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2009.02.15

初夏の陽気 百蔵山

Momokura01_2中央自動車道やJR中央線を鳥沢から大月方面に向かって走っていると車窓の右手に顕著な盛り上がりを見せる山が目立ってきます。
右手の扇山と並んで見えるこの山が百蔵山。

大月市制定の「秀麗富嶽12景」の七番山頂に選ばれています。
山頂からの富士山の展望はさすがです。
40年ほど前に訪れた時は、山頂一面がカヤトで覆われていた記憶がありますが、現在はどうなっているのか?
興味津々で登ってきました。

猿橋駅に着いたのが8時24分。
8時半に出発しました。
お金持ちのパーティーはタクシーで登山口まで入っていましたが、単独行ではそうもいかず車道をてくてく歩きます。

Momokura02_2やがて桂川の渓谷を渡り、頭上にはしる中央道の高架をくぐりなおも車道を進むと上り坂となってきました。
市営の総合グラウンドまでの車道歩きは勾配もあって結構しんどいです。
タクシーを使う登山者の気持ちもわかります。
総合グラウンドの先に百蔵山登山口バス停がありました。(バスは運休中)
振り返ると富士山がせり上がるように大きく聳えてきました。
春一番が吹いた翌日とあって、暖気が残っていて秀麗富岳には残念ながら霞がかかっています。

浄水場の先で車道から解放されて待望の山道に入ります。
ゆるやかに続く静かな沢沿いの道をどんどん登っていきました。
初夏のような陽気に汗がどっと噴き出してきます。前夜遅くまで飲酒をしていたので足取りもいまひとつです。

Momokura03_2やがて、尾根に上がりさらに登ると山頂直下の急斜面に出ます。
ロープがフィックスされた急傾斜の道を下りにとらなくて良かったです。
急坂をひと登りで山頂の一角に着きました。

百蔵山頂は、樹林が点在していますが、南面の富士山側に大きく開けており、眼下の大月市街も箱庭のように広がっています。
お目当ての富士山はあいにく春霞みの中。北側には樹間越しに権現山が長大な山容をみせてくれていました。
大菩薩連嶺も指呼の間に望めます。

Momokura04_2
しばらく展望を楽しんだ後、葛野方面に下りました。
なだらかな歩きやすい尾根筋を下ります。
途中で下和田方面の登山道を左に分けると、踏み跡がやや細くなりますが明瞭に続いています。
800.1mピークで左に折れ、急降下が始まりました。
滑落に気をつけて下ると、やがて金比羅社に着きました。素朴で赤い顔の金剛様が印象的でした。

葛野の集落が眼下に見え始めるとじきに車道に飛び出しました。
集落内をゆっくりたどると左手に福泉寺の立派な堂宇が見えてきます。

Momokura05_2バス道路に出てからは葛野川沿いの遊歩道をのんびり歩きながら猿橋駅をめざしました。

時間が早かったので駅からさらに1.2kmほど東にある日本三奇橋の一つ名勝「猿橋」を見学。
江戸時代の高度な橋梁架設技術の粋に感動。
半日の軽いハイキングをおえました。

【タイム】
猿橋駅(8:30)---登山道分岐(8:55~9:00)---百蔵山(10:06~20)---下和田分岐(10:28)---福泉寺分岐(10:43)---金比羅社(10:48)---福泉寺(10:55)---名勝猿橋(11:56~12:05)---猿橋駅(12:21)

090215_momokura


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2009.02.02

山にもGPS時代の到来?

P1030472s

奥日光にスノーシューを楽しみに出かけました。
戦場ヶ原の南端に位置する小高い山、高山をめざしたところ要所要所に上のような標識が木に取り付けられていました。
長い間山歩きをしていますが、このような標識を目にしたのは初めてのことです。

緯度と経度が記されているこの板、「この場所の緯度、経度の数値です。」とあります。
つまり現在位置を緯度経度で表しているわけです。

P1030512rs普段GPSを持ち歩いている私には重宝しますが、持っていない人には意味のない標識ですね。
もう少し正確に言えば、緯線経線がメッシュ状にプリントされている地形図を持参している人には重宝する、ということになります。

メッシュ地図を持っていれば、この標識のある地点が今地図上のどこなのかを容易に知ることができます。
現在位置さえ正確に判れば、あとはコンパスと地形図で目的地への方向を割り出すことが可能になります。
その意味で、この緯度経度標識はとても役立ちます。

スノーシューを使って雪上を自由に歩き回る楽しさは格別です。
そんな時、ハンディGPSは道迷いの危険を大幅に減らすことができ、とても心強いツールになります。

今回の標識は、ハンディGPSが普及して緯線経線入りメッシュ地図を携行している人たちが着実に増えていること、あるいは救助の側にGPS装備が備わってきつつあることを想像させてくれました。

スノーシューの記録はこちら

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