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2015.11.29

峠の向こうにある富士と南アルプスの大パノラマに感動

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sumさんのサイトにあったパノラマ台から富士山大展望。
今年の記事も美しいですが、2年前の2013年の記事に魅せられました。
こりゃ、行くしかないな。

sumさんも書いていましたが、富士山は雲がかかりやすいので訪れるなら午前中、それも早いほうが良いです。
となると、自宅を始発電車で出て「変態側」からアプローチするしかない。(笑)
というわけで、自分の歳を省みず御殿場線駿河小山駅スタートで頑張ってきました。

走ったコースとプロフィールマップを表示する

駿河小山駅なんて、初めて下り立ったけど静かなローカル駅です。
今朝はマジで寒いです。気温は2,3度しかないかも。今シーズン初めてネックウォーマーを装着。アンダーシャツも重ね着体制です。

 駅からすぐの踏切から見た富士山です。
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駅から走ってすぐのところにあるコンビニで補給します。
コンビニから少し走り、橋の手前を右折して川沿いに上り始めますが、最初のうちはゆるやかな上りが続き、アップにちょうど良いですね。

 はるか上に見える稜線まで上がります。
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県道147号線を進みますが、この道が右に直角に折れるところから今回の激坂ドラマが始まりました。
この先、明神峠を経て三国峠までの約7kmの区間で高度差ちょうど700mを稼ぐ勘定になります。

 右折すると本格的な上りの始まりです。
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単純にいえば平均10パーセント勾配なんだけど、平均で12パーセント位が延々と続く序盤の区間が一番いやらしかったなあ。
終盤には16パーセントなんて標識も現れるんだけど、その頃になると勾配にマヒしちゃってどーでも良くなります。

 愛鷹連峰。一度は歩いて見たい山の一つです。
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時々ですが、左手には愛鷹連峰や宝永山を抱えた富士山なんかも眺められて気持ちを引き立たせてくれました。
ま、正直なところ富士山は見えなくてもいいんですけどね。峠の先で初めて感動的に出会いたいので。
それよりも明神峠の先から眺めた西側からの丹沢山塊の山並みはとっても重厚な感じがして印象的でした。

 ここから眺める富士山はカッコよくないです。
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 丹沢方面の展望は文句なしです。(明神峠の先から)
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勾配は衰えることを知らずにコンスタントに10パーセントを軽くオーバーしています。
ついにはご覧のようなドーナツ型のコンクリート舗装も登場。
激坂に与えられる勲章みたいなもんです。

 激坂を象徴するコンクリ製ドーナツ舗装。
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第一目標の明神峠だけど、着いてみてびっくり。道路の上り勾配はまだまだ続いていて道路から見る限りは峠の雰囲気はまったくありません。
でも、たしかに稜線を越えているので峠には違いないんだけど。

 明神峠は急坂の途中にありました。
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例の16パーセント標識は明神峠の先にあります。
この少し先には反対側の下り車線にナント!18パーセント標識もあるらしいんだけど、顔を上げる気力がなく遭遇できなかった。

 18%標識は見落としちゃいました。
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明神峠を通過すればあと3kmでゴールです。
いくぶん勾配もゆるく感じられるようになりましたが、それでも9~10パーセントはしっかりあります。

やがて、静岡と神奈川の県境を過ぎ、さらに上るとようやく山中湖村の標識が現れてそこが三国峠であることを教えてくれました。
峠には駐車場はあるものの展望は皆無です。

 三国峠に着きました。
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そのまま下りに転じ少し走ると・・・
おおー!
左前方に大富士、眼下に山中湖、右手正面に白銀の南アルプスが連なっているではありませんか!
この景色が見たかったんだー!

 思わず息を呑む絶景です。
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ここから先、展望が開けるたびに自転車を下りて写真を撮りながらの下りになりました。
少し下るとパノラマ台です。
ただし、不覚にもパノラマ台ってどこなのか確認しなかった。ずっと道路脇にいたので。
どこで撮ってもたぶん同じような写真が撮れると思いますよ。

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それにしても驚きは南アルプスの展望です。
白峰三山はもとより、塩見岳、荒川三山方面も見えるのには感動しました。
いつまでもとどまっていたい気分にかられます。

 美しい南アルプスの峰々。(左は塩見岳)
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いやー、すごかった。
この大展望に10時前に出会えたんだから、早起きして良かったです。
辛かったけど、駿河小山駅から最短ルートをとって良かった。

 白峰三山が意外なほど大きく見えました。
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さて、この後は平野のコンビニで休憩したあと、山中湖北岸のサイクリングロードを走り河口湖を一周することにします。
さらに西湖、精進湖、本栖湖と続きますが、そこはオトナなんだから無理しないで富士みち(国道139号)を下って中央線の大月駅に向かうことにしました。

 山中湖CRは走りやすかった。
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 セルフタイマーで走行中の自撮りに成功。
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山中湖のサイクリングロードですが、舗装の継ぎ目がなくなって走りやすくなっていました。
この時期は走る人もいないのか独占状態で眼前の富士山を堪能しました。
あと1、2ヶ月もすればこの湖も氷に閉ざされるのかなあ。

 惜しくも逆さ富士の撮影に失敗。
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山中湖から河口湖までは基本下り基調なので楽ちんですね。
ただし交通量が多いので神経は遣いますが。
いつも富士イチで使う道路を走って河口湖畔に出ます。

 奥河口湖と呼ばれる湖西側の風景。
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河口湖の北岸はふだんと逆周りで走りましたがこれは失敗でした。
湖畔沿いの旧道は全て一方通行になっていて西湖側からは進入できないようになっています。
自転車もダメなんだろうけど、入っちゃった。

紅葉の時期はさすがに終わっていましたが、散り残ったカエデなどもあって逆光に輝く富士山とのツーショットもなかなか良いもんですね。

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この後、御坂峠まで往復して天下茶屋で名物のほうとうを食べるという野望にかられましたが、そこはオトナなので無理をしないで予定通り大月駅へ向かいます。(笑)

途中、前々から気になっていた三つ峠駅前の手打ちうどん店「憩」さんに立ち寄り、肉うどんをいただきました。
おじいさんとおばあさんが二人だけでやっているお店のようです。
このお店、地元の人たちに愛されているらしく店内は地元の人達で賑わっていました。

 三つ峠駅前にある「憩」
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私が入ったのは12時半ころだったけど、私の分を含めて5束しかうどんが残っていなくて早々にのれんを下ろしていました。
あらら、これじゃ、これから下山してくるハイカーさん達は気の毒だなあ。

 正統派の吉田うどんって感じでした。
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コシのめちゃくちゃ強い吉田うどんを堪能したらあとは帰るだけ。
ふたたび交通量の増えた富士みちをひた走り、大月駅には13:45に到着。
ちょっと走り足りない気持ちもありますが、明るいうちに帰宅できたので良しとしましょう。

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2015.11.22

イチョウ並木と中房総の秋 with CBCC

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9月から那須連峰を皮切りに奥秩父、南ア前衛、再び奥秩父、三たび奥秩父と八ヶ岳山麓、そして筑波山と紅葉を求めて歩いたり走ったりしてきましたが、ようやく千葉にも紅葉シーンが巡ってまいりました。
アウェイは疲れます。やっぱりホームの地で紅葉を鑑賞したいものです。

紅葉といっても房総のカエデはもう少し先。
今はやっぱりイチョウの黄葉が旬でしょう。

 キングフィールズGCに到着しました!
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というわけで、やってきたのはキングフィールズGCのイチョウ並木です。
CBCCで企画してくれたのでしっかりと便乗させてもらいました。

走ったコースとプロフィールマップを表示する

 散り始めでしたが十分に美しかった
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更科通りとか私が初めて走る道もあって楽しめました。
たどり着いたキングフィールズGCのイチョウは散り始めで、見頃は一週間ほど前だったような感じでしたが、やはりここのイチョウ並木は千葉県内随一だと思います。
CBCCでは毎年訪れています。

 県内随一ではないでしょうか
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さて、ここでクラブのメンバーとは別れて、ひとり小湊鐵道沿線のイチョウを楽しみに向かいます。
10人の仲間と別れると急にさびしくなりますが、ま、いいか。
最初からソロで行くのと途中からソロになるのとでは気持ちの持ちようがちがうんだなあ、なんて思ったりして。

 鶴舞に行く道すがらにて
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先ずは上総鶴舞駅を目指します。
いま10時28分。鶴舞駅を通過する電車の時刻は10時45分だから厳しいなあ。
笠森のそばを通過して鶴舞神社の前から急な坂道を下りきり、大多喜街道に合流したらしばしで駅に到着。
時刻は10時51分。
うーん、電車は出発した後でした。惜しかったなー。

電車と大イチョウのツーショットは無理でしたが、駅前にたたずむ大イチョウの姿はとても立派でした。
樹齢は何年位なんだろう?
関東の駅100選にも選ばれている駅舎とのツーショットが撮れたから良しとしましょう。

 堂々とした上総鶴舞駅の大イチョウ
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おっと、次の電車とはおとなりの上総久保駅で会いたいな。
上総久保駅の大イチョウは上総鶴舞駅をしのいで沿線随一の評判をとっています。
11時04分の電車に間に合わせなければ。
大急ぎで駅に向かいますが、こういう時のロードバイクは本当に頼りになりますね。
細い道でもどんどん入っていけるし、駐車スペースに気を使うこともないし。

上総久保駅に着いたら、すでに撮り鉄オジサン、オバサンたちがベストショットを狙うために良いポイントを確保していました。
皆さんすごい高そうなカメラをお持ちです。
そんな中で手のひらサイズのコンパクトデジカメを構えるNobの情けない格好が目を引くなあ。


それにしても駅前にすっくと立つ大イチョウの姿の立派なこと。
普段は1日の乗降客が20人に満たない小さな無人の駅をずっと守り続けてきたんだなあ。

おおー、来たきた!
2両編成のおなじみの電車が入ってきました。
上手に撮れたかどうかわかりませんが、一応アップしておきます。

 電車と大イチョウのツーショット(上総久保駅にて)
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小湊鐵道が走る市原市は人口約27万7千人で千葉県では第6位のれっきとした大都市なんですけど、一歩内陸部に入ると都会の喧騒とは無縁の心休まる風景が広がっています。
こういう景色を眺めていると都会の暮らしの中で溜まるストレスを自然に浄化してくれるような効能があるみたいです。

 電車が通り過ぎると再び静寂が・・・
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電車が通過した後の駅は普段と同じような静けさが戻っているみたいでした。
この駅を利用している人たちはどんな人なんだろう。
なんてことを想像したくなる不思議な駅でした。

 高滝湖のそばを走りました
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この先、高滝駅を経て里見駅の手前にあるそば処「功徳庵」さんで少し早めの昼食としました。
結果として早めに入って正解でした。
このお店にも撮り鉄軍団が押しかけて、あっという間に席が満席になったのですから。

 旬の食材がてんこ盛りの一の膳
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功徳庵でのおすすめは、やっぱり天もりかなあ。
時間差で出てくる2種類の天ぷらの盛り合わせは、もちろん熱々の揚げたてです。
様々な旬の食材を揚げた天ぷらと手打ち蕎麦のコラボは最高です。
これで1,300円はやっぱり安いなあ。

 食べ終わる頃メインディッシュが提供されます
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満腹になったら、窓から電車を眺めるも良し、外に出てじっくり被写体としての電車を狙っても良し。
まったく最高の場所に立地しています。
撮り鉄さん達に人気なのも頷けますね。

 お店の前は小湊鐵道の撮影スポット
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さあ、今日のミッションはこれでおしまいです。
帰路は、飯給(いたぶ)駅から山越えして小櫃方面に出て、空いていれば「のうえんカフェ」でお茶してから帰宅する予定です。

 山越えすると小櫃の里に出ました
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ゆるい向かい風の中を走り続け、お目当ての「のうえんカフェ」に着いたものの満席+7組待ちなのであきらめて、そのまま帰宅の途につきました。

DATA
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DATE : 2015.11.21
距離 : 120.88 km
累積標高 : 633 m
移動時間 : 5:30:59
経過時間 : 7:48:44
平均スピード : 15.5 km/h
平均移動速度 : 21.9 km/h

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2015.11.13

筑波山に登ってきました

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木曜日(12日)に筑波山に行ってきました。
筑波山のハイキングコースはだいたい3時間程度の易しいコースが多いようです。
手軽に登れる山として、山頂からの展望の良さも相まって、家族連れも含めた多くのハイカーから愛される山になっているのも頷けます。

ただ、ハイキングとして考える場合、それでは少し物足りなさも残るので、前後の行程にサイクリングを組み合わせて、それなりに充実した半日行程に仕上げてみました。

起終点は常磐線の土浦駅です。
例によって、駅前で輪行支度を解いていざ出発。
往路は、筑波自転車道(つくばりんりんロード)を利用して北条大池のそばにある「平沢官衙(かんが)遺跡」目指します。
遺跡から不動峠を経てつつじヶ丘に上がる予定です。

走ったコースと歩いたコースのくわしい内容をヤマレコで表示する

つくばりんりんロードは1987年3月に廃止された筑波鉄道の廃線跡を利用するサイクリングロードです。
数ある跡地利用策の中からよくぞサイクリングロードを選んでくれました。
車の往来を気にしなくてすむので気持ちよく走ることができます。

 走り初めの自転車道からの筑波山はまだまだ遠いです。
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沿道には桜の木が植えられているので春はさぞや美しい風景の中を走ることができるんだろうなあ。
今度は是非とも春に走ろうっと。

 春の桜の季節は良いだろうなあ
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ところで土浦は国内有数のレンコンの産地です。
ちょうど収穫時期に当たったようでレンコン田では農家の人が腰まで水に浸かりながら収穫作業に精を出していました。
でも寒そう・・

 腰まで浸かって行うレンコンの収穫作業
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奈良時代から平安時代にかけての役所の跡が「平沢官衙(かんが)遺跡」だそうです。
ここからは不動峠を経て風返峠、つつじヶ丘に至るヒルクライムな道のりが続きます。
なので、遺跡のそばの案内所で一休み。

 平沢官衙遺跡には復元された当時の建物が展示されています
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休んだ後は峠みちを上がります。
ここは前も走ったことがあるけど、道が狭くてあまり快適ではありません。
ただし勾配はそれほど強くないのでゆっくり進めばノープロブレム。
沿道の樹木も紅葉が進んでいてそれなりに楽しめました。

 不動峠付近にて
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風返峠に至る県道に合流してからは道幅も路面の状態も良くなって快適に走れます。
尾根の背を走るので結構アップダウンもあります。
道路脇には篠竹が密生してせっかくの展望を隠しています。
この辺が改善されたら素晴らしい展望道路になるだろうに惜しいな。

 走りやすい道が続きます。
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 筑波山もこんにちは!
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信号のある風返峠を過ぎれば勾配は一気に強まり、1.6km先のつつじヶ丘に至ります。
今日は平日でバスも少ないので走りやすいのが救いですかね。
それでもエッチラオッチラペダルを回してようやくゴールイン。
土浦駅からつつじヶ丘まで2時間弱を要しました。

 ループ状の橋を回り込めばつつじヶ丘に到着!
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さて、ここからはハイキングの領域。
駐車場の柵に自転車を地球ロックで固定してからいざ出発。
ルートは、直接女体山を目指すのではなく北側にある筑波高原キャンプ場まで迂回してから女体山に登るコースをチョイスしました。

 ここからはハイキングのはじまり
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その理由は、お天気が曇りがちになったから。
午後から回復する予報なので山頂からの展望が期待できるように時間稼ぎをするためです。

キャンプ場までのコースの約半分位は車道歩きです。
車道といっても草むしていて本格的な四駆でもなければ通過できそうもない道です。
林道の途中から左に山道に入りました。
筑波山の東半分をぐるっと迂回するルートなので小刻みなアップダウンはあるものの、基本的にはほぼ同標高をたどるコースとなります。

 山腹を迂回する山道を歩きました
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周囲は植林が多いためか美しい紅葉のエリアは限られているようです。
紅葉を期待して訪れただけにちょっと残念。

 紅葉はこんな感じが精一杯でした
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再び車道に飛び出し、そのまま進むと筑波高原キャンプ場に到着しました。
このキャンプ場へは別の車道で上がって来られるため登山客と思われる車が数台駐車していました。
裏からの登山になるので静かな山歩きが楽しめるため根強い人気があるようです。

 キャンプ場からは登り道が続きました
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キャンプ場からは一転して登り道が続きます。
山登りに来たのだからやはり登り道の方が楽しいです。
前半は植林帯でしたが、標高が上がるにしたがい広葉樹林が広がり淡い黄葉の中を歩くようになりました。
前週走った奥秩父、八ヶ岳山麓には到底及ばないですが、それなりの色づきがあってホッとしました。

 淡い色づきもまた良しとしましょう
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 こうして見ると紅葉しているんだなあ
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一人歩きなので休むことなく登り続けます。
やがて、人声が聞こえるようになるとすぐで女体山と男体山の鞍部に到着しました。
ここは筑波山のメインストリート。
平日にもかかわらず多くのハイカーで賑わっています。
それまでが静かだっただけにちょっとびっくり。

男体山には向かわずに展望の良い女体山に向かいます。
山頂に近づくほどに人も増え、とても平日とは思えない雰囲気に驚くばかりです。
これじゃ土日の賑わいはどうなんだろう?

 女体山頂からの男体山方面です
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 自転車をデポしたつつじヶ丘方面を見下ろす
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先ほどまで日が差さなかったお天気も徐々に回復してきて青空も広がってきました。
すっきりとはいきませんが眼下には関東平野が大きく広がって見えます。
登って良かったなあと思える瞬間ですかね。

 単独峰なので標高の割に展望が広いのです
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肝心の紅葉ですが、発色はあまり良くないですね。
対面の男体山の山腹もイマイチでした。
つつじヶ丘に下りる山の斜面に少しありましたが色づきはあまり良くないなあ。

 紅葉はもう少し華やいでいたらなあ
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翌日、筑波山をよく訪れている友人に聞いたら、男体山の北側斜面は広葉樹が多くて美しいけど、後は植林帯が多くてイマイチだそうです。やっぱりね。

狭い頂上で昼食を摂ろうと思ったものの、あまりの人の多さにあきらめて下山にかかります。
ところが、下山を開始したとたん、高校の集団登山の連中が下から上がってきました。
人数を聞くとナント!200人だとか。ウヘー!

 人混みが途切れるとこんなイイ感じの場所もたくさんあります
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これではまともに下ることもできません。
とはいえ駐輪している自転車も心配なので、集団登山の隙を縫うように下山する羽目に。
「コンニチワー!」の連呼に応えるのも疲れるほどの人数の多さに辟易します。
向こうは一人だけどこっちは人数分の挨拶を交わさなきゃなんないからなあ・・。

 この岩の下を通過するのは勇気がいる?
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集団登山をやり過ごした後、ようやく昼飯にありつけました。
静かになればこの山の良さも甦ってきます。
巨岩、奇岩が立ち並ぶ中をたくみに付けられた登山道は変化に富んでいて楽しいですね。
すっかり青空におおわれた中を無事に自転車デポ地点に戻ってきました。

 無事に戻ってきました
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さて、帰路は不動峠の先をさらに尾根沿いに走り、一気に下って土浦駅を目指しました。
風返峠までは一気に下り、不動峠まではアップダウンを繰り返しながら走り、不動峠から先で再び上り返します。

 豪快なダウンヒルも楽しめました
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周囲の展望も広がり走りやすい道が続くのですが、路面には「二輪通行禁止」の文字が・・。
あれ、「二輪」って自転車も入るのかな?
でも、こんなに走りやすい道なのになんで「通行禁止」なんだろう?
もう走り始めちゃったから行くしかないんですけど。

 「二輪通行禁止」って初めて見ましたけど、自転車も?
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そして、「通行禁止」の意味がわかりました。
尾根沿いの道から一転して麓に下りる坂が急勾配で、スピード抑制のために強烈なかまぼこ型の段差が何箇所も付けられているのです。
もともと下りではスピードを出さない私でさえ、段差を通過する時に思わずハンドルから手を離しそうになるほど強烈な段差でした。

 霞ヶ浦がよく見えました。
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スピードを上げたままオートバイが下り坂に突入したらかなりヤバイんじゃないかなあ?
もちろんロードバイクなんかイチコロだろうなあ。
「通行禁止」の意味はわかったけど、それならそれで、なぜ禁止なのかを書いてくれるとうれしいな。

 りんりんロードの虫掛駅跡にてのんびり休憩
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というわけで、なんとか段差をクリアして麓に下り立ちました。
工業団地の近くを通過したため大型トラックの通行が多い道を神経を遣いながら走り、途中からりんりんロードに合流してからは再びのんびりモードで走り、無事に出発点である土浦駅に戻りました。

往復55km程度の軽いサイクリングでしたが、ハイキングと組み合わせたことでそれなりに楽しめた一日でした。

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2015.11.04

ニッポンの秋 美しい原風景との出会い

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晴天の特異日である11月3日。
いつか走ってみたかった奥秩父の増富温泉周辺から信州峠を経て八ヶ岳山麓に至るツーリングコースを走ってきました。

しかし標高の高いこの地の紅葉はさすがに終わりかも?と心配で、出かける前にこの方面にくわしいsumさんにアドバイスを受けたところ、「ぜひ行かれることをおすすめします!」との力強いアドバイスをいただきました。
この言葉に背中を押されてGO!

結果は・・・、大正解でした!!!
紅葉の賞味期限はギリギリでセーーーフ!
お目当てのみずがき山自然公園の大景観も存分に満喫できました。
それでは、はじまりはじまり・・
走ったコースとプロフィールマップを表示する

出発は中央本線の穴山駅です。
私、初めて下車しましたが、完全無人ののどかな駅でした。

 のどかなローカル駅でした
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駅舎の背後には南アルプスの鳳凰三山が見えますが、この日は山頂部はまだ雲の中でした。
輪行支度をほどいていざ出発です。
ここから国道141号線までいったん下り、国道から塩川ダムを経て瑞牆(みずがき)山荘までの30km、標高差約1,100mの上りが本コース最初の関門です。

増富ラジウムラインと呼ばれる県道621号線をエッチラオッチラ進みます。
塩川ダムまでは比較的なだらかで上りやすい道が続きます。振り返れば南アルプスの連峰がせり上がってきました。甲斐駒や鳳凰三山などが連なっているのが望めます。

 周囲の山々の色づき具合もグッド
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さらにひと上りで最初の目的地である塩川ダムに到着。
紅葉の具合はまさに旬。山腹の広葉樹林がいっせいに色づいていました。
ここでお約束のダムカードをいただきます。
これで山梨県内6ダムのうち3ダムのカードをゲット。あと3枚を集めるとおまけのオリジナル特製カードをもらうことができます。まるで、ガンダムカードを集める子供とおんなじだなあ。(笑)

 塩川ダムのダムカード
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 ダム湖の周りもいい感じでした。
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塩川ダムからは一転して上りの勾配が強まります。
10パーセント強の上りも出てきて結構きびしいです。
やがて、増富温泉を過ぎ本谷川の渓谷沿いの道になると再び周囲の紅葉が華やいできました。
さすがに落葉している樹木も多いですが、とこどころでハッとするような美しい紅葉が残っていました。

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道はいつの間にかクリスタルラインと名を変えて山間部をうねうねと上っていきます。
そういえば、つい1ヶ月前も金峰山登山の帰路にバスで通ったんだっけ。まさかひと月後に同じ道を自転車で上るとはね。

 来年こそ走破したいクリスタルライン(この図は一部)
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 クリスタルラインの紅葉も最後の輝きを放っていました
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 増富温泉の先、金山付近からの金峰山
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いい加減上りにうんざりした頃、標高1,520mの瑞牆山荘に到着しました。ふー、疲れた。
お腹も空いていましたが、帰りの電車時刻が決められているのでsumさんお勧めの手ごねハンバーグはパス。
売店のパンを購入してすぐにリスタートしました。

 瑞牆山荘前にて(標高1520m)
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ここからは快適な下り。
下っていく途中にある分岐を右に折れればみずがき山自然公園に導かれます。
あとわずかで公園に着く手前のカーブでいきなり現れる大景観に思わず急ブレーキ!すげー!凄すぎる。
私の撮った画像以上の迫力でしたよ実物は。

 いきなり現れたこの景観に圧倒されました
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さらに奥に進むと広々とした公園に到着しました。
ここにはこれで3回目の訪問ですが、前2回はだいぶ前のこと。こんなにきれいに整備されていなかったなあ。
しかもクライミングが目的だったので、夜半に着いてテントを張って朝早くクライミングに出かけ、帰るとすぐに帰る感じだったので、この地がこんなに素晴らしい展望の地だったという印象はありませんでした。

 この景色を前にしては立ち去りがたいです。
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あの頃はせり上がる十一面岩や大面岩といった岩稜や岩壁に引かれたルートにばかり目が行っていました。
まさに「木を見て森を見ず」ならぬ「岩を見て森を見ず」です。
こうして岩壁と山腹の森全体を眺めると、本当に素晴らしい場所だというのがわかります。

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いつまでも留まっていたい場所ですが、この先に控える信州峠の上りもあるので先を急ぎます。
いったん黒森方面に大きく下ってから信州峠に向かって上り始めました。
ふたたびエッチラオッチラが始まります。

ふと振り返ると、オオー!これは・・・!
先ほどまで訪れていた瑞牆山と山麓に広がる美しい農村風景が最高にマッチングしていて、まさにニッポンの原風景がそこに広がっているようでした。
この景色を私の山仲間やサイクリング仲間にも見せてあげたい!と心から思いました。

 上る途中に振り返るとこの景色が・・・
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 さらに一段上がると・・。これぞニッポンの原風景
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美しい風景とは裏腹に信州峠までの上りは結構きついです。
大した距離じゃない筈なのになかなかたどり着けません。
空きっ腹も相まってとうとう上りの途中で足を着いてしまいました。トホホ、、、

 見た目、大したことない上りなのですが・・・
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ようやく立った信州峠は県名の表示がある程度の平凡な雰囲気でちょっとがっかり。
ここからは長野県。一気に下りモードで元気も回復です。
真っ正面には佐久の名峰、男山と天狗山が美しい錦の衣でお出迎え。
高原野菜で有名な川上村もすっかり晩秋の風情です。周囲の山々はカラマツの黄葉に輝いていました。

 信州峠からの下りは一直線のダウンヒル
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 カラマツの黄葉が印象的でした。
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やがて、野辺山に向かうゆるやかな上りに変わり、右手に広がる八ヶ岳連峰を眺めながら走ります。
ところが、この緩勾配がくせ者で意外と脚にきました。
というか、瑞牆山と信州峠の上りでの疲労がたまっていたんでしょうね。

 景色は申し分ないけど脚が・・・
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やっとの思いで野辺山にあるセブンイレブンにたどり着いた時には空腹によるノックダウン寸前でした。
ここはまさに砂漠の中のオアシスです。
ちなみに今回のコース中、コンビニはこの1軒だけなので補給は必須ですね。

さあ、ここまで来たらあとは下るだけです。
八ヶ岳の山麓を南アルプスを真っ正面に眺めながらの爽快な下りが続きます。
八ヶ岳大橋では待望の富士山もこんにちは!

 午後の逆光に映える南アルプス連峰
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 八ヶ岳大橋からの富士山
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その後もぐんぐん下って、ゴールの韮崎駅に無事に到着することができました。
走行距離90kmの割にはタフなコースでしたよ。

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【感想】
まさに私の望んでいる峠みちツーリングでした。
雄大な山岳景観と美しい農村風景が最高にマッチしたエリアだと思います。
このコースを紹介してくれたsumさんに感謝です。
それにしても、ほぼ4ヶ月ぶりのヒルクライムコースだったので結構きつかったです。
ここしばらく自転車そっちのけで易しい山歩きばかりしていた罰があたったのかな。
また自転車の体に慣れなければね。

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