秋、農村を歩く
あぜ道を歩いていると、背丈以上の高土手の草刈りをしている光景に出会いました。
傾斜地の水田ではどうしても畦が高くなります。
畦の管理をおろそかにすると、水漏れや崩れの原因になるので農閑期であっても管理は怠りません。
こうした日常の手入れが国土の保全、災害防止にもつながるのです。
海と山と緑にめぐまれた南房総地域ですが、山間傾斜地の多い、いわゆる中山間地域で農業を営むということは労力的にとてもたいへんなこと。
平野部にくらべて5割以上も耕作放棄地が増えているのも、ある意味仕方のない現実です。
しかし、そんなハンディを乗り越えて手入れの行き届いた農地がひろがる風景はほんとうに美しいですね。
千葉県にも棚田が広がる風景が少しだけ残されています。
日常生活のストレスから逃れて、美しい農村風景の中に身をおくとしみじみと心が洗われる思いに浸ることができますが、都会の人々にはぜひ中山間地域の農業の厳しさにも思いを馳せてほしいものです。



Comments
こっちでは、高齢化のため?草刈がとても追いつかないので、除草剤ばかりになってきました。草は刈るものではなくて、薬物で枯らすものです。一度でも除草剤を使うと、もう二度と草刈をする元気はなくなります。
Posted by: おじん堂 | 2006.10.30 at 10:56 AM
> 草は刈るものではなくて、薬物で枯らすものです。一度でも除草剤を使うと、もう二度と草刈をする元気はなくなります。
一度でも山小屋食事付きを頼むと、もう二度とテント泊に戻る元気はなくなります。っていうのと同じですね。(笑)
でも、除草剤はいけません。
水田を中心とする日本の農村環境は生物多様性の宝庫です。除草剤は、その宝庫を粉々に破壊してしまいますからね。
Posted by: Nob | 2006.10.30 at 09:54 PM
農薬や除草剤の恐さは知っているのですが、年とって体が動かなくなってきたので草刈りは疲れるのです。先日も町内の草刈りがありました。全員が草刈り機を持参して一日中草刈りをするのですが、中高年ばかりでヘロヘロです。自分の家の庭の草取りもできないのに、町内中の草と闘うのは無理です。
Posted by: おじん堂 | 2006.10.31 at 09:50 AM