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2008.09.28

とうとう山に行けなかった9月

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週末ごとにぐつつき模様だった9月。
台風の接近などもあり雨に泣いた9月の休日でした。
山に行けないとブログネタにも事欠き、更新もおろそかになってしまいます。

計画だけは沢登りで2件、岩登りで2件立てましたっけ。
立てるだけならだれでもできます。
若い頃なら多少の悪天でも気にせずに出かけたものですが、最近はめっきり気弱になってきました。(苦笑)

所用で遠出をしましたら、街道沿いに見事なお花畑が広がっていました。
花々も見事でしたが、遠くにつらなる秋色の連峰群につい目がいってしまうのはまだまだ山に思い入れのある証かも知れません。
ホッ。

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2008.09.14

ついてない日

昨日(13日)は散々の日でした。

この3連休の前半2日間で八ヶ岳のバリエーションルートを計画していたのですが、直前の天気予報が芳しくないために前日(12日)夜に急きょ中止して13日日帰りでの岩トレ山行に切り替えました。

9月13日
連休初日の中央道は35kmの大渋滞です。相模湖まで3時間以上との道路情報にがっくり。
これではクライミングの時間が取れません。
そこで急きょ場所を変更して栃木県の藤坂に向かうことにしました。
首都高を高井戸ICで降りて、そのまま北上し外環道から東北道に入るまでがまた渋滞。
やっとのことで東北道に入ったものの、これまた事故(見物)渋滞でまったく動きません。

時間は容赦なく進み、カーナビの到着予想時刻も刻々と遅くなっていきます。
おまけに渋滞中に後続の車からオカマを掘られるという有様に参加者一同言葉もありません。(さいわい軽微でしたが)

羽生ICの手前からようやく動き出しましたが、もはや岩場に着いても登る時間がほとんど取れないので、あきらめて帰ることにしました。
こんな日に無理して登ってけがでもしたら目もあてられませんからね。(苦笑)

帰りは精神的にグッタリしました。
どこも登らず、歩きもしないのにドッと疲れの出た一日でした。

9月14日
本来なら八ヶ岳で岩登りをしている日です。
おそるおそる稜線上のライブカメラをネットで覗いてみたら・・
あぁ、晴れてるよー。

何て、ついてないんだろう。
「迷ったら出かける」
精神衛生上はこれこそが鉄則かも。

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2008.09.02

白神に続く尾根

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はじめて白神山地の一角を訪れました。
一角といっても、世界遺産を形成するコアエリアからは北に20kmほど離れたエリアですが・・。
青森県鰺ヶ沢町から車で30分ほど山に分け入ったところにある黒森地区。
藩政時代から田んぼの水を確保するために禁伐林として地元の人々に大切に守られてきた森があります。
人の手が加えられておらず、樹齢200年を超えるブナも見受けられ、白神山地コアエリア同様の森林景観を保っています。

Shirakami04ブナは木偏に「無」とも書きます。
「無」とは、用の無い木という意味があるそうです。
保水性が高く、幹に水分が豊富なため、木材加工しても反りや返りがひどくて使い物にならないことから、「用の無い木」の意味で使われたとのこと。
それゆえに北海道では大規模な伐採まで行われたそうです。

ところが、「田山」として尊重していた津軽藩の農業政策でも明らかなように保水性が高いことは水源の涵養につながり、人々はおろか動植物たちの絶好の住処になっているのですね。
近年は営林署の植林種の一つになっているとも聞いています。
つまり今では「用の無い木」から「かけがえのない木」へと変貌したわけです。
まさに「いのちを育む木」なのです。

Shirakami02訪れた黒森地区のブナ山は本当に心安まるエリアでした。
あいにくの空模様でしたが、たまたまご一緒した方が白神山地を十数年来おとずれているという先達でした。
長靴に杖を貸してもらい、山中に分け入りました。

ブナの木の枝はみんな上に向いています。
降った雨はすべて幹に集められ、幹から厚く堆積された腐葉土や根に貯えられることを教えられました。
それらが命の源になるわけですが、ブナ林からわき出した泉からはほとんど雑菌が検出されないそうです。
エリア内にある水源からは透明の泉がこんこんと湧いていました。

Shirakami06雨と霧で幻想的な雰囲気があたりを支配し、自然との一体感・共生感が深まりましたが、こういう日に訪れて本当に幸せだね、と先達からも言われました。

津軽富士の別名をもつ岩木山からは、雲海の上に横たわる白神山地の山々とその下に広がるブナ原生林帯を指呼の間にして、次回はぜひ白神山地の核心部を訪ねてみたいと強く感じた津軽の旅でした。

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