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2006.06.02

里山の自然に親しむ

Tameike01仕事で房総半島南部の南房総市、館山市を訪ねました。

房総半島南部には大きな河川がないため昔から農業用水の確保にたいへんな苦労がともなっていました。
なんとか安定した水源の確保につとめるために、古くから「ため池」を随所に設けて干害に備えていました。
このように現代にあっても大切なため池ですが、半島南部は過疎化、高齢化が進行してため池の守り手が激減しています。
Tameike02
そこで、なんとかしなくてはと地域の貴重な資源である農業水利施設を、農家はもちろん非農家の方々にも呼びかけてみんなで守り保全していく枠組みを考えることになりました。

今日訪れた3つのため池のうち、もっとも印象に残ったのがここで紹介する中堰(なかぜき)です。
鬱蒼と生い茂る樹々に囲まれて、とても静かな環境と豊かな生態系が残されていました。
昭和初期に築造されたため池ですが、今でも下流の水田地帯の水がめとして地域になくてはならない存在となっています。

Tameike03このため池を舞台にして地域や近隣の都市部の子ども達に呼びかけて「里山わんぱく塾」を主宰しているSさんを訪ねました。
ご自身の私財を投じて子ども達に里山の豊かな生態系を体感させるボランティア活動をつづけておられるとか。
Sさんの願いは、ここで育った子ども達が、一度は都会にあこがれ都会に出ていったとしても、再びこのふるさとに戻ってきてほしいとのこと。
そしてこの美しい里山を後世まで残していってほしいことです。

Tameike04
いま、Sさんの活動に共鳴して後につづく守り手もでてきました。都会の大学からも学生たちがボランティアで応援してくれるようになりました。

Sさんの希望が叶えられるように私も側面からお手伝いできればいいなあ、と心から思いました。

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