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2009.04.13

技術と経験の伝承(3)

好評かどうかはわかりませんが、「技術と経験の伝承」シリーズも3回目を迎えることになりました。

今回のテーマは「雪山を安全にあるく」です。
2日間の日程で、初日は谷川岳・マチガ沢出合付近で雪上トレーニング。翌日は実践山行として天神尾根から山頂を目指しました。

Tanigawa02_2陽光溢れるマチガ沢を訪れたのも久しぶりです。
除雪作業車が行き交う林道から少し入った右岸の雪田で実施しました。

自分が雪山初心者だった頃(なんて生意気な書き方ですが)を思い出しながらの講習は、「1に歩行、2に歩行、3,4も歩行で、5に滑落停止法」というものです。
たったひとりの受講生も単純な作業の繰り返しでさぞつまらなかったことでしょう。

雪山での要諦は、何といっても「滑落しないこと」だと思っています。
私自身、滑落による負傷は3回あります。(頭部裂傷1回,肩脱臼2回)
さいわい、重大事故には至らなかったものの、その怖さは痛みで体感しました。

恥ずかしい話、滑ったら確実に止められる自信はありません。
サッカーでいえば、ペナルティキックを受けるゴールキーパーの心境です。
止められたら超ラッキーなのです。
だから、ペナルティキックに持ち込まないようにしなければなりません。
つまり、滑落しないようにすることが最上の滑落停止法なのかも知れませんね。

Imgp0022rsさて、翌日は実践山行として、易しい天神尾根を登りました。
経験ある先輩方が西黒尾根で四苦八苦しているのを尻目にロープウェイで一気に標高1320mの銀世界に到達しました。
前を歩く者のいない広大な雪の斜面を登るのも爽快です。
暑かったけれど、前日に学んだ歩行技術を試しながらじっくりと登りました。
山頂に立ったときの気分は最高です。
これだから雪山はやめられないのですね。

くわしい記録はこちら

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Comments

あれれ、3回も滑落したことあるのですか。よく無事に生きていますね。そろそろ4回目が来るでしょうから、何とか生き延びて下さい。

Posted by: おじん堂 | 2009.04.14 07:34 AM

ありがとうございます。
アドバイス、肝に銘じます。

Posted by: Nob | 2009.04.14 07:47 PM

Nobさん、こんにちは。
先日、テレビで「ある遭難」(松本清張原作)という日本映画を偶然観ました。鹿島槍と布引岳を舞台にしたサスペンス映画でしたが、後立山の雪山が美しく、ラストシーンがショッキング。昭和36年製作ということで、当時の登山用具にも興味津々でいい映画でした。

Posted by: hirorin | 2009.04.17 03:07 PM

ヒロリンさん
コメントありがとうございます。
「ある遭難」という映画ですか?
それは知りませんでした。
鹿島槍と布引岳が舞台だなんて、ヒロリンさん、竜少年さんと3人で出かけた5月の爺ヶ岳東尾根が懐かしく思い出されます。

ところで、いまネットで検索したら、香川京子や児玉清などが出演しているんですね。
観たかったなあ。

Posted by: Nob | 2009.04.17 08:58 PM

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