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2014.07.10

映画「ビヨンド・ザ・エッジ」を観てきました

映画「ビヨンド ザ エッジ(BEYOND THE EDGE)」を観てきました。

当時の関係者の証言を織り交ぜながら、世界最高峰の初登頂に成功したイギリス隊の模様を忠実に再現したものです。
当時のエベレスト遠征隊の記録映像を使いながら、足りない部分はニュージーランドのサザンアルプスやヒマラヤで撮影した再現映像を組み合わせています。

3D化しているので、山岳景観の描写は迫力満点です。
とりわけエベレスト山頂から360度にわたってパノラマ撮影した実写映像には思わず画面に引き込まれてしまいました。

「BEYOND THE EDGE」を直訳すると、「稜線を越えて」とか「稜線の彼方」といった感じになるのでしょうか?
高度8,000mを超えると、そこは「死の世界」といわれますが、タイトル名には「限界を超えて」といった思いも含まれているように感じます。

何しろ60年前のヒマラヤ登山です。
今ではお笑いタレントまでが挑戦できる山に成り下がってしまった感のあるエベレストですが、当時は間違いなく決死の大冒険の世界だったと思います。
現代の登山装備からみればお話にならないくらいお粗末な装備を身につけて、確実に機能する保証のない酸素ボンベに命を託す登山隊。

ようやく南峰に達した時、その先には絶望的と思えるような鋭い雪稜が続いています。
さらには後に「ヒラリーステップ」と呼ばれるようになる急峻な岩場が待ち構えていました。
人類が初めて触る未踏の岩場です。
平地なら易しいグレードの岩場でも高度8,700m以上にあれば話はまったく別。浮き石もあったろうしお粗末な装備でのアタックはまさに限界を超えた決死の挑戦だったと思われます。

以上はエベレスト峰が夢と冒険とロマンの世界だった頃のお話ですが、現在のヒラリーステップは固定ロープが垂れ下がり、シーズン最盛期には200人以上の登山者で渋滞2時間待ちなんて時もあるそうです。
低温、悪天候下での渋滞待ちで事故が増えるのを防ぐために、仕方がないのでヒラリーステップに固定ハシゴを取り付ける予定だとか。

手垢とゴミにまみれた現在のエベレストをヒラリー卿とテンジンが見たらどう思うでしょうか。
その意味でも、彼らが活躍した頃は今から思うとうらやましい時代だったのですね。

ところで、映画を観て気になった点をひとつ。
補足の映像をニュージーランドで撮っていますが、山のスケール感がぜんぜん違うので画面がややちぐはぐに感じました。
せっかくのドキュメンタリーなのでリアリティを追求してほしかったところです。

山岳映画は3D映像に向いていますね。山のスケール感がよく出ていました。
反面、少し画面が暗い感じがしました。2D版も同時に上映されているので、この際見比べてみたいけど、また東京に足を運ぶのがツライ!

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Comments

ブログを拝見しましたが、出だしの文章、並びにポスター写真を小生のブログからコピーされたようですね。
核心部分での文章盗用ではありませんが、誰もが目にする冒頭の書き出しですし、また、縦が長過ぎることから、トリミングした上でサイズをやや縮めただけの著作権のない映画ポスターではありますが、もしあとから小生のブログを見た方がおられれば、小生が盗用(コピペ)したものと勘違いされかねません。
つきましては、たまたま目にとまりましたので、今後はぜひご注意されるようご忠告させて頂く次第です。

Posted by: masao | 2014.07.11 01:58 PM

masao様
画像の無断使用と冒頭部分等の引用、申し訳ありませんでした。
該当箇所を削除、修正するとともに深くお詫びいたします。今後はこの様なことのないようにいたします。
御注意ありがとうございました。

Posted by: Nob | 2014.07.11 03:53 PM

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