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2008.05.25

降水確率

梅雨の走りか、この土日は全国的に雨模様でした。
土曜の関東地方は「曇りのち雨」。
いつ頃から降り始めるのか、さらに降雨量の多寡でクライミング山行の実施が難しい判断になりますが、今回はリーダーの判断で「中止」となりました。

日経新聞の土曜版を読まれた方は多いと思いますが、一面の特集記事は「降水確率40% 傘持って行く?」でした。
たしかに「40%」という数字はじつに微妙ですね。
日経生活モニターの集計結果では、70%以上が「持って行く」派でした。

同じ記事の文中に、気象庁が予測した降水確率と実際の降雨があった割合の結果が掲載されていました。

0%(0.1%) 10(1.6) 20(6.7) 30(16.5) 40(30.3) 50(44.0) 60(64.4) 70(76.8) 80(87.9) 90(93.9) 100%(97.9%)

カッコ内の数字が実際に雨が降った割合だそうです。
降水確率30%の場合、実際に雨が降った割合は16.5%ということ。
すぐに気づかれたと思いますが、降水確率50%までは下ぶれ、50%以上になると上ぶれになります。
つまり、降水確率が低い時は予報値よりも実際に雨が降る確率は低いけれど、降水確率が高くなると実際に雨が降る確率は予報よりも高まるということですね。
こういうことを覚えておくのも何かの役に立つかも知れません。

ところで、「降水確率40%」の意味は?
正確には「40%という予報を100回発表した場合、40回は1ミリ以上の雨か雪が降る」ということだそうです。
そして、同じ40%という数字でも、大雨もあれば小雨もある。
雨の強度と降水確率は関係ないということも覚えておきたいですね。
降水確率100%でも小雨なら山行実施ですが、降水確率40%でも大雨が予想されるなら中止した方が賢明かも。

最後に自らの自戒をこめて。
若い頃には「降水確率」という予報もなければ気象衛星などもありませんでした。
予報精度は低かったけれども、登山者たるもの皆天気図を書くことができたし、山行中も可能なかぎりラジオ天気図を書いて自分なりに予報も立てたりしました。
今では、インターネットのピンポイント予報で時間経過毎の予報や降水確率を疑いもなく受け入れて、天気図を書くどころか忙しい時は見ようともしなくなりました。
これで果たして良いのでしょうか。

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