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2007.01.01

年末の八ヶ岳模様

明けましておめでとうございます。
健やかで幸せな一年をお過ごしになられますよう、心よりお祈り申し上げます。


061230yatsu01さて、小屋番子の年末は南八ヶ岳でした。

当初の計画では、30日が2組に分かれての赤岳主稜登攀と硫黄岳~赤岳縦走、31日の大晦日は阿弥陀岳北稜を経て御小屋尾根を美濃戸口に下山する予定でした。

予定はあくまでも予定であって確定でも決定でもないのですねえ。
出発直前にリーダーが体調をこわしてキャンセル。
急きょリーダーを仰せつかったのはいいのですが、今度は山行中にサブリーダーが風邪でダウン。
これではさすがの小屋番子も手足をもがれた達磨さんです。(笑)

29日
061230yatsu02_1入山日です。年末に押し寄せてきた寒波が八ヶ岳にもやって来て山々は真っ白。稜線には雪煙が間断なくたなびいていました。

翌30日は、当初計画を変更してパーティー全員で硫黄岳から赤岳の縦走に切り替えました。
樹林帯ではほとんど無風状態に安堵していたのもつかの間、森林限界を過ぎたとたん猛烈な寒気を伴う強風に晒されました。

061230yatsu03メンバーが持参していた寒暖計はマイナス18度を指しています。
加えて時折耐風姿勢を余儀なくされるほどの強風で体感温度はマイナス30度といったところでしょうか。
吹きすさぶ烈風にメンバーの一人の顔面がみるみるうちに白くなりました。
目出帽を目深に被るも、ちょっとした顔のすき間に軽い凍傷を負ってしまいました。
普段は泣く子も黙るm3nbサブリーダーも遅れがちになり、こりゃヤバイ。
仕方なく縦走はあきらめ硫黄岳で引き返しました。

061230yatsu0431日
体調不良のサブリーダーを残して、またまた計画を大幅に変更して主峰赤岳に冬の八ヶ岳初見参のお二人と共に登ることにしました。
皮肉にも前日とはうって変わって気温は10度も高い絶好の雪山日和。
それなのに赤岳一般ルートのみとは何とも不完全燃焼気味の登山でした。


061230yatsu0511月から12月にかけて3度のアイゼントレーニング。
12月中旬にはプレ冬山で谷川岳を登り、この日の登山に備えていたのに・・。
何だかんだで40年近く山を歩いていますが、未だに若葉マークが取れない所以ですねえ。
山歩きって本当に難しいです。

出発までの各人の健康管理の難しさ。
冬山の現場での読みの甘さ。
計画と実際の力量の乖離。

「もう一度出直してこい!」ってことなんでしょうか。
今年こそ「若葉マーク」が取れるようにがんばりますので引き続きご愛読の程よろしくお願いいたします。

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