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2014.03.09

早春の伊豆大島を訪れる(いざ出発編)

私は、仕事の関係で南房総の館山にはよく出かけます。
出張帰りの電車を待つ間、駅の構内に掲げられている一枚のポスターが目にとまりました。

「ふむふむ、伊豆大島に観光に出かけると3千円がキャッシュバック!」
なるほど、椿まつり期間中に大島を訪れると、往復で3千円がもらえるというキャンペーンです。
昨年10月に起きた台風の大災害による復興支援の取り組みの一環なのですね。

    このポスターに惹かれました
Toukai08

これは行くしかないなあ。
さっそくカミさんに相談したら、珍しく二つ返事でOKが出ました。
大島に渡ったら何しようかな。

私は自転車で島一周(いわゆるシマイチ)。
カミさんはツアーバスで椿まつり会場と三原山観光。
ということで話がつきました。

さて、伊豆大島といえば東京港・竹芝桟橋が定番ですが、館山港からも季節限定で渡ることができます。
「海のフラワーライン」と称して、東京~館山~大島~伊豆下田・伊東間を、高速ジェット船「セブンアイランド号」が季節運航しているのです。
今年は2月8日から4月6日までの期間限定のようです。

館山港発は9時25分の1便だけです。
この船に余裕をもって乗船するためには、遅くとも9時までには館山港ターミナルで乗船受付を済ませておきたい。
となると、千葉駅発6時の電車に乗らないときびしいことになります。(君津駅乗換で館山着8:02)
駅から港までは約700m。担いで行くには距離があります。
駅に着いたら自転車を組み立てて約700mを走って、港に着いたら分解して輪行袋に入れる作業が必要です。

で、結局面倒くさいので、今回は車で行くことにしました。
ジェットフェリーのターミナルは「渚の駅たてやま」内にあり、駐車場の料金は無料です。
タダというのが何ともうれしいですね。

    館山駅東口そばにあるパンの中村屋さん
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当日は朝の6時15分に習志野の自宅を出発。高速道を使って館山駅前まで約1時間半でした。
先ずは駅前にあるナカパン(中村屋さん)で美味しいパンを大量調達しました。
ナカパンのあんパンやぶどうパンは一度食べたら病みつきになります。
お総菜パンも美味しいものばかりで、コンビニのない大島に渡る前に余分に購入しておくことをお勧めします。

    「渚の駅たてやま」はきれいな外観です
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さて、ターミナルがある渚の駅たてやまはきれいな外観をもつ建物です。
港に設置してある長大な大桟橋も見応えがあります。
大島行きのフェリーはこの大桟橋の一番奥に接岸します。

    館山港名物の大桟橋(正面一番奥に接岸します)
Toukai02

8時過ぎから乗船受付が始まりました。
私たちは一番乗りでしたが、今日はほぼ満席とかで、後から続々とお客さんが集まってきました。
係員さん達は出港ギリギリまで受付に追われていたので、とにかく余裕をもってターミナルに到着したいですね。

    フェリーの受付場所と待合室ですが簡素な雰囲気です
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    ターミナルの2階から眺める大桟橋風景
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受付に張り紙があって、今日の入港地は岡田港とか。
あれ?元町港じゃないの?
風向きによって岡田港になる場合があるとのことでしたが、向こうに着いてわかったのですが、岡田港は崖下にあるため、大島一周道路に上がるためのヒルクライムがあります。けっこう汗かきますよ。ので、できれば元町港がいいなあ。

    今日の入港地は岡田港とのことでした
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アナウンスが流れるといよいよ乗船のために大桟橋に移動します。
これがけっこう距離が長いのです。
輪行袋をかつぐ身にはちょっとつらいです。風も冷たいしね。

    セブンアイランド号の入港です。
Toukai09

やがて、大桟橋の先端に到着し、しばし待っていると遠方から水煙をたなびかせて颯爽とジェットフェリー「セブンアイランド号」がやってきました。
東京港から館山までなんと!1時間15分という速さです。
2時間以上かかる特急さざなみよりも断然速いのですから大したもんです。

ちなみに座席はすべて指定席です。
輪行袋に入れた自転車は座席後部の荷物置き場に置かれます。
私の他にもう1台自転車が置いてありました。

    輪行袋に荷物券を付けて荷物置き場に置いておきます(復路の写真)
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高速ジェットフェリーということなので、乗船中はシートベルト着用が義務づけられています。
初めて乗りましたが、まるでジャンボジェット機のようです。
「テイクオフ!」というアナウンスが流れると船体が浮上して高速運転になります。
時速80kmで流れるように進みます。浮いているせいか揺れはほとんどありません。
したがって船酔いもありません。
でも、甲板に出ることは許されないので「船の旅を楽しむ」という雰囲気は皆無です。

 
    全席指定席の船内は船というよりも飛行機の雰囲気でした
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館山港を出港してわずか55分後の10時20分に定刻通り岡田港に入港・下船できました。
帰りは、大島発15:20の館山経由東京行きに乗らなければならないので、サイクリングに割ける時間は実質約4時間程度です。
さあ、ここでカミさんと別れてシマイチのミニツーリングに出発します。


■費用について
東海汽船のサイトからネットで予約します。
ネット予約は出港の72時間前までが原則ですが、その代わり通常運賃の20%引きとなります。
土曜日出発の場合、水曜日の早朝までにネットで予約しなければならないので、週間天気予報でお天気を調べてから予約しました。

館山港~伊豆大島間 @3,990×2=7,980円(割引後運賃)
自転車持ち込み料金 @1,000×2=2,000円

合計で約1万円ほどかかりましたが、復興支援3,000円キャッシュバックのおかげで約7千円ですみました。

    上陸してこの紙を差し出すと二人で6,000円いただけました
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ただし復興支援事業は3月23日までの期間限定です。
このほかに自宅から館山までの高速料金(往復3,000円)とガソリン代がかかりましたが。
ちなみに、東京港から大型汽船で渡る場合は、自転車持ち込み料はかからないそうです。

費用面では評価が分かれるかも知れませんが、日帰りで手軽に伊豆大島の魅力に触れることのできる手段として、館山~伊豆大島航路はとても良い企画だと思います。

(「シマイチ編」に続く)

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