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2015.10.31

紅葉狩りを楽しみに西沢渓谷へ

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甲信地方の紅葉はそろそろ終盤にさしかかってきたようです。
標高1500m前後の見頃は過ぎて、紅葉前線は山麓に下がってきています。
そんな中、古い山の仲間とともに最後の見頃を求めて西沢渓谷にハイキングを楽しんできました。

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前回の櫛形山のように運転を苦にならないスーパーマンが存在しないので、最寄り駅からレンタカーで西沢渓谷へ向かいます。
というか、帰りの温泉&ビールが目的なので往復電車&レンタカーでの温泉入浴プランが最適なのです。(笑)

コースは、西沢渓谷の滝めぐりと軌道跡のトレッキングというごく一般的なものです。
とはいえ、私にとっては初めてのコースなので期待が高まります。

歩いたコースのくわしい内容をヤマレコで表示する

山好きなのに西沢渓谷が初めてというのは意外? と思われていますが、ここへは歳をとってからでも行かれるからいいや、ということで若い頃はまったく興味がわきませんでした。
来年には前期高齢者の仲間入りということで、とうとう訪れるべき年齢に達したかということなんですかね。

 西沢渓谷に流入する大久保の滝
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冒頭に書いたとおり、紅葉の見頃はやや過ぎていましたが、初めて見る滝やゴルジュの見事さに大満足の一日でした。
それにしても、平日(29日)にもかかわらず下流にある駐車場は満車状態でした。
渓谷内も多くのハイカーで賑わっていて、登りがきつくなる箇所では行列が数珠つなぎの状態になり、これじゃ土日はどういうことになるのか心配するほどの人気です。

 三重の滝と呼ばれる連瀑群
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渓谷に入ると前半は次々に現れる大小の美しい滝群に目を奪われました。
白っぽい花崗岩の沢床なので、水の流れが本当にきれいです。淵やゴルジュなどでは水の色が深いエメラルドグリーンになっていて思わず立ち止まって見入ってしまいます。

 人面洞と呼ばれる深い淵
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コース前半のハイライトは終盤に現れる七ツ釜五段の滝でしょうか。
あまりにも有名な滝なので写真で何度も見ていたものですが、実際の滝は想像以上にスケールが大きいものでした。(1箇所で滝の全容は見られません。)
周りの紅葉はすでに終わっていてちょっと残念でしたが、葉が落ちたおかげで見通しがよく効くので滝全体の姿がよくわかりました。
ここは新緑の季節もいいだろうなあ。

 西沢渓谷のハイライト、七ツ釜五段の滝
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さて、五段の滝の見学を終えればひと登りで渓谷終点に着きます。
沢から離れて小高い場所にある終点部にはベントなども置かれていてハイカーが思い思いに休憩しています。

あまりにも多いので早々に退散します。

ここからは森林伐採に使用した軌道跡をたどりながらの緩やかな下り道が続きます。

沢からは離れるので滝や淵の景観は楽しむことができませんが、代わりに最後の見頃を迎えている紅葉を楽しむことができます。

 この辺りの紅葉は最盛期をむかえていました
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お天気は予報が外れて快晴とはいきませんでしたが、それでも時おり雲間から差す太陽光に一瞬紅葉が燃えさかる様は見ていて飽きませんね。

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それにしても、森林作業のトロッコ軌道は昭和8年から昭和43年まで使われたそうです。ディーゼル車が導入されるまでの登りはトロッコを馬で引き上げ、下りはブレーキ調整で下ったとか。
昭和43年といえば私や今日同行しているA君が山歩きの魅力にハマった年です。
そうかあ、その頃まで現役で動いていたなんて、知らなかったなあ。
とにかくこんな山深い場所に軌道を通していたなんて、ちょっと驚きでした。

 トロッコ(森林軌道)の由来が説明されていました
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軌道跡の道をのんびり歩いて再び出発地点に戻りました。
一周約4時間の負担の少ないハイキングでした。

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帰りは日帰り温泉「笛吹の湯」に立ち寄り汗を流した後、レンタカーの乗り捨て地である大月駅前で一杯ひっかけたのは言うまでもありません。


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2015.10.26

好展望と紅葉見頃の櫛形山を歩く

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24日(土)は、かねてから予定していた櫛形(くしがた)山へのハイキングを楽しんできました。

櫛形山はその名のとおり日本髪を結うつげ櫛の形をしている山。
その山容は、よく言えば雄大、悪く言えば鈍重といった感じでしょうか?
甲府郊外からは、すぐにそれとわかる山の姿をしています。

昔から訪れてみたい山の一つでしたが、なかなか機会がなかったところにHINAさんからのお誘いがあり、二つ返事で同行することになりました。
何しろ、南アルプス前衛の山として白峰三山の至近に位置する山なので展望が楽しみです。
メンバーは、HINAさんとヨーコさんの3人連れ。気心の知れた仲間同士の山行です。

千葉を早朝に出発し、登山口にあたる池ノ茶屋登山口には8時前に到着。
身支度を整えた後、さっそく出発しました。

コースは、池ノ茶屋から櫛形山西面の山腹をトラバース気味に歩き、アヤメ平から裸山を経て櫛形山に登り、再び池ノ茶屋に戻る効率的な周回コースです。

歩いたコースのくわしい内容をヤマレコで表示する

最初の目的地である北岳展望デッキまでは、コース整備が完璧になされていて車いすでも上がって行かれるほど緩やかで幅広の道が続いています。

 南アルプス南部の笊ヶ岳方面です
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途中、後ろを振り返ると笊ヶ岳から荒川岳にかけての南アルプス南部の山々がずらりと見渡せました。
これらの大展望を目にしただけで来た甲斐があるというものです。
とりわけ、荒川、赤石、聖の3,000m峰が並ぶ様は素晴らしいの一語につきました。

 向かって右から荒川岳、赤石岳、聖岳の3,000m峰
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さらにゆるやかに登って行けば、立派な木製デッキのある展望台に到着しました。
眼前には北岳、間ノ岳の日本第2位、第3位の高峰コンビが、そして北方には甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山が眺められます。
南アルプス前衛の山だけあって、手に取るように見えるのはうれしいですね。

 北岳展望デッキから望む北岳
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さて、ゆるやかなのはここまでで、ここから先のもみじ沢までは一転して下り坂が続きます。
約200mほど下りが続きますが、道は整備されているので不安はありませんでした。
下り着いたもみじ沢では紅葉のもみじを期待していたのですが、まさかの黄葉。しかも日陰地のせいかすでに盛りは過ぎていました。
とはいえ、周辺には紅葉もちらほらあって美しい見頃の紅葉が楽しめました。

 あたりは美しい紅葉に彩られていました
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 裸山のコルにて
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もみじ沢からの登り返しを終えれば地形は平坦に変わりアヤメ平に到着します。
鹿よけの柵の出入り口を通過し、中に入ると草原が広がっていました。秋のこの時期なので高山植物があるわけでもなく一面枯れ野原の殺風景な景観が続いています。
草原の端には避難小屋とトイレが設置されていて、この山の保全にかける地元の熱意が伝わってくるようでした。

 秋のアヤメ平はなんとなく寂しい空間でした
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この先、裸山を経由して櫛形山に向かうことにしました。
指導標によれば、裸山経由で61分、経由しないで59分とのこと。
その差2分もさることながら、かなりシビアな表示に笑いがこぼれます。

 黄金色に染まったカラマツ林が印象的でした
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避難小屋からは約20分ほどで鹿よけの柵に囲まれた裸山山頂に到着しました。
白峰三山方面の展望を期待していましたが、ダケカンバやカラマツ林に阻まれて樹林越しの展望しか得られずちょっぴり残念でしたが、時間も良いのでここで昼食休憩とします。

 裸山の山頂は樹林に囲まれた静かな頂でした
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お昼ご飯は、ヨーコさん手作りの栗おこわや珍しいお漬け物などボリューム満点でしかも美味。
これだからハイキングはやめられませんね。(笑)

 栗おこわを中心とした豪華なお弁当
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山頂でゆっくりした後、櫛形山めざしてトレッキングを再開しました。
周囲の山は黄色に変わったカラマツ林に囲まれてとても美しいです。
富士山も8合目付近から上部が顔を出しています。北面にはうっすらと冠雪がありました。

 よく見ると富士山頂は薄っすら白くなっています
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なだらかな山稜をゆっくりした足取りで歩き、裸山から35分ほどで櫛形山に到着。
標高2,052m、樹の間越しに富士山の立派な姿が眺められました。
ただし、ここでも南アルプス方面の展望は樹林に遮られてお預けです。至近の距離にある白峰三山が見えないのはストレスですねー。

 しっとりと苔むした原生樹林帯もありました
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 樹林越しに眺める富士山もまた良し
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ところが、山頂を辞した後、池の茶屋登山口に戻る手前でその時はやってきました。
じゃじゃーん!
カラマツ林を伐採した跡地からは、北岳、間ノ岳、農鳥岳からなる白峰三山が眼前にドドーンと迫ってきました。
3人とも期待していなかった分、驚いてしばしの間言葉もありません。
ただただ、その場所に佇み目の前に広がる山岳景観に見入っていました。

 堂々たる白峰三山を前に言葉が出なかった
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つい1週間前に北岳を日帰りで登ってきたHINAさん、北岳バットレスの岩壁に3度挑んだヨーコさんの胸に去来するものは何だったんだろう。
かくいう私も北岳にはたくさんの思い出がありますが、白峰三山は日本最高所の縦走路だけあって本当に雄大ですねえ。

 思い出いっぱいの山を眺めて何を思う?
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伐採跡地での展望を十分に満喫した後、ほんのひと下りで出発地点である池ノ茶屋登山口に到着しました。
休憩込みで5時間程度のハイキングでしたが、思いの外山深いトレイルが続き、登山者の数も比較的少なく静かな山歩きが楽しめたのは望外の喜びでした。


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2015.10.11

九十九里浜方面ミステリーライド

10日はCBCCのサイクリングイベントに参加してきました。
名付けて「九十九里方面ミステリーツアー」。
事前にコース案内のないリーダー任せのツーリングです。
イベントのリーダーは人間GPSの異名をとるMTKさんなのでどんなルートを案内してくれるかワクワクドキドキです。(笑)

コースの詳細はMTKさんのサイトで確認してください。

 早くも普段通らない道に入りました。
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九十九里方面に向かう際には必ずといっていいほど利用する外房有料道路は使わずに田舎道をつなげながら走っていきました。
いずれも断片的には走ったことのある道ですが、これらをつなげて走ったことはありません。
車の通行の少ない道を巧みにつなげて東金市街へ。

 シブイ道だなあ・・
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さらに、桜で有名な八鶴湖を通過して豊海海岸をめざします。
今日は予報が外れて曇り空が広がっています。こういう日に九十九里海岸を訪れても広々とした開放的な雰囲気が味わえなくてちょっと残念です。

 八鶴湖へ下る急坂の道
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 CBCC名物のパンク祭り。(今回は両輪でした。)
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やがて到着した豊海海岸ではビーチタワーに上って恒例の記念撮影だけは欠かせません。
あらためて眺めてみるとビーチタワーもだいぶくたびれていて劣化が進んでいました。事故につながらなければいいけどね。

 予報が外れてこんなネムイお天気でした
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 豊海海岸のビーチタワーです(老朽化が進行中)
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お昼時にはまだ時間があるので、ここからほど近いところにある「海の駅 九十九里」に立ち寄ってみました。
ここにはオープンの頃に訪れたことがありますが、あの時の熱気はどこへやらでやや閑散としているのが気になりました。
併設のいわし漁関連の資料館はよく出来ているだけにもっと多くの人たちに来てもらいたい施設だと思います。

 いわしの遊泳
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さて、お腹も空いてきたので本日の昼食場所である「大輪」さんに向かいました。
今日は11台の参加ですが、こうして大人数の時でも快く対応してくれるお店です。

 毎度お世話になります。(大輪さんにて)
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いわしづくしの料理をにぎやかで和気あいあいの雰囲気の中でいただきます。
私のオーダーした料理は、いわし漬け丼セットです。
ご飯とは別にいわしの醤油漬けがあって好みでご飯にかけていただきました。もう少しボリュームがあれば満点なのですが・・・。

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食後は九十九里平野の迷路のような道を進みます。
この辺りはランドマークとなるような目立つ建物や山がないのでどこを走っているのかさっぱり見当がつきません。
そんな迷路でもMTKさんは迷わず進みます。さすがですね。

そうしてたどり着いたところが「あられちゃん家」(三真千葉工場)でした。
お煎餅工場に直売所のある千葉では知る人ぞ知る有名なスポットです。
たくさんの種類のあられ類がすべて試食できます。加えて1個50円のソフトクリームも大人気。

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 いまどきソフトクリーム50円はないでしょ?
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お天気はイマイチでしたが、いわし料理とお煎餅・ソフトクリームとなかなか盛りだくさんのミステリーツアーでした。
幹線道路を走るだけでは得られない発見もあった楽しい一日でした。

DATA
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DATE : 2015.10.10
距離 : 123.58 km
累積標高 : 394 m
移動時間 : 5:36:10
経過時間 : 9:16:27
平均スピード : 13.3 km/h
平均移動速度 : 22.1 km/h

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2015.10.08

久留里周辺をちょこっとサイクリング

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今日は台風23号の影響で風が強かったですね。
でも、空はあくまでも青く、絶好の登山日和でした。

で、山に行こうとしたのですが、夕方は私が食事を作る当番だったのであきらめて自転車にしました。
自転車に乗るのは7月12日以来ですから実に3ヶ月ぶりです。
ホコリをかぶったままの愛車を出してきていざ出発。

コースは、おゆみ野起点でうぐいすライン、鶴舞、月崎、久留里の往復です。
今日のお目当ては久留里にある築130年という古民家カフェ。
会社の社内報に紹介されていたのが訪れる動機です。
さて、どんなところかな?

今日は快晴で汗ばむくらいの陽気でしたが風が強かった。
向かい風になったり追い風になったり、風向きがその時々に変化して結構疲れました。

 おなじみの鶴舞オープンガーデン
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まずは鶴舞のオープンガーデンを訪れました。
本当に久しぶりでしたがいつもどおり静寂で開放的な雰囲気は変わりません。

このあと高滝湖を経て月崎をめざしました。
月崎駅に到着したら、ちょうど電車が出発するところでした。
平日はカメラマンもいなくて静かなローカル駅のたたずまいがうれしいですね。

 月崎駅ではちょうど電車が入ってきたところでした
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ここから県道32号線を使って久留里をめざしました。
よく走る道なのでさすがにナビのお世話にならずに走れます。
紅葉はまだまだ先ですが、10月の澄んだ空気の下を走るのは爽快です。
山もぐっと近づいてきました。

 山が近づいてきました。(県道32号線にて)
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大福山への分岐を過ぎてゆるい上りをこなせば、あとは下り基調のなだらかな道が続きます。
久留里の街に入ったらボトルの水を補給するために各所にある湧水に立ち寄りました。
美味しい水のおかげで地酒や手打ち蕎麦が自慢の街でもあります。

 千葉県で唯一「平成の名水百選」に選ばれたとか
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 こんな形のタンクが市街の各所にありました
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久留里でK32からK93にチェンジして少し走ればカフェ郷里(ふるさと)への分岐に出会います。
この分岐を左折して美しい田園地帯を少し走れば「郷里」さんに到着。
重厚な古民家で開くカフェと離れには陶芸のギャラリーになっている蔵がありました。

 築130年の重厚な古民家です
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平日なのと時間が早い(11時過ぎ)のでお客さんは私一人。
入口右手には手作りの竹製サイクルラックがあってサイクリストに優しいお店なのがわかります。
外には広々としたテラスもあってここでも食事ができるみたい。

 手製のサイクルラックがうれしいですね
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 外のテラスもイイ感じ
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さて、中に入ると期待どおりひんやりとした落ち着いた空間が広がります。
木製のテーブルと椅子、床も木です。
ここなら1時間はゆっくりしたいなあ。

 レトロな雰囲気がたまりません
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で、オーダーしたのはランチプレート。
お値段は少し高め(税別1400円)ですが、カラッと揚がったブリのソテーを中心として新鮮野菜と自家製パンで構成されたプレートは屋内の雰囲気も相まってとても満足できました。

 今度はカレーセットを食べてみたい
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食後に出されたコーヒーも妥協しないで丁寧に淹れてくれたのがわかり、これならコーヒー&ケーキもアリだなと感じました。

 使われている容器がどれも土のぬくもりがあってgood
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マスターに伺ったら、12時までに入ってくれるのなら予約OKとのこと。
サイクルイベントで訪れてもいいですね。

まったりした後は、久留里の田園地帯を走りました。
蛇行して流れる小櫃川と久留里線をそれぞれからみながら走る道は景色もよくてなかなかgoodです。

 小櫃川の美しい流れを渡ります
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 久留里線もいい感じで走る場所でした
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再び久留里街道に合流し、しばらく走ると久留里城入口の看板が。
あそこの坂は急なので今日はパスするつもりでしたが、天守閣を見上げたら急に上りたくなってきました。
よせばいいのに、またまたチャレンジ。

 この看板を素通りすることはできなかった
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 あの山の上がゴールです。
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相変わらずの急坂にゼーゼーハーハー。最大勾配18パーセント位でしょうか。
ここを真っ直ぐ上れる人は真のヒルクライマーです。
私? むろん得意のS字走行で上りました。でも足は着きませんでしたよ。

 ここまで上ってこられればOK!
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 久留里城天守閣です。春の桜が良いですよ。
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平日でも訪れる人は結構いてちょっとびっくり。
二の丸からの展望も素晴らしいので、まだ上ったことのない人はぜひ!

 城下の展望は広大です。
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久留里城跡からは来た道をたどりましたが、月崎駅の先から飯給駅までは明治時代に掘られた素掘りトンネル沿いに走りました。
「観音掘り」と呼ばれる独特の工法で造られたトンネルは将棋の駒のような形をしていてユニークですよね。
それにしても100年以上も前のものがしっかり残されていることに感動しました。

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昔は上総の国と呼ばれた中房総地域はサイクリングには格好のエリアです。
久留里周辺でも見どころは多いし、まだまだ訪れていない名所はたくさんあります。
ここを訪れるには自転車が最適です。
これから秋の深まりとともに、ますます魅力を増してくるエリアなので、山歩きの合間にちょくちょく訪れてみたいです。

DATA
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DATE : 2015.10.8
距離 : 96.96 km
累積標高 : 1,216 m
移動時間 : 4:39:35
経過時間 : 6:17:18
平均スピード : 15.4 km/h
平均移動速度 : 20.8 km/h

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2015.10.04

奥秩父の名峰・金峰山に登ってきました

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土曜日は良いお天気でしたねー。
こんな良いお天気にどこもにも行かないのは体に毒なので、日帰りで秋山を楽しんできました。

場所は奥秩父の金峰山です。
近年、路線バスが大弛峠まで上がってくれるようになったおかげで、自転車を使わなくても誰でも標高2365mの峠に立つことができるようになりました。(笑)

 車が通れる峠としては日本最高所の大弛峠です。
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大弛峠を起点に西に瑞牆山荘まで歩くのが今回のコースです。
例によって、くわしい報告はヤマレコに譲り、このブログでは気ままな雑談を書き留めます。

歩いたコースのくわしい内容をヤマレコで表示する

金峰山は、私が初めて登った高峰です。今から47年も前のことですが。
私の中での「高峰」の定義は、一応標高2500m以上の山です。
本州ではこの標高より上がだいたい森林限界となっていて、いわゆるアルペン的な風景が見られます。
国内で2500m以上の山を持つ山塊としては、富士山や白山などの単独峰を除けば北、中央、南の日本アルプスと八ヶ岳、奥日光、奥秩父くらいしかありません。
だから金峰山はエライのです。私の中では。(笑)

 紅葉も南アルプスもイイ感じでした。
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それにしても良いお天気に恵まれました。
大弛峠に着いた時、ちょっと遠回りになりますが「夢の庭園」に向かいました。
ここは昨年、国師岳に登ったときに立ち寄りましたが、今日歩くコースの前半部が見渡せるのであらかじめ自分の目で確認したかったからです。

 これから歩くコースの前半部が一望できました。(夢の庭園にて)
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夢の庭園からは甲府盆地をはさんで南アルプス連峰がずらっと眺められました。
そして、これから歩く朝日岳や金峰山がなだらかな山容を見せてくれています。濃緑の針葉樹の間に黄色や赤の色づきが見られ美しいコントラストを見せてくれています。

再び大弛峠に戻り、いよいよ金峰山をめざして歩き始めます。
登山者の数は深田百名山に数えられるだけあってさすがに多いですね。
そういえば峠の駐車場もいっぱいで、峠から500m位手前まで路駐の車で埋まっていました。

 典型的な奥秩父らしさを見せる樹林帯
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薄暗い針葉樹林帯を抜けると岩がゴロゴロ重なり合った見晴らしの良い地点に出ます。
朝日岳の手前にあたりますが、まずは左右均整のとれた美しい富士山にご対面。
南アルプスももちろん雲海の上に広がっています。
今日、登山を楽しんでいる人たちはみな同じような景観を楽しんでいるんだろうな。

 左右均整のとれている美しい富士山ですよね
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朝日岳を通過した後、金峰山が目の前に広がる展望ポイントで40歳代位の男性から話しかけられました。
金峰山を指して曰く「あのー、あの山は何という名前の山ですか?」
ワタシ「え、あの山知らないの?」その後しばし絶句。
「金峰山だけど。まさか冗談でしょ?」
彼「あ、あれが私が登る金峰山ですか?けっこう距離ありますね。」

 あの山は何という名前ですか???
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彼もよくここまで来たものです。
大弛峠まで舗装されちゃったせいかなあ。
最近、こういう人が増えた気がします。
ま、いいけど。

鉄山を北側から巻き、なだらかな斜面をひと登りで頂上に続く一角に到着しました。
ここからは森林限界を超えるので岩とハイマツの世界になります。
展望も広がり、富士山や南アルプスに加えて、奥秩父主脈や八ヶ岳、北アルプス、浅間山なども視界に入ってきて山好きにはたまりませんね。

 八ヶ岳さん、こんにちは! (手前は瑞牆山)
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やがて2599mの頂上にたどり着きました。
これで3回目か4回目の山頂ですが、大弛峠からは初めてです。
名物の五丈岩を眺めながら、その横を通って千代の吹上から大日岩方面に下りました。

 五丈岩周辺には多くの人が集まります
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金峰山は東側と西側では与える印象がまるで違います。
樹林におおわれて女性的な雰囲気の東側に比べて、西側はするどい岩稜が連なりとても男性的な印象です。
こういった好対照な山の魅力を味わえるのも大弛峠まで路線バスが通じたおかげですね。

 これから下っていく千代の吹上方面
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 金峰山頂(左)と五丈岩(てっぺんに人がいます)
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千代の吹上は風化花崗岩でできた岩稜帯です。
最初に目にした高校生の時からすごい迫力に圧倒されましたが、今でもカッコイイなあと思います。
クラックやスラブで構成される岩壁は高度差が100m~200mと小さいのでクライミングの対象にはなりにくいのかも知れませんが、クライマーに一度は登ってみたいと感じさせる岩場だと思います。

 千代の吹上の核心部(遠くに山頂が見えます)
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 明るくて最高のロケーション
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もっとも、ご近所には廻り目平や瑞牆山といった日本のヨセミテとも称される岩場があるので、昔から注目はされないのでしょうね。

この岩岩した場所で撮ってもらったのが冒頭の一枚です。
すっきりとしていてお弁当を広げるにはとても良いテラスでした。

さて、千代の吹上を無事に通過してふたたび樹林帯に入りしばらく下れば大日岩の基部に到着します。
こちらも千代の吹上に勝るとも劣らない立派な岩場です。
もう30年くらい前になりますが、私の山仲間が大日岩を登っています。彼に聞いたら微妙なバランスが要求される楽しいスラブだったとか。

 明るい雰囲気の大日岩(左後方は八ヶ岳)
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ちょうど登山道が岩の基部に回り込んでいるので久しぶりに観察してみましたが、最近はクライミングで訪れる人はいない感じでした。(残置のボルト類が見つからなかった。)
なんだかもったいないけど、アプローチに要する時間を考えると廻り目平に軍配が上がるということなんですね。

 とても感じのよい岩場だと思うのですが・・
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 クライミングしている人は皆無でした
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そんなこんなで変化に富んだ登山道を下っていき、無事に富士見平小屋に到着。
昔ながらの山小屋らしいたたずまいは健在でしたが、「山小屋で唯一の地ビール」という看板にはびっくり。
時代も変わったな。

 半日だけど十分に楽しませてもらいました
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今日はほとんど休まないで歩きつづけましたが、バス停があるゴールの瑞牆山荘に到着した時刻は13時50分。
予定していた14時25分発のバスまではさほど余裕はありませんでした。
見込みではもっと余裕を持って下りられる筈だったのですが・・・。

やっぱり歳をとって体力が落ちたのかどうか、歩くペースが遅くなってきました。
仕方がないとはいえ、やはり寂しいものです。

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