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2007.08.17

真夏はやっぱり沢登り

40.9度C。
この日、国内では74年ぶりに最高気温が更新されたそうです。

地獄のような炎暑が続く日はやはり沢登りがいいですね。
たとえ標高が低くても、深い樹林に覆われた渓谷の中は水しぶきに洗われて別天地のようです。

08160003sふたたびHINAさんと共に西丹沢の小さな沢を訪れました。
沢の名前は「マスキ嵐沢」。
中川川流域にある大滝沢のさらに支流にあたります。
奇妙な名前の由来はわかりませんが、事前情報どおり短いけれども直登できる小滝が連続して懸かる楽しい沢でした。

HINAさんの配慮で下山口の西沢出合まであらかじめ車を回してもらい、ご本人は出発地点である大滝橋までマウンテンバイクで戻って来てくれました。
歩くとなると炎天下の車道を45分はかかります。
故障モチの小屋番子に対する暖かい配慮に感謝感謝です。

アプローチ30分ほどで出合に着き、支度をすませてさっそく入渓しました。
マスキ嵐沢は丹沢には珍しい花崗岩で構成されている沢です。おかげで明るい渓相に満ちていて気分も自然と明るくなります。

しばらく進むとすぐに美しいナメ滝が現れます。
続いてみずみずしい小滝群が次々に現れて私たちを喜ばせてくれました。
お盆明けの平日とあって、他には溯行者も見あたらず静かな沢歩きを満喫しました。

08160026s少し登り甲斐のある滝の落口付近にはかならずと言っていいほどしっかりしたアンカーが設置してあります。
初心者同行の場合でも安心してロープ確保ができるよう配慮されているのはうれしいですね。

この沢のハイライトであるF3(2段15m)を越えて一休み。
このところの渇水の影響でしょうか、水量もいくぶん少ない感じがします。
さらに進むとやがて水も涸れ、二俣に達しました。
ここではケルンに導かれるように右俣を進むと、涸れた5mほどのF6が、そしてそれを越えると10mのF7が現れました。

F7(4級)はロープ確保なしでも登っている記録がありますが、私たちは勿論確保しながら登ります。
HINAさんトップでするするとロープが伸びていきます。
08160029s残置ハーケンはあるものの効きが甘いので中間支点としてはもの足りません。
そこで私たちはキャメロット#0.75で支点を補強しましたが、これが大当たりでしっかりとした中間支点になってくれました。

F7を越えて一休みです。
もうこの先には滝はないので、身支度を整えて稜線を目指しました。
ヤブコギもなくわずか10分足らずで尾根上に達したのには拍子抜けしましたが、汗をかく前に登り切れてよかったです。
帰路は権現山から西沢出合に続く痩せた尾根道を慎重に下り、およそ1時間で車をデポしてある西丹沢自然教室(西沢出合)に着きました。

河原では家族連れのキャンパー達が水遊びに興じていました。
豊かな自然にあふれるこの渓谷で、自然のすばらしさを体感した子供たちがすくすくと成長してくれるといいな、と心から念じつつ西丹沢を後にしました。

もっとくわしい沢の記録はこちら

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夏は岩稜の縦走や沢登り、春と秋には乾いた岩場でのクライミング、そして冬は氷雪に戯れる。
季節感に逆らわない自然の旬を大切にした山歩きをこれからも楽しみたいと願っています。
ただし、「故障と相談しながら」ですが・・(笑)

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Comments

ステルスラバー??・・・何だそれ。
沢登りといえば地下足袋にワラジだと思っていたが。

Posted by: おじん堂 | 2007.08.24 11:51 AM

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