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2006.12.31

2006年をふり返って

あと10分足らずで2006年も幕を閉じようとしています。

今年も印象に残る山歩きを重ねてきました。
画像で小屋番子の今年一年をふり返ってみます。

【1月】
正月3日の高川山が小屋番子の山開きでした。
山頂では今や超有名犬となったビッキーちゃんが出迎えてくれました。
1月は毎週山に出かけることに。

【2月】
多峰主山でのクライミング、武川岳での日だまりハイキングも印象に残っていますが、竜少年さんと出かけた奥日光のスノーシューが楽しかった。

【3月】
絶対に忘れてはならない、いやけっして忘れられない辛い出来事。

1月・高川山の山頂犬ビッキーちゃん 2月・奥日光 高山スノーシューイング 3月・八ヶ岳アイスクライミング

【4月】
ご遺族をお招きしての慰霊登山。
故人をしのぶ多くの山仲間が集ってくれました。

【5月】
会の春山合宿(北アルプス 白馬岳主稜)には参加を自粛。
悲しい思いを断ち切るべく甲東不老山へ。

【6月】
ようやく会の活動に復帰。
三ツ峠での新人トレーニングに参加しました。

4月・慰霊登山 5月・甲東不老山 6月・三ツ峠クライミング

【7月】
夏山めざして十二ヶ岳での岩トレ。
ひとりで歩いてきた那須の三本槍ヶ岳も印象的でした。

【8月】
北アルプス前穂高北尾根も忘れられない楽しい思い出です。

【9月】
奥秩父・乾徳山でのミニ本チャンクライミング。
m3nbさんと出かけた「ロープ事件」の三ツ峠も忘れられません。

7月・十二ヶ岳クライミング 8月・前穂高北尾根 9月・乾徳山クライミング

【10月】
紅葉の最盛期に出会えた那須連峰の地図読みハイキングも楽しい思い出。

【11月】
この時期は年末山行に向けて3週連続でアイゼントレーニングを行いました。

【12月】
プレ冬山として出かけた西黒尾根は、思わぬ寡雪に温暖化の気配を肌で感じ、
その一方で、2006年最後に挑んだ八ヶ岳では強烈な地吹雪に自然の厳しさを改めて実感しました。

10月・那須で地図読みハイキング 11月・天覧山でアイゼントレ 12月・八ヶ岳の強烈な地吹雪

今年も良き山仲間に助けられながら印象に残る山歩きができました。
けっして忘れることのできない辛く悲しい出来事もありました。

登山は人生の縮図です。
山あり谷あり、紆余曲折の道のり・・・
来年こそ良い年でありますように。

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2006.12.24

量り売り

Nikwaxs以前このブログでもNIKWAXのことを取り上げたことがありますが、今回は量り売りのお話しです。

当会のm3nbさんから「ヨシキスポーツではNIKWAXを量り売りにしてくれるよ」という耳寄りな話を聞いていたので、お休みを利用して買ってきました。

お店をのぞいたらたしかに大きなポリタンクにたっぷりと入っています。
で、さっそく購入。

通常のボトル入りよりも2/3程度の価格で購入できるのはありがたいですね。
ヨシキスポーツによれば、「全国でもウチだけでは?」と胸を張っていました。
残念なことは、スプレーONタイプのWAXがないこと。
洗濯機に直接入れるダイレクトWASHINタイプのWAXと洗剤(テックウォッシュ)のみがラインアップされています。

ペットボトルをお店に持っていって量り売りで購入するところなど、昔のお酒や醤油の量り売りを思い出しますね。
余分なゴミを出さないし、環境にも優しいすぐれた販売方法だと思いました。

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2006.12.17

やはり暖冬? 今日の西黒尾根

Tanigawa03

久しぶりに雪山を楽しんできました。
西黒尾根からトマの耳に登頂後、天神尾根を下るコースです。

12月も半ばを過ぎたのに谷川岳では稜線の笹が顔を見せているほどの寡雪。
登路にとった西黒尾根は私たちを含めて4パーティー。
指導センターから登山口、登りきったところにある送電線鉄塔を過ぎても雪道にならないので焦りました。

Tanigawa02

高度を上げていくとようやく雪を踏みしめる道になり一安心です。
寡雪とはいえそこは豪雪で知られる谷川岳です。森林限界を越えると小規模ながら雪庇もできていました。

天候は稜線に出てもほとんど風がなく暑いくらいの陽気です。
ガスの切れ間から黒々とした岩肌を晒している東尾根や背後には白毛門の稜線もせり上がってきます。

Tanigawa04

先行パーティーが速度を落としたのを幸いにのんびりダラダラと歩いていたら、当会の天神尾根パーティーに追い越されてしまいました。
トマの耳には10分遅れで到着。何はともあれ無事に集中できたことに握手握手。

下りは5人全員で天神尾根を下ります。
天神尾根はガイドパーティーや雪訓の山岳会パーティーなどで登山者の列が途切れることなく続いています。
山頂から1時間半で天神平に到着。少雪のおかげで下半部は夏道を辿ることができ、時間を短縮できました。

Tanigawa05

さあ、いよいよ年末の八ヶ岳山行まであと2週間足らずです。
お天気に恵まれるといいですね。

【参考コースタイム】
指導センター(6:00)~登山口(6:10)~西黒尾根~トマの耳(10:50~11:00)~天神平(12:30)

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2006.12.13

あの写真が・・・

060805_hodaka02帰宅して郵便受けを覗いてみたら、雑誌「岳人」1月号が送られてきていました。
あー、あの写真が掲載されたんだなー。

そうなんです。この写真が掲載されていたのです。
快晴の前穂・北尾根II峰。

懸垂下降のワンシーンを絶好の被写体として捉えることができました。
眼下に見下ろす槍ヶ岳がいいですねえ。

それにしても竜少年さんの懸垂下降スタイルはいつ見ても美しいです。
遠目に見ればとても64歳のジイサマには見えないもんなあ。

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2006.12.07

実戦!オールラウンドクライミング

実戦!オールラウンドクライミング―バリエーションの世界へ今年の4月下旬。
著者の廣川健太郎さんと山でお話しをする機会がありました。

そこでの話として「近いうちにバリエーションの入門書的な本を出す予定なんですよ。今までの本よりももっと裾野の広いものを考えています。」といった内容でした。
それが今回刊行された「実践!オールラウンドクライミング」だったのですね。

私自身の経験からいっても、クライミングやバリエーションルートに興味があっても、身近に良い指導者がいない場合はなかなか一歩前に足を踏み出せないものです。
一読してみて、本書はそうした悩み多きバリエーション指向登山者に最適の一冊であると自信をもって言えます。

著者あとがきでも書かれているように、ビギナーからステップアップ中の立場とリーダーの立場、両方の視点を織り交ぜ、入門から中級レベルに到達するまでのひと通りが学べるように工夫されています。

全部で6章から構成されていますが、それぞれの章でステップアップのためのテーマが決められており代表的なバリエーションルートのガイドを織り交ぜながら、それぞれのテーマに沿った技術や手法を豊富なイラストと写真により解説しています。

ビギナーにとっても素晴らしい教本に仕上がっていますが、中級レベル以上の人が読んでも、これまで身につけてきた技術の再確認や自分の知らない新しい技術に触れるチャンスを提供してくれています。

かく言う万年若葉マーク付きの小屋番子にとっても、今さら人に聞けない基本技術を本書でこっそり確認できるので重宝しています。(^^;

随所に散りばめられているコラムも著者自身の経験に基づくもので、失敗例もふくめて率直に書かれたものであり、共感をもって読ませてもらいました。

内容の濃さといい、目標にできる31本の好ルートガイドといい、良いことずくめの本書ですが敢えて不満を言わせてもらえば「活字がやや小さい」ことでしょうか。
中年クライミング愛好者もたくさん読むことを考えると、この大きさはちょっとなあ・・。

実戦!オールラウンドクライミング―バリエーションの世界へ

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2006.12.03

雲海さんガンバ!

かつて岳樺クラブで活躍してくれていた雲海さんが、今日日本を離れました。
なんと!第48次南極観測隊の隊員として観測船「しらせ」で出航したのです。

宇宙時代と言われる昨今ですが、やはり南極と聞くと響きは違いますねー。
まだまだ探検ロマンの世界です。
中校生の頃読んだ、スコットやアムンゼンの極点到着までの凄まじい探検記が思い出されます。

雲海さんにはくれぐれも体に留意されて充実した研究成果をおみやげに持ってきてほしいものです。
でも、個人的には南極ならではのみやげ話と写真をぜひ拝見したいな。
雲海さん、ガンバ!

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2006.12.02

老いも若きも・・

061202tenran02s「アイゼンとお友達になる会」も予定どおり3回目を迎えました。

どういうわけか3回とも穏やかな晴天に恵まれて、それはそれで結構なことなのですがこんな良い天気に近郊の低山にアイゼントレというのも勿体ないなあ、という気持ちもちょっぴりというかかなりありますね。

いつもはガラガラの岩場ですが、さすがに師走の声を聞くと山岳会のアイゼントレでつかの間の賑わいになりました。

今日は13名の団体さんと一緒のクライミング。
皆さんアイゼンの爪音を山間にこだまして熱心にトレーニングをしていました。
幅10~12m、高さ7~8mしかない小さな岩場にロープが計5本も垂れる様は圧巻です。まさにスダレ状態でした。

そんな中、ふと脇を見るとファミリーでクライミングを楽しむ親子連れに遭遇。
お兄ちゃんと可愛い妹の二人が立派なヘルメットをかぶってお父さんやお母さんに見守られながらクライミングに挑戦していました。とっても微笑ましい光景でした。

大人にとってはわずか2~3mの壁ですが、小さな子供にとっては超えられないとても大きな壁。
壁にむかって泣きも入らずしっかりと上をめざして登るさまは私たちにも自然と勇気を与えてくれます。

もうすぐ65歳になる竜少年さん。
子ども達の姿に感動したのでしょうか、このあと難しい壁をアイゼン・手袋でいとも容易く登りきったのには後輩達から大きな拍手が。
老いも若きも無心に楽しむことができるのがクライミングの真髄なのですね。

さあ、山々に雪の便りも聞こえてきたので、仲良くなったアイゼンをつけて今度は「ピッケルとお友達になる会」です。


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