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2007.02.18

今さらながら地球温暖化の防止を

ひょっとすると雪に変わるかな、と淡い期待をもっていた雨ですが、やはり雨のまま上がってしまいました。
東京では初雪前に春一番が吹いたことといい、エルニーニョ現象の年とはいえ今年の暖冬気象は本当に異常です。

昨日開かれた山の会の例会でも月末に予定していた奥日光でのスノーシュー山行は雪不足のために取りやめになりました。積雪は例年の三分の一とか。
今年だけが異常暖冬なら納得もしますが、地球規模で温暖化が加速していることは今や小さな子供達までが認識している現象です。

一週間ほど前のニュースなのでまだ記憶に新しいのですが、このままのペースで地球温暖化が進んだ場合、ヒマラヤの氷河が2035年までに1995年時の5分の1に縮小するとの分析が示されました。
たぶんその前にヨーロッパアルプスやロッキー山脈、アンデス山脈などに懸かっている氷河群の方が早く融解するだろうし、気象、農業、生態系など広範囲の分野で恐ろしいほどの変動が起こることが予想されます。

その地で作ることのできなかった作物が穫れるようになるなどの経済的なプラス面もあるのでしょうが、洪水被害や水不足、海面上昇などマイナス面の方が多いと予測されています。

私たち山屋にとっても、雪や氷を対象にしたアルパイン山行の舞台が大幅に縮小されることは趣味の世界とはいえとても悲しいことです。

ロッククライミングよりも室内壁クライミングの方がより愛好者が多い時代になりつつありますが、次は雪山やアイスクライミングまでもが管理された室内の冷凍空間でしかも有料で体験するような世界がやってくるのでしょうか。
本物が体験できない世界なんて考えただけでゾッとします。

そうならないように、私たち登山者が今できる努力はあるのでしょうか。
登山愛好者の立場で地球温暖化問題を考える場合の切り口をさがしている今日この頃です。

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