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2015.03.26

富山と伊予ヶ岳ハイクリング

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昨日の水曜日、好天に誘われて南房総の名山である富山(とみさん)と伊予ヶ岳に登ってきました。
両峰は数キロしか離れていないので、登山口への移動には自転車がぴったりです。
そこで、先月の御殿山に続いて今年二度目のハイクリング(ハイキング&サイクリング)を楽しんできました。

 ハイクリングのスタートは岩井駅から
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コースは、内房線岩井駅まで輪行し、駅から自転車で富山登山口まで向かい、富山ハイキングの後、今度は伊予ヶ岳登山口まで自転車で移動、ハイキング終了後は県道88号と184号を使って安房勝山、保田方面に移動するプランです。

歩いたコースのくわしい内容を表示する

3月25日は、晴天だったものの冬に逆戻りの北西方向からの寒い風が吹き出していてウェアの選択に悩みました。
秋冬ジャージを基本に、ハイキング中の防寒対策に登山用のライトジャケットをザックに忍ばせて出発です。

駅前での組み立ては風があって寒いので駅舎の中でやらせてもらいました。
電車待ちの話し好きのおばあちゃんに捕まってしまい、しばし茶飲み話に花が咲きます。
こういうまったりとした時間もローカル駅での輪行の魅力かも。

 走り始めてほどなくで富山が近づいてきます
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さて、富山登山口へは県道258号をまっすぐ1.3kmほど走れば良いので簡単です。
この山だけなら自転車もいらないぐらいですね。
富山中学校へのT字路に市営の無料駐車場があり、自転車はそこにデポしました。

今日のコースは、伏姫籠穴を経由して富山北峰に至り、下山は南峰を経て福満寺に下りるルートで、富山ハイキングの標準的なコースです。
詳しい山の写真と報告は上に紹介したヤマレコの記録に譲るとして、このブログではつれづれなるままに記します。

 山中にはスミレの花がたくさん咲いていました
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私にとって富山を訪れるのはこれで2度目です。
一度目は記憶にないくらい昔のことで、ほとんど思い出せません。
若い頃は、とんがった山に出かけていたので、房総の低山を歩くなんてことは眼中にありませんでした。
たぶん、山の会の忘年会とかレクレーションの一環でついでに歩いたんだろうなあ。

 登山道はとてもよく整備されています
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 美味しい湧き水で喉を潤しました
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というわけで、ほとんど初見参みたいなものだったので、山で受ける印象も新鮮でした。
富山は、特徴のある北峰と南峰の二つの頂がある優美な双耳峰で、遠くからもそれとわかる山容を誇っています。
私も南房総周辺の山あいをサイクリングで走ると、富山はすぐに指摘できるほど愛着のある山です。
だから今回、目的をもって訪ねることができ良かったです。
北峰の山頂からは、三浦半島の先に真っ白い富士山の姿を望むことができ大満足でした。

 三角点は北峰頂上にあります
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 富山北峰展望台からの富士山(画面手前は大黒山)
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 内房の海岸線も眼下に見下ろすことができます
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下山は、観音堂のある南峰を経由して福満寺に下りました。
富山は下から眺める優しい山容とは裏腹に登山道の段差が結構急で、中高年には意外と手強い山です。
道は整備されているので安心なんですが・・。

 下山は南峰(画面中央)を経由して福満寺に下りました
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ずんずん下っていき、立派な仁王門のある福満寺に到着。ここからは県道の車道歩きで自転車デポ地に戻ります。
車道歩きと言っても車はあまり走らないのでのんびり歩けるのがうれしいです。
道すがら自転車のチームが高速で通り過ぎていきました。

さて、デポ地に戻り、続いて伊予ヶ岳登山口まで移動します。
なだらかに上っていく道のりですが、急な坂はないので沿道に咲いている菜の花や桃、桜などの花々を眺めながらの楽しいサイクリングです。

 南房総には春らしい風景がいっぱいです
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やがて、平群(へぐり)天神社に到着。ここが伊予ヶ岳の登山口になります。
伊予ヶ岳は、千葉県でただ一つ「岳」の名の付く山として有名です。

頂上付近の急な岩場が有名で、麓からもそれとわかるほど急峻な山頂で、登りたいという意欲を促してくれます。
しかも、1時間足らずで山頂に着いちゃうんですからお買い得な山ですよね。(笑)

 伊予ヶ岳が近づいてきました(県道88号線)
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 登山口の平群天神社の頭上には伊予ヶ岳の山頂が見えます
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天神社の社の前に自転車を地球ロックしてさっそく歩き始めました。
道は富山同様によく整備されていて、地元の人たちの日頃の努力に頭が下がります。
振り返ると、御殿山が背後にそびえていました。
富山、伊予ヶ岳と御殿山の三山を地元では「富山(とみやま)三山」と称しているとのこと。
旧富山町の人たちにとって、ふるさとの山なんですね。

 先月訪れた御殿山(画面中央)です
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そうこうしているうちに、頂上直下の岩場に到着しました。
岩場は結構長くて、太いロープや鎖が何ヶ所にもわたり固定されています。
晴れていれば安全に登下降できますが、岩場が濡れていると滑りやすく危険だと感じました。
岩場に慣れない初心者が訪れる山なので、事故が起きなければいいな。

 頂上直下の岩場は結構きびしいですよ
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さて、登り着いた山頂(南峰)からは大きな展望が得られます。
特に眼前の富山の双耳峰が本当にきれいです。
また、周りの山間集落のたたずまいが箱庭のように俯瞰されて、眺めていて飽きません。
この山に登って良かったなあ。

 箱庭のようなメルヘンチックな眺め
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お隣の北峰にも立ち寄りましたが、ここからは先ほどの南峰が急峻な岩峰であることがよくわかります。
さすがは千葉県唯一の「岳」がついているだけありますね。

 北峰から眺める急峻な南峰
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周囲の大展望を十分に堪能したら往路を引き返します。
岩場の下りはロープをしっかり握って慎重に行動しました。

天神社に無事に戻ったら、再び自転車に跨がりサイクリングの再開です。
帰りは、県道88号、184号をたどり安房勝山に出ました。
誤算だったのは、昼食場所。
最初は住吉飯店で、ということで店に寄ったら水曜定休。
しょうがないなあ、ということでなぶらに向かったところ、火曜・水曜定休。
サスケ食堂は火水木が休みだし・・・

 勝山漁港で一休み
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 干物と刺身の定食でがまんしました
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結局、道の駅きょなんの隣にある海鮮食事処で空腹を満たしました。
食後はもっと走ってもよかったのですが、向かい風だし翌日も仕事なので予定どおり保田駅をゴール地点にして輪行で帰宅しました。

 ゴールは無理せず保田駅としました
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【感想】
今年に入り、房総の山々を初めて意識的に歩いてみました。
津森山、人骨山、大日山、御殿山、鋸山、そして富山と伊予ヶ岳。
いずれの山も期待を裏切らない素敵な山々でした。
これら房総の低山には自転車での移動がよく似合います。
ほとんどの場合、登山口まで舗装されているのでロードバイクでも走っていけるし、移動距離も数キロから10数キロなので山歩きにも負担がかかりません。
何よりもエコなのがうれしいですね。

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