« ゆっくりお気軽に袖ケ浦海浜公園へ | Main | うぐいすラインから伊藤大山、秋元牧場へ »

2013.03.20

自転車で房総の天守めぐり

Boso_tensyu08

走ったコースとプロフィールマップを表示する

週末にはソメイヨシノが満開になろうというのに、先週の土曜日に出かけたサイクリングのリポートが、諸般の事情で遅れてしまいました。

今回のサイクリングを思い立ったきっかけは、2月3日の節分の時に清澄山方面に出かけた時にさかのぼります。
あの時、久留里を通過したのですが、せっかくだから久留里城を見物しようかなんて色気が出て行きかけたものの、入口の急坂に怖じ気づいて結局上らずにスルーしちゃいました。

続いて、2月23日に勝浦に出かける途中、大多喜街道から眺めた大多喜城の立派な姿に接して、「いつか房総の天守めぐりでもやってみようかなー」と漠然と考えたのが始まりです。
こうなると、外せないのは館山城です。
ゴールを館山城にして、行きがけの駄賃に千葉市内の亥鼻城を加えれば、4つの天守を巡ることができます。

というわけで、自宅スタートの館山ゴールでコースを考えたのですが、季節は移ろい北西の季節風から南西の春風が優勢な時期になってしまいました。
出発当日の予報でも、南西の風風速7~8mとか。
そんな逆風の中をわざわざ風上の南西方向に走る勇気も体力もない還暦Nobです。
あっさり、計画を変更して往路輪行の館山スタートにしちゃいました。(笑)
でも、風向きは良いのですが、累積標高が大きくてけっこうしびれるコースでした。

私のブログは前置きが長くていけません。
ではリポート本題に入ります。

まずはご存じの館山城です。
館山駅で自転車を組み立てていざ出発。しばらく走るとすぐに天守が見えてきました。
このお城は館山市街を見下ろす城山公園にそびえています。
下から見上げる姿は立派なものです。

    城山公園の上にそびえる館山城の天守です
Boso_tensyu01

自転車で上れるところまで入って、後は歩きです。残念ながら天守の近くまで自転車では上がれません。
城山公園を朝練の舞台にしている若者達が起伏ある坂道を走り回っていました。
たどりついた山頂に天守はありました。
この城もこれから向かう3つのお城もみんな現代に新しく建てられた模造天守です。
そのことはとても残念な事実ですが、それぞれがそれなりに地元の人たちから親しまれているのでまあ良しとしましょう。
4つの天守とも桜の名所として愛されていることからもわかります。

    城山公園からの展望は広大です。(有名な大桟橋もよく見えました)
Boso_tensyu02

城山公園から見渡す館山湾や市街の展望は特筆ものです。
里見桜が満開の頃はさぞや多くの人たちで賑わうことでしょうね。

先ずは第1目標クリアなので。第2目標の久留里城に向かいます。
館山市街からほぼ真っ直ぐ北に延びる県道88号線を走りました。
道の駅「三芳村雛の里」を過ぎると田園風景が広がってきます。周囲は菜の花の黄色に染まっていて美しい景観をつくってくれています。

    房総のマッターホルン(伊予ヶ岳)が近づいてきました。
Boso_tensyu03

    長狭街道は右折します。
Boso_tensyu04

だんだん山間に入って行き、「房総のマッターホルン」の異名をとる伊予ヶ岳の山裾を走り抜けると、やがて長狭街道に合流。
長狭街道を右折してほどなくで、国道410号との交差点に到着しました。
十字路にあるコンビニで最初の休憩をとりました。

    このあたりはどこも河津桜が見頃を迎えていました。
Boso_tensyu05

ここからは君鴨トンネルまで緩やかな長い上りが続きますが、風を背に受けているので快適に上っていけます。
君鴨トンネルを抜ければ清和県民の森、三島ダムは指呼の間にあります。旅名から大岩あたりでは河津桜が満開で迎えてくれました。

    君鴨トンネルが近いづいてきました。
Boso_tensyu06

    三島ダム周辺の河津桜も見事でしたよ
Boso_tensyu07

勝手知ったる道を快調に北上してめざす久留里城下に到着。
さあ、ここからが本日最初の難関です。
前回は入口でしっぽを巻いて逃げちゃいましたが、今回はなにがなんでも上ります。
気を引き締めて上り始めました。

    久留里城への入口にて。(ここから激坂が500mほど続きます)
Boso_tensyu10

うーむ。さすがに勾配がきついです。
最初のうちは13~14%位ですが徐々に上がって、サイコンの勾配計を見ると20%を指しています。
いやー、マジできついっす。最後は蛇行運転でようやく二の丸跡にある資料館に到着しました。この間約4~500m位でしょうか?
勾配計は実際よりも1~2%多めに表示される傾向があることを差し引いても最大斜度18%は優にある激坂でした。
なんとか脚をつかないで上りきることができましたが、さすが「難攻不落の久留里城」というのが私の感想。
坂好きの皆さんはぜひトライしてみてください。

    久留里城は二層三階の可愛らしい天守です。
Boso_tensyu09

さて、天守への最後の上りは階段なので、自転車を担いで上りました。
そこには二層の小さな可愛らしい天守が迎えてくれました。
麓からほとんど見えない理由がわかりました。でも、久留里三万石の居城にふさわしい規模なのかも知れませんね。

さて、第3目標は本多忠勝ゆかりの大多喜城。
久留里からは県道32号線と国道465号線に沿って進みます。つまり小湊鉄道といすみ鉄道の沿線沿いに走りました。
いすみ鉄道沿線は名物の菜の花が咲きほこっていて本格的な春の訪れを感じます。

    いすみ鉄道沿線は菜の花が咲きほこっていました
Boso_tensyu11

掘り込み河道になっている夷隅川を見下ろしながらの快適なサイクリングが続きます。
大多喜城直下の小さな坂を一気に上れば、博物館になっている天守に到着です。
小高い山の上にそびえる天守は模造とはいえなかなか立派です。麓の田園地帯からもよく見えます。
これで当初の目的地である3つの天守めぐりはオシマイ。あとは自宅に向けて帰るだけです。

    かなり立派な大多喜城の天守。(中は博物館です。)
Boso_tensyu12

国道297号線(大多喜街道)を北上して、鶴舞から市原市原田に出て、あとは走り慣れたうぐいすラインをいつもとは逆に走るだけです。
アップダウンの多い道を100km以上走ったあとだけに、「逆さうぐいす」はきつかったー。
結構へろへろ、前ギアは34T固定モードで乗り切りました。

夕暮れが近づく頃、「おまけの天守」である亥鼻城に到着しました。
千葉氏の居城跡に建てられた郷土資料館ですが、まったくのイミテーションです。
勤めている会社にほど近いので毎日眺めていますが、こうして写真を撮るのはあんまりありません。
この天守もお花見の時期は最高にきれいですよ。

    夕暮れ迫る亥鼻城に無事に到着しました。
Boso_tensyu13

というわけで、都合4つの天守をめぐってきました。
さて、残るは関宿城ですが、さすがに一日でまわるには距離がありますね。ここはブルベな人におまかせしましょう。

【感想】
今回の4つの天守めぐりで一番印象に残ったのは久留里城跡です。
天守は再建されたものですが、4つの中では当時の面影に一番近いものだと思います。
江戸時代の城郭の遺構もよく残されていて、静かで好ましい雰囲気に満ちていました。
ただし、あの激坂にはしばらく挑戦したくはないですが・・・

|

« ゆっくりお気軽に袖ケ浦海浜公園へ | Main | うぐいすラインから伊藤大山、秋元牧場へ »

Comments

お疲れさまでした!
館山の城山公園と久留里城は自転車で登ったことありますが、どっちも激坂でしたねー。
しかしNobさん、ほんとに坂好きですね!
この日は私は埼玉の300kmブルベで、埼玉から那須烏山を往復するコースを走ったのですが、行きは良い良い帰りは怖いで、ホント帰りは向かい風に泣かされました(^^;
(詳しくはmixiで。)

Posted by: HINA | 2013.03.20 08:18 PM

HINAさん
お久しぶりですー
久留里城の激坂上ったことあるんですか?
さすがー!
HINAさんも十分に坂好きじゃないですか。(笑)

往復300kmのブルベでは行きか帰りのどちらかはアゲインストになるので大変ですね。
でも、見知らぬ町に日帰りで行けるなんてロマンがあっていいですね。
私も、そういうサイクリングにあこがれます。

Posted by: Nob | 2013.03.20 08:50 PM

おお!
房総の天守めぐりとは面白いですね。
久留里城とか大多喜城は内陸部にあるので、房総の山間を走ることになり、アップダウンのきついコースになったのかな?
4つもまわるなんて見ていて楽しいです。

Posted by: 房総ローディ | 2013.03.21 05:22 PM

ハイ。
内陸部をまわることになったために、アップダウンが増えてしまいました。
でも、このところ乗っていないので久しぶりに良いトレーニングになりました。

Posted by: Nob | 2013.03.21 09:07 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« ゆっくりお気軽に袖ケ浦海浜公園へ | Main | うぐいすラインから伊藤大山、秋元牧場へ »