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2014.06.16

上日川峠ヒルクライム

駅からのアプローチに自転車を活用し、登山口まで上った後にハイキングを楽しみ、帰りは最寄りの駅まで自転車で下山する。

こうしたスタイルのアクティビティは、2週間前に大峠から雁ヶ腹摺山のハイキングを楽しんだのが最初です。
すっごく疲れるけど、駅から自分の足だけで目指す山頂までつなげられる達成感は格別なものがありますね。
「駅からハイキング」なんていう言葉がありますが、「Station to summit」っていうのもたまにはいいですよ。

さて、今日のハイキングは大菩薩峠。
最寄り駅は、バスなら甲斐大和駅ですが、今日はかつての登山口駅である塩山駅をスタート地点としました。

走ったコースとプロフィールマップを表示する

千葉からは3時間以上も電車に揺られて塩山には8時44分着。
北口駅前で自転車を組み立てて、武田信玄さんに見送られて国道411号線を柳沢峠方面に向かいました。

    塩山駅北口が今日のスタート地点です
Kamihikawa00

    立派な武田信玄公の銅像に見送られていざ出陣!
Kamihikawa01

道は広くて走りやすいのですが、上り坂の直線区間が多くてちょっとウンザリします。
5~7パーセント位の斜度が延々と続きます。
晴天でお日様ギラギラ。蒸し暑くないのが救いですが、強い直射日光は半端じゃないですよ。

    直線区間の上りは気分が落ち込みますね
Kamihikawa02

上るほどに振り返れば甲府盆地が眼下に広がってきます。
盆地の向こうには雲が多めながら南アルプスが豊富な残雪を身にまとい立ちはだかっています。
田植えを終えたばかりの田んぼが光って見えます。やっぱり山梨はいいですね。

    遠くの山並みは残雪の南アルプスです
Kamihikawa03

    ぐんぐん上がっていきます。つらかった・・・
Kamihikawa04

斜度は徐々に強くなってきました。
「大菩薩の湯」という日帰り温泉を過ぎ、裂石温泉の手前を右折します。
目立たない看板なのであやうく通り過ぎるところでした。

    この分岐を右に入ると激坂区間が始まります
Kamihikawa05

事前にコースプロフィールを見ていたので、ここから斜度がぐっと増すことはわかっていました。
わかっていたけど、まさかここまで急坂(というか激坂)だとは・・

    雰囲気は最高なんですが勾配が・・
Kamihikawa06

最初のうちは13~14パーセントだったのですが、そのうちガーミンのサイコン上で20パーセントを大きく超えるようになり、まさかの25パーセント表示が。ウヘー!
25パーセントにはたまらず足着きしました。
足着きどころかとうとう自転車から降りて押して歩く始末です。
これって初めての経験ですが、かなりの屈辱ですねー。

    緑のシャワーを浴びながら上ります
Kamihikawa07

これじゃいけないと思い直し、再び乗ろうとするのですが傾斜が急でヨロヨロ運転です。
幸いフラットペダルなので落車はしませんが。
国道分岐からの1.5km位が本当にやばかったです。

そのうちだんだん勾配がゆるやかになり少しは楽になりました。
10パーセント程度になるとホッとします。なんとか走れるので。(笑)

    中央に見えるのは柳沢峠に向かうループ橋です
Kamihikawa08

ショップ主催のイベントで「地獄の奥多摩ツーリング4峠越え」っていうのがありました。
柳沢峠、上日川峠、笹子峠、松姫峠の4峠ですが、柳沢峠~上日川峠間がやばいというのがこれで良く理解できました。私は絶対にチャレンジしませんからね。

そうこうするうちに、標高も1,300mを越えるようになると勾配も徐々にゆるくなりゴールが近いことを教えてくれます。また、「上日川峠まで○○km」という標識も出てくるのでがんばれます。
勾配がほぼフラットに近づいたところで上日川峠(ロッジ長兵衛)に到着しました。

    ロッジ長兵衛(上日川峠)にようやく到着しました
Kamihikawa10

塩山駅からの所要時間は距離16kmで1時間46分でした。遅い!
前回の大峠(距離19km、1時間53分)に比べても格段に遅くなっています。
やっぱりハイキング装備を身に付けて坂道を上るのは疲れます。

さて、その後大菩薩峠のハイキングを無事に終えて大月駅までの下りが始まります。
じつは、上日川峠が今回コースの最高点ではないことは事前にわかっていました。
しばらく緩い上りが続き、いったん下って再び上り返しがありました。
そこからはほぼ下り基調になりますが、甲斐大和側の斜度は塩山側に比べればゆるいです。
上日川峠だけを目指すなら甲斐大和側から上ることをオススメします。

    甲斐大和側はゆるやかな下りです
Kamihikawa11

斜度がゆるいので下りも走りやすいし速度コントロールがしやすく快適でした。
やがて、大菩薩湖(上日川ダム)の脇を通過します。稜線から見えたダム湖がこの湖だったのですね。東京電力が運営する発電用のダムでした。

    大菩薩湖(上日川ダム)にて
Kamihikawa12

さらに下ると、天目山栖雲寺、景徳院と甲斐武田氏滅亡の悲話が伝わる場所を通過します。
景徳院に立ち寄り、武田勝頼生害の地を見学しました。
ちょうど今、池波正太郎の真田太平記全12巻を読み返している最中なので、勝頼終焉の地はとても興味深く、こんな山の中まで追い詰められたのかと思うと何ともいえない気持ちになります。

    景徳院の山門にて
Kamihikawa14

    勝頼公生害石
Kamihikawa13

長い下りもようやく終わり、国道20号に合流すればじきに新笹子トンネルに入ります。
長さが3km近くあるので走りたくなかったのですが、だからといって笹子隧道経由はもっといやなので仕方なく走ることに。
想像どおり長くて路肩も狭かったのですが、意外と走りやすかったかな。
でも、長いトンネルを抜けてホッとしました。

    意外と走りやすかった笹子トンネル
Kamihikawa15

それから先は、ずっと下りが続き、無事に大月駅に到着しました。
サイクリングとしては54kmと短い距離でしたが、楽しいハイキングもできたので大満足でした。

    国道20号線(甲州街道)を大月駅へ
Kamihikawa16

DATA
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距離 16km(塩山駅~上日川峠)
標高差 1,177m
平均勾配 7.4%

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Comments

お疲れさまでした!
上日川峠は私も登ったことないのですが、そんなに激坂だとはww 足をついても時間がかかってもしょうがないかと。。
新笹子トンネルは自転車乗りにはあまり評判良くないですが、私はそんなに嫌いじゃないです。いうほど車も多くなくて路肩も狭くないし、自転車注意って掲示板もあるし。これよりももっとひどいトンネルはいくらでもありますからね。

私も土曜日の山行、またmixiとヤマレコにアップしました。

Posted by: HINA | 2014.06.16 11:14 PM

HINAさん
阿弥陀南稜+甘利山ハイキングお疲れさまでした。
普通はバリエーション登山やったらそのまま帰宅するのに、帰りがけの駄賃代わりに甘利山ハイキングまでおまけに付けるとはただただ恐れ入ります。

阿弥陀岳南稜は私も3回行きましたが、P3ガリーが濡れていると嫌らしいですね。
単独でしかもガスの中だとかなりの緊張感があったと思いますが、さすがです。

じつは今年中に、大弛峠からの国師ヶ岳、北奥千丈岳ピストンをやってみたいのですが、お暇なときにご一緒して下さるとうれしいです。

Posted by: Nob | 2014.06.17 12:39 PM

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