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2007.03.10

春を探しに奥多摩へ

R0010459s久しぶりのハイキングです。
早春の奥多摩に春の気配を感じ取りに出かけました。

目的地は築瀬(つくぜ)尾根から高峰を経て日の出山へ。下りは日の出山北尾根をとりました。
一般のルートガイドには載っていない地味な山稜です。
リーダーの竜少年さんも最近はこうした渋くて味わいのある低山を好むようになったようです。

R0010461_edited1s沢井駅で下車して奥多摩渓谷を吊り橋で渡ればすぐに尾根の取り付きです。
渓谷沿いには紅梅白梅が満開で迎えてくれました。
取り付き序盤は道のない薄いヤブをかき分けながら明瞭な尾根筋をもとめて登ります。
やがて小尾根に合流し薄い踏み跡を辿るようになりました。

R0010464s雑木と植林が交互に現れ、次第に高度を上げていくと杉の植林帯が続いていきます。
踏み跡には豊かな弾力性のある苔がびっしりと張り付いていて、この道がほとんど利用されていないことがわかります。

出発前に竜少年さんが「たぶん一人の登山者にも出会わないはずだよ」と言っていましたが、誠にそのとおりでわれわれ4人だけの静かな尾根歩きを楽しむことができました。

R0010466_edited1s高圧線鉄塔を過ぎ、ひと登りで日の出山から吉野梅郷に至る金比羅尾根に合流しました。
ここからはポピュラーなハイキングコースです。
今が見頃の梅を求めて吉野梅郷まで縦走するたくさんのハイカー達とすれ違いました。

緩やかな山稜をのんびりとおしゃべりしながら辿るのも早春ハイキングの楽しみの一つ。
駅から2時間40分ほどで日の出山頂上に着きました。
さすがは人気の山だけあって山頂は人垣に溢れていました。

R0010469sお昼ご飯を食べた後は、これまた竜少年さんとっておきの下山路である北尾根を下ります。
山頂直下の転落防止柵を乗り越えて下るというのが気に入りました。
足下が不安定な急斜面を一気に下ります。
いやはや膝が笑い出す頃ようやく歩きやすくなりました。

R0010473s登りにとった築瀬尾根同様にこの北尾根にも登山者はわれわれ以外誰もいません。
樹林越しにかいま見える奥多摩の山々を眺めながらノンビリと下りました。

下り着いた所は御嶽神社へと続く参道の途中。
御獄駅へは車道を避けて早春の気が息づく渓谷沿いの遊歩道を歩きました。

R0010481s道のあちこちに春の訪れを告げるスミレの群落が迎えてくれます。
河原の大石には若者たちが歓声を上げながらボルダリングに興じていました。
あとひと月足らずで春本番を迎えるのですね。

R0010487s

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Comments

こんにちは。低山ハイキングとは珍しいですね。関東でも一日中人に出会わないようなハイキングコースがあるのでしょうか。(こちらでは天竜川や大井川の奥に行くと、終日一人も出会わない山が多いです。)

Posted by: おじん堂 | 2007.03.11 04:57 PM

ハイキングに始まって結局ハイキングに戻るんですよね。
ハイキングは山の基本です。
ハイカーの多い奥多摩でも枝尾根を探せば人の気配の全くないルートはたくさんあります。
この世界も完全に2極分化しています。

Posted by: Nob | 2007.03.11 10:12 PM

なるほど。格差社会ですね。
ん・・・ちょっと違うか。

Posted by: おじん堂 | 2007.03.12 09:29 AM

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