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2016.03.13

映画「神々の山嶺」を観てきた

昨日(土曜日)は寒い一日でしたが、公開したばかりの映画「神々の山嶺」を観てきました。

やはり、ヒマラヤそれもエベレスト周辺の山々のスケール感はスゴイです。
これを観るためだけに劇場へ足を運んでも無駄ではないと思いました。

主演は、岡田准一と阿部寛。
当代の人気俳優二人がダブルキャストに据えられています。

原作は夢枕獏による同名の小説です。
英国の登山家マロリーがエベレストに初登頂できたのかどうか、という推論を軸に物語が展開していくもので、私は20年近く前に読みましたが、長いストーリーで読むのが結構大変でした。
私の山友の中には前半部分(主にカトマンズが舞台だったと思います。)で力尽きて途中であきらめた人もいます。(笑)

主人公の一人である羽生丈二のモデルは、山好きなら誰でも知っている反骨のクライマー森田勝といわれています。
この人のことは佐瀬稔の「狼は帰らず」に詳しいのでそちらに譲りますが、映画では阿部ちゃんが熱演していました。

阿部寛はクライミングが初めてらしいのですが、アイスクライミングシーン、特に深町(岡田准一)を助ける場面でのシーンはとても初めてとは思えない動きでした。
まさか吹き替えじゃないよね?
全体を通じて羽生のストイックな雰囲気をうまく表現していたと思います。

一方の岡田クンですが、阿部ちゃんに比べるとちょっとイマイチに感じました。
標高8,000メートルを超える高所で無酸素で行動しているにもかかわらず、動作が速すぎるしヘルメットも被っていないところも緊張感に欠けます。
死線を彷徨ってきた証しとなるような消耗、疲弊した動作・表情が画面から伝わってくれば・・・。なんていうのは言いすぎかなあ。

国内のクライミングシーンは、主に三ツ峠の岩場で撮影されたようです。
見慣れた岩壁やルート(中央カンテなど)が随所に出てきて、こちらは懐かしさを覚えました。

Cimg3179s

映画で使用された登攀のギア類も当時(たぶん90年代)のものを再現しているようで、20年ほど前のストレートシャフトのアックス類が活躍していて、これまた懐かしかったです。
画像のアックスは、私が山友から譲り受けたものですが、ちょうどその時分のギアが映画にも登場していて興味深かったです。
また、プルージック結びを使った自己脱出などの登攀シーンも山好きにとっては見逃せないシーンもあります。

この映画を観て、また原作を再読してみようかという気にもなったし、機会があればエベレスト街道のトレッキングでいいいから間近で8,000メートル峰を仰ぎ見たくなりました。

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