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2012.08.27

ノリクラほろ苦初参戦 (後編)

120826_norikura07

前編からの続き)

気分的に最低だったので、下手すると途中でリタイアするかも?なんて、妄想というか弱気の虫が頭の中に居座る中、午前7時9分にスタートの号砲が鳴ってしまいました。

もう走るっきゃないのです。
今回は初参戦で、場所も遠いので試走はしていません。
ぶっつけ本番です。
クライミングで言えば「初見一発完登」をめざす「オンサイトトライ」と同じです。

前夜、渡された大会パンフレットに載っていたコースプロフィールを頭に入れた筈ですが、完璧に覚えているわけではありません。
おおざっぱに言うと、「前半は緩斜面で勾配が増すのは後半の10km」といった感じかな?
コースの最終盤は高度の影響も出てパフォーマンスの発揮は難しいので、1kmを5分かかる計算を立てました。
15km地点にあるCP2を60~65分の間で通過できれば上出来でしょう。

予想どおり、前半の緩い斜面を皆さん飛ばします。
一緒のグループである500~600番台の若者(16歳~25歳)は無視して、4400~4500番台(61歳~70歳)の選手の背中を追います。
が、全国から集まってくるオジサンたちは速い!
白髪をかき乱してグイグイ上っていきます。悔しいけど追いつけません。

ここはぐっと我慢して、ケイデンス80前後でペースを作っていきました。
だけど、どんどん追い越されるので心中穏やかになれませんな。未熟者は。

7km地点にあるCP1を前にして、早くも心臓バクバク状態です。
ようやく着いたCP1で水分を補給します。水とアクエリアスを選べます。
係員が水の入った紙コップを手渡してくれました。飲み干した後の紙コップは道路に投げ捨てても良いので、自転車を降りる必要がなく助かりました。

CP1には救急車も待機していて、またまた弱気の気持ちが頭をかすめます。
相変わらず体調はあまりよくないけど、ここまできたらゴールまで行くしかないので腹をくくりました。

やがて、ほぼ中間の10kmを通過。タイムは40分弱。ここまで1kmを4分ペースで走ってきたことになります。
今回の体調を考えれば良しとしましょう。

続いて、CP2(位ヶ原山荘)手前のつづら折りのカーブに差しかかりました。
予想どおりきつい上りが続きました。
ハァ!ハァ!ヒィ!ヒィ!って音を立てながらの荒い呼吸が続きます。
フロントは当然インナー、リアは25T固定のモードです。
練習ではほとんど使わない25Tですが、情けないけど乗鞍では一番多用しました。

つづら折れを過ぎれば待望のCP2です。到着時間は63分。ここまでの15kmを1km約4分のペースを維持しています。残るはあと5.5kmです。

いつの間にか集団は完全にばらけて、周りには後からスタートした若手の選手がどんどん追い抜いていきます。
気持ちがいいほどたくさんの皆さんに追い抜かれました。(笑)

    森林限界を超えれば雲上のルートとなります(下山時に撮影)
120826_norikura06

やがて森林限界を超えて雲海の向こうには霧ヶ峰や八ヶ岳連峰の峰々とおもわれる山並みが顔を出しています。
ここまで体調がすっきりしていませんでしたが、この景色で救われました。
脚は前に出ないものの気分は最高です。
やっぱり山は良いです。とくに3,000m峰は空気が違います。

「あと4km」「あと3km」と1km毎に目印の看板が出てきますが、肝心の脚が前に出ません。
残り「あと2km」の看板からが苦しかったです。
勾配はそれほどないにもかかわらず、脚が回らないのです。おまけに左脚の大腿筋が攣りそうになってきました。
仕方ないので踏み込む力の配分を右足に移して、だましながら走ります。
前後して走る4400番台の選手もみんな苦しそう。そう、苦しいのは自分だけじゃないのですね。

「あと100m」「50m」という看板に本当に助けられて、最後の左カーブを曲がったところに待望のフィニッシュラインがありました。
やっと終わりました。左手を仰げば青空の中にコロナ観測所の真っ白なドームが微笑んでいてくれるようでした。

    あこがれのフィニッシュライン
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    ゴールでは山頂の白い観測ドームが迎えてくれました。
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【レースを終えて】

私のタイムは1時間29分20秒でした。
年代別(爺クラス)では29位です。
クラス最年少61歳のNobとしては、ちょっと情けない結果です。
しかも、トップとの差はなんと22分以上。つまり年代別トップのタイムは1時間6分台なんですね。すごいです。ゼッタイに真似できません。

    当日いただいた完走証です。
120826_norikura09

当日の体調管理の拙さはぜんぜん言い訳になりません。
考えてみれば、6月220km、7月は265km、本番直前の8月でさえ380kmしか走り込んでいないのですから、この結果は当然の帰結だと思っています。
結果が好記録に結びついている人たちは相当走り込んでいるだろうし、日々の節制も心がけているのでしょう。
そういう点でまだまだ未熟なNobです。
改めてヒルクライムレースの奥行きの深さを感じた一日でした。

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Comments

ご無沙汰してますー
乗鞍お疲れ様でした。
初めてで、しかも61歳?以上で90分切ったのですからいいんじゃないですか。
それにしても参加人数は年々増えているみたいですね。
ヒルクライムってすごいブームなんでしょうか。

Posted by: 房総ローディ | 2012.08.28 07:01 AM

房総ローディさん
こんにちは
私も乗鞍の人出には驚きでした。
4,500人以上の参加ですから、Mt.富士の5,000人とほぼ同じ規模ですよね。
でも、千葉から参加するにはちょっと遠いです。(なんて書くと沖縄や北海道から参加している人に怒られちゃうかな?)

Posted by: Nob | 2012.08.28 05:45 PM

初乗鞍、お疲れさまでした!
いやいや、立派なタイムですよ。
あまり乗ってなくて体調も良くなかったのに90分切りなんて、逆にスゴイです!
私なんて過去2回参戦して、95分すら切れたことないんですから、情けないなんて言わないでください。。。
しかし乗鞍はほんとにいい山なんですが、私も行き帰りの中央道の渋滞がいつも疲れるので二の足を踏んじゃうんですよねぇ。

Posted by: HINA | 2012.08.28 10:28 PM

HINAさん こんにちは
乗鞍はたおやかで本当にいい山ですね。
あれでもっと近ければ良いんですけど。
帰りは11時前に出たので、小仏峠の10数kmの渋滞だけですみました。

それにしてもHINAさんよりも私の方が少しだけタイムが良いというのは七不思議の一つです。
どう考えても不思議だなあ。
たぶん距離が40km位のレースだったらHINAさんの実力が発揮できるのでしょうね。
20kmじゃ短すぎるんだと思います。

Posted by: Nob | 2012.08.29 12:34 PM

しかしホイールは災難でしたね(^^;
フレ取りをちゃんとやってもらったほうが良いですね。

Posted by: HINA | 2012.08.29 11:18 PM

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