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2016.06.27

南大菩薩縦走

Daibo14

林道をトボトボ歩いていたら、後ろから車が来て停まり、中から「湯ノ沢峠まで乗っていきませんか。」と声を掛けてくれました。
まさに地獄に仏です。
峠までは、主に林道歩きで2時間15分かかります。これがチャラになるなら答えは「Yes!」でしょう。

中年二人組の登山者に助けられて、そのまま湯ノ沢峠にある駐車場まで労せずに到着できました。
こうなると、今後の予定は大きく変わります。
当初は、大谷ヶ丸を往復した後、米背負峠から天目山温泉方面に下山する予定でしたが、思わぬ時間短縮のおかげで滝子山まで足をのばすことにしました。

歩いたコースのくわしい内容をヤマレコで表示する

湯ノ沢峠は学生時代以来ですから、かなりの年月が経っています。
駐車場やバイオトイレなどが整備されていてすっかり様相が変わっていました。

 湯ノ沢峠のお花畑(正面の丸いピークが大蔵高丸)
Daibo09

運転していただいた方に十分にお礼を言ってから出発しました。
歩き始めてすぐにお花畑が現れます。
夏の草花には早いせいか、2,3種類しか目につきませんでした。
そんな中でも深紅のアザミは際立つ存在です。美しいなあと思わず賞賛の声をあげたくなります。

 いよいよ夏の草花が彩りを増してきますね
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やがて前方に大蔵高丸の丸いピークが見えてきました。
山頂へは西側から大きく回り込むように登っていくことは地形図で確認済みです。
原生林の中をゆっくりと高度を上げていきながらピークをめざしました。

着いた山頂は広々としていてとっても開放的でした。
草原が広がり、その先には富士山が・・・
6月にしてはかなり雪が少ないです。というかほとんど残雪が消えていました。

 大蔵高丸は秀麗富嶽十二景にも数えられています
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山頂には富士山撮影のためのカメラマン達が数人いました。
聞けば、富士山頂に光の射す一瞬を切り取るために夜明け前から陣取っていたとか。
結果は、残念ながらダメだったみたい。
峠に駐車してあったたくさんの車はほとんどがカメラマン達のもののようです。

 大蔵高丸から望む黒岳(左)と雁ヶ腹摺山(右)
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さて、先を急ぎます。
湯ノ沢峠からこの先のハマイバ丸までの間は、草原(お花畑)と原生樹林が交互に現れて、とても変化に富んだコースでした。
正面に富士山を眺めながらのハイキングは贅沢な気分にさせてくれます。
肝心の富士山ですが、御殿場側から発生した雲のせいで少しやせて見えるのが残念です。

 緑の草原と青い空・・・
Daibo15

ハマイバ丸は「破魔射場丸」と書くのが本来のようです。
この山域には、後から訪れる「鎮西ヶ池」とか、鎌倉時代風の地名が残されています。
何か由来があるのでしょうね。

 草原と富士(絵になりますね)
Daibo18

 これから向かう大谷ヶ丸と滝子山が見えました
Daibo22

ハマイバ丸を過ぎれば、しばらく富士山とはお別れで、原生林の中を進みます。
大きく下ったところが米背負峠。
当初はここから下る予定でしたが、時間短縮効果があったので大谷ヶ丸を経て滝子山に向かいます。

 米背負峠は静かな交差路
Daibo24

大谷ヶ丸は樹林の中のピークでした。
このあたりは歩く人が少ないせいか誰にも出会いません。
静かな山頂でひとり行動食をいただきました。

滝子山へはいったん少し戻り大谷ヶ丸山頂をからむように南東方向に進みます。
野鳥や蝉の鳴き声があたりに響く割には、なぜか静寂感の漂う登山道を歩きます。
こういう雰囲気って嫌いじゃありません。

 こういう雰囲気の森、嫌いじゃありません
Daibo26

やがて、好ましい雰囲気を破るようにハイカーの話し声が聞こえて来ました。
滝子山登山道に合流したようです。
滝子山は南大菩薩の一ピークであると同時に中央沿線の人気峰として単独でも登山者をたくさん迎え入れている山です。

今までの静寂さとは一変して若者の歓声や笑い声が聞こえてきます。
鎮西ヶ池を通過してしばらくで稜線に合流し、さらにひと登りで滝子山頂(1,620m)に立ちました。
お目当ての富士山は残念ながら雲の中。
それでも、越えてきた峰々を眺めることができて良かった。
今日は立ち寄らなかったけど、湯ノ沢峠のすぐ北にそびえる黒岳とお隣の雁ヶ腹摺山がどっしりと存在感を発揮しているのが印象的です。
いずれも過去に山頂に立ったことがありますが、また訪れてみたい山々です。

 南大菩薩の山並みを振り返る(滝子山にて)
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山頂でお昼を済ませた後は、藤沢経由で初狩駅に下ります。
ずいぶん昔、奥さんと二人で訪れた時(今はほとんど登られていない滝子山・浜立尾根を登りました。)の下山ルートです。
急ながらよく踏まれた登山道を一歩一歩確実に足を運びながら下りました。

いいかげん膝と太ももがガクガクになる頃、ようやく林道に合流。
その先の藤沢集落は、典型的な山村風景で目を慰めてくれます。
やがて、中央道の高架下をくぐり、しばらくで初狩駅に無事に到着できました。

 山麓から眺めるとなかなか立派です。
Daibo37

■感想
今回は、長い林道歩きを覚悟していたところに、優しい登山者の車に同乗できる幸運に恵まれました。
おかげで、湯ノ沢峠から滝子山までの南大菩薩縦走ができラッキーでした。
今回の縦走の結果、北の柳沢峠から南の滝子山までトレースラインを引くことができ感無量です。
何しろ、最初に柳沢峠に立ったのが1968年のこと。以来48年かかってようやく大菩薩連嶺の主稜線を全部トレースできたのですからね。(笑)

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