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2012.11.20

奥武蔵グリーンラインと正丸峠

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走ったコースとプロフィールマップを表示する

秋も深まり、標高の高い山々では冠雪の便りが届いています。
近県の峠道で紅葉を楽しむには今シーズン最後?の日曜日に奥武蔵を訪れました。

奥武蔵といえば昔はハイキングに、また最近まではクライミングに足繁く通った地域で、Nobにとっては土地鑑のあるエリアでもあります。

事前に考えたコースは、飯能駅をスタート・ゴール地点にして奥武蔵グリーンラインから正丸峠をぐるりと周回するものです。
距離は70kmちょいと短めですが、アップダウンのある結構タフな(あくまでも還暦Nobにはですが)コースです。
「秋の日はつるべ落とし」とも言うので、走行距離74km、獲得標高1,500mというのは今の私の体力では妥当な数字だと思っています。

朝は早起きして、西部秩父線の飯能駅には8時半前に到着。
外は寒いので、駅ビルの1階屋内で自転車を組み立てました。

    先ずはおなじみの日和田山を目指しました
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先ずはクライミングの練習でおなじみの日和田山を目指します。
GPSにナビ登録していたにもかかわらず、奥武蔵グリーンラインの入口はわかりづらくてそのまま行き過ぎてしまいました。
ナビではちゃんと左折指示が出ていたのですが、無視して直進した私のミスです。

正規のルート(標識なし)に戻ると途端に林道っぽくなり上りが始まります。
ちょうど日和田山の裏側を回り込むような感じです。
なかなか上り応えのある坂道が続きますが、周りの景色を眺めながらだましだましで上りました。

さらに進むと、林道の分岐点に到着します。ナビが示しているルートは右手。しかし、そこには通行止めの鉄柵(ゲート)が設置してあります。
「困ったなあ。」と迷いつつも、左に行けば全然関係ない方に向かっていくのでここは「自己責任」ということでゲートを跨いでさらに上ることに。
さすが通行止めだけあって、路面には落ち葉が積もり、山陰はびっしょり濡れています。もう少し寒くなれば凍結して本当に通行不能となるでしょう。

    お目当ての林道は通行止めでした
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何となく不安な気持ちを秘めつつアップダウンを繰り返しながら上っていくと、再びゲートに出会いました。
つまり、ここまでが通行止め区間なのですね。
物見山の手前から北向地蔵の手前までの林道区間ということになります。
再びゲートを跨いで「正規」のグリーンラインに合流しました。

「正規」とはいえ林道には変わりなく、アップダウンはあるし道幅は狭いし、あまり走りやすいとはいえません。
そのかわりオートバイと自転車以外の車両の通行は少ないので、割合気楽に走れます。(でも車との出会い頭の衝突の危険はありました。)

やがて、記憶にある風景と出会いました。
ご神体と思われる巨岩、そして少し先にある絶壁。
かつてクライミング練習に通った「旧東吾野の岩場」です。
現在では地主さんの許可が下りずにクライミング禁止になっている場所です。案の定、誰も練習していませんでした。
岩場の手前にある「ご神体」の巨岩(名前は知りません。)も昔のままひっそりと祀られていました。

    相変わらず立派だったご神体?の巨岩です。(自転車が小さく見えます)
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    旧東吾野の岩場。岩場はずっと下まで続いています。(現在は使用禁止)
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グリーンラインには全部で11もの峠があるらしいのですが、ここまで一つも見つかりません。
たぶん、知らないで通り過ぎちゃっているんだと思います。ま、それだけ小さな峠なんでしょうね。
しかし、顔振峠(こうぶりとうげ)だけは、茶店もあってさすがのNobも見過ごすことはありませんでした。
茶店の駐車場が好展望台になっていて、奥多摩方面の山々が指呼の間に望めました。あ、それから富士山の頭も。
やっぱり見慣れた山々が眺められるのは気分が良いですね。

    顔振峠にて記念撮影
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    峠の展望は広大です。(奥多摩の山々が広がります)
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さらに走り進むと関東三大不動の一つ高山不動尊を通過。
樹林に囲まれた中、左手下に堂宇の一部も見られましたが、先を急ぐのでお参りは次の機会に。
このあたりで標高は650m位かな。
コースプロフィールを見てもらえばわかりますが、このコースは進むほどに小さな上下を繰り返しながら上っていきます。
つまり今回の逆コースの方が走りやすいのですね。

    よく見ると富士山の頭もちょこっと見えています
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この後、飯盛峠、ぶな峠、刈場坂峠と続いていきます。
ぶな峠を過ぎた頃、道路横断側溝のグレーチング(格子状の鉄蓋)が外れている箇所が現れました。
急なことで避けきれずにそのまま通過。
ガッタン!という音と後輪に鈍い衝撃が感じられたので思わずパンクを覚悟しました。

    これで「ぶな峠」と呼ぶそうです。(このあと痛恨のパンクが・・)
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    奥武蔵グリーンラインはこんな感じの林道が続きます
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そのまま数10m走ったところで「シュー!」という音とゴロゴロとリムが触れる感触でパンクを確認しました。
あーあ! やっちまったよ。
ロードバイクを購入して以来3年と3ヶ月。ついにパンクを経験しちゃいました。
場所は刈場坂峠の少し手前ですから標高も800m近く、立ち止まると体が冷え切ってしまいます。
パンク修理は初体験ですが、チューブ交換はタイヤ交換の際に何度かやっているので焦ることなく約10分ちょっとで完了。
気を取り直してグリーンライン最後の峠である刈場坂峠を目指しました。

峠到着は11時半。ここまで飯能駅から約2時間40分かかりました。パンクがなければ2時間半といったところでしょうか。
ここで、思わぬ再会です。
昨年の8月、赤城山ヒルクライム大会の試走で高崎から沼田まで走った際に言葉を交わした高崎のローディさんと偶然の再会を果たしました。
今回はカップルでお会いしましたが、高崎から自走で秩父長瀞見物の途中に刈場坂峠まで上ってきたとか。
アップダウンのある往復140kmの道のりを女性同伴で走ってくるなんて素晴らしいですね。

    刈場坂峠は展望の良い明るい峠でした
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    同じく刈場坂峠からの展望です
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さて、グリーンラインはさらに大野峠、白石峠、定峰峠と続きますが、私は刈場坂峠から下って国道299号線を挟んで対面にある正丸峠をめざします。
ここまで走る距離は短かかったけど、上り下りが多いのでアラ還世代にはちょっときつかった。
でも峠を下る道中の紅葉はなかなか良かったですよ。(写真は撮り損なったけど。)

正丸峠への上り返しは程よい勾配で余裕をもって走ることができました。
平均勾配で5~6%といったところでしょうか。今回のコース中一番走りやすい区間です。
軽やかにペダルを回しているうちに正丸峠に到着しました。
峠を示す標識でお約束の記念写真を撮ったらすぐに下ります。だって寒いんですから。

    正丸峠にて(営業中の茶店があります)
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    山伏峠からの下り道にて(黄葉がきれいでした)
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いったん下ってちょこっと上り返した場所は山伏峠。
峠の名称を示す道路標識があるのみでした。
さらに下りきると県道53号線に合流しました。
この県道は本当に走りやすい道で快適です。周りの山々の風景もさることながら、下り基調でおまけに車の通行も少なくて山向こうの国道299号線に比べたら大違いでした。

    県道53号線は走りやすい道でした
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県道53号線を順調に飛ばして、さらに県道70号線に入ります。
程なく行くと左手に本日の昼食予定場所であるレストランHAMAに到着しました。
着いたのが13時ということでお店は大混み。しばらく待たされました。

注文したのはこのお店名物の「とろ~りたまごステーキ丼」です。
熱々の陶製皿にビーフステーキと真っ赤な黄身の半熟たまごがとろ~りと乗っています。
若者は160gを注文するそうですが、草食性アラ還世代のNobは120gをチョイス。
オジサンにはこれで十分でした。

    レストランHAMAのステーキ丼(とろ~りたまご付き 120g)
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ステーキは普通でしたが、上にのっている半熟たまごがデリシャスです。
スプーンで突くと真っ赤な黄身がとろ~りと広がって食欲をそそります。
丼にお味噌汁が付いて1,100円。なかなかお値打ちの一品だと思います。

飯を食ったら帰るだけ。
県道70号線をそのまま走り続け、やがて飯能市内へ。
なんとか15時前の電車に間に合いました。

【感想】
今回は山中でのパンクを初体験しました。
標高は700m程度と低いながら季節は冬に向かっているため、こういったトラブルに対処するための耐寒装備も考えておかなくてはなりません。
今回は軽量のダウンジャケットをザックに忍ばせておきました。
幸いパンクの修理場所が日だまりだったのでジャケットを羽織らなくてもすみましたが、日陰地でかつ時間を要するメカトラブルだったらちょっとやばかったかも知れません。
私の場合、登山の装備はたくさん持っているので持参する体力さえあれば問題ないのですが、やっぱりサイクリングは何も背負わずに軽く行きたいですよね。
だから、これからしばらくは房総の紅葉を楽しむことにします。

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Comments

こんにちは
はじめまして
奥武蔵グリーンラインに興味がある駆け出しローディーです。
ルートの様子がわかり助かりました。
春になったら走ってみようと思います。

Posted by: ルーキーライド | 2012.11.21 09:11 PM

ルーキーライドさん
ようこそいらっしゃいました!
奥武蔵グリーンライン、私も初めて走りましたが、おっしゃるとおり新緑の季節に走ると気持ちが良いと思います。
アップダウンはありますが、楽しい道なのでぜひ訪れてみてください。

Posted by: Nob | 2012.11.21 09:54 PM

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

Posted by: 株の購入 | 2012.12.29 02:29 PM

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