ヶ岳&八幡平

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久しぶりに格安の大人の休日倶楽部パスを購入。
奥さんのお供で北東北を旅行してきました。

せっかくこの時期に北東北に行くのなら、今回は山歩きを楽しみたいな。
山歩きの嫌いな奥さんをどう説得するか?
キーワードは「花」です。

 八幡平からの秋田駒ヶ岳
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「秋田駒ヶ岳は八合目まで車で行けるよ。」
「しかも、高山植物のてんこ盛り状態だよ。」

誘いの言葉に乗ってくれて、今回は山歩きメインの旅行が実現しました。
目的地は岩手山と秋田駒ヶ岳です。
天候の見極めを現地で判断して、結果的には秋田駒ヶ岳と八幡平になってしまいましたが、梅雨の最中なので致し方ありませんね。

 八幡沼の周りをのんびり歩きました
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【秋田駒ヶ岳】
初めてこの山を訪れましたが、当日はあいにくの空模様。
事前の予報では、午後から回復とのことでしたが終日ガスと小雨の中のハイキングでした。
宿に戻ってみたら、岩手山はお昼前から急速に回復して快晴でした。
高気圧の張り出しで、より日本海に近い秋田駒ヶ岳では日本海側からの風が山腹に当たって雨模様だったのに対し、内陸部の岩手山では影響が少なかったようです。
標高の低い秋田駒を選択した判断に迷いはなかったものの、残念な結果となりました。

 チングルマの大群落がそこここに・・
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とはいえ、そこは花の百名山にリストアップされている名峰です。
展望はなくても足元を埋めつくす高山植物の群落には大満足。
レインコートの上下を羽織った奥さんもお花畑では大満足の表情を見せてくれて、こちらもホッとしました。

 シラネアオイがたくさん咲いていましたよ
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コマクサには少し早かったものの、チングルマやミヤマキンバイ、シラネアオイなどのスター級が随所に咲き乱れる様は大したものです。
やはり登ってみて良かった。

【八幡平】
なぜか深田久弥の日本百名山にリストアップされているのが八幡平。
れっきとした百名山なのです。
彼が登ったころの八幡平はアスピーテラインなど自動車道路がない古き良き時代。
静けさどころか秘境感の漂う山域でした。
日本国内で一番最後まで5万分の1地形図が描けなかったエリアだそうです。

 まるで尾瀬ヶ原を歩いているみたい
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ところが、今ではアスピーテラインを使えば誰でもその頂に立つことができます。
百名山の中で一番易しい山なんじゃないかな?

とはいえ、道路から一歩足を踏み入れると美しい自然が迎えてくれます。
道はとても良く整備されているし、八幡沼の畔にはきれいな避難小屋もあるし、ハイキングを楽しむには申し分ない環境が整っています。

見晴らしの良いなだらかな稜線上からは眼前の岩手山をはじめ、早池峰山、秋田駒ヶ岳、鳥海山など東北の錚々たる山々が眺められました。
これはかなりお買い得な山ですねぇ。

 遠くに浮かぶは名峰鳥海山
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八幡沼をぐるりと巡る湿原地帯の木道歩きも、ミズバショウやヒナザクラ、ショウジョウバカマ、チングルマなどの花々に囲まれてまさに至福のひととき。
深い森と数多くの湖沼群、そして広々とした湿原と池塘の数々。

 ショウジョウバカマは今が旬でした
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尾瀬と北八ツを足したような魅力満載のエリアですね。
もちろん、花好きの奥さんにも十分に満足していだだきました。

【感想】
天候のためとはいえ目の前に聳える岩手山に登れなかったのは本当に残念でした。
もともと岩手山登山は単独行を予定していたので、山麓で留守番の予定だった奥さんにとっては秋田駒&八幡平への変更はラッキーだったかも。
今回は接待ハイキングということで割り切って、来月からまたハイキング&サイクリングに行かせてもらいましょうかね。(笑)

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2017.06.17

残されたピースを埋めに西岳へ

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八ヶ岳という名前の由来は、八つの峰からできているためとも、数多くの高峰が連なる山という意味であるとも言われているようです。

どれが正解かはわからないけれど、八ヶ岳といったとき、それは主に天狗岳、硫黄岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳、権現岳、編笠山、そして西岳(2,398m)の八峰を指すものだと自分的には思っています。

天狗岳は北八ツになるけど、山麓から見ると八つの峰に含ませたいので入れてます。
(ちなみに深田久弥は日本百名山の中で、天狗岳(2,646m)ではなく峰の松目(2,568m)を加えて八峰としています。)

 この山に登りました。(編笠山からの西岳)
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八ヶ岳へは何回も足を運んでいますが、実は南西端にひかえる西岳のピークを踏んだことはありません。
というわけで、今回は残されたピースを埋め込みに西岳を訪れました。
例によって、詳しい山行記録はヤマレコ上にアップしているので、ここではつれづれに書き記しましょう。

メンバーは気心の知れた昔の山仲間。
前夜、道の駅こぶちざわで車中泊をし、翌朝早く登山口である富士見高原リゾートに移動しました。

高原の朝は誠に清々しいです。
至るところから野鳥の鳴き声が聞こえてきて、足元をよく見れば色とりどりの山野草が咲いています。
まだまだ新緑の鮮やかさが残る高原のトレイルをたどる足も自然と軽やかになります。

 この美しい花はツマトリソウです
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豊かな湧き水に喉を潤しながら、久しぶりに会う仲間同士、近況報告で時間が経つのが早いですね。
それにしても西岳へはほぼ真っすぐの登りが続きます。
標高差もあるので結構くたびれました・・・。

 不動清水の湧き水のそばにはクリンソウが咲き誇っていました。
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 これはイカリソウ。たくさん咲いていました。
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今は梅雨の最中ではあるものの、今のところ晴れ間が続いています。
さすがにこの日は低気圧の通過で関東など曇りや雨の予報が出ていたのですが、低気圧が通過した八ヶ岳方面はまずまずのお天気です。
とはいえ、富士山や南アルプスは厚い雲海に呑み込まれてしまい、どうやら晴れ間が出ているのはここらへんだけみたい。

 雲海に呑まれる寸前の北岳です。
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スタートから約3時間10分。シラビソの原生林を抜け出たたところにある西岳山頂にようやく着きました。
平日のせいか山頂には誰もいません。
静かな山頂からは眼前の編笠山と樹林越しに赤岳、阿弥陀岳のピークが見え隠れしています。
楽しみにしていた南アルプスと富士山の展望は、湧き上がってきた雲にとうとう隠れてしまいました。残念!

 樹林越しに望む赤岳。天狗尾根の鋭角ラインが印象的でした。
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ここで地形図を確認。
これから辿るトレイルは、ほとんどアップダウンのない緩やかな道が続くようです。
コメツガ、シラビソの苔むした森の中をたどる道もまた楽し。

再び水場に遭遇。
「乙女の水」とありました。とっても冷たくて美味しい湧き水です。
稜線の近くにこんなに豊富な水量の水場があるなんて最高。

水場から10分ほどで青年小屋に到着しました。
「遠い飲み屋」の赤ちょうちんがウケますね。

 「遠い飲み屋」の赤ちょうちん
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その昔、積雪期に訪れた時は、冬季開放で小屋の中にテントを張らせてもらいましたが、それでもすき間風が身にしみて超寒かったのを思い出します。
今度はちゃんと小屋番さんがいる時に泊まってみたい。

 山頂へは大岩ゴロゴロ地帯を歩きます
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小屋から編笠山頂までは大岩が累々と重なり合っている中を歩きますが、岩の上を飛びながら歩くのは3人とも苦手です。
それでも振り返れば小屋の屋根が小さくなって周囲の山々が大きく広がってくる様はうれしいですね。

 周囲の山々がせり上がってきましたよ
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編笠山頂には30分足らずで到着しました。
平日とはいえ、さすがに何人かの登山者が先着しています。
眼下には八ヶ岳山麓が大きく広がっていますが、その上の南アルプスは雲の中。

 八ヶ岳オールスターズの揃い踏みですね
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それでも、振り返ると八ヶ岳の主峰群が目の前に飛び込んできました。
遠く北端の蓼科山から眼前の権現岳まで八ヶ岳オールスターズのお出迎えに大感激。
梅雨の時期で、これだけ見えれば文句を言っちゃいけませんね。

 中でも赤岳と阿弥陀岳は迫力満点!
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3人で思い思いに記念写真など撮り合ってしばしの休息タイム。
先ほどまで滞在していた西岳もちょこんと鎮座しています。こうして見ると八ヶ岳八座の一員としてはイマイチかなあ。
同じく目の前に聳える三ツ頭(2,580m)の方がずっと立派だったりして。

さて、編笠山でゆっくりしたら後は下るだけ。
この下りも、大岩ゴロゴロ地帯の通過では難渋しましたよ。
若い頃と違って、こういうアクロバチックな下りは苦手になってきました。
バランス良くヒョイヒョイと岩から岩へ飛び移るのが億劫になったなあ。もっと足腰を鍛えなければね。

 林間のプロムナードは楽しいですね。
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大岩ゴロゴロ地帯を過ぎ、だんだん勾配もゆるくなってくると、森の中の本当に美しいプロムナードが続きます。
ここは良かったなあ。
ずっと続いてほしかった。
登山口に近づく頃にはレンゲツツジの群落などもあって目を楽しませてくれました。

 立派なレンゲツツジですねえ。
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うーん。
さすがは八ヶ岳連峰。相変わらずやるなあ。
また来るよー!

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2017.06.13

ノーマルな三浦半島ライド with CBCC

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遅いアップとなりましたが、先週の土曜日はCBCCのイベントで三浦半島を走ってきました。
「ノーマルな・・・」とあるとおり、主催者miyaさんの配慮で現地まで自走はせずに往復輪行でまったりしましょうという企画です。
一番美味しいところだけをサイクリングで楽しむという企画は大賛成です。
というわけでご一緒させていただきました。

スタートは横須賀駅です。
横須賀はご存知軍港の町。
この日も護衛艦の一般公開があるようで大勢の人々で賑わっていました。

 護衛艦の一般公開を開催していました
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横須賀を5騎でスタートして先ずは久里浜方面に向かいます。
途中、横須賀の市街地を通過しましたが、真新しいマンションがたくさん建てられていて明るい街に変貌していました。
ただ、今回のライド全体に言えることですが、三浦半島は車の通りが多いですね。
つねに車の接近を意識しながら走るサイクリングは精神的に疲れます。

道路がいつの間にか国道16号線から県道209号線に移る頃から少しずつ車の量も減ってきていくぶん走りやすくなりました。
観音崎、鴨居と過ぎて県道から裏道に入るとすぐに小さな渡船場に到着。
なるほど、ここが「浦賀の渡し」かあ。
たしかに、ここは入江が深く切れ込んでいて岸辺をぐるっと回るより船で渡った方がずっと早く向こう岸に着くことができますね。

 浦賀の渡しに乗り込みました
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チャリダーの間ではなかなか有名で、乗船時間はわずか3分ながら「渡し船」の雰囲気が味わえてなかなかの人気だそうです。
渡し賃は200円+自転車持ち込み賃50円。
他のお客さんがいなかったせいもあり、めでたく5人全員で乗船できました。

 可愛らしい渡し船です
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乗ったらすぐに出港しあっという間に着岸しましたが、つかの間の船の旅も楽しかったですよ。良い土産話になりました。

この後は久里浜まで走ります。
ここで、東京湾一周をめざすkmrさんとお別れ。
今朝は朝4時にスタートしたというkmrさんですが、フェリーで千葉県側に渡った後は強い南風のおかげで千葉の自宅まで2時間半で帰ったとか。スゴイね。

ここからは4人で走ります。
折からの強い南風のせいで、行程がはかどりません。先頭のmiyaさんが可哀想。
コース中盤は小さなアップダウンが続きます。
強風の中をおっちら上って宮川公園に到着。

 宮川公園にあるサイクルコースのマイルストーン
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ここには半島サイクリングコースのマイルストーンがあって、お題は「マグロと大根」でした。
このあたり、眼下には宮川港が見下ろせて美しい風景が広がっているはずなのですが、残念がら展望はお預けで先を急ぎました。
この付近の丘陵地帯は銚子から飯岡にかけての風景によく似ていました。

この先、城ヶ島大橋で城ヶ島に渡る頃は強烈な向かい風でしんどかった。
そして城ヶ島ではランチタイムです。
リーダーのmiyaさんが予約してくれていたしぶき亭に到着。
このお店、サイクルラックが完備されていてチャリダーさんたちに人気の店のようです。

 マグロとイカのミックス丼(後ろはイカのゲソ揚げ)
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オススメかどうかはわかりませんが、マグロとイカのミックス丼を注文しましたがなかなかの美味に満足。
付け出しで出たイカのゲソ揚げも柔らかくて美味しかった。
周りもチャリダーさんたちで盛況でした。

 城ヶ島大橋から眺める千葉の双耳峰の富山と津辺野山
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さて、満腹になってからはコースも北上モードとなり、強い南風を背に受けてのライドとなります。
いやー、ホントに助かった。
葉山に向かう途中、油壺に立ち寄りましたが、海岸線が複雑に入り組んでいて変化に富んだ景色が楽しめるエリアです。

 油壺は天然の良港ですね
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城ヶ島から油壷辺りを訪れたのは小学生の低学年時分のことだからはるか昔。
きれいな海で海水浴を楽しんだ微かな記憶があります。

 油壺の突端付近から眺めた相模湾
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強風に背を押されながら三浦半島西海岸を快適に走り抜けます。
そして葉山にあるデニーズで最後の休憩をとりました。
ガラス越しに相模湾を見下ろしながらまったりとお茶したあとは、ほんの一投足でゴールの逗子駅に到着。
70km弱とCBCCでは珍しく短いサイクリングでしたが、無事に終えることができホッとしました。

 葉山のデニーズでまったり休憩
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DATA
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DATE : 2017.6.10
距離 : 69.96 km
累積標高 : 608 m
移動時間 : 3:39:56
経過時間 : 6:02:27
平均速度 : 11.6 km/h
平均移動速度 : 19.1 km/h

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2017.06.07

命名なるか「チバニアン」

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地球の歴史で約77万~12万6千年前の年代を「チバニアン」(千葉時代)と命名するべく国際地質科学連合に申請するとのニュースを今夜のNHKテレビで放映してました。

 ここが入口。(田淵会館の看板が目印です)
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県内チャリダーの間では結構前から話題になっていましたが、じつはまだ訪れていませんでした。
で、その場所を一昨日ようやく訪れてきました。

走ったコースとプロフィールマップを表示する

 この分岐を左に入ります。(期待度大)
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その場所とは、県内の自転車乗りたちがしばしば利用する県道81号線(清澄養老ライン)沿いにあります。
月崎からほど近い養老川べりにありました。
さいわい水量が少なかったのでSPDシューズで歩けましたが、降雨直後はおそらく長靴がないと無理だろうなあ。

 ものすごい急坂を下ります。
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地球の歴史の中で、磁極が南北逆転するのは何度かあったらしいのですが、約77万年前にそれが最後に起きたらしいのですね。
その証拠となる地層がここに露出してるってわけです。

 川面が見えてきました。
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 養老川に到着。画面左手の崖にありました。
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 赤い印が磁場の逆転層だそうですが・・・
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 ほかにもいろいろありましたが、よくわかりません
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結論をいうと、地質のシロウトである私には実際に見てもさっぱり・・・?
養老川左岸の泥岩の崖に赤や黄色の杭が打ってあるのですが、地層に明瞭な色がついているわけではないのでどれが逆転層なのか素人目にはわかりませんでした。

 地層マニアには堪えられないんだろうなあ。
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同じような地層はイタリアにも2ヶ所あるそうなので、この場所が磁極逆転層の基準地に選ばれるかどうかは微妙な状況らしいのですが、もしも基準地に決定したら「チバニアン」と命名されるらしいので興味ありますね。
「ジュラ紀」同様に地層の代表年代の名称に「千葉時代」が選ばれたら、千葉県民としてはちょっと鼻高だったりして。

 というわけで、お次は養老渓谷へ
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 養老渓谷といえばやっぱ2階建てトンネルでしょう
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 県道81号から分かれて国道465号を走ります
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 道が部分的にかなり改良されて走りやすかった
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 せっかくだから三石山展望台に登ります
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 ここまで来たら三石山に参詣しましょう
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 なるほど、これが山名の由来になった三ツ石だね
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 さらに石の上まで登ってみると、ハンカチの束が?
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そうなんです。
三石山は縁結びのお寺なんですね。
どおりで女性の参詣が多かった。というか、男は私しかいなかった。(笑)

 鴨川に出る前に濃溝の滝に立ち寄って・・・
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 本日の締めは「まるよ食堂」のジャンボ海老フライ定食!
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DATA
-------------------------
DATE : 2017.6.5
距離 : 93.30 km
累積標高 : 942 m
移動時間 : 4:10:25
経過時間 : 6:12:23
平均速度 : 15.0 km/h
平均移動速度 : 22.4 km/h

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