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2006.10.16

紅葉の那須連峰を歩く

何年経っても地形図を読みこなすのは難しいものです。

沢登りや道のない山に入るときは真面目に地形図とにらめっこすることも多いのですが、そうでなければ地形図そのものを出すこともほとんどありません。
かといって、地形図を忘れたりすると途端に不安感に襲われてしまうから不思議なものですね。

雪山などでは必携の地形図。
その地形図とコンパスを使いこなすトレーニング山行を那須連峰で行いました。
講師はなんと!小屋番子。
したがって練習内容の程度は知れたものです。(笑)

紅葉が最盛期を迎えた那須の山々でしたが、あいにくの靄(もや)と山頂部の上に居座る憎らしい雲のおかげで、日に映える美しい紅葉を期待した身にはガッカリの一日でした。
しかし、目的は新人歓迎(なんと37歳の掘り出し物!)と地図読みですからあまり文句は言えません。

さて、地図読みの方は、コンパスとの併用による現在地の位置出し、進む方向の線出しは皆さん合格でした。
しかし、地図読み技術はそれだけではありません。

地形図はさまざまな情報の宝庫です。
那須岳周辺には噴気孔など珍しい記号の数々、ロープウェイやリフトの架線記号、植生記号の多様さ、河川や沢筋、尾根筋の形状などなど、地形図独特の面白さが詰まっています。
植生一つとっても、広葉樹、針葉樹、笹原、ハイマツ帯と非常に変化に富んだ植生をもつ那須連峰です。
地図上の植生記号などで、自分のいる位置の推定がある程度可能なこともわかってもらえれば良かったと反省しています。

コンパスを使った単なる位置出しでは味わえない面白さを実感してもらいたかったのですが・・。
次回、もし機会があればその方向で準備したいと思っています。
そのあたりの時間が足りなくて中途半端なトレーニングになってしまったのはちょっぴり残念。

ついでにハンディGPSの代表的な使用方法を紹介しましたが、これは使えますね。
2万円しない値段で、命拾いする可能性を秘めたツールだと改めて確信しました。

最後に、紅葉最盛期の那須連峰をお楽しみください。
(※各画像クリックにて拡大画像が表示されます。お好みにより大きな画像をお楽しみ下さい。)

逆光に輝く朝の朝日岳 隠居倉のピーク 錦秋の中に浮かぶ鏡沼
1826m峰にて記念撮影 淡い紅葉の濃淡が美しい 大峠めざして笹原の尾根を進む
三本槍岳から大峠に至る緩やかな稜線 ひょっこり顔を見せたマムシ君 これぞ紅葉!
錦秋の下り道に思わず笑みが・・ 朝日岳東南稜 チシマザサとツツジが織りなす錦の妙


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Comments

おじんさん こんばんは
書き込み場所を間違えないでくださいね。(^^;

> 最近、登山用品店でもハンディGPSを見かけるようになったけど、どれも高価な地図入りモデルばかり。今でも黄色の英語版ベーシックモデルを売っているのかな。

確かに、廉価版は儲けが少ないせいか、取り扱っているショップも少なくなりましたね。
でも、まだまだ現役で頑張ってます。最近はバージョンアップしてログ記録点数が増えて記録頻度が設定できるようになったそうです。
それでも値段は据え置きの16900円。エライ!
http://www.soaring.co.jp/
↑私が購入したショップです。

Posted by: Nob | 2006.10.17 09:32 PM

昔の基本形の奴を、ちゃんと売っているのですね。えらいなぁ。やはり買うなら最小機能のベーシックモデルかな。これなら新機能競争とは無縁だし。おいらの場合は山では必要ないけど東京出張のときにに必要かも。

Posted by: おじん堂 | 2006.10.18 06:47 AM

こんにちわ、イワン・デニソビッチこと「兼〃業農家を目指す卒サラ男」の浅野 彰です。水くさい感じがするので敢えて「ご無沙汰」なんて言葉はつかいません。
相変わらず山行きやっていますね、これは今更ながら感心・敬服します。TVのニュースで、三国山で女性二人が滑落死したり、大山で家族4人の行方不明のことが報じられていました。山や自然を愛し、黙々と努力する人たち(この世の社会では、いまどき貴重な美意識を持った人宝です)が亡くなって行くのは残念だと思っています。
 ブログ開始したのですが、どうやら失敗しているみたいです。イワン・デニソビッチの腕ではもてあますかもの助言もあったのですが、そのうちURLも報告します。お元気で。

Posted by: イワン・デニソビッチ | 2006.10.18 12:45 PM

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