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2011.09.25

富士山一周の筈だったのに・・・

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3連休の中日。
天気予報も申し分のない休日。
よっし、富士山麓一周をやろう!と思い立って、御殿場行きの電車に乗りました。
千葉から御殿場までって、結構遠いんですよねー。何回も乗り換えるし。

ようやく御殿場駅に着いたのは午前9時半。駅前から見るお目当ての富士山は、というと・・・
ありゃー、雲に覆われてぜんぜん姿を見せてくれません。
まあ、いいか。目的は富士山麓一周なんだから。と気を取り直して第一目標の篭坂峠めざしてペダルを回し始めました。

    何も知らずに篭坂峠をめざして走りましたが・・
Fuji_zushi01

それでも、坂道を登るのは気持ちいいです。
富士山は見られないけど、丹沢や愛鷹の山塊が山好きの目を楽しませてくれますから。

駅前から登り勾配の道を快調に?進むと、やがて東富士五湖道路のICを過ぎ、篭坂峠の登りに入ります。
よっしゃ、がんばるぜ!
と気合いを入れた直後、「道の駅すばしり」に差しかかった時、前方に「通行止め」の看板とガードマンさんの姿があるではありませんか。

    突然現れた「通行止め」に愕然としました。
Fuji_zushi03

ええー!何これ? 通行止め?
先日の台風で土砂崩れが起きたみたいで篭坂峠への国道138号線は通行止めとのこと。
ガードマン曰く、「ここから先は通行止めだよ。山中湖に行きたいんなら、東富士五湖道路しかないよ。」
おいおい、ちょっと待ってよ。あの道路は自動車専用道路だぜ。自転車は通れないぜ。

ということで、富士山麓一周はあえなく断念しました。
でも、このまま輪行で帰るのもなあ。
ということで、適当に道路標識を頼りに、とりあえず東京方面を目指しながら走り出しました。

はじめのうちは車の通行量も少なくて快適なライドが楽しめました。
黄金色の稲穂の波の向こうには西丹沢の青い山並みが浮かんでいました。

    やっぱり日本は瑞穂の国ですね。
Fuji_zushi02

でも、そんなのどかな景色も静岡県内でおしまい。
国道246号線に合流し、神奈川県内に入ると、車、車、車の渋滞の列。
おまけに路肩がなくて後ろからのダンプやトラックのプレッシャーを受けながらの道中です。
つくづく千葉の田舎道が恋しくなりました。

神奈川の車の量はハンパないですね。
路肩幅のほとんどない車道だらけだし。
これはおそらく、車の量に対応して車線の数を増やすことを優先した結果なんだろうな。
千葉の快適な田舎道に慣れた身には、この渋滞はこたえました。

厚木から江ノ島方面に抜けようと、国道から県道に逃れましたが、事情は同じで車の多いこと!
距離はたいして乗ってないのに本当に疲れてしまいました。

    江ノ島に着きましたー。
Fuji_zushi05

    さすがというか、湘南って良いですねー
Fuji_zushi04

やがてたどり着いた江ノ島でも、海岸通りは渋滞の列です。
狭い路肩を慎重に走ったので、気疲れしてしまいました。
体力的には、江ノ島から久里浜に抜けて、フェリーで浜金谷に渡り、内房沿いに自宅をめざすことも可能でしたが、精神的にぐったり疲れて逗子の駅で輪行して帰りました。

こんな程度で精神的に疲れるなんて、まだまだ自転車初心者の域を出ないんだなあ。

Fuji_zushi06

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2011.09.20

那須・朝日岳から隠居倉、三斗小屋温泉周回

Nasuasahi06

表那須の山々をちょこっと歩いてきました。

Asahimapこの夏は、ヒルクライムの練習に二度ほど自転車で峠の茶屋駐車場まで上がりましたが、その先を歩いたのは久しぶりです。

諸々の事情で、私に与えられた時間は早朝から午前10時頃までの数時間しかありません。

その中で山歩きの気分を満足させてくれるコースは、ここしかないだろうなあ、と考えたのが・・・
峠の茶屋駐車場~峰の茶屋跡~朝日岳~隠居倉~三斗小屋温泉~峰の茶屋跡~峠の茶屋駐車場の周回コースです。

未明に峠の茶屋駐車場まで車で上がり、明るくなるのを待ちました。
夜半は濃いガスと雨にたたられて、「天候の回復は遅くなるかも。」と心配しましたが、夜明けとともに厚い雲が去り、空が茜色から黄金色に染まって美しい日の出を迎えることができました。

    鬼面山にかかる朝焼け(茜色から黄金色へ)
Nasuasahi01

おにぎり2個の簡単な朝食をとった後、5:20に駐車場を出発しました。
周りの山肌はまだモルゲンロートに染まっていて山腹に纏わりついている雲が速い流れで去っていきます。
なかなか見られない景観にしばし歩くのも忘れました。

茶臼岳の山腹をトラバース気味に緩やかに登る道をたどり、右手に朝日岳東南稜の鋭い稜線を仰ぎながら火山礫の登山道をゆっくりペースで歩きました。
やがて剣が峰が大きく迫り、避難小屋が近づいてくると峰の茶屋のコルに着きました。

    峰の茶屋のコルをめざして
Nasuasahi02

「峠の茶屋」と「峰の茶屋」。
紛らわしいですが、「峰の茶屋」の方が歴史はずっと古く、昔は掘っ建て小屋の残骸があるばかりでしたが、冬山遭難事故を機に立派な避難小屋が建設されたと聞いています。

ここから朝日岳へは剣が峰の東側をトラバース気味に登っていきます。
トラバース道にはエゾリンドウの紫色の花がいくつも咲いていました。花の寂しいこの時期にあって山歩きを楽しませてくれる貴重な花ですね。

    秋の代表的な花「エゾリンドウ」
Nasuasahi03

剣が峰を巻き終わると鎖場なども現れる道に変わります。
雪のない今の時期は問題ありませんが、12月から3月頃にかけてはアイゼンによる引っかけなどの転倒に注意がいる箇所です。

    ボリューム感満点の茶臼岳
Nasuasahi04

振り返ると文字通り臼を逆さにした形の茶臼岳がどっしりと聳えています。
山麓は厚い雲海にびっしりと覆われています。
ボリューム感のある雲海の模様はなかなかのものでした。
このあたりから眺める朝日岳東南稜も鋸歯状の稜線を連ねていて結構迫力があります。
数年前の冬、山の仲間と3人で会心のクライミングをしたのが思い出されます。

    逆光に輝く鋸歯状の朝日岳東南稜
Nasuasahi05

やがて、朝日岳の肩に立ち、山頂を目指しました。
ここから頂上までは指呼の間です。
ハイマツやガンコウランといった高山性の低木に覆われた尾根をたどり朝日岳山頂に立ちました。
眼前の茶臼岳をはじめ、南会津に属す奥那須の大倉山、三倉山、それに三本槍岳、赤崩山など那須主脈の山々が一望に眺められました。

    朝日岳から赤崩山(旭岳)を望む
Nasuasahi07

    見事な雲海が広がっていました
Nasuasahi08

静かな山頂で展望を楽しんだ後、隠居倉方面に向けて歩き出します。
森林限界を超えているので展望も良く、那須の雄大な山容を十分に楽しみながらの稜線歩きです。
主脈と隠居倉を分ける分岐点は「熊見曽根」と呼ばれていますが、この辺りに来ると早くもガスがわき始めました。

隠居倉に至る稜線上では、エゾリンドウやトリカブトなど紫色系の花々が目を楽しませてくれました。
いったん下って登り返すと隠居倉のピークです。
去来するガスの合間に三本槍岳や歩いてきた朝日岳などが浮かんで見えました。

    ガスの去来する三本槍岳(隠居倉にて)
Nasuasahi11

    同じく朝日岳から熊見曽根を振り返る
Nasuasahi12

隠居倉で一休みの後、三斗小屋温泉に向けて下ります。
この下りは結構急で膝にダメージがかかります。
雨の後なので道も滑りやすく、注意のいる箇所でした。

急坂が一段落するとゆるやかな道に変わり、硫黄の臭いが立ちこめてきて源泉が近いことを教えてくれます。
水蒸気の噴出する源泉を過ぎてさらにひと下りで温泉神社に至り、石段を下れば2軒の宿からなる三斗小屋温泉です。
登山者を送り出したばかりの宿はひっそりと静まりかえっていました。

    静かな雰囲気の三斗小屋温泉

ここからはほぼ平坦な道を進みます。
20分ほど歩くと沼原分岐に着きました。当初はこの分岐を右折して姥ヶ平を経由して峰の茶屋に向かう予定でしたが、時間短縮のために直進します。

延命水を過ぎ、やがて登り傾斜が出てくると那須岳避難小屋です。
小屋の背後には牛ヶ首から剣が峰にかけての稜線が意外な高さで迫っています。
小屋を通り過ぎると峰の茶屋コルに続く火山礫の急な道に変わりました。

ひと登りで、早朝に通過した峰の茶屋コルに到着。
小屋の陰で風を避けながら行動食をとってから下山を開始しました。

久しぶりの山歩きで靴擦れが起き、それをかばう影響で膝まで痛くなってしまいました。
いやはや、自転車よりもハイキングの方が身体にはきついですね。
痛い右膝を引きずるようにして出発地点である峠の茶屋駐車場に下り立ちました。

【コースタイム】
峠の茶屋駐車場5:20・・・峰の茶屋コル(5:54)・・・朝日岳(6:33~36)・・・隠居倉(7:05~10)・・・三斗小屋温泉(7:46)・・・沼ッ原分岐(8:10)・・・延命水(8:18~20)・・・峰の茶屋コル(8:57~9:07)・・・峠の茶屋駐車場(9:45)

【感想】
久しぶりの山歩きでした。
実働4時間程度の軽いハイキングながら、結構足(太ももと膝)にきました。トレーニング不足を痛感します。
今回は自転車同様に心拍をモニタリングするトランスミッタを付けて歩いてみました。
結果は下図(クリックで拡大します)のとおりです。

Nasuasahi_map

心拍数の増加はヒルクライムよりもはるかに低く、最もきつい箇所でも最大心拍数の75パーセント程度の心拍数で登ることができました。
ヒマラヤ級の高峰はさておき、普通の山歩きでは心肺能力よりも、急激に変化する坂道にフレキシブルに対応できる足腰の筋力の方がより必要とされるみたいです。

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2011.09.12

まえばし赤城山ヒルクライム大会

Akagi0a03

以前のブログにも書いたとおり、昨日、「まえばし赤城山ヒルクライム大会」の本番に参加してきました。
2週間前に試走したのが功を奏してか目標タイムを大幅に?上回ることができました。
やれやれです。

それでは記憶を頼りに実況中継の再現を・・・

4時起床。
前橋駅前のビジネスホテルを早朝5時過ぎに出発しました。
駅前からスタート会場に自走できるヒルクライム大会なんてザラにはないですよね。
大抵のヒルクライムレースは、高原の温泉地が舞台になっていますから。
県庁所在地が大会の舞台になっている不思議さを実感します。

駅前から4.5kmほど走るとスタート会場の前橋合同庁舎に着きました。
MCの絹代さんの明るい声が会場に響いていました。
すでに多くの参加者が集まっています。
合同庁舎は立派なビルです。外には仮設トイレもありましたが、私はこのビル内にある洋式トイレを拝借しました。(笑)

    こんなビルのそばからスタートするなんて!?
Akagi0a01

7時、エキスパートクラスがスタート。
優勝候補の筆頭は、もちろん長沼隆行選手(VAXレーシング)。
私らには縁のない異次元の走りを見せることでしょう。(後で知りましたがやっぱり驚異のタイムでトップでしたが、オープン参加のため優勝ではないとのこと。)

私のスタート順は第3グループでした。
スタート順は年代順などではなく、先着順です。したがって、周りは「玉石混淆」状態。
速い人もいれば、私らのような年寄りもいるって具合です。
6月のMt.富士ヒルクライムのときは申告タイム順だったので、周りは自分とドッコイドッコイの人だと予想がつき、それなりに走りやすかったのですが、今回はまったく見当がつきません。
これも面白いかも。

さて、7時10分、お待ちかね、我らの第3グループがスタート!
最初はお約束のパレード区間です。
上細井町交差点を通過してすぐに計測区間に入りました。

    計測スタート直前の集団です
Akagi0a02

あれ、みんな飛ばすなあ・・
シャカシャカとペダルを回す音が妙に耳に入ってきます。
が、ここで焦って飛ばすと後半かならずバテるので、還暦Nobは我慢の走りに徹します。

今日は心拍数の管理をちゃんとしようと心に決めてスタートしました。
序盤は最大心拍の80%台をキープして走り、中盤から後半にかけて90~95%に上げて、最後は根性で100%近くに持って行く、というのが作戦です。(笑)

    赤い大鳥居からが本気モードです
Akagi0a05

やがて朱色の大鳥居を通過。
早朝にもかかわらず、沿道には市民の皆さんが並んでくれて大きな拍手を送ってくれます。
こんなにフレンドリーな大会も良いなあ。
沿道の拍手は、かなり上まで続いていました。この大会が前橋市民の皆さんにも好意的に受け入れられていることが実感できて、参加者としてもうれしかった。

畜産試験場あたりから集団もばらけてきました。
心拍は想定内の145前後。私の最大心拍数が175前後ですから、大体80%台をキープしています。
ただし、どうも身体が重い。
前夜、寝入りばなを電話で起こされたのが響いています。

だんだん勾配が強くなってくると、旧料金所跡に到着しました。
ここからは本格的な登りが始まります。
心拍数も150台後半から160程度まで上がってきました。
ようやく、エンジンがかかり始めた感じです。

旧料金所を通過して、左にカーブすると、いよいよ長い登りが続きます。
7~8%位の勾配がずーっと続く感じかな。

ひぃひぃ言いながら走っていると、後ろから3,000番台の選手がすーっと追い抜いて行きました。
くやしぃー。
3,000番台は50歳代の選手。3100番以降は60歳以上の選手です。(ちなみに私は3200番台)
年齢でいくつも違わないのにあの軽い走りは何なんだ!

赤城山のコースは、序盤の一部を除いてはインナーギアに入れっぱなしです。
Mt.富士ヒルクライムの富士スバルラインでは、3回ぐらいはアウターに入れ替える区間があるのに比べても斜度のきつさはコチラの方が上でした。

コースの半分(約11km)を過ぎた時点でのタイムが約37分。
単純に2倍すると1時間15分!
後半の疲れを考慮しても、うまくすれば90分切り(1時間30分以内)も可能か?
と、つい色気が出てしまうんですよねー。シロウトは。

コース後半は大きなカーブのワインディングロードが続いています。
カーブでは外回りを基本にしてなるべく勾配を殺しながら牛歩の歩みで進みました。
上から見るとちょうどカモシカの顔の形をした特徴的なカーブ群のあたりが核心部です。
はっきり言って辛い登りでした。
沿道のスタッフからの激励が心の頼りでした。(正直うれしかったです。)

コース最終盤に入ると、心拍数も160台後半が続きました。
最大心拍数の95%以上の水準です。エンジンで言えばレッドゾーンです。
なんでこんなに苦しいことをするんですかね。(笑)

ようやくカーブが途切れて、最後の直線に入りました。
見かけ上平坦に見えたのでギアアップして全力態勢で走ろうとしたのですが、微妙に上り勾配になっていたせいか、途中で失速。情けねーなー。

最後はゴールの横断幕に倒れ込むようにゴールイン。(ホント)
サイコンのタイム表示を見ると、おおー!目標タイム(100分切り)を大幅に上回る90分切りを達成できました。

    この瞬間をみんな夢見てる?
Akagi0a04

自分へのご褒美に、総合案内所名物のソフトクリームをいただきました。
前にも書きましたが、ここのソフトは麓から自力で登ってきた自転車乗りには大盛りのサービスをしてくれます。
5段盛りの巨大ソフトを口にしようとした瞬間、ソフト自体の重みで途中からぽっきりと折れて地面に落ちてしまいました。
悲しい目をした還暦のオヤジ。
売り場の優しいおばちゃんは「しようがないわねえ。お代わりあげるから坊や泣かないのよ。」と言ってお代わりをくれました。(笑)

ゴールの気温は17度C。
さすが標高1,400m超です。下界は関東屈指の猛暑地帯なのに、長袖必携の環境でした。
ウィンドブレーカーとズボンを着用して下山開始。
下りの沿道でも市民の暖かい声援をたくさん受けました。
前橋市民の皆さんは本当に優しいですね。この大会はアクセスも良く輪行参加もできるので、また参加したくなりました。

さて、私の正式タイムは、1時間28分42秒。
全体での順位はまだ公表されていませんが、自分としては大満足です。
ちなみに「男子Eクラス(60歳以上)」での順位は9位でした。
クラスのトップは、何と1時間13分台。おそるべきおじいちゃんです。
2位以下は1時間20分台でしたので、もう少し頑張れればとの思いもあるかというと、全然ありません。
自分としてはこれ以上のタイムは出せません。全力で燃焼した思いです。

自分は坂が好きなのではなく山が好きなので、これからは好きな山とのかかわりの中で、レースじゃないヒルクライムを楽しんで行きたいというのが正直な思いです。

麓から苦労して上がった峠。そこから眺める峰々に刻まれた、かつての登山の記憶に思いを馳せるのもまた一興というものです。

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2011.09.04

ギョウザはおあずけだったけど・・

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MTKさんからお誘いのあった「宇都宮ギョウザツアー」。
宇都宮まで走って行って、ギョウザとビールでお腹を満たして、立ち寄り温泉で汗を流して、電車で帰ってくる。
なんという素晴らしい企画!
が、大変残念ながら台風12号の影響で取りやめました。
いやー、行きたかったなー。

ところで、この台風、速度が遅いために紀伊半島を中心に大変大きな被害が出ていますね。
被害を伝えるニュース映像に驚いています。
幸い、関東でも千葉県は雨も大して降らずに助かっていますが・・。

宇都宮餃子は食べ損なったものの、千葉は台風の影響がほとんどないので、GIROの日曜朝練に参加しました。

コースは、大仏通り・うぐいすライン・秋元牧場をつなぐ小刻みにアップダウンのあるルート。
外房有料を板倉ICまで走ってから大仏通りに入るので、距離も稼げます。

例によって大汗をかきましたが、心拍数も高いレベルで維持できて、自分としては良いトレーニングになりました。

0904giro01


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