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2012.10.14

日本ロマンチック街道(日光~沼田編)

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走ったコースとプロフィールマップを表示する

「日本ロマンチック街道」
何となく旅情をそそるネーミングの道です。

長野県上田市より、片品村を経由して、栃木県日光市までの全長320kmの街道を「日本ロマンチック街道」って呼んでいるらしいのですが、もちろん本場ドイツの「ロマンチック街道」を念頭においたネーミングなんでしょうね。

ということで、今回走ったコースは、「日本ロマンチック街道」の中の日光~沼田間の100km弱です。
街道中で比較的走りやすい、というかアラ還Nobでも楽しめるコースを走ってきました。
折しもコース沿いは紅葉シーズンに突入。そのあたりの様子も気になるところです。

東武日光駅には8時26分に到着しました。
2両しかない日光行きの車内には輪行組が予想以上に多くいました。
「え、こんなにたくさんいるの?」って感じです。こういう時に前輪しか外さないかさばる輪行袋の所持者は他の乗客から冷たい視線を浴びていましたが、前後輪を外して縦置きコンパクトタイプの私の場合でも何となく申し訳ない気持ちにさせられました。
早く着かないかなあ、って気分です。

駅に降り立ちさっそく自転車を組み立てていざ出発。
山屋時代には東武日光駅は何度も利用しましたが、東照宮の参道を自転車で走るのは初めてです。何となく感動します。

    参道の通りから見た大真名子山
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緩やかな上りの参道をゆっくりペースで走ります。
朱塗りの国宝「神橋」を左に見て、国道120号線をいろは坂目指して進みました。
東照宮を過ぎてお店が途切れてくるあたりにあるコンビニに立ち寄り、補給をしました。
この先、おそらく片品村あたりまでコンビニは無いと思ったのですが、これが大正解で、本当に片品村に着くまでコンビニはありませんでした。

    神橋を左に見ながら走ります
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    コンビニが2軒並んでいるので、ここで補給しましょう
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「馬返し」を過ぎればいよいよ第二いろは坂の上りに入ります。
事前に見ておいたコースプロフィールで勾配の具合はわかっていましたが、上りはじめは予想外にきつく感じました。
前半は8%前後の結構きつい坂が続き、コース後半は徐々にゆるやかになっていきました。

標高1,173mの黒髪平展望台で周囲の展望を楽しみましたが、女峰山から男体山にかけての日光表連山や関東平野の眺めが抜群です。

    黒髪平展望台から眺める日光表連山
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    だいぶ上ってきたのがわかります
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第二いろは坂の上りも黒髪平までで、さらに走るとすぐに明智平に到着しました。
このままトンネルをくぐって出たところが中禅寺湖畔。
太陽の光をたっぷりと浴びて湖面がキラキラ輝いていました。

    中禅寺湖畔にて一休み    
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この先、しばらくは湖畔沿いに走るので快適に飛ばせます。
左手はずっと湖畔が続きますが、あいにく紅葉はまだまだでした。

菖蒲が浜を過ぎるとすぐに竜頭の滝。
観光客でごった返す中をとりあえず滝の正面まで行ってパチリ。
ここも紅葉はイマイチかな?

    竜頭の滝の紅葉(最盛期は2,3日先?)
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ここから先、戦場ヶ原までは緩やかな上りが続きます。
途中、竜頭の滝の上部を横断する箇所があり、滝を上から下に眺めたら・・
オオー! 紅葉の絶景が広がっていました。
逆光にきらめく水面と両岸の紅葉が何とも素晴らしく、本日一番の景色でした。
道路沿いの岳樺も黄色に染まり始めており、奥日光の紅葉は来週辺りが見頃なのかあ、と感じました。

    本日一番の紅葉が楽しめました(竜頭の滝上にて)
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やがて、戦場ヶ原に到着すると風景は一変します。
周囲は大きく開けて、男体山、太郎山をはじめ奥白根山も顔を見せてくれました。
戦場ヶ原の紅葉も高原が褐色に染まり、なかなかシブイ景観を醸し出してくれています。

    戦場ヶ原を快適に走り抜けました
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    戦場ヶ原は完全に秋の装い
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でも、風もあって寒いなあ。
気温はたぶん12,13度C前後だったと思います。
時間があれば、光徳牧場で濃厚ミルクかアイスクリームを食べるところですが、先もまだあるので今回はパスして金精峠を目指します。

    湯ノ湖畔を左に見ながら、正面に見える金精峠に向かいます
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湯滝を過ぎ、湯ノ湖畔を左に見るようになると金精道路の入口に到着。
いよいよ本日のメインイベント、金精峠ヒルクライムの始まりです。
って、そんなに傾斜は強くない筈なのですが、今日は風が強いです。しかも北西風で冷たい向かい風ときてます。

    五色山が近づいてきました
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    さすがにこの辺りまで上がると紅葉が見事です
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結構こたえる上りが続きました。
峠のトンネルまでは短いようでなかなか近づかない。うーん、甘くないなあ。
高度を上げるほどに眼下に光る湯ノ湖や男体山の眺めが広がり、上りの辛さを慰めてくれました。

    金精峠近くから眺めた湯ノ湖と男体山
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ようやく着いた峠のトンネル。
ここまで日光駅から約2時間40分かかりました。なんとか午前中に通過できましたが、これからの季節、遅くなると寒いよー。

    金精峠のトンネルに着きました
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さて、トンネルの中はまさかの上り勾配、加えて冷たい向かい風。800m足らずの距離ですが結構泣きが入りました。

そして、トンネルの向こう側(群馬県側)も寒かったです。
ここで、一息入れてウィンドブレーカーを着込めば良いものを、オジサンのカラ元気でそのままダウンヒルに突入したのが本日の最大の過ちでした。

寒いーーーー!
気を取り直してすぐに着込めば良いものをそのままの格好でずーっと下ってしまいました。
上下の歯がかみ合わないほどの寒さに参りました。

    下り着いた菅沼にて(ここで着込めば良かったです)
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かなり下ったところにある丸沼高原でウィンドブレーカーを羽織りましたが時すでに遅し。
なんか風邪引いちゃったみたいです。(泣)

下りはなおも続きます。
全身の寒さも堪えますが、問題は何も動かしていない脚です。
膝とかかなり冷えてしまい、時折現れる上り返しの時に痛みが出てしまいました。

金精峠からざっと35kmほどのダウンヒル。
そして、いよいよ現れた本格的な上り返し。
ロマンチック街道を走り抜けた先人達の多くが涙を流したという?あの椎坂峠の上り返しです。

コースプロフィールを見てもらえばわかりますが、金精峠に比べればどーってことない峠の上り返しに見えます。私もそう思いました。
ところが、いざ走って見ると・・・
これが意外と長いのです。
さらに、長いダウンヒルの後で体が冷え切っているものですから、脚も回らないし心拍も上がらない。
正直言って、金精峠よりも数倍疲れる感じがしました。

なんとかたどり着いた椎坂峠。
ここからは溜まりに溜まった我慢のエネルギーを一気に吐き出すように豪快なダウンヒルを楽しませてもらいました。
後は下りの勢いで沼田駅までまっしぐら。
途中、地元名産の舞茸蕎麦をいただいて14時過ぎには無事に駅に到着しました。

    ようやく沼田駅が見えてきました(ミニチュア模型風に撮影)
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【感想】
いつかは走りたいと思っていた「日本ロマンチック街道」です。
今回その3分の一ほどの区間を走ることができました。
若い人なら一日で走り抜ける人も多いと思いますが、われらアラ還世代は無理をしないで2日か3日に分けて走るのが楽しいと感じました。
次回は沼田から草津、志賀高原の区間を新緑の季節に走ってみたいものです。

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Comments

Nobさん
金精峠越え、お疲れさまでした。
風が強そうだったんですね。
写真を拝見すると紅葉は来週あたりが最盛期なのかな?
でも、十分にきれいで、県内専科の私にはうらやましいサイクリングです。

Posted by: 房総ローディ | 2012.10.15 12:26 PM

房総ローディさん
こんばんは
はい、風が結構強かったですよ。それも向かい風気味で参りました。
おっしゃるとおり、奥日光の紅葉は来週末が見頃の感じでした。
県内の紅葉は12月上旬でしょうか。
県内のお勧めの場所があれば教えて下さい。
それまでは県外で紅葉を楽しみたいものですね。

Posted by: Nob | 2012.10.15 10:32 PM

日光も紅葉きれいだったんですね。
それにしてもこの日は安達太良山も本当に風が強かったです。

私も宇都宮のブルベで、宇都宮から渋峠までの200kmにチャレンジしたことがありますが、真夏の暑い時期だったので草津までの180kmでDNFしたことがあります。
名前とは裏腹に厳しいコースですよねぇ。
でも季節を選んでのんびり走れば本当に良いサイクリングコースだと思います。
椎坂峠も何の変哲も無い峠だと油断したら大変でした。こういう小さい峠がこの先にもたくさんあるんですよ。
でも次回、草津まで行かれるときはぜひ誘ってください。

Posted by: HINA | 2012.10.16 12:41 PM

HINAさん
こんばんは
宇都宮から渋峠までを真夏に走るのは相当しんどいでしょうね。
HINAさんも椎坂峠で苦労したのですね。
小さな上り返しだと油断したせいかひどい目に遭いました。
同じような峠がこの先たくさんあるとは・・・(泣)
次回、新緑の頃チャレンジしたいので、そのときは道案内でぜひ一緒に走って下さい。


Posted by: Nob | 2012.10.16 09:33 PM

Nobさん、こんにちは
私も3年ほど前の同じ時期に同コースを走りました。
ロマンチック街道の残りもいつかはと思いながらそのままになっているので、今度計画される時には誘ってください。

同じ日に久しぶりに谷川岳にクライミングに行ってきましたが、前日の幽ノ沢はガラ空きだったのに、一ノ倉は結構大勢人が入ってました。

今度の日曜は自転車+トレランで赤城山に登頂してくるつもりです。

Posted by: vibram | 2012.10.18 07:04 AM

vibramさん
こんにちは!
相変わらず、多方面にアグレッシブに行動されていますね。
ブログも拝見しましたが、谷川では時間ぎりぎりまで粘りのクライミングをされているようで、読んでいてハラハラしました。(笑)
もちろん、安全を確信しての行動でしょうけど。

アルパインも幽ノ沢あたりはかなり荒れているなあと感じました。
人気の一ノ倉沢一極集中なのでしょうか。

さて、今度の日曜は、赤城ヒルクライム+トレラン登頂ですか。
私も、これからは、ヒルクライム+ハイキングで山頂登頂というのをやってみたいと思っています。

赤城の記録はまたブログで拝見するつもりです。
お天気も良さそうだし、ぜひ楽しんできてください。

Posted by: Nob | 2012.10.18 12:58 PM

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