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2014.09.24

鶴舞から野見金山を経て秋元牧場へ

ここしばらく中房総を走っていなかったので、鶴舞から野見金山を経て秋元牧場にいたるコンパクトな周遊コースを走ってきました。
このコースは、私の「My favorite course」でもあります。

走ったコースとプロフィールマップを表示する

今は夏から秋への端境期なので、視覚的にはあまり面白くありませんが刈り取り後の田んぼを眺めながらのんびり走りました。

いつものように潤井戸からうぐいすラインに合流して少し走ると、道路右側に異様なオブジェというか、これは明らかに恐竜ですね。
こんなところに恐竜なんかいたっけ? はて、記憶にないなあ。
というわけで思わず写真を1枚パチリ。

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今日は好天の祝日なので結構サイクリングしてる人も多いですね。何人かと並走し何人かとすれ違いました。
原田のコンビニに立ち寄り水分補給の後は鶴舞のツリーハウスに向かいました。
相変わらず誰もいない静かな環境が迎えてくれました。

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ベンチに腰を下ろしてゆったりと眼下に広がる里山の景観を楽しみます。
ほんの少しですが里山の樹々の葉も色づきはじめ、ゆーっくり秋への装いの変化が始まっていました。
なんだか本当に気分がいいのでいつもよりも長く休んでしまいました。

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鶴舞からいったん大多喜街道に出ますが、今日は少し寄り道をして高滝湖をちょこっと経由してから県道171号線と見知らぬ林道を経由して再び大多喜街道に戻ることにしました。
それだけアップダウンが増えますが初秋の雰囲気を楽しむためです。

ところが道を間違えて予定よりも早く大多喜街道に出てしまいました。なんか無駄だったなあ。
今日はガーミンの機嫌も悪くて地図を表示してくれません。
ずいぶん使ったし、機種としても古くなったので買い換える手もあるのですが、先立つものが・・・(泣)

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さて、大多喜街道を米原で左折し、山内ダム方面をめざします。
トンネルを潜ったあたりから先は中房総らしい里山が広がる中を快適に走ることができます。
ぜったいオススメの道ですよ。

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時間が合えばアリランラーメンを食べても良かったのですが、あいにくまだ11時前で開いてません。
仕方ないのでそのまま野見金山に上り返します。
ここには何度も上っているので気分的に楽に上れました。

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そのまま展望台になっている山頂広場まで自転車を運びました。
ここからスカイツリーが見えるはずなのですが、まだ一度も見ていません。余程条件が良くないと無理ですね。

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野見金山から笠森に下る途中、旧保養センターの脇の並木が色づき始めていました。
おお、やっぱり秋なんだなあ・・

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お腹も空いてきたので、今日のお昼は長生庵のお蕎麦に決定。
そのためには秋元牧場のつらい上りを超えなくては・・
今日はTTはやらずに、上りきった右手にあるお蕎麦屋さんに直行しました。
最近、認知度がかなり上がったせいか、休日はいつも盛況で順番の列ができています。

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行列ができるほど飛び切り美味いとは思わないけど、もちろん不味くはないし何よりも周囲の牧歌的な空間がとても良いですね。
のんびりゆったりとした気分でお蕎麦が食べられるのでうれしいです。

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食後は、展望台に立ち寄ったあと、秋元牧場でお馬さんと戯れました。
ここのお馬さんは本当に人なつっこくて心が癒されます。

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牧草が広がる草原もいいし、家族連れがタープとキャンピングチェアセットを持ち込んで楽しんでいましたが、入場料を払って動物園に行くくらいなら、ここで半日馬や牛と遊んだほうが楽しいかも。

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「My favorite course」の最後は、カフェ・マキネッタで直火式のエスプレッソをいただくこと。
ふだんエスプレッソなんて飲まないのですが、なぜかここではエスプレッソです。
税込み200円というお値段もうれしいですが、もちろんそれだけじゃないですよ。(笑)

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帰りがけ、孫の様子を見ながら娘の家でくつろぎ、スタート地点である平山のスリーエフに戻ってみると、ちょうど九十九里方面にサイクリングに出かけていたCBCCメンバーたちと合流できました。
帰路、自宅まではメンバーたちと一緒に走り、美味しいお魚の土産話を聞かせてもらいました。

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2014.09.17

万座・鹿沢口から草津白根、渋峠へ

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沼田から日本ロマンチック街道を経て無事に万座・鹿沢口に到着した翌日は、CBCCの仲間たちと4人で渋峠越えにチャレンジしました。

宿で合流した3人はいずれも健脚の持ち主です。
ポッキーさんとinさんは千葉から240kmを自走してやってきました。
単独で合流したちゃり部さんは渋川で出張仕事を終えての参加です。前夜は吾妻線の最終電車で23時近い時刻に駆けつけてくれました。

それもこれも、8月末のサイクリング中に急逝されたKeithさんの追悼のためです。
千葉から渋峠を越えて長野までのロングライドイベントは生前のKeithさんが企画してくれたもの。
渋峠越えはKeithさんの強い思い入れがあり、計画実行を前にして無念にも亡くなられた彼の思いを共有したい一心で集まった次第です。

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朝の天気は快晴。絶好のサイクリング日和に恵まれました。でも標高が2,000mを越えたら寒いだろーなー。
まずは県道59号線を草津めざして走ります。

その時、左手の山の斜面でガサゴソと獣の気配が・・
振り返るとなんと!カモシカではありませんか!
こんな場所でカモシカ君に会えるとはねぇ。ポッキーさんが走り過ぎた道のりをわざわざ引き返して見事にカメラに納めてくれました。

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上がるほどに周囲の展望が広がってきます。
右手後方には浅間山が外輪の黒斑山を従えて雄大な山容を存分に見せてくれます。気持ちいいなあ。

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みんな思い思いに写真を撮りながらのんびり上ります。
このあたりは高原キャベツで有名な嬬恋村なんですね。
右手いっぱいに広大なキャベツ畑が広がり、はるか彼方には裏妙義の山々が朝の逆光にシルエットとなって輝いていました。
なんだか自転車でさっさと通り過ぎるのがもったいないですね。

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やがて、国道292号線(ロマンチック街道の一部です。)に合流し、すぐのコンビニで休憩しました。
休んだ後は草津白根山への本格的な上りが始まります。
特にコンビニを出てからの数キロは最大で10パーセント以上の坂もあり一番きつい上りでした。

草津の温泉街を左折して、いよいよ白根山、渋峠方面のヒルクライム区間に入ります。
坂道がきついのは仕方ありませんが、上るほどに高山の雰囲気が色濃くなってくるので私はヒルクライムが好きです。

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草津白根山は活火山で、現在も夜間通行止めなど交通規制がしかれています。
標高が増してくると火山特有の硫黄臭と白茶けた岩肌が迫ってきます。

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スキー場のロープウェイに並行して上っていきますが、明るい感じの山懐に抱かれたロードサイクリングは最高に気分がいいです。

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道ばたには秋の花リンドウがたくさん出迎えてくれました。
紫色の可憐な花がいいですねえ。

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だいぶ高度を上げてきたことが振り返るとよくわかります。
上州一円の山々が視界に広がってくると、思わず立ち止まり山座同定をしたくなるのは山屋の性なのか。

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火山活動のため立ち止まり禁止の白根山を通過し、さらに進むと草紅葉が始まったばかりの美しい湿原に出会いました。
今日のようなサイクリングも楽しいけど、ハイキングで訪れても十分に満足できるエリアだと思います。

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標高も上がり、やがて2,000mを超えるようになると、空と雲が本当に近づいてきました。
青い空と白い雲のコントラストが本当に美しく、Keithさんが天国から出迎えてくれたように感じたのは私だけではないと思います。
彼は間違いなく雲と風になって私たちを見守ってくれているように感じました。

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そして、本日の最高点である渋峠(標高2,172m)に到着。
Keithさんに黙祷を捧げてから国道最高地点の石碑で全員の記念写真をパチリ。
峠は初めて訪れましたが、2,000mを超える山々に囲まれた美しい場所でした。

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このあと、峠のすぐ先にあるレストランで休憩しました。
ここから先はほぼ下り一方の道が続きます。
今日の気温は10℃。思ったよりも高めですが、ロードバイクでの下りとなると完全装備で降りないと風邪ひきますよ。

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下り道はあっという間に獲得標高の蓄えを減らしてくれます。
無我夢中で下っていき、気がつけばあっという間に1,000m位を下ることができます。

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下りるにしたがって里の景色が近づいてきます。空気の透明感がなんともいえないですね。
北信濃の里の秋は美しいなあと心底思いました。

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小布施の町では栗のソフトに舌鼓を打ち、ぶどう畑が広がる須坂を過ぎ、千曲川の流れに出会えば長野市街はすぐそこ。
せっかくなので善光寺に立ち寄りお参りをしたあと駅に向かいました。

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【感想】
渋峠で見て感じた雲と風に、Keithさんの面影をたしかに感じることのできたサイクリングでした。
ぜひまた訪れてみたい地です。

走行距離:97.9km
平均速度:10.72km/h
最高速度:55.67km/h

実走ログではありませんが、走ったコースの参考図です。
興味のある方はご覧ください。

   新型車両に乗ることができました。ラッキー!
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2014.09.15

日本ロマンチック街道(沼田~万座・鹿沢口編)

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お待たせしました!
日本ロマンチック街道(日光~沼田編)からほぼ2年が経ちましたが、久しぶりにロマンチック街道の一部を走ってきたのでレポートします。

2年前の記事にも書きましたが、日本ロマンチック街道は、長野県上田市より片品村を経由して栃木県日光市までの全長320kmの区間を呼んでいます。

前回は日光から沼田までの約90km。今回は沼田をスタートして万座・鹿沢口までの約60kmを走ってきました。
距離は短いですが、沼田からは権現峠の上り区間(5.8km、平均斜度6.8%)もあるので結構タフな道のりでした。

スタート地点である上越線・沼田駅には10:11に到着。
駅前でさっそく自転車を組み立てて、予定どおり10:30にスタートしました。

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まずは利根川べりまで自転車で走り下ります。
板東太郎の名を持ち、日本最大の流域面積を擁する利根川も沼田付近ではごく普通の中小河川といった雰囲気です。

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川を渡ったところにある下川田町交差点が、国道145号線の起点で、ここからいきなり権現峠のヒルクライムが始まります。

走り始めて間もないので、いきなりのヒルクライムは結構堪えます。
救いは上りの勾配が比較的安定していること。激坂はないかわりに6~9パーセント程度の坂道がずっと連続して続きます。
6km弱の上り坂ですが、一本調子で続く坂道は(日光~沼田編)で上る第二いろは坂よりもきつい感じがしました。

「高山村」の標識が現れると最高地点の権現峠まではほんのわずかの距離で着きます。
このあたりは森の中で、車の通行がなければ感じの良い場所でした。

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峠にはバス停の標識以外は何もない平凡な場所ですが、本日一番の上りを越えることができたのでヤレヤレでした。

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峠を過ぎれば、緩やかな下り基調の斜面が続きます。
高山村から中之条町にかけての道は道路沿いに花も植えられていて、よく整備されていました。
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何よりも沿道の風景が美しいですよ。
刈り取り前の稲穂が黄金色に輝いていて、遠くの山々も秋の装いにゆっくりと衣替えを始めようとしていました。
走っては立ち止まりしながら何度も沿道の風景を楽しみながらのライドです。

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中之条町に入ると、いよいよ吾妻川沿いに走ることになります。
この辺りは個人的にはあまり訪れたことはありませんが、周辺の地名は愛読している真田太平記(池波正太郎)には何度も登場するのでおなじみです。

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走っていて天守閣を思わせるユニークな建物が目に付いたのでパチリ!
町営の立ち寄り温泉みたいです。
その名も「岩櫃城温泉」。真田太平記にもよく登場した岩櫃(いわびつ)城をコンセプトに据えたのでしょうが、何とも大げさな雰囲気ではあります。

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しばらく走っていると美味しそうな饅頭屋さんを発見。
こういうお店は、手作り感あふれるスイーツが食べられるので期待して入店しました。
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さっそく酒まんじゅうを1個いただきましたが、期待を裏切らない味に満足。
家へのおみやげに「かりんとうまんじゅう」(6個入り500円)を購入。
使われている食材はすべて国産というのもうれしいです。
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岩島駅を過ぎ、吾妻路をさらに遡っていくと目についたのが「吾妻渓谷」の標識です。
さっそく橋のたもとから下流を眺めてみると・・・
ごらんのとおり美しい渓谷美が続いていました。

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渓谷沿いの美しい道のりが続きます。
走っていると道路左手にカメラを構えている人たちがいたので、聞いてみると、トンネルを通過する電車の写真を撮るために待ち構えているとのこと。
しかも、そのトンネルというのは日本一短いトンネルというではありませんか。
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別に急ぐライドではないので、私も「撮り鉄さん」たちの仲間入りをしてシャッターチャンスを待ちました。

なるほど!
日本一短いトンネルだけありますねぇ。10mに満たない長さです。(後で調べたら7.2mだとか)

今回のライドで詳しく知ったのですが、このトンネルを含む吾妻線の岩島駅から長野原草津口駅間は、あの八ッ場ダム工事の影響でこの秋から付け替えられることになっていました。
つまり、あとほんのわずかで日本一短いトンネルを電車が通過する風景は見られなくなるのですね。
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つまり、鉄道と並行して走る国道145号線も高台に付け替えられる運命にあり、素晴らしい渓谷美も見られなくなるという訳です。
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さらに走ると、下のような看板がありました。
いま立っている場所は、八ッ場ダムが完成するとちょうどダムの堤体の下部で、天端から70mほど下になるということですね。
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八ッ場ダムの建設については大きな反対運動が展開され、建設計画も二転三転したのは記憶に新しいですね。
ダム建設の是非については、このブログでは触れませんが、ダムの建設によって周辺の自然環境がこれほど大きく変わることを今回のサイクリングによって間近に感じることができました。

吾妻線にかかるこの鉄橋も撮り鉄さんたちの絶好の被写体ですが、こういう写真が撮れるのも今月一杯のことです。
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ということで、たどり着いた駅が「川場温泉駅」です。
駅から見上げる高さに新しくできた連絡橋がそびえて見えますが、あの橋のすぐ下まで湖面が広がるということなのでしょうね。

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築70年といわれるこの駅舎も今月限りで閉鎖されるとのことです。
駅舎内には四季折々の風景を写したミニ写真展が開かれていました。

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さて、次の立ち寄り目的地である道の駅「八ッ場ふるさと村」への道順を駅員さんに尋ねいざ出発。
教えてくれた道のりのきびしいことといったら・・・
短いながらも15パーセントを超える激坂にあえぎながら、ふと右手を見下ろせば新しい駅が見えるではありませんか。
10月1日開業を目前にして急ピッチで工事が行われているようでした。

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ようやく新しくできた県道とこれにかかる高架橋の上に出てみると、はるか先には先ほど川場温泉駅の上に架かっていた高架橋が見えました。
つまり、このあたり一帯がすべてダム湖の底に沈んでしまうわけです。

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高架橋の上から眼下を見下ろすと、ちょうど吾妻線に特急草津が通過していきました。
しつこいようですが、この景色も今月限りです・・・

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激坂の上りと高架橋で思わぬ時間を食ってしまいましたが、なんとか道の駅に到着できました。
深い山々に囲まれた休憩スポットですが、八ッ場ダムが完成すれば格好の展望台になる場所にあります。

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そして、こちらの名物は「八ッ場ダムカレー」です。
もちろん私も遅い昼食にこのカレーを注文しました。
陶器製のダム堤体が面白いですが、下流にあるライスにも溝が切ってあり、水の流れを表しているみたいです。ダムカードの非公式版がおまけに付いていました。
味の方も、よく煮込んであってやや辛めで美味しいルウでした。

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カレーでお腹が満たされたら再び出発です。
今日は、夕方までに万座・鹿沢口に着けばいいので気楽なものです。
途中、気になったものがあると立ち寄って見物しながらのサイクリングです。
長野原町役場の建物も気になったひとつ。
昭和初期に建てられたとのことですが、周囲の緑に調和した瀟洒なたたずまいを見せてくれています。

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国道のすぐ右手に懸かっていた無名の滝です。
落差は15mくらいでしょうか。一本筋の通った美しいラインを見せてくれています。
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そして、ようやく万座・鹿沢口の街に入りました。
ここは初めて訪れる場所ですが、吾妻川沿いの静かな町です。
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本日のお泊まり場所です。
お疲れさまでしたー。

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今回はGPSのファイル書き出しに失敗しまして実走行図はありません。
だいたいのルートをルートラボに掲載しましたので興味のある方は参考にしてください。
走行距離:65.92km
平均速度:13.81km/h
最高速度:54.41km/h

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