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2014.01.26

大山千枚田と鋸南の水仙郷を訪ねる

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水仙の見頃の時期がそろそろ終わるというので、あわてて鋸南の水仙郷を訪ねる計画を立てました。
同じ日にクラブの仲間たちは成田山詣でとのこと。そちらにも行きたかったのですが体は一つしかないので今回はゴメンです。

コースはオーソドックスに国道410号を南下するルートをとりました。
私はこの道が好きです。
立野通りから先はぐっと走りやすくなり、とくに410号に入ってからは馬来田、小櫃、久留里とグングン南下していくのがわかる感じがたまりません。

走ったコースとプロフィールマップを表示する

大岩トンネルから始まる中山間部のヒルアップも魅力的です。
トンネルは全部で5つ通過しますが、最後の君鴨トンネルに至るまでの沿道の景色、変化に富んだアップダウンなど房総の道の中でも上位にランクインされるべき道だと思っています。

    国道410号で最初のトンネルの大岩トンネルです
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今日はこの時期にはめずらしく南寄りの風がゆるやかに吹いています。つまり運悪く向かい風での走行となりました。
それでも朝のうちは風の影響もあまり感じないで快調に走ることができました。

ところが、大岩トンネルの上りあたりから左膝に違和感を感じるようになりました。
「マズイなあ・・」と思いながらもだましだまし上っていきます。
大岩トンネルを過ぎ、いよいよ清和県民の森付近のヒルアップ区間に差しかかると違和感から痛みに変化していきました。

    君鴨トンネルを抜ければ長狭街道までは快適なダウンヒルが続きます
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それでも何とか君鴨トンネルを通過して、長狭街道めざして快適なダウンヒルを楽しむ余裕もまだありました。

じつは、鋸南方面に向かうには410号よりも横田からかずさアカデミアパーク経由で鹿野山の麓を通過し、もみじロードを経て佐久間ダムに向かう方が上りのロスも少なくて良いのですが、今日はどうしても立ち寄りたい昼食場所があるために少し遠回りをしました。

で、到着した場所が「おらが丼」で有名な名代亭さんです。
時刻は11時ちょっと前。まだのれんが掛かっていません。
途中で膝が痛み出したものの、自宅からここまで81kmを3時間50分で着いたことになります。
まだお腹は空いてませんが、この先は勝山の住吉飯店か金谷のさすけ食堂あたりまで美味しいお店はないので、食べていくことにしました。

    本日の昼食場所は「おらが丼」で有名な名代亭さんです
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店内に入ると、壁に写真入りのメニューが貼ってあります。
お目当てはこの店でたぶん一番人気の「おらがX(エックス)丼」\1300です。

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さっそく注文してしばらくで、出てきました!
塗りの上品な二段重ねのお重に魚の尻尾がはみ出した形で出てきます。これがちょっとユーモラスでした。
お重の蓋をとり、横に広げると「おおー!」

    お重からはみ出した魚のしっぽが何ともユーモラス
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さすがはサイクリストの間で有名なだけあって十分な量の海鮮丼とお刺身が「盛りだくさん」といった感じで目の前に展開されます。
しかも、アツアツの鯛のアラ汁もなんとも良い潮の香りが漂ってきます。

    質・量ともに問題ありません。ワタシ的には少々多かったです。
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なぜ「X丼」なのか?
毎朝、地元で獲れた魚介類(主に地魚)を仕入れるため当日まで何の魚が入るかわからないからだそうです。なるほどね。
これで1,300円はたいへんリーズナブルなんですが、聞くところによれば4月から1,500円に値上げされるとか。
よし!頼朝桜(河津桜のこと)が満開時期を迎える2月下旬に再度出撃せねば!

店内で約30分ほどを過ごし、本来の目的地である水仙郷をめざすことにしました。
長狭街道を西に進みますが、折からの南西の風をまともに受けるので結構つらいです。

しばらく走ると左手に「大山千枚田」入口の看板が目に入りました。
まだ時間も早いし寄り道していくか、ということで左折して上っていきます。
ところが、痛みのある左膝の調子がさらに悪化して力が入りません。
小さなトンネルを過ぎて7パーセント程度の坂道を上るのでさえ時速10km以下という有り様です。行くんじゃなかったです。

    眼下にひろがる棚田風景は首都圏で一番近い棚田です    
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ゆっくりゆっくり何とか上りきって眼下にひろがる棚田の景色を目にしてようやく安堵しました。
畔には水仙が植えられていてたくさんの花を付けてくれています。ここで水仙も見られたことだし「をくずれ水仙郷」や江月水仙ロードはパスしようかな、という弱気の虫も疼きましたが膝の痛みと相談しながらもう少し先に進みます。
さすがに、ここから愛宕山を越えて嶺岡林道を経由して南房総市・岩井の水仙歩道に出るという野望はあきらめましたが・・。(笑)

さて、大山千枚田の下り道にはやはり棚田が広がっていて、こちらの棚田では水が張られて早くも耕起(田起こし)が行われていました。
春は確実に近づいています。

    大山千枚田のお隣の棚田では早くも田起こしが始まっていました
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千枚田を下りきり再び長狭街道に戻ります。
そういえばこのあたりの長狭街道を自転車で走ることはほとんどありません。たいていはもみじロードからちょこっと走るだけなので・・。
上りがしっかりあって今日の私には辛い道のりでした。

やがて、もみじロードの合流点を過ぎ、「をくずれ水仙郷」から佐久間ダムに向かう分岐に到着しました。
左膝の痛みはどんどんひどくなるばかりなので、このまま保田に向けて下ってしまおうかと悩みましたが、やはり目的地は水仙郷なのでもう少しがんばることに。

ところが、分岐から水仙郷までのわずかな上りでさえ、痛くて時速一ケタしか出せません。もちろんインナーロー固定です。
これまで、上り坂だけは同じ還暦世代の中では速い方だと自負してきましたが、そんな自信はこなごなに砕かれる感じです。情けねーなー・・

    をくずれ水仙郷での水仙風景二題
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それでも何とか上りきってあとは下るだけの道にホッとしました。
お目当ての水仙は期待に違わず美しく咲き競ってくれています。バスや車で訪れた観光客もたくさん歩いています。
今日は薄曇りの中を陽が差す感じでしたがポカポカ陽気で水仙鑑賞ウォークには最適だったと思います。

    佐久間ダム湖畔で一休みしました。
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なんとか佐久間ダムに下り立ち、湖畔を一周してから県道184号を保田に向かいます。
最後の目的地である江月水仙ロードにはこの県道の途中から見返り峠を越えればすぐなのですが、この見返り峠がくせ者で激坂が迎えてくれます。
それは十分にわかっているし、今日は左膝が最悪の調子なので絶対に行かないつもりでした。

    県道184号にある江月水仙ロードへの分岐点
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でも、でも、分岐にある標識を見ると「峠みちライダー」としての意地が膝痛よりも勝るのです。本当に困ったもんです。
頭では「行くな!」と言っているのに、足は勝手に峠に向かってペダルを踏み出しています。

そして結果はいわずと知れたものです。
あの激坂に単騎で踏み込み、そして見事に討ち死にしました。ハイ。

幸か不幸か、今日はハイカーの数が多くて(「駅からハイキング」のイベントをやってました。)、たとえ体調が完全であっても自転車に乗りっぱなしでこの坂を走るには安全上難しかったことでしょう。
まあそんなわけで、途中何度か自転車を下りて押して上がりきりました。
それにしても沿道には水仙がたくさん咲いていてきれいだったなあ。

    見返り峠付近の水仙群落です。(本当にきれいでした)
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やっとの思いで峠を越えて、江月に入ると様相は一変します。
こちらは保田の駅からほど近いため、水仙を楽しむ観光客やハイカーの数が半端なく多かったです。

    ロウバイや紅梅が咲いていて春は間近ですね
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    富士山が見えるはずなのですが今日はちょっと無理でした
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車の通行など論外で、自転車でさえ遠慮しいしい通過させてもらいました。
たしかにこれだけたくさんの水仙が咲き競っているのですから人出の多さは当たり前ですね。

    江月水仙ロードでおなじみの風景ですね
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そんなこんなで保田駅には13:20頃到着しました。
ちょうど上りの千葉行きが出た後で1時間以上も待ちますが、これ以上走れる自信がないためここで輪行支度と相なりました。

    水仙がシンボルの保田駅
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【感想】
走行中にこんなに膝が痛くなったのは初めてです。
今日は気温も高く、故障は起きにくい状況だったのですが・・。
それにしてもソロで良かったです。仲間と一緒だったら大きな迷惑と心配をかけるところでした。

帰宅して入浴後、ロキソニンテープを貼ってから就寝。一晩経ったら痛みがウソのように消えていました。先ずはホッとしましたが、あの痛みは原因は何だったのかな。

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Comments

明日、ちょうど水仙を見に行こうと思っていたので、参考にさせて頂きます^ ^

Posted by: ぐり | 2014.01.26 04:49 PM

ぐりさん
明日出撃ですか?
明日は寒いけど快晴が期待できますね。
となると江月の最奥にある富士見台からの絶景の富士山が眺められますね。
ブログでの報告を楽しみにしています!

Posted by: Nob | 2014.01.26 05:47 PM

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