« 秋風に誘われて三ツ峠 | Main | 乾徳山 旗立岩・中央岩稜 »

2006.09.11

初秋の乾徳山に遊ぶ

060910kentoku03私が山登りを始めた頃、「関東の3大ハイキングコース」なる言葉がありました。
山を始めたばかりの初心者の最初の目標になっていた山々です。
大菩薩峠、三ツ峠山、そして乾徳山。
これらの山々を登ってはじめて次の目標である谷川岳や奥秩父の山々が見えてくるのでした。
さらにその先の目標には北アルプスや南アルプスが・・・

さて、これら三つの山々は、みな中央線の南北に点在する山々で、東京を起点として夜行日帰りが可能なこと、富士山の眺望がすぐれていること、そして奥山ともいえるより深い山々を背後に抱えている点で共通項をもっています。

060910kentoku02大菩薩峠からは小金沢連嶺が、三ツ峠からは御坂山塊が、乾徳山からは黒金山から奥秩父主脈がそれぞれ延びていて、初心者からベテランまで奥の深い山歩きができることが人気の所以だったのかも知れません。

かくいう小屋番子もこれら三山には高校生の頃からお世話になっています。
週末ともなるとすし詰め状態だった新宿発23時55分発松本行き鈍行電車に揺られて、まず大月駅で三ツ峠方面に向かう登山者がどっと降りていきます。
続いて塩山駅で大菩薩、乾徳山方面に向かう登山者・ハイカーが降りてしまうと、車両の2/3以上はがら空き状態になるほど人気の山々でした。

060910kentoku04駅に着くのは未明の2時過ぎ頃ですから、次々と運行される臨時バスに乗り込んで登山口である裂石や徳和に着く頃はまだ真っ暗です。
それから懐中電灯でトボトボと歩き始め、山腹で夜が明けはじめると雪を豊富に戴いた富士山が意外に大きな姿を現し、驚きと感動で私たち迎えてくれます。

寝不足の体がシャキッとなって「ああ、今日も山に来てよかったなあ」と心底思える瞬間を友と分かち合ったものでした。

さてさて、前置きが長くなりましたが、そんな青春時代の楽しい思い出が詰まった山 -乾徳山- を3年ぶりに訪れました。

060910kentoku05三ツ峠山もそうですが、私にとっては乾徳山も最近の来訪目的はハイキングよりもクライミングになっています。
しかし、クライミングのアプローチとしての割り切りができる裏三ツ峠の単調な登山道に比べて、乾徳山の山歩きはたとえ目的がクライミングであったとしても、扇平ののびやかな草原の一角に身を置くだけで、「ああ、やっぱり来てよかったなあ」と思える魅力があります。
のびやかな草原と点在する岩、開放感あふれる眺望がこの山の魅力を十分に物語っています。

さて、本題のクライミング日記に入るつもりでしたが、紙面も尽きましたのでつづきは次回に。
刮目して待たれよ!(笑)

|

« 秋風に誘われて三ツ峠 | Main | 乾徳山 旗立岩・中央岩稜 »

Comments

青春時代の鈍行列車の話から入るとは・・・ひょっとしてhime☆さんの青春18切符、かっぱらいましたか?

Posted by: おじん | 2006.09.11 08:26 PM

>ひょっとしてhime☆さんの青春18切符、かっぱらいましたか?

ははは、 まさか
乾徳山のことを書くとどうしても若い頃これら三つの山々に通った事を思い出すのです。
三山ともとても良い山です。
関東にお越しの節はぜひ訪れてみてください。

Posted by: Nob | 2006.09.11 10:03 PM

乾徳山、調べましたが何だか恐そうな山ですね。ハイキングコースのはずなのに岩場と鎖があるとはよろしくない。もっと楽な山がいいなぁ。

Posted by: おじん | 2006.09.12 06:02 PM

たしかに鎖場はありますが、岩は堅いし楽しいですよ。
展望抜群なのがなによりです。

Posted by: Nob | 2006.09.12 07:42 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 秋風に誘われて三ツ峠 | Main | 乾徳山 旗立岩・中央岩稜 »