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2009.07.21

那須 沼ッ原から白笹山・南月山を周回する

090720_nasu_map■日程 2009年7月20日
■目的地 那須 白笹山~南月山周回
■コース 沼ッ原~白笹山~南月山~姥ヶ平~沼ッ原
■メンバー Nob(単独)

那須連峰の南端に位置する白笹山(1719m)は地味な山容から訪れる人はあまり多くありませんが、人気の沼ッ原湿原からは至近の距離にあります。
沼ッ原湿原を起点にして、白笹山、南月山、日の出平を経て姥ヶ平から再び沼ッ原に戻る周回コースを歩いてきました。

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■7月20日 曇り時々晴れ
沼ッ原駐車場を6時少し前に出発する。
朝が早いせいか広い駐車場も車はたったの4台だった。
前日の雨のせいで泥濘の道を進む。シラビソの原生樹林帯が広がり、静かな山道を登っていく。時折、駐車場方面が眼下に見えるが、徐々に車の数が増えていくようだ。
Shirasasa01山道は結構な傾斜があり、ところどころに土砂が流失してできた大きな段差があり通過もけっこう大変だ。
やがて登山道がジグザグになってくると傾斜もゆるみ山頂が近いことを教えてくれる。
白笹山頂は、標識がなければ通過してしまうような登山道の途中にある感じの頂だ。(6:58~7:00)

さて、ここから南月山、日の出平を経て牛ヶ首までは標高1700m前後のなだらかな山稜が続く。足下にはチシマザサが生い茂り、シラビソの点在する稜線歩きとなる。

Shirasasa03あいにく、ガスがまとわりついており、快晴の稜線歩きとはいかないものの、右手の関東平野方面はきれいに晴れ上がり、遠く筑波山まで眺めることができた。

小さな祠のある南月山頂上(7:30)からは火山礫に覆われた稜線が続く。ガスと強風が先日の大雪山系遭難のことが脳裏に浮かび結構緊張した。風がもう少し強いようなら迷わずウィンドヤッケを着用するところだったが、なんとか通過する。

日の出平に着く頃には風も弱まり、風景写真を撮る余裕が生まれる。牛ヶ首のコルを前景にした茶臼岳の勇姿を何枚か写真におさめた。

Shirasasa08下り着いた牛ヶ首からは下り一方になる。
姥ヶ平に下り着き、後ろを振り返れば茶臼岳が噴煙を噴き上げて雄大な姿を見せている。ここからの茶臼岳は私の好きな景色の一つだ。

姥ヶ平からは樹林帯に入る。三斗小屋温泉分岐を経て、いったん登りとなるが、やがて等高線沿いのなだらかな道が続く。原生林に覆われた山深い静かな道だ。

Shirasasa13このあたり、いかにも熊が出没しそうな雰囲気で、一人で歩いているとちょっと不安にかられる。熊よけの鈴を持参すればよかったと悔いるが後の祭り。
仕方ないので、山の歌を口ずさみながら歩いた。(ホント)

やがて、沼ッ原湿原が遠望できるようになると徐々に高度を下げていく。途中、「駐車場近道」の標識にひかれて左に折れてしまったが、これが大きな間違いだった。
てっきり湿原を通過してから駐車場に向かうとばかり思っていたが、直接駐車場に出てしまった。(9:15)
ちゃんと地図を開いて確認すべきだった。

Shirasasa14出発してから3時間あまり経った駐車場には車がいっぱいなのに驚く。観光バスも何台も駐車しており沼ッ原の人気の高さがわかった。

時間が余ったので改めて沼ッ原湿原に向かう。
盛りが6月下旬頃のニッコウキスゲはほとんど姿を消していたが、アヤメが濃い紫色の美しい花を咲かせていた。

■タイム
沼ッ原駐車場(5:58)---白笹山(6:58~7:00)---南月山(7:30)---日の出平(7:47)---牛ヶ首(8:03~05)---姥ヶ平(8:17)---三斗小屋温泉分岐(8:27)---沼ッ原駐車場(9:15)---沼ッ原湿原(9:23~40)---沼ッ原駐車場(9:50)

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2009.07.17

大雪山系遭難

大雪山系のトムラウシ山と美瑛岳で、夏山としてはかなり大規模な気象遭難事故が起きました。
60歳代を中心に計10名の死亡が確認されたそうです。

強い風雨の中を行動し、低体温症になり次々に動けなくなったようです。
稜線上は気温10℃以下、風速20~25mという状況から考えて、体感温度は零度以下だったことでしょう。
こんな状況なら、中高年でなくても遭難してもおかしくないです。
旅行会社主催のパーティーだったようですが、リーダーあるいはガイドの責任は重いと言わざるをえません。

私は北海道の山の経験はありませんが、緯度が高いので、気象条件は本州の3000m級の高峰と何ら変わりないと容易に想像できます。
標高が2000m級なので、まさか本州の2000mクラスの装備で臨んだとは思えませんが、フリースやウール系の防寒着は必携だろうし、できればツェルトも個人装備で用意しておくべきでしょう。

それにもまして、天候悪化が判断できるのなら「出発しない」という勇気が必要だったと思います。
帰りの飛行機のチケットなど、いろいろな制約があったのかも知れませんが、本当に残念な事故です。
合掌

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2009.07.12

奥多摩・川苔山にハイキング

■日時
 2009年7月11日(土)
■メンバー
 HINA、Nob、微苦笑、ヨーコ、take
■タイム
奥多摩駅(9:35)===川乗橋BS(9:50)---細倉橋(10:30~35)---百尋ノ滝(11:22~33)---川苔山(13:03~21)---大ダワ(14:26~31)---大根の山ノ神(15:17~28)---鳩ノ巣駅(16:01)

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当初は八ヶ岳のバリエーションルートに出かける予定でしたが、あいにく日曜日に仕事が入ってしまい断念。
お天気もぱっとしない予報だったので、代わりに日帰りで奥多摩・川苔山にハイキングに出かけてきました。



奥多摩駅から日原行きのバスに揺られて川乗橋で下車。川苔谷沿いに林道を歩きます。
前日までの蒸し暑さがウソのように今日はからりとした空気に変わっています。前線が南に下がり、大陸の空気が入ってきたからとか。

昨年、逆川の沢登りで訪れた入渓点を過ぎ、バス停から45分ほどで細倉橋にある登山道入口に着きました。
橋から少し下流にある右岸にはハングを伴った高さ10mほどの岩壁があり、手製のボルトが設置されていてフリーのルートであることを示していました。(私にはまったく歯が立たない感じでしたが・・)

Kawanori08さて、川苔谷沿いにつけられた登山道からは右に左になかなか立派な滝を見物しながら歩くことができ、涼味も景観も満点です。
あとで調べたら、「下百尋ノ滝」、「長滝」、「ウスバの細滝」と名前が付けられているとか。
ただし、登山道の幅は狭いところもあり、谷からの高さもあるのでスリップには要注意です。滑落したらタダではすまない箇所がいたるところにありました。

変化に富んだ登山道を歩くこと約45分で、百尋ノ滝に到着しました。
先客もたくさんいましたが、さすがは奥多摩有数の滝です。見た目で20m位かな?と思っていたら、なんと落差40mとのこと。
水量も豊富でピラミダルな形の良い滝です。

滝で一休みしたあと、階段を伝い、急な登りに入ります。
少しずつ高度を上げていきますが、川苔山は奥多摩でも山懐の大きい山として知られているとおり、なかなか頂上は見せてくれません。
いったん窪地に下り、再び登り返していくとようやく山頂に至る山の肩に達することができました。
そこからはほんの一投足で標高1,364mの山頂に到着。
この時期には珍しく、さわやかでひんやりした空気が山頂一帯を包んでくれていました。

昼食をとっていると、50人以上の大集団が登ってきたので早々に退散しました。
中高年の健康志向で山登りも大いに結構ですが、集団での登山はある意味で一種の暴力です。静寂感が一気に崩れて静かな山頂が正月三が日の明治神宮なみの混雑になるのですから・・・。

さて、下山は定石どおりに鳩ノ巣駅を目指しました。
舟井戸で本仁田山への分岐をやり過ごし、しばらく下るとさらに分岐が出てきたので、ここは大ダワ方面に右に進みました。
しかし、これがちょっと失敗で、せっかく下った道をまた登り返す羽目に。
尾根ひとつを回り込んでやや遠回り気味に大ダワに達しました。こんなことなら、舟井戸から直接大ダワに向かえば良かったと後悔しましたが後の祭りです。

大ダワからは再び緩やかな下り道を大根の山ノ神を目指して下ります。
途中、日当たりの良い斜面ではホタルブクロやヤマオダマキの赤みのある花々が迎えてくれました。

由緒のありそうな大根の山ノ神の祠に参拝して、一路鳩ノ巣駅を目指します。
途中の分岐は熊野神社経由をとりましたが、膝が笑い出すような急坂に閉口しました。
立派な能舞台のある熊野神社を過ぎれば駅まではわずかな道のりです。予定どおり16時に無事到着しました。

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