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2010.10.18

赤城山でヒルクライム

Akagi02

走ったコースとプロフィールマップを表示する

10月も中旬を迎え、関東地方も紅葉シーズン本番に入りましたね。
奥多摩や奥武蔵の紅葉にはまだ早いので、北関東の名峰赤城山の紅葉を楽しみに出かけました。

先日購入した輪行袋に自転車を収納して、高崎駅までの輪行です。
高崎駅前をスタート地点に前橋を経由し、あとは一路終点の赤城山頂にある大沼池畔までのヒルクライムになります。
単純な標高差は1,350mを超えますが、この数字は私にとっての自己最高。
事前にプロフィールマップで確認したところ、一本調子の登り勾配が続くようで「いやな予感」が。
というのも、先日のグランフォンド八ヶ岳以降、どうも腰の調子が思わしくなく、持病の腰痛がぶり返した感じなのです。
果たして登り切れるだろうか・・・?

高崎駅に降り立ったのが午前9時。
自転車を組み立てて、走り始めたのが9時20分。なかなか手際も良くなってきました。
前橋市までの約10kmは平坦な道で問題ありません。休日のため車も少なく走りやすい道でした。
前橋駅前には「赤城山」方面を示す道路標識が掲げられていましたが、ここから道はほぼ一本道です。まことにわかりやすい道です。

Akagi01

この先勾配は徐々に上がってきますが、まだまだ余力がありました。
最後のコンビニ(セーブオン)で補給をすませたあたりからはっきりと登る感じに変わります。
すでに頂上を極めて帰路につくローディーなのか猛スピードで下ってくる自転車に二、三度出会いました。羨ましいなあ。

麓にある観光案内所からいよいよ本格的な登りが始まりました。
ここで1台のクロスバイクを追い抜きます。
きつい勾配に喘いでいたら、先ほどのクロスバイクがサーッと抜き返して行きました。
うーむ。クロスバイクに抜かれるとは。と思いつつも無駄な抵抗と思い、マイペースで登ります。

すると再びクロスバイクとの差が縮まってきました。
勾配が特に急に変わる部分で一気に抜き去ります。
べつにレースをしている訳ではないのですが、何となく意識しちゃうのですね。(笑)
このままの状態で終盤に差しかかりました。
すると件のクロスバイクが近づいてきて『今日は鹿の鳴き声がやけに多いですね。それにしても速いなー。ヒルクライム専門ですか?』と話しかけてきました。
こちらとしては、気さくに話しかけられても応答する余裕なんかありません。
「え!ハァハァ、鹿の鳴き声?ゼィゼィハァハァ。ヒルクライム?ハァハァゼィゼィ・・」
「去年まで、ハァハァ、40年ハァハァ、山登りやってたんです。ゼィゼィヒィヒィ・・」
『山登り?40年も!だからお強いんですねー。40年というと?』
「ええ、ハァハァ、だから自転車もまだ1年足らずで・・ハァハァゼィゼィ、歳も来年還暦だし、ヒイヒイゼィゼィ・・」
『いやーそんなお歳には見えませんよー。強いしー。じゃあ頑張ってくださいねー』
との言葉を残してすーっと追い越していきました。コンチクショー。

彼は赤城山には2ヶ月に一度程度登りに来ているそうです。
走りながらでしたが、下山コースのこととかいろいろと有益な情報を教えてもらいました。
クロスバイクの若者よありがとう。

この先、幾分勾配がゆるくなり、ワインディングロードになるとようやく頂上の一角にたどり着きました。
最後のコンビニからは、信号以外では一度も左足を着かずに登り切ったことになり、「結構がんばったなー」と自己満足。
これが敗因で腰痛がぶり返したのですが・・・

さて、お目当ての紅葉ですが、最盛期には少し早いかな?
来週あたりが見頃でしょうか。
しかし、日光や那須の素晴らしい紅葉を見慣れた目には、???です。

Akagi03

登り切ったところにある観光案内所で休んでいると、地元のローディーから話しかけられました。
現地の事情をよくご存じで、下りのコースを相談すると、予定していたコース(県道大胡赤城線)は急で見通しが利かないので下りにとるのは危険とのアドバイスをもらいました。(ちなみに県道大胡赤城線が赤城山ヒルクライムの舞台だとか。)
そこで、急きょ北面の沼田方面に抜けることにしました。こちらは2車線あるので比較的安全とのこと。

ローディと別れて大沼池畔から一山越えて、いよいよ沼田方面へのダウンヒル開始です。
車の通りも少なく、なかなか快適な道でした。
順調かと思いきや、予期せぬ登りが待っていました。
まさか、登り返しがあろうとは。足は完全になまっていたので、この登り返しには正直参りました。

ようやく登り返しを終えると、後は沼田市街までふたたび快適なダウンヒルが始まります。
眼前には、今まで見えなかった上州武尊山をはじめ三峰山や子持山など北上州の名だたる山々がのびやかに広がります。
秋の山村風景を存分に楽しむことのできたダウンヒルでした。

Akagi04

スタートとゴールの異なる輪行ヒルクライムは、荷物がどうしても嵩んでしまいます。
レーパン一丁で満員電車に乗るのも気になるし、汗くさいこともあり着替えも欲しくなります。
ヒルクライムを楽しむならもっと身軽にしたいものです。

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Comments

こんにちは
輪行ですか。いいですね。
行動範囲が広がるので楽しみも増えます。
私はもっぱら車で移動するので輪行はほとんど経験ありません。
車に自転車をそのまま載せて移動するのに慣れちゃうと、分解組立が億劫になってしまいます。
腰痛お大事にしてください。

Posted by: 房総ローディ | 2010.10.19 12:40 PM

お久しぶりです。
赤城山は夏に行ってきました。
前橋から矢木沢ダムまで行ってテントを張って、翌日は上州武尊のまわりをぐるっと回って赤城の大沼の横を通って前橋まで戻りました。赤城山も登るつもりだったのですが、その日は千M近い登りを2回も登ったので、さすがに山登りの体力は残っていませんでした。

この土日には湯沢から沼田までの三国峠越えツーリング兼苗場登山をしてきましたが、軽量化のため今回はテントは持参せずに7合目でツェルトビバークしました。

山屋なので自転車だけではもったいないと、山登りやクライミングと抱き合わせるのが最近の定番となってしまいました。

Posted by: vibram | 2010.10.19 08:34 PM

房総ローディさん
たしかに、移動するなら車が便利ですよね。
そのまま載せられるのは自転車にとっても良いですしね。
でも、輪行も良いですよ。見知らぬ駅から見知らぬ駅まで、ドラマがあります。(笑)

Posted by: Nob | 2010.10.19 09:06 PM

vibramさん こんにちは
うーむ、山屋としては最高の行動スタイルですね。
私も、できれば山靴を背負って走りたいです。
それに加えて、ツェルトまで持参ですかー。
スゴイ!としか言いようがありません。
まさか、ザイルとカラビナは持参しないですよね。

Posted by: Nob | 2010.10.19 09:08 PM

いえいえ、先日は小田原から城ヶ崎まで自転車で走り、ザイル(といっても15メートルくらいですが)を垂らしてユマールを引っ張り上げながらクラックを登ったりしていました。

クライマーと自転車というのは元々相性がいいらしいですよ。アイガー北壁の初登攀者たちも自転車に装備一式を積み込んで何日もかけてグリンデルワルトに辿り着いてから登ったようですから

Posted by: vibram | 2010.10.19 10:40 PM

vibramさん
本当にクライミングとサイクリングのコラボレーションを実現しているのですね。
おみそれしました。

アイガー北壁のエピソードは私も映画で興味深く観ましたよ。
片山右京氏や有持真人氏など、最近は自転車の方で有名ですよね。

Posted by: Nob | 2010.10.20 09:08 PM

赤城山、私も一度登りたいと思っていたので、参考にさせていただきます!

vibramさん、すごいですねー。
私も色々と自転車と山の組み合わせを考えてはいるものの、まだ実際にやってみたことはないので、今度何かやりたいと思ってます。
とりあえず一度やりたいのは、富士山海抜0mから5合目まで自転車で登って、山頂まで登山です。

Posted by: HINA | 2010.10.21 12:35 AM

HINAさん
赤城山に登るなら、ぜひ県道大胡赤城線をどうぞ。
私が走ったルートは、勾配が少し緩いそうなので。

vibramさんに匹敵できるのはHINAさんしかいませんねー。
富士山のsea to summit ぜひトライしてください!

Posted by: Nob | 2010.10.21 09:53 PM

HINAさん、はじめまして

実は6月に富士山海抜0mから頂上にトライしたのですが、忠実に富士山スカイラインを行けばよかったものを、近道しようと十里木CC経由で行こうとしたために道に迷って断念し、結局、御殿場、厚木経由で日帰りで帰る羽目になってしまいました。

来年に再トライするつもりですので、日程があえばご一緒しませんか。もちろんNobさんも。

ただし、自分は持久力はそこそこあるつもりですが、自転車を漕ぐのは目茶おそいです(昨年の美ヶ原ヒルクライムでは、年代別でも半分よりも下の順位でした)。足手まといになるかもしれないことを承知してもらえればですけど。

Posted by: vibram | 2010.10.22 12:30 AM

vibramさん、Nobさん
ぜひ、日程があえばよろしくお願いします。
富士山スカイラインは9%くらいの傾斜がずっと続くのできついんですよね。
私もヒルクライムレースではいつも年代別で半分より上というのを目標にしていますが、未だ達成できていないので、同じです。

よろしくお願いします。

Posted by: HINA | 2010.10.22 12:59 AM

vibramさん HINAさん
なんか、いつの間にかに私まで富士山頂 sea to summitのメンバーになっちゃいましたね。(笑)

vibramさんは南米アンデス6,000m峰&ヨーロッパアルプスのモンブランタキュール・ジュルバズッチ柱状岩稜登はん者。
まさに栄光の還暦クライマー?

一方のHINAさんは、ブランクがあるとはいえ元ヨセミテ5.12クライマー。

私なんか太刀打ちできませんよー。
とほほ、
富士山は、できればお二人でいかがですか?
サポートカー運転しますから。(笑)

Posted by: Nob | 2010.10.22 06:48 PM

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