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2009.04.21

目には青葉 山ホトトギス 手打ち蕎麦

先週の土曜日は、やわらかな新緑をもとめて奥多摩にハイキングに出かけてきました。

Ootsukayama01古里(こり)駅をスタートしたのが9時。
駅前の青梅街道を右折します。
ダンプトラックの騒音と振動に圧迫されながらの街道ウォークはいやですねえ。

5~6分歩くと、やがて左に製材所があり、その先に『大多摩ウォーキングトレイル』の立派な標識がありました。
それにしたがい多摩川方面に下って行く舗装路に入ります。
青梅街道から離れたとたん、奥多摩本来の静かな山村風景に魅せられます。

寸庭橋で多摩川の対岸に渡ります。
橋の上からは目にまぶしい両岸の新緑が美しい。眼下の奥多摩渓谷では釣り人がのんびりと釣り糸を垂れていました。

Ootsukayama02橋を渡ると、多摩川の右岸に沿ってウォーキングトレイルが付けられています。
鉄パイプで組まれた橋の手前で越沢と分かれ、左上に登っていく道があります。標識はありませんがここが鉄五郎新道の登り口。ちょっと注意が必要です。

少し登ると民家が見えますが、川は渡らずに右手の細い尾根筋を登りました。
少し先が小びろくなっていて、そこに木の標識があり御岳山、大塚山への道が示されていました。

越沢沿いのよく踏まれた道を進みました。
昨年の今頃も歩いているので自信をもって歩きましたが、沢沿い(越沢)に進むばかりでなかなか尾根に取り付きません。ちょっと心配になり、何度も地図とGPSとにらめっこです。

うーん、道を間違えたのかなあと心配になった頃、ようやく登り道となり無人の小屋が建っている場所に到着。
この小屋と鳥居には見覚えがあります。金比羅神社でした。
鳥居をくぐり、右に少しの岩場を登ったら金比羅神社という祠や、岩場の展望台がありました。

Ootsukayama03鳥居に戻り『左 御岳山』という標識にしたがい、広沢山から大塚山への道に入ります。
ここからは時々急登も混じるなかなかハードなコースになります。やがて露岩まじりの本格的な急坂になるとイワウチワの群落に着きます。
今年は暖かい日が続いたためかお目当てのイワウチワはすでに咲き終わっていました。残念!

展望の無い広沢山で小休止。
ここからは緩やかな尾根道が続きます。電波塔のある大塚山が近づくと、鍋割山北尾根から鳩ノ巣城山につづく長い尾根が望めます。

バラ線に沿って登ると電波塔の裏に出て、さらに右から柵に沿って登るとハイカーで賑わう大塚山の頂上に飛び出しました。

Ootsukayama04帰路は丹三郎の集落経由で出発地の古里駅に戻るコースをとりました。
山麓の集落には一度は訪れてみたいと思っていたお蕎麦屋さんがあります。
築250年以上も経つ茅葺きの民家を改造したつくりにちょっと感動しました。

お蕎麦屋さんの名前は集落の名前そのままで「丹三郎」です。
いまが旬の筍の天ぷらにヱビスビール。それに腰のある手打ち蕎麦を賞味して至福の時を過ごしました。
美味い!

Ootsukayama_map【コースタイム】
古里駅(9:00)---鉄五郎新道入口(9:26)---金比羅神社(10:20~28)---広沢山(11:30~43)---大塚山12:07~39)---丹三郎登山口(14:00)---<お蕎麦屋に立ち寄る>---古里駅(15:05)

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2009.04.13

技術と経験の伝承(3)

好評かどうかはわかりませんが、「技術と経験の伝承」シリーズも3回目を迎えることになりました。

今回のテーマは「雪山を安全にあるく」です。
2日間の日程で、初日は谷川岳・マチガ沢出合付近で雪上トレーニング。翌日は実践山行として天神尾根から山頂を目指しました。

Tanigawa02_2陽光溢れるマチガ沢を訪れたのも久しぶりです。
除雪作業車が行き交う林道から少し入った右岸の雪田で実施しました。

自分が雪山初心者だった頃(なんて生意気な書き方ですが)を思い出しながらの講習は、「1に歩行、2に歩行、3,4も歩行で、5に滑落停止法」というものです。
たったひとりの受講生も単純な作業の繰り返しでさぞつまらなかったことでしょう。

雪山での要諦は、何といっても「滑落しないこと」だと思っています。
私自身、滑落による負傷は3回あります。(頭部裂傷1回,肩脱臼2回)
さいわい、重大事故には至らなかったものの、その怖さは痛みで体感しました。

恥ずかしい話、滑ったら確実に止められる自信はありません。
サッカーでいえば、ペナルティキックを受けるゴールキーパーの心境です。
止められたら超ラッキーなのです。
だから、ペナルティキックに持ち込まないようにしなければなりません。
つまり、滑落しないようにすることが最上の滑落停止法なのかも知れませんね。

Imgp0022rsさて、翌日は実践山行として、易しい天神尾根を登りました。
経験ある先輩方が西黒尾根で四苦八苦しているのを尻目にロープウェイで一気に標高1320mの銀世界に到達しました。
前を歩く者のいない広大な雪の斜面を登るのも爽快です。
暑かったけれど、前日に学んだ歩行技術を試しながらじっくりと登りました。
山頂に立ったときの気分は最高です。
これだから雪山はやめられないのですね。

くわしい記録はこちら

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2009.04.05

万歩計付きケータイ

Imgp0160s_2

ケータイを買い換えたら、おまけの機能として万歩計が付いていました。
以前から万歩計は欲しかったので、さっそく使ってみました。
毎日の歩数や歩いた距離、消費カロリーなどを記録してくれるらしい。

万歩計を使ってみると不思議なもので、なるべく歩きたくなるものです。
いままで自転車をこいでいた場所にも歩いて出かけました。
やっぱり使う以上は歩数の伸びが気になるから。

今日は16,000歩以上も歩いたことになります。
これで気兼ねなくビールが飲めるというものです。

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2009.04.02

那須の雪崩事故

P1030566rs

ちょうど1ヶ月前に登った那須の山で雪崩事故が起きてしまいました。
場所は茶臼岳の北東斜面の標高1,600m付近とか。
峰ノ茶屋のコルに至るなだらかな山腹斜面だと思います。

反対側の朝日岳から眺めると、たしかに広大な雪の斜面が広がっていますが、傾斜はそれほど強くはありません。
ただ、遮るもののない斜面が続いているので、今日のように春の大雪状況下では「あるいは」と感じる斜面でもあります。テレビ放映を見ましたが、現場は激しい風雪状況でした。(積雪1.2mとのこと)

峰ノ茶屋の向こうには三斗小屋温泉も営業しているし、週末は比較的多くの登山者が行き来している道です。
事故に遭ったパーティーは、今年1月に滑落事故で亡くなった仲間の追悼登山だったとか。
うーん。
重ね重ねの不運にかける言葉もありません。

春先は雪が解けて、凍って、また降って・・と、雪崩の原因となる弱層が形成されやすい季節。
思わぬ大雪が雪崩を誘発したのでしょうか。
多くの登山者が通るルートで起きた事故だけに正確な情報と原因を知りたいものです。

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