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2006.06.08

小屋番が山小屋を後にするとき…

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仮にインターネットの世界を大きな山脈だとしたら、岳樺クラブのサイトはさしずめ山懐の小さな山小屋だろうか。

 何日間にも及ぶ山並み彷徨の果てにたどり着いた山小屋の煙突からたなびく一筋のけむり。疲れた身体をいたわりながら、小屋の扉を開けるとそこにはダルマストーブの上に大きな薬缶がのっていて、チンチン湯気を沸てながら迎えてくれる。

 真っ暗な闇の室内にようやく目が慣れてくるころ、小屋の親父がにこやかに、「まあ、そこに荷物を置いて、先ずはお茶を一杯のんでけや」とあったかい言葉をかけてくれたっけ…。
 当サイトも、Webトレイルの末にたどり着いた、安らぎのホームページでありつづけたいと思う。
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060608dakekanba_siteこんな文章ではじまる「小屋番日記」。
この日記(ブログ)が掲載されている岳樺クラブのWebサイトがいよいよ土曜日をもってリニューアルのためにクローズされることになりました。

1999年9月に開設されてからほぼ7年を経過したことになります。
その前年の98年5月。
忘れもしない穂高コブ尾根登攀中に発生した滑落死亡事故。
それまで発行されていた会報「岳樺」は事故を契機として廃刊されてしまいました。
会員のみならず多くの山仲間たちから親しまれていた会報の廃刊で会の中は沈滞ムード一色に。
一年後、皆でもう一度会を立て直そうという機運に乗って現在のホームページが開設されました。

その頃、山岳会のホームページはちらほら開設されていましたが、千葉県内では皆無だったと思います。
身近に教えてもらえる人もなく、手探りの状態でスタートしました。

同年に思い切って出かけた韓国・仁寿峰クライミングの記録を「中年登山探偵団」に掲載したのが話題となり、HPの閲覧者がグンと増えたのがうれしかったことを今でも思い出します。

10日(土)からは今までのHPとは比べものにならないほど機能的で洗練されたページデザインで生まれ変わります。
サイト内検索も充実していますので、ぜひぜひご期待ください。


さて、今回のリニューアルを機会にWebサイトの管理人=小屋番も交代します。
小屋番は廃業するので、「小屋番Nobの雑記帳」のタイトルはどうしたものかと悩むところですが、いましばらくはタイトル名を変えずに続けていきたいと思っています。

ブログの方は恥ずかしながらしばらく継続しますので、ご用とお急ぎでない方は、ちょっと覗いていってください。


小屋番敬白

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Comments

残念ですね。
このHPのおかげで関東の山の様子がよくわかったのに。
ブログは止めないのですか?

Posted by: カンサイ応援団長 | 2006.06.09 12:40 PM

カンサイ応援団長さん
はじめまして 小屋番Nobです。

HPはリニューアルされるだけです。
山の記録はできるだけ移行していますので、引き続きご愛顧のほどお願いしたします。
ブログの方ももう少し続けますので、こちらも覗いてみてください。

Posted by: Nob | 2006.06.09 08:33 PM

こんにちは。お久しぶりです。ブログの方ももう少し続ける・・・「もう少し」とはどういうことなのかなぁ。小屋番を引退したのだからブログくらい続けないとボケますよ。Nobさんのためにも止めない方がいいですね。

Posted by: おじん | 2006.06.13 07:13 PM

>ブログの方ももう少し続ける・・・「もう少し」とはどういうことなのかなぁ。

これはですねえ・・
「小屋番Nob」は改名して、「留守番Nob」にしようかと迷っているのです。
でも、留守番ではねぇ・・。

Posted by: Nob | 2006.06.13 09:56 PM

それじゃあ、小屋守というのはどーですか。でも、小屋番というフレーズが定着しているからなぁ。・・・小屋VANというのならいいかも。もちろん、小屋の付加価値通信網のことです。

Posted by: おじん | 2006.06.14 07:53 AM

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