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2008.08.23

森の妖精 - 御岳山のレンゲショウマ -

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前夜発で予定していた沢登りが天候不良のために中止となり、土曜日の予定が空いてしまいました。

朝の寝床でぐずぐずしていたら、どうやら午前中は保ちそうな気配なので慌てて飛び起き、デジイチをリュックに詰め込み車中の人になりました。
電車の中で、会に登山連絡をしてやれやれです。

今年は見られないかもしれないとあきらめていた御岳山のレンゲショウマに会いに出かけました。
一昨年の9月に三ツ峠ではじめて出会い、この花の虜になりました。

御岳山にはレンゲショウマの一大群生地があります。
全部で5万株とか。
日本一の規模だそうです。
ケーブルカーを降りて10分足らずで群生地を訪ねることができるので、観光客もたくさん訪れています。

今日はあいにくの空模様でしたが、雨雫に濡れた花姿もなんともいえずに魅力的です。
この花、最初は清楚な感じだけを受けましたが、じっくり見つめていると艶っぽいところもあってなかなか味のある奥の深い花のような気がしました。
まさに「森の妖精」といわれる所以ですね。

「森の妖精」とその仲間たちの画像です。よろしかったらお付き合いください。

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2008.08.17

『安近短』で静かなクライミングを楽しむ

多くのサラリーマンがもっとも休みを取りやすいのがお盆休みですね。
私が所属する会の夏山合宿の日程も、会員が取れる夏休みの最大公約数でみるとお盆休みになってしまいます。

R0010242sところが、この時期はどこの山も超満員。
北アルプスをはじめとする有名山岳地は、テント場も山小屋も押すな押すなの大盛況で、静かな山登りとは無縁の世界と化してしまいます。

そこで、今年の夏合宿は発想を転換して手近で混まない場所でクライミングの力をつけることに注力しました。
狙いは図星で、岩場には誰もいません。
完全貸し切り状態で思う存分登ることができました。

文字どおり『安・近・短』路線で、標高910mの湖畔のキャンプ場を根城にしたクライミング三昧の3日間でした。(3日間といっても最終日は登り疲れてパスしましたが)

R0010252s残雪や高山植物に囲まれた雄大な夏山ももちろん魅力一杯ですが、今回のようなマイナーなエリアでクライミングの力をつけることだけを考えた山行も悪くないなと思いました。

もっとも、日頃の練習不足がもろに露呈してしまい、仲間たちから大きく引き離された自分を発見できた3日間でもありましたが・・・(苦笑)

くわしい記録はこちら

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2008.08.13

金副隊長の山岳救助隊日誌

Kon_2若い頃から何度も訪れている奥多摩。
その奥多摩を舞台に警視庁青梅警察署の山岳救助隊・副隊長を務める著者が、数年にわたって他誌に連載をした山の遭難救助日記を元に書かれたエッセイです。

つい先日も沢登りで訪れた川苔山周辺での遭難事故が多いことを本書で知り驚きました。
急なトラバース道での滑落や、そもそも懐中電灯や雨具を持参しないで道迷いになり山中で立ち往生するといった初心者型の遭難事故が後を絶たないとか。

事故者の7割以上が50歳以上の中高年が占め、「道迷い」→「滑・転落」→「死亡」といったケースが少なくないこともこの本を読んで改めて感じました。
毎年奥多摩だけでも数十件の遭難事故が起こり、5~6名が命を落とすということですが、その事故と救助の模様が詳しく書かれています。

最近の救助現場ではヘリコプターの出動が効果を上げていることもよくわかります。
岩場での引き上げ・引き下ろし作業の困難さは私自身もアマチュア救助隊員の端くれとして身をもって経験していますが、本書でもそのへんの苦労話はたくさん盛り込まれています。
ヘリコプターによる救助活動の普及により作業がかなり迅速かつ省力化されてきています。

奥多摩は観光地と山岳地が重複している特異なエリアです。
それだけに、「ちょっとそこまで」という軽い気持ちで装備も持たずに入山して下山できなくなる例が多いそうです。
私自身、年々衰えを感じる中年若葉マーク付きの登山者ですが、本書を読んで改めて初心に返った思いです。
本書にはあの山野井泰史夫妻をはじめとして著者の幅広い交友関係がうかがえる心温まるエピソードもたくさん盛り込まれています。
東京の奥多摩が舞台ですが、山好きな方にはぜひ一読をお勧めします。

金副隊長の山岳救助隊日誌―山は本当に危険がいっぱい (角川学芸ブックス)

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2008.08.10

水との戯れ - 奥多摩・逆川 -

P8090014_filtereds私が所属している山の会は、この真夏でも酷暑の低山ゲレンデに通うほどの岩登り愛好者ばかりです。
私の場合、岩登りが苦手なこともありますが、せめて夏場ぐらいは水と戯れたいと思い、隠れるようにして沢登りを続けています。
が、ここにきて大きな変化が訪れました。
あまりの暑さに「Nobさんがやってる沢登りでもやってみるか」という声が会のメンバーから出たらしく、「じゃあ行ってみるか」ということになりました。

私が募集をかけると、なんと6名もの大パーティーになりました。
なにしろ総勢11名の会員数ですから6割近くの動員数です。たいへんなものです。
当会始まって以来の沢登り山行になりました。

P8090029_filteredsいままで代表の顔色を伺いながら、まるで隠れキリシタンのようにそっと登山届けを出していたのがウソのようです。
とうとう晴れやかな表舞台にでられた思いをかみしめて訪れたのが、奥多摩は川苔山に突き上げる日原川支流の沢。

日原川流域の鬱蒼とした樹林におおわれた緑濃い谷にはいくつもの滝と深い釜や淵が私たちを迎えてくれました。


P8090038_filtereds一番印象に残ったことは、沢登りにはまるで無縁と思っていたtomoちゃんの奮闘ぶりです。
積極的に水に向かっていく様子は見ていてものすごく頼もしく感じられました。
そんなメンバーの新たな一面を確認できただけでも、今回の山行を企画してよかったとしみじみ思いました。

ちなみに、今回訪れた川苔谷・逆川は、30年以上前にカミサンと初めて知り合った青春の思い出深い沢です。(笑)

くわしい沢の記録はこちら

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2008.08.04

沢登りもやっぱり暑い - 表丹沢・源次郎沢 -

Genjirousawa03昨日の日曜日。
沢登りにするか、デジイチ撮影ハイキングにするか出発前まで悩みましたが、最高気温34度Cという天気予報に肩を押されるようにして沢登りを選びました。

結果は半分正解、半分失敗でした。
そもそも選んだ沢が失敗でした。
アプローチに林道歩きがたっぷり1時間半。
上り詰めた尾根が名にし負う大倉尾根。通称バカ尾根の単調な下りが1時間半。
涼を求めての沢登りでしたが、アプローチと下山でたっぷりと大汗をかかせられてしましました。

Genjirousawa05盛夏のこの時期は、アプローチや下山で汗のかかない沢を選ぶべきですね。
今回訪れた源次郎沢も季節をずらして春や秋に訪れれば違った印象を与えてくれたはずです。
とはいえ、今回で4回目となる沢ですからこれまでの学習効果がぜんぜん生かされていない?
トホホ・・・ですね。

さて、沢登りもさることながら、じつはもう一つの関心事がありました。
履いていく予定の靴を見たら、なんとウレタン樹脂が加水分解を起こしているではありませんか。
慌てて行きつけのショップに相談に行きました。
明らかなウレタン樹脂劣化に店長さんも「ウーン、これは・・・」
とりあえず靴用の専用接着剤で固定してくれましたが、お店の靴マイスターからは「Nobさん、これは応急措置。保っても1回かぎりだよ。」と念を押されての使用でした。

Genjirousawa13結果は?
やはりマイスターの予想どおり「1回かぎり」の運命でした。
下りの大倉尾根での酷使で、接着剤で仮固定したウレタン部も哀れ剥離と破壊がグンと進行していました。
フリクションが抜群で足入れも良く、気に入っていた靴だけにとても残念です。

私は靴の手入れについてはかなり気をつけている方だと思います。それでも破壊事故に遭遇したわけで油断は禁物ですね。
最近の靴では加水分解に対してはかなり改良されていると聞いていますが、靴の保管場所、保管方法についてはショップで十分にレクチャーを受けましょう。

沢登りのくわしい記録はこちら

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