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2011.09.12

まえばし赤城山ヒルクライム大会

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以前のブログにも書いたとおり、昨日、「まえばし赤城山ヒルクライム大会」の本番に参加してきました。
2週間前に試走したのが功を奏してか目標タイムを大幅に?上回ることができました。
やれやれです。

それでは記憶を頼りに実況中継の再現を・・・

4時起床。
前橋駅前のビジネスホテルを早朝5時過ぎに出発しました。
駅前からスタート会場に自走できるヒルクライム大会なんてザラにはないですよね。
大抵のヒルクライムレースは、高原の温泉地が舞台になっていますから。
県庁所在地が大会の舞台になっている不思議さを実感します。

駅前から4.5kmほど走るとスタート会場の前橋合同庁舎に着きました。
MCの絹代さんの明るい声が会場に響いていました。
すでに多くの参加者が集まっています。
合同庁舎は立派なビルです。外には仮設トイレもありましたが、私はこのビル内にある洋式トイレを拝借しました。(笑)

    こんなビルのそばからスタートするなんて!?
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7時、エキスパートクラスがスタート。
優勝候補の筆頭は、もちろん長沼隆行選手(VAXレーシング)。
私らには縁のない異次元の走りを見せることでしょう。(後で知りましたがやっぱり驚異のタイムでトップでしたが、オープン参加のため優勝ではないとのこと。)

私のスタート順は第3グループでした。
スタート順は年代順などではなく、先着順です。したがって、周りは「玉石混淆」状態。
速い人もいれば、私らのような年寄りもいるって具合です。
6月のMt.富士ヒルクライムのときは申告タイム順だったので、周りは自分とドッコイドッコイの人だと予想がつき、それなりに走りやすかったのですが、今回はまったく見当がつきません。
これも面白いかも。

さて、7時10分、お待ちかね、我らの第3グループがスタート!
最初はお約束のパレード区間です。
上細井町交差点を通過してすぐに計測区間に入りました。

    計測スタート直前の集団です
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あれ、みんな飛ばすなあ・・
シャカシャカとペダルを回す音が妙に耳に入ってきます。
が、ここで焦って飛ばすと後半かならずバテるので、還暦Nobは我慢の走りに徹します。

今日は心拍数の管理をちゃんとしようと心に決めてスタートしました。
序盤は最大心拍の80%台をキープして走り、中盤から後半にかけて90~95%に上げて、最後は根性で100%近くに持って行く、というのが作戦です。(笑)

    赤い大鳥居からが本気モードです
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やがて朱色の大鳥居を通過。
早朝にもかかわらず、沿道には市民の皆さんが並んでくれて大きな拍手を送ってくれます。
こんなにフレンドリーな大会も良いなあ。
沿道の拍手は、かなり上まで続いていました。この大会が前橋市民の皆さんにも好意的に受け入れられていることが実感できて、参加者としてもうれしかった。

畜産試験場あたりから集団もばらけてきました。
心拍は想定内の145前後。私の最大心拍数が175前後ですから、大体80%台をキープしています。
ただし、どうも身体が重い。
前夜、寝入りばなを電話で起こされたのが響いています。

だんだん勾配が強くなってくると、旧料金所跡に到着しました。
ここからは本格的な登りが始まります。
心拍数も150台後半から160程度まで上がってきました。
ようやく、エンジンがかかり始めた感じです。

旧料金所を通過して、左にカーブすると、いよいよ長い登りが続きます。
7~8%位の勾配がずーっと続く感じかな。

ひぃひぃ言いながら走っていると、後ろから3,000番台の選手がすーっと追い抜いて行きました。
くやしぃー。
3,000番台は50歳代の選手。3100番以降は60歳以上の選手です。(ちなみに私は3200番台)
年齢でいくつも違わないのにあの軽い走りは何なんだ!

赤城山のコースは、序盤の一部を除いてはインナーギアに入れっぱなしです。
Mt.富士ヒルクライムの富士スバルラインでは、3回ぐらいはアウターに入れ替える区間があるのに比べても斜度のきつさはコチラの方が上でした。

コースの半分(約11km)を過ぎた時点でのタイムが約37分。
単純に2倍すると1時間15分!
後半の疲れを考慮しても、うまくすれば90分切り(1時間30分以内)も可能か?
と、つい色気が出てしまうんですよねー。シロウトは。

コース後半は大きなカーブのワインディングロードが続いています。
カーブでは外回りを基本にしてなるべく勾配を殺しながら牛歩の歩みで進みました。
上から見るとちょうどカモシカの顔の形をした特徴的なカーブ群のあたりが核心部です。
はっきり言って辛い登りでした。
沿道のスタッフからの激励が心の頼りでした。(正直うれしかったです。)

コース最終盤に入ると、心拍数も160台後半が続きました。
最大心拍数の95%以上の水準です。エンジンで言えばレッドゾーンです。
なんでこんなに苦しいことをするんですかね。(笑)

ようやくカーブが途切れて、最後の直線に入りました。
見かけ上平坦に見えたのでギアアップして全力態勢で走ろうとしたのですが、微妙に上り勾配になっていたせいか、途中で失速。情けねーなー。

最後はゴールの横断幕に倒れ込むようにゴールイン。(ホント)
サイコンのタイム表示を見ると、おおー!目標タイム(100分切り)を大幅に上回る90分切りを達成できました。

    この瞬間をみんな夢見てる?
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自分へのご褒美に、総合案内所名物のソフトクリームをいただきました。
前にも書きましたが、ここのソフトは麓から自力で登ってきた自転車乗りには大盛りのサービスをしてくれます。
5段盛りの巨大ソフトを口にしようとした瞬間、ソフト自体の重みで途中からぽっきりと折れて地面に落ちてしまいました。
悲しい目をした還暦のオヤジ。
売り場の優しいおばちゃんは「しようがないわねえ。お代わりあげるから坊や泣かないのよ。」と言ってお代わりをくれました。(笑)

ゴールの気温は17度C。
さすが標高1,400m超です。下界は関東屈指の猛暑地帯なのに、長袖必携の環境でした。
ウィンドブレーカーとズボンを着用して下山開始。
下りの沿道でも市民の暖かい声援をたくさん受けました。
前橋市民の皆さんは本当に優しいですね。この大会はアクセスも良く輪行参加もできるので、また参加したくなりました。

さて、私の正式タイムは、1時間28分42秒。
全体での順位はまだ公表されていませんが、自分としては大満足です。
ちなみに「男子Eクラス(60歳以上)」での順位は9位でした。
クラスのトップは、何と1時間13分台。おそるべきおじいちゃんです。
2位以下は1時間20分台でしたので、もう少し頑張れればとの思いもあるかというと、全然ありません。
自分としてはこれ以上のタイムは出せません。全力で燃焼した思いです。

自分は坂が好きなのではなく山が好きなので、これからは好きな山とのかかわりの中で、レースじゃないヒルクライムを楽しんで行きたいというのが正直な思いです。

麓から苦労して上がった峠。そこから眺める峰々に刻まれた、かつての登山の記憶に思いを馳せるのもまた一興というものです。

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Comments

「赤城山ヒルクライム」の参戦「雑記帳」を読ませて頂きました。

小生、同Eクラスの13分台でゴールした64歳のジジイです。

当大会は第1回とのことで、余り期待もせずに参加をしたのですが、実に初回にしては非常にシッカリとした運営で、レースはもとより、手厚いサービスや地元の方の沿道の熱い応援に感激でした。

他のヒルクライム大会は、割と辺鄙なところで衆目の集まらないオタク族のレースという印象を抱いていましたが、今回は前橋市の行政組織がバックアップしていることもあり、コースの警察、安協、警備会社等の誘導・安全対策は完璧でした。

小生、10年ほど前までトライアスロンをメインにトレーニングをしていましたが、脚・腰の故障で2年ほど前までほとんど練習をしていませんでした。
長期のトレーニング休養が効を奏したのでしょうか?・・・近所のサイクリスト初心者に誘われて昨年からヒルクライムに出場するようになりました。

自転車練習の再開時にはちょっとした山間の上りでも心臓がバクバクして、50㌔走行がやっとでしたが、練習が日常化してからは増えた体重も下がり始め(とは言っても、体脂肪は20%あります)、脚筋も戻り始めました。

今回のヒルクライムレースは、スタート会場に着くのがノンビリで第5グループの中ほどに並び、ウォームアップ無しでスタートしました。
序盤の緩斜路は、前走者を抜くために心拍が上がりましたが、中盤以降はマイペースで回せました。
小生の最大心拍数は160以下で、多分140~150で上ったと思います。
ゴール手前からは雨が降り、気温が降下したので随分と楽な走りになりました。
最大9%超の坂があるとのことで心構えしていましたが、どこだか分からず、あっという間のゴールでした。

今回は一応13分台で年代をGETできましたが、他のヒルクライム参戦経験からすれば60歳代のTOPは10分切りが妥当でしょう。

来年は、当大会「クチコミ」等で相当人気の出る大会になると予想されます。
また、トレーニングを工夫してタイム短縮を狙ってみたいと思います。


Posted by: TAKA | 2011.09.13 05:06 PM

TAKAさん
はじめまして!
ようこそ、当ブログにお立ち寄りくださりました。
尊敬を込めて「おそるべきおじいちゃん」と書いてしまいましたが、どうかご容赦ください。

それにしても、64歳にして1時間13分台とは恐れ入りました。
さすが、日頃のトレーニングの賜物ですね。
また、かつてはトライアスロンをされていたとか。どおりで走力があると思いました。

TAKAさんが最後に書いておられるように、この大会はきっと人気が出ると思います。
来年もタイム短縮を目標にされるのなら、及ばずながら私もがんばりすぎずにがんばってみたいと思います。
自己タイム更新を目指して。

Posted by: Nob | 2011.09.13 08:16 PM

こんにちは
「赤城山ヒルクライム」で検索してたら貴ブログに出会いました。
実況中継の文章、読んでいてとても楽しかったです。
レース中の撮影も大変だったでしょう?

それにしても大会運営が素晴らしかったと、どのブログにも書いてありましたが、沿道の声援やスタッフの多さなど、行政の強いテコ入れが感じられる大会だったようですね。
これを機会に、国内有数の大会に発展していってもらいたいものです。

Posted by: クランク長井 | 2011.09.14 03:20 PM

クランク長井さん
はじめまして!
赤城山ヒルクライム大会は前橋市が全面的に協力してくれたみたいですよ。
市内の幹線道路を全面封鎖するなんて大したものです。
コースの県道4号線に合流している道路には必ずスタッフの方が立っていました。
聞くところによれば、参加者2,200人に対してスタッフ1,000人とか。

ゴール地点には市の給水車が待機してくれていて、ボトルに美味しい水を補給してくれました。
地元のおもてなし度はかなり高いです。
来年はリピーターも多いだろうし、さらに狭き門になるかも知れませんね。

Posted by: Nob | 2011.09.14 10:51 PM

第二回は9月30日です

Posted by: 前橋の庶民 | 2012.01.22 03:27 PM

前橋の庶民さま

はじめまして。
情報どうもありがとうございます!
今年は9月30日に開催が決まったのですね。
涼しくなる時期で良かったです。
では、今年もエントリーします。

Posted by: Nob | 2012.01.22 05:21 PM

 
赤城山HC情報
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120419-OYT8T01296.htm

Posted by: 前橋庶民 | 2012.04.20 06:45 PM

前橋庶民さま

再びの情報ありがとうございました。
今回は正味3000人の規模ですかあ。
ますますエントリーする気になってきました。

Posted by: Nob | 2012.04.20 10:05 PM

第二回赤城山HC公式HPがアップされています。

Posted by: 前橋庶民 | 2012.05.02 03:12 PM

前橋庶民さま
またまたの情報ありがとうございました。
第1回目は抽選でしたが、第2回の今回は「先着順」なのですね。
5月26日は要チェックです。
ありがとうございましたー。

Posted by: Nob | 2012.05.02 09:42 PM

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