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2010.05.17

柳沢峠と犬切峠ツーリング

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ジロの奥多摩ツーリングに参加させてもらいました。

もっとも参加者の多い「3峠コース」は、小河内ダム→柳沢峠→塩山→笹子峠→大月→松姫峠→小河内ダムの約150km。
ハードな「4峠コース」は、小河内ダム→柳沢峠→塩山→上日川峠→笹子峠→大月→松姫峠→小河内ダムの約160km。
私は、一番短い「2峠コース」にエントリー。
小河内ダム→柳沢峠→犬切峠→小河内ダムの約80kmです。
ちなみに、3峠も4峠も山屋に言わせれば「奥多摩」というよりも「ツール・ド・大菩薩連嶺」ですね。

2峠コースは、ビギナー、レディス、年長者向けに、休憩をとりながら峠の登りを楽しむ、極楽奥多摩ツーリングコース」とのキャッチフレーズに誘われて、気軽な気持ちで申し込んだのですが、いやいやどうして、参加最年長者の私にとってはとても「極楽」とはいきませんでした。ハイ。

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山歩きでは数え切れないくらいに訪れている奥多摩ですが、自家用車で行くのは今回が初めてです。
奥多摩湖の集合時間が7時30分なので、慣れない道なので4時半に自宅を出発しました。
中央道を八王子ICで降り、あとは一般道をのんびり進みました。滝山街道、秋川街道、吉野街道をつないで進むと見慣れた奥多摩の山々が朝日を浴びて輝いています。
7時前にダムの畔に無事到着。ダム下の駐車場に行くと早々とメンバーたちが集まっていました。
8時に3峠チームがスタート。続いて4峠組。私たち2峠組は8時15分と最後に出発しました。

前半は、ほぼ平坦な湖畔のコースを30km/hを超えるペースで快調に走ります。
自分一人だと25km/h前後でのんびり走るのが常ですが、正直のところペースの速さに戸惑いました。
とはいえ、湖畔に映る新緑の樹々が素晴らしく、それを慰めになんとか付いていきました。
新緑に彩られた奥多摩湖は本当に美しいですね。

深山橋を過ぎるころから徐々にゆるやかな登り基調になります。
やがて奥多摩湖から離れて青梅街道を多摩川源流沿いを走りますが、この辺りは山歩きでもなかなか訪れることは少ないので、走っていても楽しかったです。

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丹波山集落を過ぎると本格的な登りが始まります。
道は広くて走りやすいのですが、登りが延々と続くので本当に疲れます。
登りは各自のペースで走るのでメンバーはバラバラになります。なんとかみんなのペースの範囲内で付いていくことができましたが、大きなつづら折りの急勾配なども出てきて何度休もうとしたことか。
でも、がんばって自転車から降りることなく標高1,472mの柳沢峠に到着。残念ながら富士山は雲の中でした。

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柳沢峠の登りは、10%を超える"激坂"はないものの、登り区間がとにかく長くて疲れました。
峠で休憩の後は、一ノ瀬にある犬切峠を目指しました。
山好きの私ですが、この峠は名前を聞くのも初めてです。柳沢峠みちの途中から登り始めるので標高差はありませんが、なかなか急な坂もあって結構疲れました。というか、もうすぐ59歳になる自分にとって楽な坂道なんかありませんが。(笑)

犬切峠までの道はお世辞にも良いとはいえません。道幅も狭いし路面も荒れていますが、車の通行がほとんどないのでその点は助かりました。
登り着いた峠には峠を示す標識は一切ありませんが、何となくのんびりした雰囲気の静かな場所でした。
ここからは、一ノ瀬林道を反対側の一ノ瀬集落目指して下っていきます。最近舗装されたばかりのようで走りやすい道でした。(ちょっと狭いけど)

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下り始めてすぐの右側に展望広場がありました。親切にも山名表示板も設置されています。
ここからは飛竜山から笠取山までの、いわゆる多摩源流(水源)の山々が一望に見渡せました。
若い頃に歩いた山々が眼前に迫ってきて懐かしかったです。

やがて、一ノ瀬集落を通過。こんな山奥になぜ?と思わせる集落です。キャンプ場なども開設されていて夏は賑わうのでしょうね。
一ノ瀬川に沿って下る道は、随所に落石の跡があってスリル満点。道の左側はかなりの断崖絶壁が続きます。ここを30km/h前後のスピードで下るのはビギナーの私には辛かった。

柳沢峠からの青梅街道に出てひとまずホッとしました。
ここからは、スタートした小河内ダムまで往路を戻ります。丹波山の集落からは登りもありましたが、大半は下り基調です。
赤ペンキが目に鮮やかな峰谷橋を渡ればあと少し。

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快調に走り続けて、14時頃、無事にスタート地点の駐車場に戻ってきました。
私にとっては初めての本格的なヒルクライムでした。
登りはホントに辛いですが、峠に立ったときの快感は病みつきになりそうです。
同行してくれた皆さん、リーダーのIさん、お世話になりました。

◆柳沢峠にまつわる山の思い出
はじめて柳沢峠に立ったのは、1968年のこと。もう40年以上も前になりますねー。
私にとって初の雪山登山でした。
塩山から柳沢峠まではタクシーで。何にもない殺風景な峠からは20cmほどの新雪を踏みしめて丸川峠を目指しました。
雪の丸川峠の山小屋で一夜を過ごしましたが、二人の東大生と同宿でした。
ちょうど東大紛争の真っ最中で、紛争に嫌気がさして長期滞留中とのこと。そんな世相でした。
翌日はよく晴れ上がった中を大菩薩嶺から大菩薩峠を歩きました。北斜面の雪は手強く、40cm位でしたがラッセルで苦労した思い出があります。
賽の河原から眺めた純白の富士山が忘れられません。

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Distance 82.6km
Ride Time 04:06:06
AveSpeed 20.1km/h
Ave Cadence 80

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Comments

柳沢峠と聞いて反応しました。
私も今年行ってきました。
といっても自転車ではなく、丹波から塩山までの30キロのランニングです。登りは自転車よりもランニングの方が楽ですね!
最近MTBも買ったので、息子と一緒に激坂の和田峠越えなども楽しんでいます。

7月はジョラスのウォーカーに二度目の挑戦です。
果たしてどうなることやら
ではまた

Posted by: vibram | 2010.05.18 12:20 AM

奥多摩で2峠同組だったkikuです。お疲れ様でした。
私はマイペースというか、柳沢峠は途中からマジで登ってしまったため、周りの景色をゆっくり楽しむ余裕なんて全然ありませんでした。慢性腰痛持ちで、途中から腰も痛くなってきて、息も絶え絶えで、ひたすら我慢のヒルクライムでした。
犬切峠への登りでは、途中サクラ(山桜?)が咲いていて、驚きました。展望台の見晴らしは素晴らしかったですね。紅葉の時期にも来てみたくなりました。

皆さんと別行動で帰りの途中に今川峠にも登りましたが、こちらは激坂でした。登り始めた早々、やっぱり戻ろうかな…などという思いが頭をよぎってしまうほど。機会があれば、Nobさんも今川峠をアタックしてみてください。

Nobさんは傍目から見ても、やはり登山をされているだけあって足腰がしっかりしていて、登りには強そうですよ。

次回は、6/6のMt富士ヒルクライムですよね! 納得のいく走りができるように、頑張りましょう!!

では、またよろしくお願いします。

Posted by: kiku | 2010.05.18 12:14 PM

vibramさん
こんにちは。お久しぶりですね。

> 丹波から塩山までの30キロのランニングです。登りは自転車よりもランニングの方が楽ですね!

え、そうですかー?
ランニングしている人も見かけましたが、ランニングも汗だくで辛そうでしたよ。(笑)

それにしても、ロードバイクの次はMTBですか。
極めつきは、ジョラスのウォーカー側稜?
相変わらずすごいですね!
たしか私よりも1,2歳お兄さんなので、今年は還暦?
マルチタレントのvibramさん、がんばらないようにがんばってください!

Posted by: Nob | 2010.05.18 06:02 PM

kikuさん
日曜日は大変お疲れ様でした-。
kikuさんのスピードには到底ついて行けませんでした。
速いし、登る力もハンパじゃないですねー。
あの走りなら余裕で3峠組に入れたのに。もったいないなあ。
ところで、帰路に別れた今川峠はすごいらしいですね。
Nさんが言ってましたよ。18%はあるって。
私の場合、帰りはゴールに行き着くのがやっとでした。

こんなんで富士山大丈夫か心配ですが、がんばらないようにがんばります。(笑)
また、ご一緒させてください。

Posted by: Nob | 2010.05.18 06:08 PM

私も今度柳沢峠に行きたいと思っているので、またお話聞かせてください。
それにしてもジョラスのウォーカー稜ってウラヤマしすぎますね~。ぜひお気をつけて頑張ってきてください。

Posted by: HINA | 2010.05.19 12:04 AM

HINAさん
ブルベで関東近辺を走り回っているHINAさんが柳沢峠はまだ走っていないとは意外でした。
大菩薩連嶺の北を仕切る峠だけあって、私にとっては走り甲斐のある道でしたよ。
ぜひ、トレースしてください。

それしてもvibramさんはすごいですよね。
年齢をまったく感じさせない真摯な取組姿勢は脱帽モノです。

Posted by: Nob | 2010.05.19 12:30 PM

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