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2015.04.11

桃と桜とワインと甲州高尾山

Kousyu20

昔の山仲間たちと歩くシリーズの第5回目は、中央線沿線の甲州高尾山。
中央自動車道で笹子トンネルを過ぎ、甲府盆地に入る途中、進行方向右手にある標高1,100mほどの地味な山です。

山としては控えめで地味目の山ですが、展望はなかなか広大で甲府盆地をはさんだ背後には南アルプスが屏風のように立ち並ぶ姿は圧巻です。
今回は、展望と桃の花見、それにあわよくば桜の花見とワインの試飲もセットにした欲張りプランで臨みました。

その結果は・・・
桜とワインは大満足。桃の花はバッチリでしたが、ワインの飲み過ぎで一番の見どころである釈迦堂エリアには時間切れで到達できず。
展望の方は、曇りがちのお天気で目当ての南アルプスはチラっとしか拝めませんでした。(涙)

甲州高尾山は二度目のNobですが、最初は昭和50年代だったのでほとんど記憶にありません。
麓にある大善寺と下山口にある大滝不動尊が印象に残っている程度です。

今回は還暦過ぎのメンバーで繰り出すので歩行時間は通常の1.5倍程度で見積もりました。

歩いたコースのくわしい内容を表示する

平日(木曜日)だったので首都高も中央道も目立った渋滞は皆無で、あっという間に勝沼ICに到着。
そのまま駐車場所である勝沼ぶどう郷駅前の市営駐車場に向かいました。
駐車場は平日のためもちろんガラガラ。しかも無料というのがうれしいですね。

 平日のためガラガラの勝沼ぶどう郷駅前です。
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この駅はホームで花見ができる駅として有名ですが、甚六桜と呼ばれている桜並木の方は期待どおり満開に咲き誇り本当にきれいでした。

 甚六桜は満開モードで迎えてくれました
Kousyu02

駅からはブドウ畑の中につけられた道をたどりながらのんびりと歩くことができます。
甲府盆地の東の山裾を歩くため、西側の展望が開けています。桃の花畑が薄いピンク色に染まり盆地のあちこちに広がっているのが眺められます。思わず立ち止まりカメラを向けたくなる風景です。

 歩く道すがら甲府盆地はピンクの桃の花に染まっています
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 こんな感じの農道をのんびり歩きます
Kousyu04

やがて、大善寺に到着。
このお寺も桜に囲まれていて最高の雰囲気です。
時間があれば拝観料を払ってゆっくり境内を歩きたいところですが、ワインの試飲もあるので先を急ぎます。(笑)

 大善寺の山門が近づいてきました
Imgp20501s

 境内も桜の花で染まっていました
Kousyu06

いったん国道に出てすぐに山道に入りました。
歩き始めてすぐのところにある神社の周りも桜で埋めつくされていてゴキゲンのコースです。
この先、有害獣よけの柵を通過してから最初のやや急な登りが始まりました。
赤松林が印象的な山道で、展望はないけど好ましいトレイルが続きます。

 ここから本格的な登りがはじまります。
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 やや急な登りが続きますが明るい雰囲気が救いです。
Kousyu08

振り返ると、樹林の間から南アルプスの白峰三山が雲間に顔をのぞかせてくれました。
樹木が邪魔して満足に見られないけど、意外な高みにそびえる高峰の姿を一瞬でも見られて幸せでした。
(このあと、雲の勢力に押されて再び眺めることは叶いませんでした。)

 樹間越しに眺める南アルプス・間ノ岳
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ひと登りで送電線鉄塔のある小ピークに到着。
ここまで休みなしで登ってきたので、鉄塔の基礎石に座って休憩。みんなそれなりに歳を重ねてきたので、往年の馬力が消え失せています。
まあ、それでもなんとかなるのがハイキングの魅力ですね。

 雑木が切り払われた場所から見下ろす甲府盆地
Kousyu10

重い腰をあげて再び登りに挑戦します。
頂上が間近に見え始めると、第二の急坂がはじまりました。
けっこう長い登りがこたえます。

汗ばむほどの登りをおえるとひょっこり林道に飛び出しました。
しかもこの林道、舗装してあります。なんだ、麓から自転車で上がれるじゃん。(笑)

 登りついた剣ヶ峰には前日の雪が残っていました
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林道を横切り、さらにひと登りすると剣ヶ峰(宮宕山1,092m)に立つことができました。
あまり展望は良くないので、そのまま通過して高尾山本峰(深沢山1,106m)を目指しました。

たどり着いた頂上にはあいにくハイカーの集団が食事中で狭い山頂が完全に占拠されています。
まさか、平日にハイキンググループの山行があるとは思わなかったなあ。

 高尾山頂の先にある山火事跡のピークに向かいました
Imgp2086s

仕方がないので、さらにその先にある山火事跡のピークまで歩を進めます。
前日の雪で鹿の子模様のピークに立って大正解。
展望抜群で、しかも風もなく穏やかな山頂で昼食とコーヒーブレイクを楽しむことができました。
東方の笹子峠を囲む山々は雲海に纏わりつかれ変化の激しい様子が見受けられ、これまた見ていて飽きません。
ここでゆったりとした時間を過ごし、下山にかかります。

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 笹子峠方面の山稜は雲の流れが激しいです
Kousyu14

下山は深沢集落に直接下るコースを選びました。
事前にヤマレコでこのコースを下った記録があったのと、地形図にも明瞭な破線(登山道)表示がされていたのでてっきりしっかりした道があるのかと独り合点していたところ、そもそも下山口がわかりません。

地図と現在地を照らし合わせて、たぶんここだろうと推測した地点には倒木で進入防止の措置がとられていました。
なんとなく道形もありそうなので、そのまま下ります。

 久しぶりのヤブ山歩きが楽しめました
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急な下りでしかも踏み跡同然の不安定なルートでしたが、尾根を外さないようにしながら下っていくと、地形図にも表示されていた神社に飛び出しました。やれやれです。
飯縄神社からはいくぶんマシな踏み跡をたどり、無事に深沢集落に下り立つことができました。

 早くも咲き始めたヤシオツツジ
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満開の桜や早くも咲き出したヤシオツツジ、ヤマブキなどの花を愛でながらのんびり歩きます。
里の春は原色の世界が広がり本当に気持ちが良いです。

 大日影トンネル遊歩道の入口(というか出口?)
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やがて、大日影沢トンネル遊歩道に到着。
旧中央本線のトンネルですが、今は新しいトンネルに使命を託しワインカーヴや遊歩道として利用されています。
このトンネルを使うとスタート地点の駅前駐車場まで30分足らずで着けるので、当然利用させてもらいました。

 トンネル内部はレンガ積みのレトロな空間です。
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レトロな雰囲気のトンネル内は、最初のうちは楽しかったけど、だんだん飽きてきます。
いい加減歩き疲れた頃、ようやく出口(入口)に出ました。
出たところもまた桜が咲き誇り、最高の雰囲気です。

 トンネルを出ると再び桜並木が出迎えてくれました
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そして、最後の目的地であるぶどうの丘公園に移動し、さっそくワインの試飲にトライしました。
入口で1,100円を支払い、利き酒用の容器(タートヴァン)を受け取り地下のワインカーヴに入ります。
180種類の地元ワインの飲み放題ですが、全部は飲めるわけがないよね。

 ワイン好きにはたまらないですねー。
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 タートヴァンと呼ばれる容器で試飲します。
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ハイキングの疲れが心地よい酔いを誘い、それでも20種類以上は飲んだかな?
飲んでみて改めてわかりましたが、ワインごとに味つけや香りはぜんぜん違うんですねー。
運転を一手に引き受けてくれたAk_jun君には悪いけど、ベロベロになって車上の人におさまりました。

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【感想】
駅からのアプローチも容易な甲州高尾山ですが、静かな山歩きが楽しめる山です。
山麓の風景も良いし山頂からの展望もいいので、次回は林道を使って自転車利用のハイクリングの候補にしたい山でした。

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