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2008.11.30

アイゼントレ

Tenran01今年もアイゼントレの季節が巡ってきました。
というか、今シーズンは少し遅かったかな?

前週の富士登山でアイゼンワークの感触は取り戻せたので、今回は比較的スムーズに取り組むことができました。
富士山ではフラットフッティング、天覧山の岩場では前爪2本のフロントポインティングが主体になります。

今日の天覧山は私たち3人以外はだれもいません。
始めから終わりまで完全貸し切り状態の岩場というのもめずらしいものです。
周囲の目に気を遣うことなくのびのびと登ることができたのはありがたいですね。
3時間ほど集中して一人当たり7本ほど登ることができたのは収穫でした。

Tenran02帰り際、以前から気になっていたビレイデバイスの比較検証もやってみました。
ブラックダイアモンド社の「ATCガイド」とペツル社の「ルベルソキューブ」です。
両方とも支点を使ってセカンドを確保する時にオートロックがかかるので安全性が高いのですが、一旦かかったロックを解除する際の操作には大きな違いがあることがわかりました。

いずれのビレイデバイスもカラビナを梃子のように使って容易にロックを解除できますが、取り扱いに習熟しないと、デバイスの中でロープがクロスしてしまい、その摩擦が原因でロックがスムーズに解除できないことがわかりました。

取説を読んだり室内で試してみるだけでなく、実際の岩場で試してみることの必要性を痛感した一日でした。

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2008.11.24

初冬の富士に登る

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「11月の終わりか12月の初めに耐寒訓練がてら、富士山再訪もありかなと考えているこの頃です。」(Nob)

「富士山、私も実は登りたいなと思ってました。
11月の下旬になると富士山スカイラインは冬季閉鎖となってしまうので、行けるとしたら今度の3連休かなと密かに考えてました。」(HINA)

R0010982sというメールのやりとりがあって、3連休の中日に富士山に登ってきました。
5月の連休に登った快晴の富士山頂のすばらしさが二人とも忘れられなかったのかも知れません。
今回、Hammerさんを加えた3人パーティーで再訪した初冬の富士山も私たちの期待を裏切らない充実した山行となりました。

寒気のピークが3日前の木曜日。
お昼時の気温がマイナス20度Cを越えるという厳寒の富士山頂です。
これは大変とばかりに、久しぶりに厳冬期なみのモッコリ装備で臨みました。

結果的には、好天に恵まれて山頂の気温もマイナス13度C程度に上昇してくれたおかげで、身を切るような厳しい寒さは感じずにすみました。
R0010990rsとはいえ、八合目から上では強風をもろに受けて体力は消耗し、5月の時に比べてペースもがくんと落ちてしまいました。
最近、歩きの山をぜんぜんこなしていないせいか、3人の中では一番バテてしまい情けないかぎりです。

苦労してたどりついた山頂からの展望は申し分のないものでした。
とくに太平洋側の海岸線が陽光に煌めく様は本当に美しかった。
三浦半島から伊豆半島、御前崎、浜松、遠く志摩半島まで見渡せるほど透きとおった空気を胸いっぱい思いきり吸ってきました。

富士宮口五合目から剣ヶ峰山頂までの標高差は1,400mです。
御殿場口や吉田口に比べると積雪も少ないし、比較的安全で登りやすいルートです。
12月に出かける予定の西黒尾根のそれは約1,200m。ちょうど良いトレーニングになりました。

R0010994s


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2008.11.09

国道289号「甲子道路」開通

Imgp0990s


「登山道の国道」として有名?だった国道289号線が9月についに開通しました。
開通のニュースは知っていましたが、なかなか訪れる機会がありませんでした。
ようやく通行する機会に恵まれ、昨日はじめて「甲子道路」を車で通ってみました。

南会津地方と那須・白河を結ぶこの道路は、会津と中通りを短時間で直結する便利な道路ですが、登山者にとっても朗報です。
北関東の那須高原に一泊すれば、二岐山などこれまで訪れにくかった南会津の山々を日帰りで登ることが可能になります。
来年の春夏シーズンが楽しみです。

10月が暖かかったので南会津や那須の紅葉は予想外に残っていました。
この時期では散り落ちてしまう、檀(まゆみ)のピンク色の実にも久しぶりに会うことができました。

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2008.11.04

静かな岩場で久々にクライミング

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3連休最終の11月3日、奥武蔵にある東吾野の岩場に出かけてきました。
この岩場は2度目の訪問です。

電車で出かける場合は、駅から1時間ほど林道を歩かなければならず、それが最近のクライマーからは不人気の理由なのでしょうか。
たしかに、陽の短くなる晩秋から冬にかけての季節では行動時間が少なくなるデメリットはありますが、なによりも登るクライマーの数が少ないということが最大のメリットです。

いつもよりほんの少し早起きして東吾野の駅に降り立ちました。
2つ手前にある日和田山の下車駅である高麗駅が新しい住宅街に囲まれて完全にベッドタウン化しているのとは対照的に、奥武蔵の山麓駅にふさわしい鄙びた雰囲気をもつ駅です。
時間がゆっくりと過ぎていくような安心感のある駅と周辺のたたずまいでした。

3人でおしゃべりしながら小一時間。
少し汗ばむ頃に岩場に到着しました。
誰もいない岩場は静かなものです。
さっそく準備をして手頃なルートに取り付きました。

R0010872s
下から見上げるとホールド・スタンスともに豊富な感じを受けましたが、外傾したものがほとんどで見かけほど簡単ではありません。
気楽に取り付いたら冷や汗が出てしまいました。

V級のルートを3本ずつ、それぞれが登ってみました。
3人の感想は「このグレードはちょっと辛いね」でした。
最後にIV級とされている6,7m位の小さな垂壁をリードしてみましたが、とてもIV級には感じられませんでした。

うーん。
最近のグレードは辛くなったのか?
はたまた、自分たちのスキルが低下したのか?
たぶん後者なんだろうなあ。(苦笑)

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